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2022年09月29日
1 「交通ルール守って」
 新翔高で生徒らが啓発活動  (新宮市 )

 「秋の全国交通安全運動」(21~30日)期間中の28日朝、新宮市の県立新翔高校(藤田勝範校長)の校門前で交通ルールの順守などを呼びかける啓発活動が行われた。新宮警察署や藤田校長、同署から「自転車マナーアップ推進リーダー」に委嘱されている「新翔地域未来づくりプロジェクトチーム」のメンバーらが参加し、登校中の生徒らに自転車・歩行者マナー向上などを訴えた。

 同推進リーダーは道路交通法の改正による自転車運転者講習制度の施行を受け、2015(平成27)年に県内で初めて実施。校内での自転車の交通マナーの向上や「自転車安全利用五則」の周知、若者の交通安全活動への参画などを主導し事故防止を図ることを目的としている。

 今年は吹奏楽部とプロジェクトチームが推進リーダーとして委嘱されており、朝のあいさつ運動を通じて登校時の自転車・歩行者マナー向上や「自転車安全利用五則」の周知を図っている。

 なお、同署と推進リーダーらは23日、同市佐野のコメリパワー新宮店で自転車利用者らに対する街頭啓発を予定していたが、荒天に見舞われ計画を断念していた。

 この日、正門前に集合したメンバーや教員らは交通安全を呼びかけるたすきをかけ、あいさつをしながら啓発物資を手渡した。

 藤田校長は「生徒たちが率先して啓発を行ってくれる姿は頼もしい限り。大人だけではなく、同じ年代の人からのあいさつや声かけは受け入れやすいと思う」と話していた。

(2022年9月29日付紙面より)

登校する生徒らに交通安全を呼びかけた=28日、新宮市の県立新翔高校
2022年09月29日
2 大畑覚氏、3選果たす
 2期連続の無投票当選  (御浜町長選 )

 任期満了(10月9日)に伴う御浜町長選挙が27日に告示され、現職の大畑覚氏(71)=無所属=のほかに立候補の届け出がなく、2期連続の無投票で大畑氏が3選を果たした。

 同日午前9時に出陣式を行った大畑氏は、選挙カーで町内を巡った。午後5時前、選挙事務所に戻り、同5時の立候補届け出の締め切りで他の候補がないことを確認。

 妻の良子さん(71)、長男の真介さん(46)らと万歳三唱し、花束を受け取った。近隣市町の首長、県議、御浜町議らも駆け付け、支持者と喜びを分かち合った。

 大畑氏は「自分の信念で町政をもう1期進めさせていただきたいとの思いで立候補した。厳しい4年間になると思うが、あと4年間、政策を進めていきたい」と決意を示した。

 2期8年の実績を基に3期目は、第6次御浜町総合計画(前期基本計画)に示された三つの重点プロジェクト▽暮らしに穏やかさを感じる「安全・安心の確保」▽暮らしの活力を生み出す「地域経済の活性化」▽暮らしを未来につなげる「人口減少への挑戦」―に取り組む。「安全安心、地域経済の活性化、人口減対策の三つを中心に施策を展開したい。オール御浜で次世代につなぐまちづくりをキーワードに、全ての施策を次世代につなげたい」と述べた。

(2022年9月29日付紙面より)

妻・良子さん、長男・真介さんと当選を喜ぶ大畑覚氏(中)=27日、御浜町下市木
2022年09月29日
3 谷口さんが世界一周の体験伝える
 公民館の歴史・自然講座  (太地町 )

 太地町公民館で22日、生涯学習講座歴史・自然講座「世界一周のお話会~旅の報告会~」があり、約20人が参加した。那智勝浦町の集落支援員・谷口真実さんが講師を務め、自身が2015年から18年まで世界を旅した際の体験談などを講演した。

 同町公民館主催の取り組みで、革細工やヨガなどの「一般講座」と町の歴史・文化・自然を学ぶ「歴史・自然講座」を展開している。

 谷口さんは母の影響で世界に興味が湧いたとし、高校時代から海外ボランティアなどに参加。その際に言葉の壁を超える友人ができ、生活の違いなどを新たに感じ取ったという。社会人になり、働いて貯金に励んで、世界一周の旅へと出発した。

 自身はリュックサックを背負って旅をするバックパッカーであったとし、メインバッグやサブバッグに加え、防犯上の観点から貴重品などを収納したマネーベルトや靴の中に米ドルを隠していたと話した。

 旅の際は「ドミトリールームなど町一番安い宿に宿泊、野宿もある」「移動は公共交通機関や徒歩、ヒッチハイク」「現金は全て持ち歩かず、各国のATMを利用する」などを徹底したと述べた。

