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2019年07月26日
1 姉妹都市名取市へ出発 招待事業で10人が防災や歴史学ぶ (新宮市)

 新宮市の姉妹都市である宮城県名取市主催の招待事業「もう1つの熊野三社と復興・防災について学ぼう」に参加する新宮市の小学5年生から中学2年生までの児童生徒10人と引率の市職員らが25日、宮城県に向けて出発した。4泊5日の日程で見学や体験、防災講話、地元の子どもたちとの交流などを行う。

 事業は姉妹都市締結10周年を記念して昨年初めて行われた。全国で唯一熊野三山から分霊された「名取熊野三社」を探訪し、姉妹都市盟約のゆえんを再認識するとともに、被災地見学や防災学習を通じて防災意識の高揚を図る目的。交流事業を通じて名取市と新宮市の児童生徒の友情の輪を広げ、市民全体の交流につなげる狙いもある。

 日程の中で、新宮市の子どもたちは名取市長を表敬訪問し、熊野三社や市内の見学、震災学習や体験などを行う予定。交流会ではフィールドワークに取り組む。

 2泊3日の行程で同行する速水盛康・新宮市教育長が「きっと出発するときよりも仲良くなって帰ってくると思う。名取市がどういうところか、新宮市と似ているところ、違うところを見て、聞いて、体いっぱいで体験していきたい」と呼び掛けた。

 班長の坂本明希さん(10)は「なかなか行ける機会がないので参加しました。大きな地震があった所。まちの風景などを見たい」と話していた。

(2019年7月26日付紙面より)

参加した児童生徒と引率の皆さん=25日、新宮市徐福のJR新宮駅
2019年07月26日
2 ボランティアスクール開校
 50人が市内各所で福祉を体験  (新宮市 )

 新宮市社会福祉協議会(田中信秀会長)主催の令和元年度ボランティアスクールが25日、市福祉センターで開校した。市内の中学校、高校に通う50人(中学生24、高校生26)が特別養護老人ホームや障害者福祉施設、保育園など14施設で30日(火)までの平日4日間、福祉を体験する。

 社会福祉への理解と関心を深め、ボランティアへの参加のきっかけとし、心豊かな人間形成を目的に1994年から始まった。毎年夏休みに開催している。

 開校式で田中会長は「皆さんと会って良い笑顔をしている印象を受けました。その中には優しさがあるのだと感じました。社会で働くためには、あいさつと返事が必要であり大切。人として協調性がないといけない」とあいさつ。「体験の中で将来に生きてくることがあるはず。皆さんの気持ちが相手にも伝わるため、意識を持ちながら学んでください」と呼び掛けた。

 注意点の確認や日程説明を受けた後、生徒はそれぞれの体験先となる施設へと移動し、介護や保育などを体験した。

 たづはら保育園で体験する県立新宮高校2年の池田有梨映さん(17)は「教育の道を目指しているため保育園を希望しました。子どもとの触れ合いを将来に生かしたい」。わかば園作業所で学ぶ同校2年の久保奥巧君(16)は「医学部を志望しているので選びました。他の医療系の仕事などを参考にできれば」と意気込みを語った。

 最終日にはグループワークや作文制作などを行い、修了証を受け取る予定。

(2019年7月26日付紙面より)

ボランティアスクールに参加した生徒=25日、新宮市福祉センター
田中信秀会長
2019年07月26日
3 「通いの場」の支援者に
 介護予防サポーター養成講座修了式  

 紀宝町は24日、町保健センターで介護予防サポーター養成講座の修了式を行い、志田育哉・健康福祉担当理事が受講生12人に修了証を手渡した。

 町みらい健康課による初の取り組みで、住民が主体的に運営する「通いの場」の支援者(サポーター)を養成することが目的。5月29日に開講し、5回の講座を開いた。受講生は口腔と栄養、介護の現状、介護保険、介護予防サポーターの活動と役割などを学んだ。実習として、町内各地区で自主活動する「いきいき百歳体操」に参加した。

 この日の最終講座では、住民主体の活動を地域で発展することをテーマにグループワークを行い、「趣味などを一緒にできる集まりがいい」「高齢者と若者が集える場を」「一人暮らしの方に気を付ける」などの意見を出し合った。

 講座修了後に修了式があり、志田理事は「町ではもっと身近で歩いて行ける場所に集まって、体を動かすことができる通いの場を各地域につくっていきたいと考えている。住民の皆さんが自主的に自立して通いの場を運営していくためのサポーターになってもらいたい。これまで学んできたことを地域で生かしつつ、皆さん自身の健康づくりにつながるよう楽しく活動を」とあいさつした。

 全講座を受講した同町鵜殿の橋本純子さんは「神内地区で百歳体操に参加した。DVDを見ながらの体操なので講師も要らず、気軽に取り組めるのでは」と話していた。

(2019年7月26日付紙面より)

養成講座で修了証を受け取った受講生ら=24日、紀宝町保健センター
2019年07月26日
4 心無い行為はやめて!
 ハマカンゾウ持ち去られる  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町勝浦の「海のホテル一の滝」横の空き地や付近の道端に植えられ、きれいな花を咲かせていた「ハマカンゾウ」が13日、何者かに持ち去られた。

 花は歴史や文化、環境を大切にし、さまざまな活動を行う「なちかつ古道を守る会」(太田耕二代表)が知人から譲り受けた苗を数年前の清掃作業後に植えたもの。

 ハマカンゾウは海岸の砂浜などに生える多年草で地下茎を伸ばし増え、冬枯れしないという。毎年、夏時期に咲き、道行く人や犬を散歩させる人などの目を楽しませていた。

 同会によると同日朝、根から抜かれたハマカンゾウを持ち去る白い車の姿を近隣住民が目撃したという。その後、会員の1人が現場に駆け付けたところ、空き地や付近にも植えていたハマカンゾウが全てなくなっていたと話す。

 「年々、株が増えて今年はたくさんのオレンジ色の花たちが夏の暑さを忘れさせてくれるように咲き、多くの人たちを和ませてくれていた」と落胆の表情を浮かべていた。

 「人だけではなく、アリも花の蜜を食糧にしているし、クモは花のそばに巣を張って虫を待ちます。花がなくなると鳥やクモや虫を食べる食物連鎖も成り立たなくなってしまう」と主張。「少し前にも青いきれいなサザンカの株も抜かれてしまった。犬のフンの始末をしない人もいる。心無い行為はやめていただきたいものです」。

