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2019年03月23日
1 世界遺産に関わる活動支援
 応援募金会が熊野川ふれあい公社へ  (新宮信用金庫 )

 新宮信用金庫(浦木睦雄理事長)の有志役員、職員100人以上で組織する「新宮しんきん世界遺産応援募金会」は20日、熊野川川舟下り事業などを運営する一般社団法人熊野川ふれあい公社へ20万円を寄付した。新宮市大橋通の新宮信用金庫本店で目録を受け取った同公社の下阪殖保代表理事は「趣旨にのっとって考え、有効に活用させていただきます」と感謝した。

 募金会は、世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の維持管理や広報、ボランティアに関わる団体などへの支援を目的に、2004年に設立した。毎月会費として定額を出し合い、年1回さまざまな団体に寄付をしている。

 熊野川ふれあい公社は05年から「川の参詣道」熊野川を木舟で下る観光体験事業を実施している。11年の紀伊半島大水害で事務所流出などの被害を受けた。

 事業開始から今年で14年目を迎え、木舟の老朽化も目立つ。会では「お客さまの受け入れ体制を拡充し、日本はもとより世界の人々にもこの素晴らしい世界遺産『熊野川』の良さを知っていただき、後世に伝えていくためにぜひ支援したい」と推薦した。

 同金庫本店営業部の中平潤・課長代理は「趣旨に合致している世界遺産の維持管理をしている団体に協力ができ、ありがたい。お役立てください」と話していた。

 26日(火)には勝浦支店で同様に寄贈を行う。

(2019年3月23日付紙面より)

下阪殖保代表理事(左)が目録を受け取った=20日、新宮市大橋通の新宮信用金庫本店
2019年03月23日
2 クロマグロの活気続く
 21日の水揚げ7千万円  (那智勝浦町 )

 生鮮マグロの水揚げ量が国内有数の那智勝浦町の勝浦地方卸売市場に21日、同市場で今年最大の308㌔のクロマグロが揚がった。200㌔台を含めクロマグロが8本揚がり、1日の総水揚げは約69㌧、7056万円を計上した。

 この日は入港船14隻のうち、マグロはえ縄船が11隻。1㌔当たり1万3500円の値がついた194㌔のクロマグロと308㌔の大物は、高知県の「和丸(かずまる)」が水揚げした。市場に集まった仲買人らによると、春の彼岸ごろに紀伊半島沖で取れるクロマグロは鮮度が良く、高値の取引が続いているという。18日には183㌔のクロマグロが今年最高値の1㌔当たり1万5400円で競り落とされた。

 県漁連勝浦市場の太田直久参事役は、マグロの計測に追われながら「やはりクロマグロの大物はうれしいですね。市場が活気づく。年度末に向けて1本でも多く揚がってほしい。どの船のマグロも品質が良く、これから期待できると思います」と話した。

(2019年3月23日付紙面より)

市場に水揚げされた308㌔のクロマグロ(手前)=21日、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場
2019年03月23日
3 全力でチャレンジを
 近大新宮で中学校修了式  (新宮市 )

 新宮市の近畿大学附属新宮高校・中学校(川合廣征校長)で22日、第26回中学校修了式が営まれた。保護者や在校生らが見守る中、中学校課程(中高一貫前期コース)の修了者45(男子22、女子23)人が川合校長から証書を受け取った。

 式典では、在校生と保護者、教職員が体育館に集まり、修了生らを拍手で迎えた。国歌斉唱の後、川合校長が一人一人に証書を手渡した。

 川合校長は「一生に一度しかない高校時代、人として一番成長できる時期です。後悔することのないよう勉強でもクラブ活動でも習い事でも失敗を気にせず全力でチャレンジしてほしいと思います」と激励。

 修了生を代表して松岡悠太君は3年間を振り返り、「勉強、部活、学校行事などさまざまな経験をしてきたからこそ、今の成長した私たちがいると思います。1年生の頃の不安や緊張がうそのように、毎日が楽しいです。元気で明るく互いを高め合える最高の学年だと思います」と述べた。

 在校生に対し、悩んだときは一人で抱え込まず誰かに相談しながら乗り越えてほしいとエールを送った。教職員と家族へ感謝を伝え、「これから始まる新しい高校生活が本当に楽しみです」と語った。

(2019年3月23日付紙面より)

拍手で迎えられる修了生=22日、新宮市の近畿大学附属新宮高校・中学校
2019年03月23日
4 競技に挑戦し内容に親しむ
 田並でくまのじかるた大会  (串本町 )

 串本町田並にある田並劇場で21日、地かるた「くまのじかるた」の大会があり、子どもやその家族らが競技に挑戦するなどして内容に親しんだ。

 同劇場主催、くまの地かるたプロジェクト共催。南紀熊野ジオパーク推進協議会後援。このかるたは、新宮市熊野川町篠尾(ささび)にアトリエ「SaSaBi」を構えるイラストレーター・杉本麻絵さん(40)を中心とする有志グループが、南紀熊野ジオパーク推進協議会の活動促進事業を活用して制作し1月から発行を始めた。