 旅の気づきや出来事について▽エチオピアは世界と7年遅れていて、現在は2015年▽現地の民族の現状や事実▽宿代支払い後、理不尽な理由で宿を追い出された▽発砲や竜巻に遭遇した▽資金が尽きて、ワーキングホリデーで資金を蓄えた―などを紹介し、当時の日記も読み上げた。

 谷口さんは「旅は楽しいだけでなく常に、自分の命や貴重品を守りながら、寝る場所や移動手段を考えなくてはいけない。危険な目にも遭った」。

 旅の醍醐味(だいごみ)は「人との出会い」だとし、イランやコロンビア、オーストラリアなどで出会った人々との思い出を語った。また、帰国したい思いに駆られた時期があったとし、その際に作曲した「Perfect Light」を熱唱。拍手が送られた。

 谷口さんは「旅をしたことに後悔はない。送り出してくれた両親に感謝している。楽しいこともつらかったことも、私の経験となっている。日々も人生の旅、どこにいても、何をしていても旅の途中。私も皆さんも人生の旅を楽しんでいけたら」と締めくくった。

 質疑応答では参加者から、旅の内容や疑問点、食事などについて、多くの質問があった。

(2022年9月29日付紙面より)

世界一周の旅の体験談を聞く参加者=22日、太地町公民館
谷口真実さん
2022年09月29日
4 目指した実り一丸で収穫
 明神小が大柳区で稲刈り  (古座川町 )

 古座川町立明神小学校(濵地久夫校長、児童11人)が26日、大柳区内で稲刈りに取り組んだ。

 北裏説朗区長の協力でおととしから始まった稲作体験の一環。北裏区長は本年度も広さ約2㌃の水田を提供して同体験を支援していて、児童は代かき直後の水田で泥遊びを体験させてもらった後に一丸でもち米「ヒデコモチ」の苗を田植えし、収穫を目指してきた。

 新型コロナウイルスの情勢でおととしは田植えこそできなかったものの稲刈りは体験したため、今回は3回目の実施。北裏区長から鎌で刈る方法を教わった児童は横一線で時間が許す限りのこぎり鎌で手刈りをし、残りは5、6年生と濵地校長が稲刈り機で刈り取った。

 手刈りした分はあらかじめたたいてほぐしたわらで4株ずつ束にし、5、6年生と北裏区長で組んださがりに掛けるところまで経験してこの日の作業を終えた。今後はイネがほどよく乾くのを見計らって足踏み式やコンバインによる脱穀も体験するそう。採れた米は3学期の給食の食材にし、明神中生徒にも振る舞いつつ味わうという。

 3年間稲刈りを経験し、鎌の刃を株に合わせて丸く滑らせると刈りやすいなどのコツをつかんだという山本凛君(6年)は「自分で稲作をする自信はまだないけれど、北裏さんに教えてもらってだいぶ慣れてきたと思う。今年も自分たちで作った米を食べるのが楽しみ」とコメント。北裏区長は「普段食べているお米がこんな感じで作られていることを楽しく学習してくれれば十分。こうして自然と接する楽しさも感じてもらえたら」と児童の今後を期待した。

(2022年9月29日付紙面より)

実りを迎えたイネを一丸で収穫する明神小の児童ら=26日、古座川町大柳
刈り取ったイネと一緒に記念撮影
2022年09月29日
5 木本がベスト4進出  秋季東海大会まであと1勝  (高校野球 )
2022年09月29日
6 讃寿会が早朝から草刈り作業  「社会奉仕の日」に合わせて  (紀宝町 )
2022年09月29日
7 「全国優勝が僕の目標」  柔道、畠虎仁朗君が県代表で  (紀宝町 )
2022年09月29日
8 留学生らが研究を報告 若手国際フォーラム (新宮市・東京大学)
2022年09月29日
9 ナンバンギセル  新宮市内各所で  
2022年09月29日
10 美しい歌声や演奏で魅了  木の川認定こども園で「お出かけ音楽会」  (新宮市 )
2022年09月29日
11 初のドライブコンテスト開催  あいおいニッセイが協力  (新宮警察署 )
2022年09月29日
12 一般質問録画と会議録公開  町公式HPの議会ページで  (串本町議会 )
2022年09月29日
13 リーフレットの配布開始  「宇宙ウイーク2022」  (串本町 )
2022年09月29日
14 第3回定例会一般質問(終)  串本町議会  
2022年09月29日
15 認知症への理解深める  シキビ出荷体験ワークショップ  (那智勝浦町 )
2022年09月27日
16 大輪の花、秋の夜空に
 追善供養花火をする会  (新宮市熊野川町 )

 「熊野川追善供養花火をする会」は24日夜、新宮市熊野川町能城山本(のきやまもと)で追善供養の花火を打ち上げた。地元住民や車中から花火を観覧していた人らは、夜空に咲いた約640発の花火に拍手や歓声を送った。