 「警察には相談していません。こういったことが何度も起きてしまうのは心が痛みます」と述べ、他市町村に設置される防犯カメラにも触れ、同町への導入を訴えた。

(2019年7月26日付紙面より)

全ての花が持ち去られた=13日、那智勝浦町勝浦(提供写真)
持ち去られたものと同時期に植えられたハマカンゾウ(同)
2019年07月26日
5 近大新宮コールドで涙  南部に敗れ7年ぶりベスト8ならず  (全国高校野球選手権和歌山大会 )
2019年07月26日
6 さらに愛される施設目指す  ルピナス納涼祭にぎわう  (那智勝浦町 )
2019年07月26日
7 プレミアム付商品券発行へ  取扱登録店舗も募集中  (新宮市 )
2019年07月26日
8 木本の変遷を解説  中瀬古さんが絵はがきなどで  (熊野市民大学 )
2019年07月26日
9 テーブル囲み会話弾む  大里でカフェいっぷく亭  (紀宝町 )
2019年07月26日
10 母国で日本の文化伝える  マリオ・グラントさん「絆大使」に  (紀南高校 )
2019年07月26日
11 地元就職への意欲向上に  紀南高生が事業所見学  
2019年07月26日
12 森の中で神秘の光  シイノトモシビタケ  
2019年07月26日
13 保育の学びに触れる  近大新宮高が信愛女子短大見学  
2019年07月26日
14 池野山のコーラスを鑑賞  認知症カフェの利用者ら  (古座川町 )
2019年07月26日
15 梅雨の合間に楽しい一夜  くしもとこども園の夏まつり  (串本町 )
2019年07月26日
16 連夜の練習で獅子舞磨く  奉納3団体の稽古大詰め②  (河内祭に向け )
2019年07月26日
17 幸運富くじ当選番号決まる  令和元年度中元大売出し分  (串本商店会・古座商店会 )
2019年07月20日
18 合い言葉は「オール新宮」 熊野新宮ミュージアム設立 

 一般社団法人「熊野新宮ミュージアム」(池上順一代表理事)は18日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局で設立発表をした。熊野新宮の歴史文化を継承、発信し、郷土愛を育むとともに次世代への橋渡しを行う目的。池上代表理事は「法人化を機に、『オール新宮』を合い言葉に活動を展開していければ」と思いを語った。

 前身となった新宮市民ミュージカル実行委員会(髙由香代表)は、演技や踊りなど、個別に活動をしていた人が共に活動できればとの思いから2010年に「新宮市民ミュージカル」を立ち上げた。翌年、紀伊半島大水害が起こったが「市民に楽しいことを届け盛り上げたい」と12年に市内の名所や民話などをテーマにしたミュージカル『丹鶴(にづる)』を初演。16年に新宮ライオンズクラブ(新宮LC)が企画した市民ミュージカル『天(あめ)の剣(つるぎ)を託された男~熊野三党の祖 高倉下命(たかくらじのみこと)』で脚本、演出、舞台指導などを担当した。

 「いつか法人化を」と考えていた髙さんに、新宮LC会員有志が賛同したことにより実現。今月8日に登記が完了した。現在LC会員を含む19人が理事として名を連ねており、池上さんは「30人くらいまで増やすことができれば」と意気込みを語る。

 今後はプレイベントとして新宮秋まつりに参加する予定だ。髙さんは「時代行列をしながら中央通りを踊り歩き、広く市民にアピールしたい。ミュージカルを通して水野家入部400年を周知する計画なども予定している」と述べた。

 舞台発表以外にも熊野を発信する展覧会や郷土に関する講演会も展開していくとし、「願いはいろいろな人が舞台に参加したり見たりして熊野新宮の歴史を伝えていってくれること。郷土愛を育み、後世に伝えていくのが使命だと思っている」と話していた。

 「熊野新宮ミュージアム」は26日(金)午後7時から、同市の旧チャップマン邸で設立総会を開く。市民に活動趣旨などを説明するとともに、サポーターとなる会員を募る。メンバーらは「ご興味を持たれた方、ご賛同いただける方はぜひとも会場にお越しください」と来場を呼び掛けている。

(2019年7月20日付紙面より)

会員募集や設立総会参加を呼び掛けた。(前列左から)萩原真理さん、髙由香さん、西佳子さん、(後列左から)山本俊英さん、池上順一さん、長谷徳蔵さん=18日、新宮市緑ヶ丘
2019年07月20日
19 改善行いより良い祭りへ
 熊野那智大社例大祭振り返り  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)は18日、同町のホテルなぎさやで「熊野那智大社例大祭(那智の扇祭り)反省会」を開いた。関係団体の代表ら34人が参加。改善点を模索するとともに来年度の例大祭のさらなる繁栄や安全な運営について誓い合った。

 男成宮司は「天候が心配だったが還御祭まで雨は降らなかった。ご奉仕の方々の思いが天に通じたのではないか」と述べ、「今年は令和初の例大祭であり、新しい御代。滝の水量も多く、幻想的な霧が周囲を包み、その中で祭りが執り行われた。大勢の拝観者にお越しいただき、素晴らしい祭りを見せることができた。神さまのご加護とご奉仕いただいた方々、関係者の皆さまに感謝しています」とあいさつした。

 各担当を務めた出席者が祭り当日の状況などを報告。神役、扇指からは「扇を一斉に立てる場面は場所の関係で参拝客に見せられなかったのが残念。来年は見てもらえると思う」「拝観席にはご高齢の方も多い。椅子を置いていただけたら」「おもてなしの問題を1年かけて考えていきたい」。警備、報道関係からは「警備本部には主催者側がいないと連携が取りにくい」「満車などを知らせる看板を増設し、現状より手前側で観光客に周知しては」「女性1人が転倒、大たいまつを持った男性1人がやけどを負ったが現場での処置のみで対応できた。救急搬送はなかった」「大社が発行した腕章(取材許可証)を持たずに報道スペースにいる者もいた。今後、腕章がない者はすぐに退出してもらうほうがよいのでは」などの意見や指摘が挙がった。