 昨年2月に杉本さんが声を上げ、その趣旨に賛同した有志計4人で同プロジェクトを立ち上げ。熊野地方ならではの歴史や文化、人物や自然を総ざらいして構想を練って4月から制作に着手し、杉本さんが絵札、安原克彦さんが読み札各46枚を仕上げ、山崎好美さんが解説書を作り吉村知子さんが後押しをする形で「くまのじかるた」を完成させた。

 この日の大会は、月・水・土曜日に開いている同劇場カフェが串本町域における「くまのじかるた」取扱店になっている縁で実現した。同グループが大会を運営するのは初だそうで、A4サイズに拡大した絵札を使って子ども対象の競技会、既製品を使って家族ら対象の体験会を同時進行で開く形で内容を披露した。

 絵札にはエルトゥールル号や熊野比丘尼、補陀落渡海やオーストラリア移民などの史実、那智の滝やフェニックス褶曲などの地質資源、本宮大社例大祭や餅まきの慣習、漁業や昨今話題のクマノザクラなどがわかりよく簡潔に描かれ、かるた遊びを通してこれら魅力への興味を引き出すことを目指したという。

 大会と併せてマルシェや田辺市のフラグループ「カピリ」の舞台発表もあり、場内はいつにも増して盛況。同劇場を営む林憲昭さん夫妻もうれしい悲鳴を上げながら対応に努めていた。

 同劇場のほか、那智勝浦町域のCompi、新宮市域のコケコッコやツツ井文具センターや縁ga環、田辺市本宮町域の冨士屋やおとなし和紙やあしたの森や拝庵などが「くまのじかるた」を取り扱っている。

 制作の第一声を上げた杉本さんは「3年前に篠尾へ移住して知った熊野の魅力を伝えたくてこのかるたを作った。子どもが楽しみながら熊野の魅力を知り、大人も童心に帰って一緒にかるた遊びを楽しむきっかけになれば何より」と大会参加者の今後に期待した。

 くまのじかるたは1セット2380円(税込み、解説書付き)で、初回製作数は500セット。問い合わせは同プロジェクト(メールkumanojikaruta@gmail.com)まで。

  □     □

■次はおむすびマルシェで

 古座川町相瀬にある一枚岩前で24日(日)午前11時~午後3時に開かれるイベント「おむすびマルシェ」でも、「くまのじかるた」を使った大会が計画されている。

 企画名は「みんなで!かるた大会」で実施時間は午後1時から。景品付きで行うとしている。

(2019年3月23日付紙面より)

「くまのじかるた」の競技で活気づく田並劇場=21日、串本町田並
「くまのじかるた」をアピールするプロジェクト代表の杉本麻絵さん

2019年03月23日
5 長年の貢献に感謝  國定浩一さん、名誉観光大使に  (那智勝浦町 )
2019年03月23日
6 DMOや防災など議論  那智勝浦町議会一般質問  
2019年03月23日
7 1位に栗栖達也さん  写連新宮支部3月例会  
2019年03月23日
8 公立小中学校などで修了式  新宮・東牟婁地方  
2019年03月23日
9 思い出詰まる園舎巣立つ  幼稚園、保育園で卒園式  (新宮市 )
2019年03月23日
10 グラウンドゴルフ愛好者197人競う  第9回チャンピオン大会  (串本町 )
2019年03月23日
11 ゴールド・ロジャーが優勝  第15回フットサルKリーグ  (串本町 )
2019年03月23日
12 最後の卒園児送り出す  潮岬幼稚園が卒園式  (串本町 )
2019年03月23日
13 要所を巡り英語で解説  樫野崎で研修・交流会  (南紀国際交流協会 )
2019年03月23日
14 町全体の卒業生数は82人  串本町立の9小学校で卒業式  
2019年03月23日
15 6年間の感謝胸に巣立つ  古座川町立の2小学校で卒業式  
2019年03月23日
16 串本写真倶楽部が写真展  串本海中フォトコンも賛助  
2019年03月23日
17 町民と中学生らが参加  蔵土で交流グラウンドゴルフ大会  (古座川町 )
2019年03月23日
18 3月定例会一般質問①  串本町議会  
2019年03月23日
19 親睦の思い出づくり  成川保育所お別れ遠足  
2019年03月23日
20 「保存活用計画」策定へ  紀宝町指定文化財を報告  (京城跡検討委 )
2019年03月23日
21 鮒田水門操作に長年尽力  瀬古正広さんを表彰  
2019年03月23日
22 永年勤続功労章を伝達  紀宝町消防団の田畑元男さん  (消防庁長官表彰 )
2019年03月23日
23 現職、新人の一騎打ち  現県政8年の評価を争点に  (三重県知事選 )
2019年03月23日
24 9団体が歌や演奏を披露  新宮市民音楽祭合唱・器楽の部  
2019年03月23日
25 文複建設工事入札取りやめ  28日に再入札  (新宮市 )
2019年03月23日
26 本番に向け練習追い込み  24日、高校体育館で定演  (新宮高校吹奏楽部 )
2019年03月23日
27 お悔やみ情報
  