 紀伊半島大水害(2011年)の犠牲者を含む、多くの人々の供養のためにと彼岸の時期に企画し開催。いまだ収束のめどのたたない新型コロナウイルス感染症の収束や、またコロナ禍の影響を受ける人々に対する元気づけに対する願いも込められている。

 同町では、水害から10年の節目を迎えた昨年、「供養花火をする会」が犠牲者を追悼しようと花火の打ち上げを企画。「今年も花火をしてほしい」といった多くの声を受けて実施に至った。開催に向けて250を超える近隣の企業や個人から寄付が集まったという。

 なお、同会では23日に熊野川ドームさつきで歌やダンスによるイベントを企画していたが、台風15号の接近に伴い大雨警報が発表されたことから、イベントの開催を取りやめた。

 花火は十数㌶の田んぼの真ん中から打ち上げられた。スターマインや6号玉が光のショーを繰り広げ、地域住民らは夜の秋空を彩る大輪の花に見入っていた。

 翌25日には、町民らが早朝から花火打ち上げ地点周辺で清掃活動を実施。有志約40人が参加し、花火の燃えかすなどを拾い集め美化活動に汗を流した。

 同会の下阪殖保さんは「花火の恒例行事化を望む声も多い。行政も協力してもらえればありがたい」。

 池上順一さんは「熊野川町は生きている、それを示したいとの思いから、下阪さんをはじめとした人々が町のために動いてくれている。そういう気持ちが大事。花火の打ち上げはみなさんの協力がないとできないこと。ささやかながら地元への感謝を示し、恩返しをする機会になったと思う。来年もみんなで花火を打ち上げることができたら」と話していた。

(2022年9月27日付紙面より)

夜空に大輪の花火が打ち上がった=24日夜、新宮市熊野川町
清掃活動に参加した皆さん=25日、同町
2022年09月27日
17 JSTO月例会で活動紹介
 CGS部代表チームで発信  (串本古座高校 )

 和歌山県立串本古座高校CGS部が22日、ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)の月例会ゲストとして情報発信をする機会を得た。同協会は22~25日に東京ビッグサイトであったツーリズムEXPOジャパン2022内の自ブースを会場に設定し、同部はウェブ会議システムで参加。会員など旅行業界の関係者が情報を受け止める形となった。

 この情報発信は、JSTOの新津研一代表理事から月例会ゲストの誘いを受け応えたことで実現した機会。部員を代表して雑賀和さん、鈴木美咲子さん〈以上2年〉、鈴木紅瑠魅さん、竹本芽生さん、森大地さん、水本琉那さん〈以上1年〉がチームを結成し、「本州最南端での地域活性化の挑戦~CGS部の挑戦~」と題した内容を準備して情報発信に臨んだ。

 CGSは地域包括的支援(Community General Support)の略称。高校生がどのように地域を知り課題を見つけて支援をしているかについて、万能だれの商品化や防犯灯点検などの実績を織り交ぜて伝えた。

 そのように活動の傾向を示唆した上で同協会からの希望に応え、スペースポート紀伊のロケット打ち上げに向けたロケットラーメンなどのメニュー開発や「カイロス君」バッジ制作などの取り組みも紹介。今後は交流サイト(SNS)による打ち上げのライブ中継も目指していると予告し、実現時の視聴も呼びかけるなどした。

 発信先のツーリズムEXPOジャパン会場は期間の前半に業界関係者、後半に一般を対象にして公開される仕組み。旅行業界に関わる人に情報を受け止めてもらえて光栄、と心境を語る雑賀さんは串本町を知らない皆さんに少しでも魅力が伝わればという思いで今回の情報発信に臨んだと振り返り、主軸のCGS部活動について「かしこまった話ではなく、雑談の中で(本州最南端には)こんな高校があると話していただけたらうれしい」とコメント。鈴木さんは今回の情報発信をきっかけにし、気軽に串本へ来てくれる人が増えることを今後に期待した。

(2022年9月27日付紙面より)

ウェブ会議システム越しでCGS部の活動を紹介する部員=22日、県立串本古座高校
2022年09月27日
18 デジタル技術の広がりは
 若手国際フォーラム  (新宮市・東京大学 )

 新宮市と東京大学大学院人文社会系研究科・文学部は25日、同市浮島の浮島児童館での対面とオンラインを併用して「東大人文・若手国際フォーラム」を開催した。同大学の大向一輝准教授が基調講演。同大学助教で地域連携担当の太田泉フロランスさんが進行役を務め、留学生らが研究報告をした。