 反省会後は直会(なおらい=懇親会)が開かれ、出席者は食事や会話を楽しみながら親睦を深めた。

 男成宮司は「4月に竣工(しゅんこう)された拝殿以外の箇所は工事中だった。今年中には終了する予定なので全て竣工された状態で来年のお祭りを迎えることができる。お祭りは皆さまのご協力があってできる。伺ったご意見は改善すべきところは改善しながら来年の例大祭のご奉仕のために備えさせていただきたい」と語った。

(2019年7月20日付紙面より)

報告や意見を交わした反省会=18日、那智勝浦町のホテルなぎさや
直会が開かれ親睦を深めた
男成洋三宮司
2019年07月20日
20 社会福祉施設との連携強化
 上野山区が連絡会議を設置  (串本町 )

 串本町の上野山区(住吉節郎区長)が18日、古座福祉センターで福祉関係施設防災連絡会議を開いた。区内に数多い社会福祉施設と同区間の連携を強める取り組みで、住吉区長は「今後も年2回程度の話し合いの機会を持ち、自主防災会も各施設を見学して理解を深めて上野山全体の地域防災力を高めていきたい」という。

 上野山区は南海トラフ巨大地震にあっても津波が到達しない立地にあり、その安心感で薄れがちな防災意識を高めるため2年前に自主防災会を立ち上げ鋭意防災啓発に努めている。そのような活動の一端で気に掛かったのが、区内に数多い社会福祉施設。同日現在▽上野山にしき園(38床)▽かもめ園(40人)▽上野山こども園(160人)▽古座学童保育所にこにこひろば(40人)▽通園らっこ(10人)▽ふわり(40人)―の6施設があり、仮に日中の大地震が発生すると各施設職員も含め区民数(471人、3月末現在)に匹敵する数の集団と一緒に局面を乗り切らなければならない状況が生まれる。そのときの互助を図る上で同区は日頃から顔の見える関係づくりが必要だと直感し、この日の連絡会議を開くに至った。

 当日は同区と区内6施設の関係者が一堂に会し、関係する役場職員も同席。住吉区長は津波が届かない区内における区民の自助と各施設の速やかな事業再開や安定的継続に向けた備えが大切だとし、その先で区と施設の互助を形にしたいという思いを掲げ、併せて同区は同町の防災倉庫も有することで周辺地区からも多くの避難者が集まり、そこに社会福祉施設が集中している状況も示唆して地域防災力向上に向けた協力を求めた。

 以降は東日本大震災のデータから参考になる内容、各施設の規模や古座地区内4区(上野山、古座、中湊、津荷)の人口構成といった今後の話し合いの素地となる情報を共有し、互いに自己紹介をし合った後は▽区内の備蓄状況の確認(各施設事前アンケートの集計結果報告と役場、同区の報告)▽大地震発生時における事業運営の方向性(一課題として提案)▽役場の福祉避難所運営の考え(説明と意見)▽今後の運営(自主防災会の各施設見学希望など)―といった項目で話し合いを重ねた。

(2019年7月20日付紙面より)

上野山区の呼び掛けで始まった福祉関係施設防災連絡会議=18日、串本町上野山
2019年07月20日
21 いよいよ楽しい夏休み
 小中学校で一斉に終業式  (新宮・東牟婁 )

 新宮市と東牟婁郡の公立小中学校で19日、一斉に終業式が行われ、約1カ月の夏休みに入った。

 新宮市立三輪崎小学校(芝﨑勝善校長、児童370人)では、体育館に集合し全員で校歌を斉唱した。芝﨑校長は良い夏休みにするため「手伝いをする」「時間を決めて遊ぶ」「勉強する」のポイントを挙げ、「生活リズムを壊さずに、楽しい夏休みを過ごしてください」と呼び掛けた。

 児童会代表の鈴木ひなたさん(6年)は「いよいよ楽しい夏休みですが、水や交通事故の危険もあります。くれぐれも気を付けて楽しく過ごしましょう」とあいさつ。

 6月に転入した児童と着任した教員の紹介が行われた。規則正しい生活や交通ルールを守る、水の事故や火遊びに気を付けるなどの指導もあり、児童は教員の話に耳を傾けた。同校では夏休み期間中も学校プールを開放する。

 同日は県立新宮高校で夏休み前アセンブリーがあった。県立新翔高校、近畿大学附属新宮高校・中学校は24日(水)に終業式や全校集会を開く。

(2019年7月20日付紙面より)

芝﨑勝善校長の話に耳を傾ける生徒=19日、新宮市立三輪崎小学校
2019年07月20日
22 東牟婁地方中学校総合体育大会③
 陸上、卓球  
2019年07月20日
23 観光名所巡り歴史学ぶ  虹の会が古座川町へ  (那智勝浦町 )
2019年07月20日
24 徐福伝承と熊野信仰  山﨑泰さんが雑誌に寄稿  
2019年07月20日
25 市民の意見や要望募る  市議会議員とお話する会  (新宮市 )
2019年07月20日
26 音楽に合わせて汗を流す  神倉小でリズム体操教室  (新宮市 )
2019年07月20日
27 ボードスポーツとフラ融合  第1回那智浜クルーズLIVE  (那智勝浦町 )
2019年07月20日
28 仕事の楽しさ厳しさ学ぶ  城南中で職業講話  (新宮市 )
2019年07月20日
29 会食で交流深める  モントレーパークの高校生を歓迎  (那智勝浦町 )
2019年07月20日
30 みんなで一つの作品を  運動会に向けダンス練習  (相野谷中 )
2019年07月20日
31 有権者に投票呼び掛ける  三重県選管が啓発活動  (参院選 )
2019年07月20日
32 反射神経年齢を計測  高齢者安全運転大会  
2019年07月20日
33 記録の樹立や更新に挑戦  B&Gで水泳交流記録会  (串本町 )
2019年07月20日
34 ゴーラの蜜切り作業見学  高池小4年生総合学習で  (古座川町 )
2019年07月20日
35 6月定例会一般質問⑧  串本町議会  
2019年07月20日
36 子ども向けにキーホルダー  認知症サポ新ノベルティ  (串本町 )
2019年07月20日
37 行程確認し気持ち高める  メ市青少年団の中学生ら  (串本町教育委員会 )
2019年07月20日
38 お悔やみ情報
  