2019年03月19日
28 アマゴ5千匹を放流
 熊野川きらきら清流まつり  (新宮YEG )

 新宮商工会議所青年部(新宮YEG、瀬古伸一郎会長)は17日、新宮市の熊野速玉大社下河川敷で「熊野川きらきら清流まつり」を開催した。アマゴの稚魚放流や餅まきなどがあり、約2000人(主催者発表)でにぎわった。

 世界遺産の熊野川への関心と環境保全意識を高めてもらおうと、おととし、同部が設立30周年を記念して開催。3回目となる今回は、強風のため一部プログラムを変更して行われた。多数の飲食店が並ぶ会場で、ダンスや太鼓のステージ、親子木工体験、御船島周遊体験、紀南河川国道事務局による市田川浄化事業15周年パネル展などがあった。

 放流したアマゴは近畿大学水産研究所新宮実験場(同市高田)で人工ふ化、飼育された稚魚(体長約6~7㌢)。アマゴの降海型であるサツキマスは生息数が激減しており、環境省は絶滅危惧種に指定している。

 同大学はサツキマスの保護と優良個体の安定的生産を目的に2011年から海水で4カ月間、飼育した親魚から採卵していて、サツキマスを新宮の名物にすることを目指している。多くの親子連れが放流に参加し、子どもらは「元気でね」などとアマゴの稚魚を見送っていた。

 瀬古会長は「一刻も早く清流の姿を取り戻したい。熊野川を、アマゴが帰ってくるようなきれいな川にすることができれば」とあいさつ。同まつりの向井康博実行委員長は「強風の中、多くの人に来ていただいた。感謝を申し上げます」と話していた。

(2019年3月19日付紙面より)

アマゴの稚魚を放流する子どもら=17日、新宮市の熊野速玉大社下河川敷
大勢の人が餅まきに参加した
2019年03月19日
29 環境守り集えるように
 那智海水浴場クリーン作戦  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は16日、那智海水浴場でクリーン作戦を実施した。町内12団体や町民ら60人が参加。流木やごみなど約910㌔(大きな流木を除く)を拾うなど、清掃活動に取り組んだ。

 クリーン作戦は毎年恒例の行事。町が各団体や町民に呼び掛け行われた。今回、連合和歌山紀州熊野地域協議会・新宮東牟婁地区協議会(廣末顕二議長)がこの日に海水浴場でクリーンキャンペーンを実施することから町も同日に開催する運びとなった。しかし、当日の雨の影響から連合のキャンペーンは延期となったため、町だけで実施した。

 参加者らは協力してプラスチックなどのごみを拾い、大きい流木はチェーンソーで細かくして軽トラックに積み込んだ。

 堀順一郎町長は「毎年、皆さんの協力で行われている。連合さんのほうは中止になったが、メンバーの方も参加してくれているのでありがたい」と述べ、「800㍍のビーチは県下でも珍しい。きれいにして環境を守る。有効に利用して多くの人が集える仕組みづくりが重要となる」と語った。

 また、場内には流木を用いたブランコのオブジェや町内の3団体が作った作品も並び、撮影スポットとして人気となっている。4月中に撤去予定だが、見物に訪れる人は現在も多いという。

 参加した新宮市立王子ヶ浜小学校4年生の関彰宏君は「みんなでごみ拾いができて楽しい。きれいになってすっきりする。流木で作ったオブジェはごみがリサイクルされていて素晴らしい」と笑顔で語った。

 参加した団体は次の通り。

▽那智勝浦町観光協会▽南紀勝浦温泉旅館組合▽那智勝浦町民宿組合▽南紀くろしお商工会▽勝浦ライオンズクラブ▽那智勝浦ロータリークラブ▽那智勝浦町建設業組合▽和歌山東漁業協同組合那智支所▽浜ノ宮区▽熊野交通(株)勝浦営業所▽東牟婁振興局(地域振興部企画産業課、新宮建設部管理保全課)▽行政無線の呼び掛けで集まった町民▽連合和歌山のメンバー

(2019年3月19日付紙面より)

清掃活動を行う参加者ら=16日、那智勝浦町の那智海水浴場
2019年03月19日
30 最後の卒業生7人巣立つ
 大島中で卒業式と閉校式  (串本町 )

 串本町立大島中学校(布引伸幸校長、生徒7人)が16日、卒業式と閉校式を開いた。卒業式では最後の卒業生7人が巣立ち、閉校式では島民ら約350人が大島中に込められた思いを胸にしながら72年にわたる学校史を締めくくった。

 同校は1947(昭和22)年4月に旧大島村立大島中学校として創立し、その4年後に現在の敷地に旧校舎を得て移転、96(平成8)年にはトルコ共和国も支援する形で現校舎が完成するなどの学校史を紡いできた。