 同市と同大学大学院人文社会系研究科・文学部は昨年3月に連携協定を締結。東京大学と共に人文学を応用しての地域振興や交流促進、地域連携活動などを図っている。

 このたび、留学生ら約10人は同大学文学部長・人文社会系研究科長の秋山聰さんらと共に23日に熊野入り。26日にかけて新宮市や那智勝浦町、三重県熊野市などを訪れ「熊野体験研修」を行った。フォーラムは研修のプログラムの一つとして実施するもので、留学生らが自らの研究や熊野地方についての印象を語り、それぞれの国や地域への理解を深めることを目的に開かれた。

 フォーラム開催に当たり、田岡実千年市長は「大都市にはない何かを感じ取っていただき、今後の研究活動に役立てていただければ。また、母国に戻られてからも、この地での体験を発信いただければ」とあいさつ。

 秋山さんは、同大学と市が連携協定締結に至った経緯や活動を振り返り「当大学には優秀な留学生がたくさんいる。そんな人たちが熊野を体験し、熊野の人と交流することで緩やかながら大きな波及効果があると思う」と期待を寄せた。

 大向准教授は「熊野学の未来:デジタル技術による支援に向けて」をテーマに講演。デジタル技術にできることやその方向性、役割などを説明し▽文字▽地図▽3D―の各分野の研究や活用に展開しうるデジタル技術の広がりについて解説した。

 全国4800社に及ぶ熊野神社のリストから住所を緯度・経度に変換し地球儀ソフトに落とし込んだ日本地図を紹介し「4800社と軽く言うが、地図に落とし込んでみると日本列島を隙間なく埋め尽くしていることが分かる」。

 3Dの世界への技術の転換に関して、メタバース(3次元の仮想空間やそのサービス)における熊野曼荼羅(まんだら)絵解きの世界を実演。「ある程度の知識がないと活用につながらない。対象と向き合うのは人の役割。共通のテーブルとしてのデジタル技術だと思う」としながらも「遠隔で絵解きを再現するのは可能だが、熱量や意志、コミュニケーションを備えた熊野比丘尼(びくに)の代わりはできない」と付け加えた。

(2022年9月27日付紙面より)

大向一輝准教授がデジタル技術の活用方法などについて講話した=25日、新宮市の浮島児童館
対面とオンラインを併用して行われたフォーラムの様子
2022年09月27日
19 新しい風を吹かせよう
 3年ぶり中高合同の近大新宮祭  (新宮市 )

 新宮市の近畿大学附属新宮高校・中学校(池上博基校長)で25日、近大新宮祭(文化行事の部)が開催された。全校生徒477人がクラス行事や舞台発表などを通じ、今年のテーマである「新風」を表現した。

 本年度は3年ぶりに中高合同で、保護者の観覧も受け入れて実施。文化行事の部は24、25日の2日間にわたって開催を予定していたが、台風15号の影響で1日目のオープニングセレモニー・クラブ発表を延期し、2日目のクラス行事のみを先に開いた。

 高校生徒会の田岡結会長は「『新風』には、新型コロナウイルス感染拡大前と同じ活気を取り戻し、新型コロナ後の状況も取り入れたこれまでにない新しい取り組みをしようという思いを込めた。中高一緒になって楽しみましょう」と校内放送であいさつ。

 体育館では中学生の映像作品や劇の発表があり、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える「クリスマスの奇跡」や海洋プラスチックごみ問題を訴える「プラ島太郎」など、時節を捉えた作品が多く見られた。

 高校のクラス行事では、教室に近大マグロの巨大オブジェやフォトスポットなどが登場。絵の具やゴーカートを使ったアトラクションや脱出ゲーム、縁日など多彩な催しがあり、学年やコースを超えて生徒たちが交流した。近大新宮祭の様子は、後日写真で紹介する予定。

(2022年9月27日付紙面より)

第1次世界大戦の戦場に「きよしこの夜」が響く=25日、近畿大学附属新宮高校・中学校
海洋プラスチックごみを拾うアトラクション
2022年09月27日
20 初秋に鮮やかな色彩添える  各地でヒガンバナ花の盛り  (串本町・古座川町 )
2022年09月27日
21 一通りの手順教わり経験  三尾川小児童らが稲刈り  (古座川町 )
2022年09月27日
22 近大新宮が二次予選進出  秋季高校野球県大会  
2022年09月27日
23 福祉や財政など問う  太地町議会一般質問  
2022年09月27日
24 1位に西美晴さん  写連新宮支部9月例会  
2022年09月27日
25 シュウカイドウ咲く  遊歩道沿いでひっそりと  (那智の滝 )
2022年09月27日
26 「いつまでもお元気で」  高田地区福祉委員会がプレゼント贈呈  (新宮市 )
2022年09月27日
27 自然の恵みに感謝ささげる 熊野本宮大社で「献湯祭」 (田辺市本宮町)
2022年09月27日
28 元気いっぱい運動会  幼稚園や保育所などでシーズン始まる  (新宮市・那智勝浦町 )
2022年09月27日
29 バスケット作り楽しむ  子育てサロン「ふれんZOO」  (紀宝町 )
2022年09月27日
30 「戦争は人の心が荒れ果てる」  中田重顕さんを迎え講演会  (熊野市 )
2022年09月27日
31 秋空の下、地域一体で楽しむ  相野谷地区で合同運動会  (紀宝町 )
2022年09月27日
32 新翔高男子Bが優勝  新宮弓友会主催の月例射会  
2022年09月27日
33 古き良き日本の名作楽しむ  3年ぶりの日本優秀映画祭in南紀熊野  (那智勝浦町 )
2022年09月27日
34 新宮市登場の単行本発売中  漫画家・やまさき拓味さん  
2022年09月27日
35 お悔やみ情報
  