2019年07月13日
39 町民の長寿を盛大に祝う
 「喜寿の集い」に91人  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町と町社会福祉協議会(岡﨑晴賀会長)は11日、同町勝浦のホテル浦島で「第25回喜寿の集い」を開催した。本年度喜寿(77歳)の町民290人中91人が出席し、食事や余興を楽しみ祝福を受けた。

 堀順一郎町長は「町の発展は戦後や高度成長期など激動の時代を生き抜いてきた皆さまのご努力、ご労苦の賜物(たまもの)。豊かな経験と知恵をまちづくりや地域社会の活性化のために大いに発揮いただきますようお願いします」とあいさつ。荒尾典男町議会議長が「皆さま方には深く敬意と感謝申し上げます。地域社会の良き助言者や指導者として後進の指導にもご尽力いただきたい」と話し、東牟婁振興局の東川智昭局長も祝辞を述べた。

 招待者を代表し、柴田三彌子さんが「今日は神様がくれた特別な日。一日を大切に過ごしたいです。やる気、根気、元気の3本の木(気)を大切に育て100年時代に向って過ごしたい。地域社会のために頑張ることが恩返しだと思う」と述べた。

 わかば保育園の園児ら16人は歌やダンスを披露し、会場を盛り上げた。手作りの首飾りを招待者全員にプレゼントし、「77歳おめでとうございます。これからも元気でいてください」と激励。同町社協の岡本美智子副会長が長寿を祝い乾杯の音頭を取った。

 岡﨑会長は「皆さま方には地域の活性化にも先頭に立っていただきたい。今後もご壮健でご活躍くださいますようにお祈り申し上げます」と話した。

 同町下里の上田桂三さん(76)は「今後もできる限り、さまざまなものに関わっていきたい。個人プレーには注意し、みんなと仲良くしていきたい」と笑顔を浮かべた。

 その後は町区長連合会の大江清一会長が万歳三唱を行い、餅投げで締めくくられた。

(2019年7月13日付紙面より)

招待者らが喜寿を祝い乾杯=11日、那智勝浦町のホテル浦島
わかば保育園の園児らが手作りのプレゼントを贈った
2019年07月13日
40 旅行客を「食」でおもてなし 英語版グルメマップが完成 (新宮市料理飲食業組合)

 新宮市料理飲食業組合(平見一雄組合長、組合員60人)と新宮・東牟婁菓子商工組合(切畑屋伊和男組合長、組合員35人)はこのほど、外国人観光客向けの「英語版グルメマップ」を完成させた。11日に同市緑ヶ丘の東牟婁振興局で記者会見を開き、平見組合長は「一人でも多くの外国人観光客の方に見ていただきたい」と呼び掛けた。

 グルメマップはA5版フルカラー16㌻。市内の飲食店48店舗と、新宮~那智勝浦町の和・洋菓子店21店舗の計69店舗の写真と情報が掲載されている。店の看板を見て一目で分かるように、日本語で屋号を併記するなど工夫を凝らした。今後、各店舗や観光協会、ホテル組合などに設置するほか、新宮港に入港するクルーズ船乗船客などにも配布していく。

 当地方を訪れる外国人観光客が増えたことを受け、熊野三山をはじめとする観光スポットだけではなく、「おいしいもので胃袋を満たし、『食』でも楽しんでいただき、また訪れてもらいたい」との思いから作成に至った。約1年前から作成に取り組み、試行錯誤を重ねながら5000部の発行にこぎ着けた。

 平見組合長は「飲食店を紹介する英語版のパンフレットが今までなかった。料理にしてもお菓子にしても、その店の一押しメニューを掲載しています。当地方にこれだけの飲食店があることが分かれば、『ここで食事を』というきっかけになるのでは」と期待を込める。

 切畑屋組合長は「菓子業界は特に、写真で見て、食べたいと思ってもらえることが大事。海外にはお土産の習慣がないが、来ていただいて一度味わってもらいたい」。企画した倉本幹也さんは「今まではインターネットで検索しづらく、お店を見つけにくかった。歩きながらでも見られるグルメマップによって、『新宮市で食事をしよう』という流れになるのでは」と思いを語った。

 里中陽互・市観光協会長は「これを機に、店舗側が外国人観光客に対しての心遣いや一歩踏み込んだおもてなしができることを期待します。地域一丸となってお客さんをおもてなしするために、積極的に組合に加入してくれる店舗も増えれば」と話していた。

(2019年7月13日付紙面より)

英語版グルメマップをPRする(左から)切畑屋伊和男さん、里中陽互さん、平見一雄さん、倉本幹也さん=11日、東牟婁振興局
2019年07月13日
41 300人規模でごみ回収
 上浦海岸で清掃活動  (串本町 )

 串本町串本にある上浦海岸で7日、串本・みんなの海をまもろう会(堀口一志会長)の呼び掛けによる海岸清掃活動があり、約300人で漂着したごみを回収するなどした。

 この活動は、串本の海を愛する人々が一体になって美化活動を展開し、秀でた環境を守り続ける気持ちを高める目的で年1回実施。近年は串本地区南西にある上浦海岸を対象にして呼び掛けをしていて、本年度は当初6月30日に行う予定だったが、天候不良のため今月7日に延期する形となった。

 参加者の内訳は▽柏木商店▽紀南農業協同組合串本支所▽きのくに信用金庫串本支店▽紀陽銀行串本支店▽串本海上保安署▽串本町役場産業課・教育課▽串本町商工会▽K―BAYサーフィンクラブ▽航空自衛隊串本分屯基地▽小森組▽新宮保健所串本支所▽和歌山東漁業協同組合▽個人有志―などの各関係者と合同参加する串本小育友会。当日は午前7時20分をめどに現地集合し、堀口会長と串本小の濵正和校長があいさつをして活動に取り掛かった。