 近年は少子化に加え校区外通学希望者増にも拍車が掛かり、2017(平成29)年度以降は入学者がゼロに。在校生は他校編入ではなく大島中で卒業することを選び、全員が巣立つ本年度末で閉校することになった。

 卒業式には田嶋勝正町長や、生徒の希望に応えて駐日トルコ共和国大使館のハサン・ムラット・メルジャン特命全権大使も出席。担任の中澤弘奈教諭に続いて入場した卒業生7人は個々に卒業証書を受けた。

 布引校長は7人の中学校での姿を振り返り、「大島中に残りたいという選択は間違っていなかったか。皆さんが大島中で良かったと思えるよう何事にも取り組んでくれたから、教員も負けずに頑張ることができた。今日感謝すべきは私たち教員かもしれない。皆さんはこれから大島中が与えられなかった大人数の競争の中で戦うことになる。心が折れそうになり可能性がないと思うこともあるだろうが、そのときは大島中を思い出してほしい。努力の邪魔をするのは他人ではなく自分。志あるところに道は開ける。夢を持ち、自分と戦い、人生を切り開くことを強く願う」と式辞を述べた。

 潮﨑伸彦教育長が告示、来賓を代表して田嶋町長と育友会を代表して伊勢谷千代美さんが祝辞を披露。布引校長から卒業生の伊勢谷詠さん、伊勢谷英克会長から植田航平君に卒業記念品を贈り、卒業生の母親7人が言葉と歌を贈った。

 卒業生を代表して西本光羽さんは「2年の1学期に話し合い、みんなで大島中に残る決断をしたことに後悔はない」と思いを掲げて3年間の思い出を語り、7人全員で先生や家族の存在の大きさを振り返って感謝。中谷さくらさんのピアノ伴奏で別れの歌『仰げば尊し』を斉唱し、拍手を受けながら退場した。

  □     □

大島中の思いを心の中に



 閉校式は卒業式後に行われ、約350人が集まる盛況の中開会した。

 72年間で送り出した卒業生数は2596人。式典で布引校長は、大島中は地域のつながりの強さが特色だったことを学校史や校歌を通して振り返り「創立時に生徒がデザインした校章の3枚の葉は大島、須江、樫野を指し、大島中はその要として3地区をつないできた。72年たってもその思いは同じ。大島中は今日で閉じるが、これからも校章の通り3地区がつながり、紀伊大島として発展することを願う」と期待した。

 田嶋町長と同式実行委員会の稲田賢会長もあいさつを述べ、72年の学校史を振り返る映像上映後に卒業生7人を代表し福島夕夏さんが「閉校を考える話し合いで意見が分かれ対立したのは嫌だったけれど、大島中に残ることになり、最後の卒業生としてふさわしいかは分からないが3年間走り続けて良かったと思う。最後まで見守り続けてくれた先生、保護者、地域の皆さま、今までありがとうございました」と思いを掲げた。

 布引校長とメルジャン大使が卒業生の山下詩織さんと中西真央さんに閉校記念品を贈り、同町教育委員会を代表して潮﨑教育長が謝辞を披露。校歌などを斉唱し、布引校長から潮﨑教育長に校旗を返納した。

 式典後は3地区の獅子舞保存会が共演し、老人クラブ会員有志が地踊り、航空自衛隊串本分屯基地隊員有志がファンシードリルを披露。最後は餅ほりで締めくくった。

(2019年3月19日付紙面より)

大島中で過ごした3年間を振り返り感謝する卒業生=16日、串本町立大島中学校
閉校まで共に過ごした生徒と教職員の皆さん
校旗を返納し72年の学校史に節目をつける布引伸幸校長(右)
2019年03月19日
31 旬のクロマグロで活気
 100㌔超え3本揚がる  (勝浦地方卸売市場 )

 生鮮マグロの水揚げ量が日本一(農林水産省・産地水産物流通調査)の那智勝浦町築地・勝浦地方卸売市場で18日、脂の乗った旬のクロマグロが3本揚がり、市場が活気づいた。

 3本のうち最大の207㌢・183㌔のクロマグロは、徳島県の第28勝丸が14日に釣り上げた。1㌔当たり15400円で競り落とされた。続いて高知県の蛭子丸は139㌔と161㌔のクロマグロを水揚げし、それぞれ1万円前後の値が付いた。

 同市場でのクロマグロのシーズンは1月から5月まで。昨年2月は200㌔を超えるクロマグロが揚がり、同3月には市場歴代最大の450㌔の大物が揚がった。県漁連勝浦市場は、昨年に比べるとスタートは遅いが、キハダマグロが多く揚がっているという。太田直久参事役は「ちらほら(クロマグロが)揚がりだした。シーズンこれからに期待したいですね」と話していた。

(2019年3月19日付紙面より)