2022年09月17日
36 車両見学希望に565人
 抽選で参加者決定  (新宮市 )

 新宮市役所で15日、JR西日本が運行する長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」車両見学会の抽選会があった。市職員らが厳正なる抽選を行い、見学者を決定した。抽選結果については、近日中に返信はがきにて通知される。

 10月3日(月)から紀南コース2年目の運行を開始する同列車。運行開始初日は、午後9時15分に京都駅を出発。翌4日(火)午前9時37分に新宮駅に到着する。新宮駅発の初便は5日(水)午前9時50分。新型コロナウイルス感染症の状況により変更となる場合があるが、来年3月8日(水)までの間で夜・昼行それぞれ36本の運行を予定している。

 運行開始に先立ち、JR西日本では試運転期間中の1日(土)にJR新宮駅で車両見学会を企画。100人の定員で希望者を募ったところ、県内外から201通565人(往復はがき1通につき4人まで申し込み可)の申し込みがあった。なお、同列車受入協議会構成自治体からの応募数と見学希望者数は▽新宮市98通297人▽那智勝浦町16通40人▽古座川町1通4人▽串本町8通21人▽すさみ町2通6人―となっている。

 2年目の運行決定に当たり、津越紀宏・商工観光課長は「10月から来年3月にかけての約半年間、『銀河』が昨年に引き続き再度当地方に来

てくれる。当地方の魅力を発信し、多くの人に周遊してもらえることを期待しています」。

 車内見学会の開催に関しては「地域の人に『銀河』を身近に感じて興味を持ってもらえれば。また、機会があればツアーにもご参加いただければ」と話していた。

(2022年9月17日付紙面より)

市職員らが厳正な抽選を行った=15日、新宮市役所
「WEST EXPRESS 銀河」(JR西日本提供)
2022年09月17日
37 高木顕明師通して宗教の本質考える
 NHK「こころの時代」  (18日、Eテレで放送予定 )

 NHK・Eテレの「こころの時代 宗教・人生」の第6回が18日(日)に放送される。シリーズ最終となる6回目は「慈悲の実践」をタイトル(テーマ)に放送。明治時代に「大逆事件」に連座し絶命した、新宮市大橋通の淨泉寺の12代住職・高木顕明(たかぎ・けんみょう)師が紹介される。

 現在、放送中のシリーズ「歎異抄(たんにしょう)にであう 無宗教からの扉」は、日本人の多くが自らを「無宗教」だとする現代において、鎌倉時代後期に書かれた日本の仏教書「歎異抄」のメッセージを読み解く内容となっている。

 顕明師は新宮出身の医師・大石誠之助(1867~1911年)らと共に非戦、平和を唱えて活動していたが、明治天皇暗殺を企てたとして1910(明治43)年に連座(「大逆事件」)。死刑判決に処されたが後に無期懲役となった。

 事件を受け、同派から除籍の処分を付された顕明師は、無念の中、14(大正3)年6月24日に秋田監獄で自ら命を絶った。96(平成8)年に同派から処分が取り消され、名誉が回復されている。

 番組制作に当たって、同市在住の郷土史家・中瀬古友夫さんが資料を提供。NHKの取材に応じた同寺の18代住職・山口範之さんは「師の非戦と平等といった思いに今こそ耳を傾けてほしい。番組を通して、顕明師の人生と願いに触れていただければ」と視聴を呼びかけている。

 放送時間は午前5時から6時。再放送は土曜日の午後1時~2時を予定している。

  □     □

■第6回「慈悲の実践」

 「歎異抄」に流れる法然・親鸞の教えの核心である「慈悲」。それはどう実践されうるのか。明治学院大学名誉教授で宗教学者の阿満利麿(あま・としまろ)さんは、その思想を支えているのは第6条などに登場する絶対平等主義だとする。それゆえにその教えは、階級社会的秩序を求める政治権力と否応なく対じせざるを得ず、それが「歎異抄」の付録にある法然・親鸞の「流罪の記録」と結びつく。さらに明治期“大逆事件”に連座し絶命した和歌山新宮の僧侶・高木顕明の生き方を道標に考えてゆく(NHKホームページより)。