 同海岸は住民の散歩、サーファーの挑戦、近年は緩慢だがウミガメも産卵に訪れるなど幾重にも親しまれ、須賀漁港の設置で幾分縮小しているが約700㍍にわたり砂浜が広がる。他方、二色から潮岬にかけての大きな湾の一角にあり、ごみが漂着しやすいという状況も抱えている。

 この日は1時間強の人海戦術で漂着ごみを一掃。町指定ごみ袋〈大袋〉換算で可燃ごみ470袋相当、不燃ごみ110袋相当を引き上げたほか、散在する流木も寄せ集めて砂浜を整えたという。終了時は同会から飲料を差し入れ、串本リリースタンプ会のエコポイント(100㌽分)引換券も贈って感謝した。

(2019年7月13日付紙面より)

上浦海岸の漂着ごみを人海戦術で集める参加者=7日、串本町串本
2019年07月13日
42 戸別受信機の配布率向上を
 紀宝町区長会が定例会  

 町内14区と町で組織する紀宝町区長会(会長・辰巳尚鵜殿区長)は11日、同町役場大会議室で定例会を開いた。役員改選に伴い会長に辰巳区長、副会長に猿口芳志神内区長を再任した。

 年に1回の定例会で各地区の区長と西田健町長、各課課長らが出席した。あいさつで西田町長は「熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路は和歌山県側で橋の工事が行われ、三重県側も準備が進んでいる。用地は地権者の97%の方に協力をいただいている」と述べた。

 また、2級河川神内川が特定大規模河川事業の指定を受けたことや、9月から県内の医療機関で未就学児が無償で診療を受けることができることなどを報告した。

 辰巳会長は、デジタル防災行政無線の戸別受信機を各区で配布できないか提案し、各区長が了承した。

 続いて各課の担当職員が町防災情報システム、町花火大会、空き家バンク、移動支所の利用状況、介護予防事業、獣害対策などについて説明した。

 町花火大会は8月15日(木)午後7時から鵜殿港で開催を予定。追善供養に続き7時30分ごろから花火を打ち上げる。

 空き家バンク事業は紀宝町に定住、移住を希望し、物件を探している人に売買や賃貸を紹介するもので、企画調整課が担当している。獣害対策は農地侵入防護柵の資材購入費補助や追い払い講習会、小型箱わなの貸し出しなどに取り組んでいる。

 戸別受信機の配布率は約75%で、設置が進んでいない地区もあり、出席者からは「100%配布に向けて自主防災会で取り付けしては」「台風シーズンまでに配布を」との意見があった。

(2019年7月13日付紙面より)

区長会で町の取り組みを聞く=11日、紀宝町役場
辰巳尚会長(右)と猿口芳志副会長
2019年07月13日
43 親子で食育に触れる  映画「いただきます」上映会  
2019年07月13日
44 町の課題解決に向け協議  まちづくり地域推進会議  (那智勝浦町 )
2019年07月13日
45 「飛び出し」に注意して  三輪崎小で交通安全教室  (新宮市 )
2019年07月13日
46 研究の一端に触れる  近大新宮高が水産実習  (新宮市 )
2019年07月13日
47 夏野菜使った料理作る  新宮市で4回目の男性料理教室  
2019年07月13日
48 持続可能なまちづくり目指し  「地方創生ゲーム」体験会  (新宮市 )
2019年07月13日
49 ゴカイの音の研究成果発表  平林勲学芸員ら研究チーム  (串本海中公園センター )
2019年07月13日
50 集団に大切な事柄考える  ジュニアリーダー研修会  (串子連 )
2019年07月13日
51 官民連動で町内美化  古座川のおおそうじ  (古座川町 )
2019年07月13日
52 6月定例会一般質問⑥  串本町議会  
2019年07月13日
53 薬物乱用はダメ!  熊野市・南郡で街頭啓発  
2019年07月13日
54 ケーキ作り楽しむ  「寺子屋広場」に11人  (紀宝町 )
2019年07月13日
55 一層の満足度向上を  「熊野倶楽部」が10年の愛顧に感謝  (熊野市 )
2019年07月13日
56 「横断歩道“SOS”の日」を啓発  夏の交安県民運動初日に広報活動  
2019年07月13日
57 観光やビジネスの拠点に  ホテルシーモアレジデンスがオープン  (白浜町 )
2019年07月13日
58 はがきで思い伝える  啓発に暑中見舞いはがき活用  (管内小学校で )
2019年07月13日
59 お悔やみ情報
  
2019年07月12日
60 住みよい社会のために
 わかやま夏の交通安全運動  (新宮市 )

 和歌山県、交通事故をなくする県民運動推進協議会など主催の「わかやま夏の交通安全運動」が11日から始まった。20日(土)まで▽子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽自転車の安全利用の推進▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽横断歩道における歩行者優先の徹底―を重点とし、県民に注意を呼び掛ける。

 夏季の行楽などによる交通量の増加、暑さからくる疲れや気の緩みなどによる夏特有の交通事故が多発する時期を捉え、交通ルールの遵守(じゅんしゅ)と正しい交通マナーの実践を習慣づけることにより、交通事故の防止を図ることを目的に、各地で啓発活動などが展開された。

 新宮市橋本のイオン新宮店で行われた決起集会では、新宮警察署、市交通事故をなくする市民運動推進協議会、市交通指導員会協議会などの関係団体から約50人が参加。上田勝之市議、松浦友範交通課長、田中肇・県交通安全協会新宮支部長、清岡幸子・新宮市交通指導員協議会長も加わり、買い物客らに物資を配布し、交通安全を呼び掛けた。

 決起集会で田岡実千年新宮市長は、「交通事故のない安心安全な社会を目指す、そういう思いが少しでも伝わるような啓発活動になれば」。松浦交通課長は、管内の人身事故件数は半減していると日頃の活動に感謝を示し、「これからのレジャーシーズンに向け、遠方からの観光客増加に伴い事故の増加が見込まれる。さらに暑くなると過労気味のドライバーが増え、居眠り運転など大きな事故が懸念される。夏場の事故防止に対する広報、啓発をはじめ、住みよい社会づくりのためにより一層の協力を」と呼び掛けた。

(2019年7月12日付紙面より)

啓発物資を配り交通安全を呼び掛けた=11日、新宮市橋本のイオン新宮店
2019年07月12日
61 がん撲滅の夢を託して
 光洋中で「生命の駅伝」募金贈呈式  (新宮市 )