蛭子丸の船倉から引き揚げられる161㌔のクロマグロ=18日、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場
2019年03月19日
32 自分らしさを出して
 池上巧馬君が支部選抜に選出  (和歌山南紀ボーイズ )
2019年03月19日
33 第10回大会が開幕
 決勝戦は神倉と串本が対戦  (イオン新宮店専門店会少年野球大会 )
2019年03月19日
34 美しく長持ちを  上野展望台で塗装作業始まる  (宇久井ビジターC )
2019年03月19日
35 一般質問に2議員  太地町議会3月定例会  
2019年03月19日
36 祖父敬い日本一周の旅  太地町出身の下地祥太さん  
2019年03月19日
37 大衆演劇通じて絆学ぶ  人権啓発講演会・ふれ愛講座  (新宮市 )
2019年03月19日
38 もんきりあそびを体験  鵜殿図書館で体験講座  
2019年03月19日
39 6000体が市内を彩る  熊野街道ひなめぐり  (熊野市 )
2019年03月19日
40 笑顔満開・253人に喜びの春  木本、紀南高校で合格発表  
2019年03月19日
41 全国コンで地方創生賞獲得  ㈱岩谷の『紀州梅真鯛梅』  (串本町 )
2019年03月19日
42 お悔やみ情報
  
2019年03月16日
43 第3次計画を策定
 第3回地域福祉計画策定委員会  (新宮市 )

 第3次計画の策定に係る3回目の新宮市地域福祉計画策定委員会が14日、市役所別館であった。ヒアリングや事例調査の結果、近年の福祉分野における国の動向を基に、計画の内容を策定委員に報告し、全会一致で承認された。今後、計画書はパブリックコメントを実施し、3月中に田岡実千年市長に報告される。

 委員会は、平成26年度から始まった「第2次新宮市地域福祉計画」が本年度で期限の5年を迎えることから、第3次計画策定にあたり設置。第3次計画は地域福祉を推進するための基本となる。計画期間は来年度から5カ年。市社会福祉協議会の「第3次地域福祉活動計画」と連携して進めていた。

 副委員長の中山徹・大阪府立大学名誉教授が第2回策定委員会で提案していた骨子に追加、修正した箇所を報告した。「計画は、市総合計画内の高齢者福祉・介護保険計画や子ども・子育て支援事業計画などと連携し、整合性を持つもの」などと説明。

 第3次の基本理念は地域共生社会の実現に向けたこれからの方向性を示すことと考え、第2次の基本理念である「進取の気風と伝統を生かし、共に生き、支え合う地域の福祉をつむぐ―新宮の地域福祉の五つのつむぎ―」を継承するとした。基本理念を実現するために▽つたえる▽つどう▽つなぐ▽つくる▽つみかさねる―の五つの基本方針を掲げた。

 委員長を務める水内俊雄・大阪市立大学教授は、地域の現状をどう認識するかについて市の人口推移などを紹介しながら解説した。人口の減少が激しく、老年人口が増加しているとし「県内でも新宮の減少が最も厳しく、相当の覚悟がいる中での地域福祉となる」と説明。年代別や校区別の人口動態などを地図で示し「地域福祉的には町の動きや新築の家屋などに着目していく必要もある」と話した。

 委員からは「災害時の避難行動要支援者の支援については、個人情報保護法の観点から名簿があっても生かされないという現状がある」などの指摘があった。事務局は「同意のもとで該当者から情報をいただき、名簿を作成して支援者に渡していくという取り組みを進めている」と回答した。

 計画の承認を受け、田中幸人・市健康福祉部長は「計画を職員にも周知徹底し、一生懸命取り組んでいきたい」とあいさつした。

(2019年3月16日付紙面より)

地域福祉計画策定委員会の様子=14日、新宮市役所別館
2019年03月16日
44 学びの継続願いつつ閉講
 本年度の英会話講座終了  (南紀国際交流協会 )

 南紀国際交流協会(西畑栄治会長)主催の本年度英会話講座が13日、串本町文化センターで終了した。同協会は受講生に修了証書を授与し、受講をきっかけにして今後も学ぶ意欲を継続するよう呼び掛けて締めくくった。

 この講座は、『使える英語を楽しく学ぶ』をテーマに掲げ、英語に親しむきっかけを提供する機会として例年の年度終盤(1~3月)に期間開講している。本年度は外国語指導助手(ALT)のバイロン・ウエストフィールドさんとトニー・ドミナ(本名はアントニー・ドミナ)さんを講師に迎えて1月16日に開講。受講生33人が初級と中・上級の2クラスに分かれて毎週水曜日の夜半、計9回の講座に取り組んだ。

 最終日となった今月13日は、前半で講座、後半で閉講式を実施した。同式では受講生が一人ずつ感想や講師への感謝の気持ちを日本語や培った英語力で発表。講師2人は経験が語学力を高めるとし、西畑会長は今期講座の雰囲気を振り返り「これを機会にし、英語を毎日の生活に取り入れて勉強を続けてほしい」と呼び掛けて受講に感謝した。