(2022年9月17日付紙面より)

高木顕明師の名号を手に山口範之住職=15日、新宮市の淨泉寺
撮影の様子(山口住職提供)
2022年09月17日
38 衛星サービスの発想紹介
 文化セでデータ活用WS  (串本町 )

 串本町文化センターで15日、「衛星データ活用ワークショップ(WS)」が2回あり計39人が参加して昨今急拡大している衛星サービスの発想に触れるなどした。

 7月27日~8月1日に和歌山市であった「南紀串本ロケットウイーク」で講師登壇した株式会社sorano me代表の城戸綾乃さん(30)によるWS。町企画課ロケット推進室を窓口にし、①午後3時~②午後6時30分~―のいずれかを選ぶ形で受講を呼びかけた。

 序~中盤は講演で、城戸さんは宇宙産業の一角を占める衛星サービスにおける人工衛星の役割には大きく▽衛星測位▽地球観測▽衛星通信―の3系統があり、中でも地球観測系統でのビジネスが多彩に急拡大しているとした。

 後押しとなっているのは人工衛星が搭載する観測機器の進歩に伴うデータの高品質化や多様化。実際に得られるデータをいくつか例示し、どのような形でビジネスに結びついているかを紹介して発想の筋道を伝えた。

 終盤はWSで、気になる衛星データと持続可能な開発目標(SDGs)を結び付けて活用を考える過程を参加者それぞれに体験。城戸さんは衛星にできることと暮らしの中のニーズがマッチングするアイデアをいかにひねり出すかがポイントだとし、出せる限り出した先で見つけた良案の事業化を伴走型で支援するのが自社だとアピールした。

 このWSを主管した株式会社USPジャパンの横澤武留エグゼクティブプロデューサーは10月12日(水)~16日(日)に実施する那智勝浦町と串本町の合同企画「宇宙ウイーク2022」を予告し、引き続きの参加を呼びかけてこの日の受講に感謝。城戸さんは「最初の一歩というところで、衛星データを使うとこんなことができるんだなーといったところや、もしかしたら自分が持つ課題が衛星データを使って解決できるかもというアイデアを持ち帰ってもらえたら」と受講した39人の今後に期待するところを語った。

 同室によると今後のイベントは両町足並みをそろえて近日中に詳細を発表予定という。

(2022年9月17日付紙面より)

衛星データを活用する発想を紹介する城戸綾乃さん=15日、串本町文化センター
2022年09月17日
39 「みえの一番星」出荷最盛期
 人気の超極早生温州ミカン  (JA伊勢 )

 御浜町下市木のJA伊勢統一柑橘(かんきつ)選果場で、超極早生(わせ)温州ミカン「味一号」の出荷が最盛期を迎えている。味一号は、熊野地方の露地温州ミカンの中でトップを切って出荷が始まる品種で、酸味の抜けが良く、爽やかな味が特長。極早生温州ミカンより2週間ほど早く出荷できる。

 味一号の中でも外観や糖度、酸度などの基準を満たしたものを「みえの一番星」のブランド名で出荷。一番乗りで出荷するミカンにふさわしく、全てのミカンをけん引する力となるようにとの願いを込めて、鈴木英敬・前知事が命名した。

 御浜町、熊野市、紀宝町から持ち込まれたミカンはセンサーで糖度やサイズ別に分けられ、県内、中京圏などに出荷される。みえの一番星は味一号の3~4割ほどで、15日に初売りを迎えた。

 JA伊勢によると、今年の味一号は例年通りおいしく仕上がった。今月下旬までに約1050㌧の出荷を見込んでいる。味一号は都市部で人気を集め、熊野地域の園地では苗の切り替えも進んでいるという。

(2022年9月17日付紙面より)

選果作業が行われる味一号=御浜町下市木のJA伊勢統一柑橘選果場
味一号の中から厳選した「みえの一番星」
2022年09月17日
40 「新宮が魅せる様々な風景」 新宮市観光フォトコンテスト入選作品紹介㊤ (一般の部①)
2022年09月17日
41 児童を思い一体で  三輪崎小で土入れ・整地作業  (新宮市 )
2022年09月17日
42 新しいルートで高台へ  宇久井小学校が避難訓練  (那智勝浦町 )
2022年09月17日
43 海に優しい生活を考える  主催事業で家族3組8人  (潮岬青少年の家 )
2022年09月17日
44 第3回定例会一般質問①  串本町議会  
2022年09月17日
45 秋の気配漂うヒガンバナ  丸山千枚田の棚田を彩る  (熊野市紀和町 )
2022年09月17日
46 警報級の大雨となる可能性も  台風接近、タイムライン始動  (紀宝町 )
2022年09月17日
47 現鵜殿保の利活用、今後検討  紀宝町議会一般質問㊦  
2022年09月17日
48 電子マネー悪用した詐欺増加  高齢者地域見守り隊が啓発活動  (紀宝町 )
2022年09月17日
49 地域の繁栄や安全を祈願  曇り空の下、渡御や神事斎行  (三輪崎八幡神社例大祭 )
2022年09月17日
50 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第53回】秋は魚を食べよう!  