 第25回「生命の駅伝」募金贈呈式が10日、新宮市立光洋中学校(宮本雅史校長)の体育館であった。生徒会長の海野夏葵さん(3年)が、学校で集めた1万1464円を和歌山県立医科大学の村田晋一教授に手渡した。

 がんと闘う人を励まし、研究を支援する目的で行われている募金活動で、主催は「生命の駅伝の会」(本部・三重県松阪市、太田正隆会長)。今回の募金は、三重、和歌山の両県合わせて329万322円だった。

 毎年協力している同校の宮本校長は「今回は募金という形で、がん撲滅の夢を託してくれたと思っています。近い将来、その夢が実現できることを祈っています」とあいさつ。

 田岡実千年市長は「患者さんに勇気を与える取り組みだと考えていますので、これからも取り組みがますます発展することを願っています」。東牟婁振興局の久保田清之健康福祉部長が「生命の駅伝の取り組みが、多くのがん患者やその家族の方々に勇気や希望を与えること、また今回集められた募金が、がん研究の一部となるよう祈念したい」と今後に期待を寄せた。

 募金を受け取った村田教授は、小さなことの積み重ねが大きなことにつながるとし「皆さんもこれから、中学、高校、大学、社会へと進むと思いますが、日頃のちょっとした驚きや感動、そういったところから、幸せが見つかる気がします。皆さんのこれからの活躍と、頂いた寄付が大きく融合していく世の中になればと願っています」と感謝した。

 同駅伝実行委員会の上村眞由委員長はがんに関わる人のことを考えることが社会人にとって重要なことだとし「皆さんも、生命の駅伝を通して、そういう人たちのことを考えてくれながら、社会に進む準備をしてくれている。素晴らしい社会人になるだろうなと期待しています」と呼び掛けた。

(2019年7月12日付紙面より)

生徒会長の海野夏葵さん(右)から村田晋一教授に募金が手渡された=10日、新宮市立光洋中学校
募金活動に中心となって取り組んだ生徒会の皆さん
2019年07月12日
62 字を書いて気持ち伝えて
 「教育かもめ」作成し寄贈  (トヨタレンタリース和歌山串本駅前店 )

 和歌山トヨタ自動車株式会社のグループ会社・株式会社トヨタレンタリース和歌山の串本駅前店(坂井崇副店長)が10日、串本町と古座川町の学校に通う小学生~高校生1225人分6125枚のはがき「教育かもめ」を両町の教育委員会に寄贈した。

 「教育かもめ」は、手紙を書く楽しみや喜びを経験し豊かな人生の一助とする気持ちを高めるきっかけとして学校教育の現場に寄贈する夏のお便り郵便はがき(通称・かもめ~る)。日本郵便株式会社の手紙文化振興の一施策で、各郵便局が管内企業の協賛を得て作成している。

 今回は串本郵便局(構浩局長)管内にある同店が協賛する形で実現。背景には3年ほど前に和歌山トヨタ自動車株式会社の小川至弘会長が当時の同局局長から同施策の紹介を受けた経緯があり、その趣旨に共感した小川会長の思いにより「教育年賀」と対で3年来寄贈を重ねる状況にある。

 この日は同局と受け手の教育委員会の段取りにより贈呈式を実施した。和歌山トヨタ自動車株式会社の保養所があることで縁が深い古座川町では、中央公民館を会場にし同町立高池小学校(大畑眞校長)の1、2年生が出席。代表して5人が小川会長から同店名と教育委員会名が入った「教育かもめ」を受け取り、立花優仁君(2年)が感謝を述べた。同店がある串本町では同町立串本小学校(濵正和校長)を会場にし、児童を代表して1、2年生が小川会長を出迎えて寄贈を受けた。

 古座川町の会場で小川会長は「皆さんに渡したのは暑中見舞いのはがき。手書きで『お元気ですか?』と書いて出したら相手は喜ぶし、お返しに『かわいらしいな』と言ってもらえたら自分もうれしい。そのような人と人のつながりを生むために、字を書いて相手に気持ちを伝えるのが手紙だ」と諭して賛成を誘い、このはがきを使った頑張りを期待。併せて両会場とも紙芝居を上演しお菓子を配るなどして、意欲のもとになる元気も引き出した。

 贈呈式には西前啓市町長と中道悟教育長、田嶋勝正町長も来賓として同席。両町長は小川会長への感謝を述べ、子どもたちにしっかりと役立てるよう呼び掛けるなどした。寄贈した「教育かもめ」は教育委員会から学校へ届けて趣旨に沿う活用をしてもらうという。

(2019年7月12日付紙面より)

「教育かもめ」を受け取る高池小の1、2年生=10日、古座川町中央公民館
児童に「教育かもめ」を贈る小川至弘会長(右)=10日、串本町立串本小学校
2019年07月12日
63 「扇神輿」を張り替え
 14日の例大祭に向け  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で11日、「那智の扇祭り」=14日(日)=を前に扇神輿(おうぎみこし)張替奉告祭が営まれた。熊野十二所権現の神霊を移す扇神輿は高さ約6㍍、幅約1㍍の細長い形で「那智の大滝」を表しており、毎年張り替えられる。

 午前8時から神事が営まれた後、白装束の氏子ら28人が斉館に集まり、男成宮司の見守る中、伝統の製法で作業に取り掛かった。扇の長さが神輿を張る寸法の基本になっていることや扇を神輿に止める縫い糸の長さも決まっていることなど、作り方のほとんどが口伝によるため先輩が後輩に手順を指導しながら作り上げた。

 扇神輿は細長い枠に赤い緞子(どんす)を365本の竹くぎで留め、32本の日の丸が描かれた扇や8面の白銅鏡、細工が施されたへり松と呼ばれる板などが飾られる。神輿1体は1カ月を意味し、12体で1年を、32本の扇は1カ月の30日と、残る2本が月の満ち欠けを、365本の竹くぎは1年の日数を表している。8面の白銅鏡は「神威八紘(はっこう)」(あまねく広く輝かすの意味)と伝わる。

(2019年7月12日付紙面より)