 修了証書は西畑会長や講師2人から授与。皆勤した受講生から講師2人に花束を贈って感謝し、最後は記念撮影をして締めくくった。

 同式に先立って、串本町トルコ文化協会の伊藤アイシェギュル会長が4月から同町国際交流員のドゥルナ・オズカヤさんを講師に迎えてトルコ語講座を始めることをアピールし、参加を呼び掛け。同協会は今月17日(日)に交流行事「樫野崎ハイキング(通訳ガイド付き)」を開くことを受講生に伝え、英語を学ぶ仲間同士の親交を深める新たな機会として参加者を募るなどした。

(2019年3月16日付紙面より)

西畑栄治会長(左)から修了証書を受ける受講生=13日、串本町文化センター
2019年03月16日
45 6年間の思い出胸に 神内、鵜殿小で卒業式 (紀宝町)

 紀宝町立神内小学校(森脇洋校長)と同町立鵜殿小学校(辻至校長)で15日、卒業式があり、6年生が在校生や教職員、保護者に見守られながら新たな一歩を踏み出した。

 神内小学校は13人が卒業。森脇校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「皆さんを待ち受けているのは激動の世界かもしれない。たくましく生き抜き、夢と希望を抱いて未来に向かって、いつまでも輝いてください」とはなむけの言葉を送った。

 在校生は「送る言葉」で6年生に感謝の気持ちを伝え、『さようなら』を歌って送り出した。卒業生は中学校への決意を伝え、『あとひとつ』を歌って慣れ親しんだ学びやに別れを告げた。

 鵜殿小学校は卒業生39人を楽器演奏と拍手で迎えた。卒業証書を授与した辻校長は「直接相手の温もりを感じる距離感を持ち、心遣いで相手とつながってほしい。その営みを重ねて絆へと進化していってください。4月からの数多くの出会いが素晴らしいものであることを願っています」とエールを送った。

 在校生が『絆』を歌い、卒業生が『旅立ちの日』を歌うと、保護者らは、たくましく成長したわが子に目を細めていた。

(2019年3月16日付紙面より)

校歌斉唱の卒業生=15日、紀宝町立神内小学校
卒業証書を受け取る6年生=15日、紀宝町立鵜殿小学校
2019年03月16日
46 「新規事業化は妥当」
 高速道路紀伊半島一周へ  (国土交通省 )

 一般国道42号(近畿自動車道紀勢線)「新宮道路」と「紀宝熊野道路」について、14日に開かれた国土交通省の社会資本整備審議会道路分科会第18回事業評価部会は、新規事業化は妥当であるとの意見をまとめた。今後、参議院で審議中の2019(平成31)年度予算の成立を受けて、正式に事業化が決定される。

 新宮道路は新宮市あけぼの―三輪崎間を結ぶ延長4・8㌔で、事業費は約300億円。紀宝熊野道路は熊野市久生屋(くしや)町―紀宝町神内(こうのうち)間を結ぶ延長15・6㌔で、事業費は約850億円。現在「すさみ串本道路」(19・2㌔)、「串本太地道路」(18・4㌔)、「新宮紀宝道路」(2・4㌔)、「熊野道路」(6・7㌔)が事業中となっている。

 自民党の二階俊博幹事長は、事務所を通じて「今回の紀伊半島一周事業化を喜ぶとともに、地域の皆さまが熱望する現在事業中のすさみ南インターチェンジ(IC)―串本IC、新宮北IC―紀宝IC、串本IC―太地IC間の早期開通のための予算の獲得に努めたい」と話している。

 和歌山県の仁坂吉伸知事は「一般国道42号新宮道路の新規事業化について妥当であるとのご意見をいただき、心から感謝している。紀伊半島一周高速道路の早期実現は、県にとって企業立地や産業振興、活力ある地域づくりといった将来のチャンスを保障するものとして、また南海トラフ巨大地震などの大規模災害への備えとして、不可欠かつ急務である。こうした中で、今回、三重県内の一般国道42号紀宝熊野道路についても、新規事業化について妥当であるとのご意見をいただいたことから、新宮道路とともに平成31年度に新規事業化され、近畿自動車道紀勢線の未供用区間が全線にわたり事業着手されることを、大いに期待するところである」とコメントを寄せている。

(2019年3月16日付紙面より)

近畿自動車道紀勢線の整備状況(和歌山県提供)
2019年03月16日
47 ブロック塀対策など  一般質問3日目は3議員  (新宮市議会 )
2019年03月16日
48 新年度一般会計予算が可決  子育て支援やDMOなど議論  (那智勝浦町議会 )
2019年03月16日
49 シイタケの収穫が楽しみ  菌打ち体験に24人参加  (那智勝浦町 )
2019年03月16日
50 体を動かす楽しさ味わう  神倉小で初のなわとび集会  (新宮市 )
2019年03月16日
51 #(ハッシュタグ)で新宮の食の魅力発信 フォトコン入賞作品発表 (#新宮スタ)
2019年03月16日
52 立木早絵さん迎え思想培う  中央公民館で人権教育講演  (古座川町 )
2019年03月16日
53 次の週末は見頃終盤  クマノザクラが花盛り  (古座川町 )
2019年03月16日
54 25、50年の節目に母校寄付  串中会の22期生と47期生  (串本町 )
2019年03月16日
55 ユース短歌で奨励賞獲得  高池小6年・竹本芽生さん  (古座川町 )
2019年03月16日
56 紀宝町議会定例会が閉会  当初予算など全議案承認  
2019年03月16日
57 フルートの美しい音色響く  ミューズがコンサート  (紀宝町 )
2019年03月16日
58 プレー通じ親睦深める  年金友の会グラウンドゴルフ大会  (JA三重南紀 )
2019年03月12日
59 捕鯨について考える
 米国人大学院生らが訪問  (太地町 )

 アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(横浜市)の留学生らが太地町や捕鯨について考えるツアーがあった。9日から10日にかけて、大学院生ら9人が町の要所を巡り、地元漁師や町民と交流した。

 太地町在住で同センターOBのジェイ・アラバスターさん(44)が主催し、漁協や役場が協力。専門分野のさまざまな大学院生や研究員が参加した。アラバスターさんは「多くの若い学生に太地町を紹介したい。冷静に美しい町を体験してほしい」と話した。一行は9日、追い込み漁が行われる畠尻湾、町立くじらの博物館を巡り、7月から31年ぶりに商業捕鯨を再開する捕鯨船「第七勝丸」に乗船した。

 同センターは日本を研究する専門分野などで対応ができる高度な日本語を習得する機関。1961年設立のスタンフォード・センターを前身として63年に設立された。ハーバード大学やプリンストン大学などの14校が加盟している。

 畠尻湾ではイルカ追い込み漁を批判的に描いた映画『ザ・コーヴ』について、町で起きた事実を聞いた。続いて、くじらの博物館で、同町学芸員の櫻井敬人さんから約400年前に始まった古式捕鯨の説明を受けた。水族館では、飼育員との質疑応答があった。午後からは「第七勝丸」の船内を見学し、漁協の貝良文参事らから調査捕鯨と商業捕鯨の違いや漁の方法、船での生活について学んだ。

 ウィスコンシン大学フルブライト博士研究員のベイリー・アルブレクトさん(29)は「捕鯨については米国では反対が多いですが、知識や情報が不足している」と話した。カナダ人のマシュー・ミックレランさん(35)は「(太地町は)とても静かできれいな町。貴重な機会だった」と感謝していた。

(2019年3月12日付紙面より)

捕鯨を考えるツアーで、イルカと触れ合う米国大学院生ら=9日、太地町立くじらの博物館
小型捕鯨船「第七勝丸」の船内を見学した
2019年03月12日
60 「さようなら、また来てね」
 にっぽん丸を見送り  (新宮市 )

 大型客船「にっぽん丸」(全長166・6㍍、2万2472㌧)が9日午後5時ごろ、「新宮港梛(なぎ)の木見送り隊」や地元太鼓グループ「紀宝楽」に見送られ、新宮市三輪崎の新宮港から神奈川県の横浜港に向け出港した。

 今回のクルーズ名は「にっぽん丸で航(い)く 熊野古道プレミアム」。客船は8日午後5時ごろ、新宮港に入港。乗客らはその日の夜、熊野速玉大社で「秋川雅史スペシャルコンサート」を観覧し、9日には熊野古道歩きや観光などを楽しんだ。

 出港に伴う見送りセレモニーでは、昨年12月に新宮港が「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018特別賞」を受賞したことを記念し、田岡実千年市長や濱口太史県議らがくす玉を割って祝った。田岡市長は乗船客の来熊に感謝を述べ、「多くの人が新宮港を利用してくれたことが賞を頂く大きな力となった。開港40周年を迎える節目の時にうれしい報告となりました」とあいさつ。濱口県議は梛の木見送り隊の取り組みや、熊野速玉大社の御神木である梛の意味などについて説明し「熊野は癒やしとよみがえりの地。日々の生活に疲れたとき、悩んだときは、ぜひこの地をまた訪れてください」と呼び掛けた。

 紀宝楽の勇壮な演奏が響く中、にっぽん丸は出港。見送り隊や市民らの「さようなら、また来てね」の声に、乗客らは「ありがとうございました」「また来るね」などと応えていた。次回は29日(金)にスターレジェンドの入港を予定している。

 新宮市では、新宮港を旅立つクルーズ客船を一緒に見送る「梛の木見送り隊」会員や外国語ボランティアを募集している。問い合わせは市企業立地推進課(電話0735・23・3333)まで。

(2019年3月12日付紙面より)

旗を手に出港を見送った=9日、新宮港
特別賞受賞を記念してくす玉を割った
2019年03月12日
61 ちょうちん200個を寄贈
 古座川町の桜まつり実行委に  (第三銀行 )