 朝晩が過ごしやすい気候になり、秋の気配を感じるようになりましたね。わが家も長かった夏休みが終わり、子どもの昼食や留守番の心配がなくなって、ほっとしています。秋といえば、食欲の秋! 新米やキノコなど、おいしいものが沢山出てくる季節です。中でも、私の一押しは魚! 私は秋こそ魚を食べるべきだと思っています。秋の魚はおいしい上に、栄養満点だからです。

 秋の魚といえば、サンマですよね! 他にも秋にはサバやイワシと、青魚が一斉に旬を迎えます。この時期は、脂ものっておいしいのはもちろんですが、この青魚の脂こそ、栄養満点なんです。魚の中でも、青魚には「ドコサヘキサエン酸(DHA)」や「エイコサペンタエン酸(EPA)」が多く含まれます。これは、不飽和脂肪酸と呼ばれるのですが、これが血中のコレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにしてくれます。最近話題のオメガ3ですね。これが、さまざまな生活習慣病の予防や視力の向上など、まさにいいこと尽くしの成分なのです。しかも、この成分は体内では作ることができない必須脂肪酸なので、食事から取るしかありません。子どもからお年寄りまで、積極的に食べてほしい食材です。

 カツオも秋の魚ですよね。春のあっさりとした「初ガツオ」もおいしいですが、栄養面でいくと断然秋の「戻りガツオ」がお勧めです。脂がのっているので、DHAやEPAも豊富ですし、ビタミンDも初ガツオの2倍といわれています。ビタミンDは、海外では重要性が見直され積極的に補給する人が多い栄養素ですが、日本では不足しがちです。骨や筋肉を丈夫にしたり、免疫力をアップしたりしてくれます。さらに、カツオは鉄分が豊富なのも魅力。貧血気味の方にはうってつけの食べ物です。

 秋鮭もお勧めの魚です。こちらも、DHAとEPAが豊富なのはもちろん、ビタミンも充分含まれています。さらに注目すべき栄養は「アスタキサンチン」これは主に甲殻類が持つ色素なんですが、これをサケは豊富に含んでいるんです。

 このアスタキサンチンはいわゆる抗酸化物質! 老化を防いだり、疲労回復、ストレスの軽減、認知機能の改善にも効果があるといわれています。

 いかがですか? 秋は魚を食べた方がいい!ということがお分かりいただけたと思います。しかも、魚は実は究極の時短食材でもあります! 生のままお刺し身で出すだけ! 塩をかけて焼くだけ! 魚を主菜にすれば、手間はほとんどかかりません! 手間もかからない上に、体にもいい! そして何よりこの時期は脂がのってとってもおいしい! 三拍子そろった食材なのです。

 子どもの魚離れは年々深刻化しています。日本人は2001年に1人当たり年間40・2㌔の水産物を食べていたとされますが、17年には24・4㌔となり4割も消費を減らしています。最近はタンパク質の重要性が叫ばれ、肉を積極的に食べる人が多いですが、魚にもタンパク質は豊富ですし、栄養もバランス良く取れるお勧めの食材です。ぜひこの秋はおいしい魚を味わってみてください!

(2022年9月17日付紙面より)

2022年09月10日
51 自分の命を守ろう
 後誠介さん招き減災学習  (新宮市立丹鶴幼稚園 )

 新宮市立丹鶴幼稚園(尾﨑卓子園長、39人)で9日、減災学習があった。那智勝浦町在住で和歌山大学客員教授(災害科学・レジリエンス共創センター)、南紀熊野ジオパーク推進協議会学術専門委員を務める後誠介さんが来園。「逃げる」をテーマに講話した。

 同園では毎年この時季に、防災に関する学習を展開。これまで同園職員らが講師を務めていたが、尾﨑園長が後さんと知り合いであったことから今回の減災学習の実現に至った。

 また、転勤で同市に移ったことにより地形や過去の災害を把握していない保護者もいることなども考慮。対象を園児・保護者、保護者のみの2部に分けて実施した。

 後さんは「お父さんとお母さんと1歳の男の子がいました。大雨の中、お父さんは1歳の男の子をおんぶしました。うまく逃げられるでしょうか」と問題提起。「雨で手が滑ったら子どもは落ちてしまう。お父さんはひもで子どもを背中に結びました」と話し、抱っこした場合だと濁った水がかかったり、転倒した際に危険であるとした。