古くから伝わる手法で「扇神輿」を張り替える氏子=11日、那智勝浦町那智山
2019年07月12日
64 バレーホリックが優勝 紀南バレーボール連盟社会人大会 
2019年07月12日
65 橋本さん、井上さんが優勝 荒天で1コート短縮 (那智勝浦町体協グラウンドゴルフ夏季大会)
2019年07月12日
66 中山悠吏君、2大会連続V
 四日市、いなべ両市での大会に出場  (新宮ジュニアレスリングクラブ )
2019年07月12日
67 会長に児嶋隆也さん  新宮ロータリークラブ新役員  
2019年07月12日
68 国立公園内をきれいに  休暇村南紀勝浦会が清掃奉仕  (那智勝浦町 )
2019年07月12日
69 平見一雄さんが厚労大臣表彰 各組合が功労者表彰受賞者を発表 
2019年07月12日
70 日本の伝統文化に親しむ  光洋中1年生が着装とマナー学ぶ  (新宮市 )
2019年07月12日
71 館内に温かい音色響く  旧チャップマン邸でオープニングコンサート  (新宮市 )
2019年07月12日
72 新しい連携の形を模索  高田小・中で教員兼務  (新宮市 )
2019年07月12日
73 角がないナメクジ?  目津の畑で見つかる  (串本町 )
2019年07月12日
74 地域住民と交流  高池保育所の夏祭り  (古座川町 )
2019年07月12日
75 「和をつなげよう」  上野山こども園が夕涼み会  (串本町 )
2019年07月12日
76 6月定例会一般質問⑤  串本町議会  
2019年07月12日
77 射場と振興の接点考える  観光関係者対象に勉強会  (南紀串本観光協会 )
2019年07月12日
78 小雨決行で250人が挑む  認定コース第4回記念大会  (潮岬青少年の家 )
2019年07月12日
79 例年より遅い初産卵を観察  優占種スギノキミドリイシ  (串本海中公園 )
2019年07月12日
80 同級生らの応援も得て開館  私立図書館「かんりん文庫」  (串本町 )
2019年07月12日
81 思春期教育など推進を  紀南地域母子保健医療推進協が実務委員会  
2019年07月12日
82 横断歩道は左右の確認を  1、2年生対象の交通安全教室  (鵜殿小 )
2019年07月12日
83 防災情報共有システムを紹介  タブレットで状況確認可能に  
2019年07月12日
84 町の課題解決に向け議論  鈴木英敬知事と1対1対談  (紀宝町 )
2019年07月07日
85 世界遺産登録15周年 紀伊山地の霊場と参詣道 (各地で記念イベント)

 和歌山県、三重県、奈良県にまたがる三つの霊場(熊野三山、高野山、吉野・大峯)と参詣道(熊野参詣道、高野山町石道、大峯奥駈道)を対象とする「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産(文化遺産)に登録されて、今月7日で15周年を迎える。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」は2004年7月7日に登録。世界遺産登録は日本では12番目で、近畿地方では5番目に当たる。登録時の規模は周辺地域を合わせて日本の世界文化遺産では最大となる1万㌶。

 日本で初めて「道」が世界遺産として登録され、文化遺産の中でも人間の営みと自然の結びつきを示す「文化的景観」にも初めて選ばれた。山岳霊場と参詣道、そして文化的景観は、紀伊山地の自然がなければ成立しなかった、世界でも類を見ない資産として高く評価されている。16年10月には阿須賀神社などが追加登録、軽微な変更がなされ現在に至っている。

 世界遺産登録を受け、和歌山県では05年3月に世界遺産条例を制定。7月7日を「和歌山県世界遺産の日」と定め、「基本理念を十分に踏まえ、県民等の理解のもとに、世界遺産に係る保存、調査研究、整備、活用その他の活動について、適切に必要な施策を実施する」とした。

 各自治体やボランティア団体が熊野古道や景観、登録資産などの美化や保護のために保全活動をする中、観光地化による観光公害や、公共工事などによる「川の参詣道」熊野川への悪影響も懸念されている。

 6日、7日(日)に、当地方においても登録15周年を記念するイベントが各地で催される。県世界遺産条例の前文には「私たちは、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約の精神に基づき、人類共有の財産『紀伊山地の霊場と参詣道』を将来の世代へ確実に引き継いでいくことを決意して、この条例を制定する」とある。登録15周年を機に、人類共通の財産を次世代へつないでいくために、文化や自然環境の重要性を認識し、当地域から世界へと発信していくことの意義を再確認したい。

  □     □

■6、7日の本紙エリア内記念イベントなど

▽~世界遺産登録15周年記念~世界遺産「高野・熊野夢舞台」コンサート(6日、熊野速玉大社/観覧申込終了)

▽世界遺産登録15周年記念ウオーク(6、7日、大門坂~那智の滝、青岸渡寺~那智の滝/受付終了)

▽「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録15周年記念メッセージ花火(7日、那智勝浦町勝浦湾内/午後8時から・荒天の場合は翌8日に延期)

▽世界遺産登録15周年奉告祭(7日、熊野本宮大社/午前10時から・メッセージの記入でキーホルダー授与)

▽「紀伊山地の霊場と参詣道」登録15周年・世界遺産熊野本宮開館10周年記念イベント(7日、世界遺産熊野本宮館/午前10時から午後5時・音無茶の振る舞い、熊野参詣曼荼羅(まんだら)絵解きなど)

(2019年7月7日付紙面より)

2019年07月07日
86 利用規約について意見交換
 文化複合施設管理運営検討委  (新宮市 )

 第13回新宮市文化複合施設管理運営検討委員会(関康之委員長)が5日、市役所別館で開かれた。文化ホールなどの開館時間や時間区分、予約受付など貸館利用規則について意見を交換した。

 速水盛康教育長は「市民の文化活動の拠点にふさわしい管理を目指して取り組んでいきたい。施設は第2次総合計画のテーマに近付いていくためにも大きな役割を果たすものであると実感している」と述べ協力を呼び掛けた。堀内秀雄・前委員長に代わり新たに就任した関委員長は「費用対効果は重要視する部分。稼働率を上げ新宮市の文化力を高めていくことが地域全体の活性化につながっていく」とあいさつした。