 第三銀行(岩間弘取締役頭取)=三重県松阪市=が8日、古座川町の桜まつり実行委員会(会長・西前啓市町長)にちょうちん200個を寄贈した。

 同まつりが開かれる佐田地内では例年、区民が約3000本あるとされるソメイヨシノの開花時期に合わせてちょうちんを飾り付け、夜半に点灯して情感を盛り上げている。近年は区民の高齢化に伴い、役場の若手職員も協力。今年は18日(月)に設置をし、23日(土)前後の開花状況を見て点灯を始める予定だという。

 設置範囲は、串本町消防本部七川分駐所そばからおおじゃの森までの国道371号沿い(今津橋~佐田桜の広場間を除く)と同森駐車場や佐田桜の広場。役場地域振興課によると経年劣化による配線など各資材の減少で現在飾っているちょうちんの数は未知だが、今回の寄贈によりかなりの割合で更新が進むと見込んでいる。

 この日は浅野章・取締役常務執行役員、小松正実・営業本部紀州地区営業部長兼地方創生推進地区統括、同本部ソリューション営業部地域振興課の清水久史課長、古座支店の山本繁支店長が来庁。西前町長と仲本耕士副町長、洞内宏文地域振興課長が応対し、ちょうちんの寄贈を受けた。

 浅野・取締役常務執行役員は「古座川町の歴史と伝統のある桜まつりにご利用いただき市民に喜んでいただけるとのことで、一つの地域貢献ができたのかなと思う。引き続き地域の皆さまのためにできることをしっかりとやっていきたい」とあいさつ。

 西前町長は「(早咲きの)ヤマザクラがクマノザクラに変わったというか、今は一つの転機かなと思っている。クマノザクラをメインにした取り組みを皆さまと共に広げ、サクラのまちづくりに頑張っていこうと思っているので、今後とも協力を賜ることを切に願いたい」と述べて感謝した。

 同銀行は過去にもちょうちんを寄贈していて、今回は10年ぶりとなる。同実行委員会は31日(日)午前10時~午後2時、佐田桜の広場を拠点にして桜まつりを開く予定。

(2019年3月12日付紙面より)

西前啓市町長(右)にちょうちんを託す浅野章・取締役常務執行役員(中)ら=8日、古座川町役場
2019年03月12日
62 人命救助の心得など学ぶ
 新宮市と北山村が連携訓練  

 新宮市消防本部(川嶋基正消防長)は10日、北山村大沼の村立北山中学校体育館で北山村消防団(中瀬古武雄団長、68人)と連携訓練を実施した。市から7人、村から37人が参加し、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の取り扱いなどの訓練を行い、有事に備えた。

 村は2016年4月から消防団に関する事務、消火栓や防火水槽の維持管理などを除く消防事務を市に委託している。救急搬送や火災が発生した際は、市消防署熊野川消防出張所(同市熊野川町日足)から救急車や消防車が出動している。村役場(大沼)までの所要時間は約30分。村にはポンプ車など消防車両が4台ある。

 連携訓練は今回で3回目。団員らは佐藤春樹・救急救命士の指導で、心配蘇生法の重要性やAEDの使用法を学んだ。実践訓練を通して救命処置の必要性や重要性を習得し、救命率の向上を図った。

 訓練を終え、川嶋消防長は「反省や検証をして悪いところなどを話し合い、訓練を繰り返していくことが技術と知識の向上につながる」と講評。中瀬古団長は「人命救助は重要な任務の一つで、今日の訓練は意義深いものだった。貴重な体験を糧に、事故や災害などにおける適正な対応へとつなげていければ」と話していた。

(2019年3月12日付紙面より)

心肺蘇生法やAED使用法などを学んだ=10日、北山村立北山中学校
2019年03月12日
63 地元勢上位進出ならず
 県小学生サッカーBリーグ決勝大会  
2019年03月12日
64 83人が参加し2部門で熱戦展開
 春季紀南社会人卓球大会  
2019年03月12日
65 雨中の接戦制し北斗が優勝
 地元勢では新宮SSSが3位に  (第20回まぐろカップ )
2019年03月12日
66 県内公立高校で入試  合格発表は19日午前10時  
2019年03月12日
67 消防団と本部が連携  合同火災水難救助訓練  (那智勝浦町 )
2019年03月12日
68 当初予算など35議案を審議  那智勝浦町3月定例会開会  
2019年03月12日
69 感謝の気持ちを発表  王子ヶ浜小・神倉小で6年生を送る会  (新宮市 )
2019年03月12日
70 商店街に笑顔あふれる  活性化イベント「春よこい」  (新宮市 )
2019年03月12日
71 スタンプラリー抽選会  紀の宝みなと市で行う  
2019年03月12日
72 七里御浜の松林を守ろう  防風林GG作戦でクロマツを植樹  
2019年03月12日
73 屋台村で成長示す  盛り上がった「ポンポコ学園」卒園式  (熊野少年自然の家 )
2019年03月12日
74 天然稚アユの遡上始まる  関心ある住民注目寄せる  (古座川町 )
2019年03月12日
75 上部集会所で式典を営む  7区が集い国皇神社例祭  (古座川町 )
2019年03月12日
76 お悔やみ情報