 計画策定を支援する株式会社シアターワークショップ代表取締役の伊東正示さんが、開館・受付時間や貸出時間、申し込み時期、予約申し込み方法などについて案を示した。他自治体の市民運営や利用調整会議の事例を紹介し、▽幅広い層の利用を促進する方針となっているか▽優遇措置についてどう考えるか▽市民運営を取り入れるか―を検討ポイントに挙げ委員らに意見を求めた。

 委員からは夜間の利用頻度や市民運営、自主事業の優先性などについての質問があった。「ランニングコストが気になっている市民が多い。自主事業ばかりで歳入が少なくなるのはおかしな話」「民間が使用しやすいように成人式など、行政側の年間を通したスケジュールを周知するべき」などの意見もあった。

 伊東さんは予約申し込み方法や使用料金の市内利用優遇措置について「広域的に使ってもらうことが大事。交流人口を増やすためにはメリットが大きい」と市内外同ルールを提案した。委員からは「税金を納めているという市民感情も考慮すべきでは」との提言があり、申し込み時期を早めるなどのアドバンテージが必要などと意見をまとめた。

(2019年7月7日付紙面より)

利用規約などについて意見を出し合った=5日、新宮市役所別館
2019年07月07日
87 曼荼羅絵図の道巡る
 世界遺産15周年記念  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町観光協会(矢熊義人会長)は6日、世界遺産登録15周年を記念した熊野古道ウオークイベント「曼荼羅(まんだら)の道」を開いた。雨の中、県内外から16人が参加。自然道などを巡り那智参詣曼荼羅絵図に描かれた「熊野詣」を堪能した。

 道の駅なち・世界遺産情報センターに集合した一行は、補陀落渡海(ふだらくとかい)の信仰で知られる同町浜ノ宮の補陀洛山寺(髙木亮享住職)へ。

 本堂で特別に開帳された国の重要文化財「三貌(さんぼう)十一面千手千眼観世音菩薩」を前に寺の由緒や本尊について説明を受けた。同寺は熊野古道中辺路と大辺路の分岐点に存在すること、三貌の表面はふっくらとした顔立ちで穏やかな表情だが脇面が2面とも「憤怒」の表情なのが珍しいことや光背がおよそ400年後に作り直された可能性などの話に耳を傾けた。

 境内に展示している渡海船を見学し、熊野那智ガイドの会の山東健会長から、同寺の住僧たちが南海の観音浄土を目指した捨て身行の「補陀落渡海」について聞いた。船の構造なども間近に見て説明を受けた。

 その後は同町井関の尼将軍供養塔、大門坂・多富気(たぶき)王子を経て熊野那智大社、那智山青岸渡寺を参拝し、那智の滝も正式参拝した。

 友人と紀宝町から参加した産屋敷基久さん(62)は「一度も見たことのない本尊の開帳を知り参加しようと思った。最近は外国人観光客が増えてきたので地域の良い所を知り、聞かれたら説明できるようになりたい」と話していた。

(2019年7月7日付紙面より)

雨の中、次の目的地へ向かう一行=6日、那智勝浦町浜ノ宮
2019年07月07日
88 紀宝署管内、犯罪最少地域に
 曽根秀行さんらを表彰  (紀宝地区防犯協会 )

 紀宝地区防犯協会(会長・西田健紀宝町長)は5日、紀宝町役場大会議室で本年度総会を開催した。紀宝町防犯委員会御船地区運営委員の西地隆さんと同相野谷地区運営委員の曽根秀行さんを表彰した。

 副会長の大畑覚御浜町長、顧問の岡田智治紀宝警察署長らが出席。西田会長は「安心安全な社会、非行のない明るい社会の実現を目指すための防犯活動を推進してもらいたい」とあいさつした。

 岡田署長は犯罪情勢を報告した。昨年中、県内の刑法犯認知件数は1万1247件で戦後最少を記録。5月末現在は4226件で本年も減少傾向にある。

 同署管内では昨年の認知件数が59件で前年より25%減少した。5月末現在は21件で昨年同期より11件減り、県内18警察署で被害発生が最も少ない地域となった。21件のうち19件がさい銭盗などの窃盗だった。

 高速道路の延伸により紀宝地区でも凶悪事件が起こる可能性があると危惧し、「犯罪のない町づくりにご協力を」と呼び掛けた。

 議事では昨年度の事業、決算を報告。本年度の事業計画案、予算案を審議して採択した。役員改選に伴い、西田会長、大畑副会長らを再任した。

 本年度は10月11日(金)から20日(日)までの「全国地域安全運動」に協力し、地域安全運動街頭キャンペーン、地域安全ポスター展などを実施する。

 警察、関係機関が協力し、自主防犯団体による防犯パトロール、小学校の通学路で児童の見守り活動をサポートするとともに、子どもに対するあいさつ運動に取り組む。12月の紀南剣道大会を支援する。

 年間を通して、特殊詐欺被害防止活動、キッズ輝けスクール、薬物乱用防止教室などの開催、補導活動の推進を行う。

(2019年7月7日付紙面より)

表彰を受ける紀宝町防犯委員会相野谷地区運営委員の曽根秀行さん(右)=5日、紀宝町役場
2019年07月07日
89 ビャクレンの花咲く  新宮市・宝珠寺で  
2019年07月07日
90 新宮市の魅力をPR  紀友会(東京都)の例会で  
2019年07月07日
91 期日前投票初日は544人  20日まで、市町村役場など  (参院選 )
2019年07月07日
92 安全安心な街づくり目指し  新宮署管下防犯協議会が総会  
2019年07月07日
93 触れ合い遊びを楽しむ  南大居・大野保が「ゆうゆう」慰問  (那智勝浦町 )
2019年07月07日
94 車いすは「足そのもの」  王子ヶ浜小5年生が車いす体験  (新宮市 )
2019年07月07日
95 商店街の歴史を学ぶ  ヤタガラス未来プロジェクトの一環で  (新宮市 )
2019年07月07日
96 「7日は晴れますように」  成川保育所で七夕の集い  (紀宝町 )
2019年07月07日
97 県大会目指して白熱  中学校総合体育大会  (熊野市・南郡 )
2019年07月07日
98 お悔やみ情報