 「男の子を背負ったお父さんは離れ離れにならないようにお母さんと体をひもで縛り、励まし合いながら頑張って逃げることができました」と紹介。上記避難例は1954年に当地域で発生した6・23水害の際の実話で、1歳男の子は68年前の自身であったと明かし「避難するときには家族が離れ離れにならないように。逃げる知恵を働かせて」と呼びかけた。

 園児からは「私ぐらいの子だったらどうするの?」などの質問があり、後さんは「流れが速いと低い水位でも流されてしまう。お父さんにおんぶしてもらった方がいいです」などと回答。

 「お留守番しているときはどうしたらいいの?」の質問に対しては「2階建てなら2階に逃げて。そうじゃない場合は近所の2階建ての家に助けを求めて」と答えた。

 保護者を対象とした後半では、市の地形や、市と那智勝浦町における3連動地震(東海・東南海・南海地震)と南海トラフ巨大地震で想定される津波シミュレーションを示し「新宮市は津波に強い。那智勝浦町とは意味合いも度合いも異なる。市がまず心配するべきは家屋の倒壊と液状化、家具の転倒。東日本大震災では津波がクローズアップされたが、まず地震があったことが忘れられているのが問題」などと話した。

 尾﨑園長は「子どもたちには、大人が必ず助けに行くから、まずは自分の命を守ってほしいと伝えたい」と思いを語った。

(2022年9月10日付紙面より)

後誠介さんが過去の事例などを基に減災について話した=9日、新宮市立丹鶴幼稚園
2022年09月10日
52 段取り教わり実りを収穫
 高池小5、6年ら稲刈り  (古座川町 )

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長)の5、6年生が8日、池野山にある学校田で稲刈りに取り組んだ。

 歴代の5年生が取り組んでいる稲作体験(通称・米米クラブ)の一環。本年度も淡佐口幸男さんから広さ1・5㌃の水田を借りて学校田とし、少人数のため6年生に応援してもらいながら5月9日に田植えをし半ばで草引きもしながら収穫を目指してきた。

 他の水田より収穫が遅れたことでカメムシが集まる影響を受けたものの、荒天に傷められることはなく見た目の実りは整然として上々。淡佐口さんと対で技術指導する中根和夫さんから刈り方や段取りを教わった後、主役の5年生は序盤にのこぎり鎌で稲刈り、中盤は6株ずつ麻ひもで束ねる作業をし、6年生はその入れ替わりで応援した。一通り刈り取った後はさがりを組んで束ねた株をかけ、刈り口が湿らないようカバーをかけて作業を終えた。

 稲作をするのは初めてという山口愛翔君(5年)は「一番大変だったのは稲刈り。力を入れて束にするのが最初は難しくて、しっかり練習して慣れるのが大事だなと思った。田植えから稲刈りまでいい経験ができたし、農家の皆さんの大変さがよくわかった」とコメント。

 育てた品種はもち米の「かぐらもち」。淡佐口さんによると今後、数日ほど天日干しができたところで脱穀しもみを保管する。味わう直前に精米と虫害で黒ずんでしまった米の取り除きをする予定。大畑校長によると本年度も新型コロナウイルスの情勢により餅つき大会は見送り、精米後は菓子店に依頼して餅にしてもらい持ち帰って味わうという。

(2022年9月10日付紙面より)

稲刈りの作業を進める高池小の5、6生ら=8日、古座川町池野山
束ねた株をさがりにかけて作業を終了
2022年09月10日
53 外国人観光客との接し方学ぶ
 インバウンド対応能力強化研修  

 地域の観光人材を対象としたインバウンド(訪日外国人客)対応能力強化研修が7日、県熊野庁舎であった。観光目的の外国人の入国制限が緩和され、今後、インバウンド需要の回復が期待されていることから、ガイドや語り部、観光案内所、宿泊施設などに従事する30人が外国人観光客との接し方や英会話を学んだ。

 観光庁が監修し、インバウンド専門の観光ガイド「全国通訳案内士」の栗林紀美さん、和田千草さんが講師を務めた。

 全国の訪日外国人客は2003年が520万人、観光立国を宣言した07年は834万人、観光庁を設立した08年は835万人、19年は3188万人。東紀州地域には3年前、3600人が訪問した。

 熊野市出身で東紀州語り部友の会、本宮語り部の会でガイドをする栗林さんは、▽あいさつ▽服装と身だしなみ▽表情(笑顔)▽態度・立ち振る舞い―が異文化理解と接遇の基本とし「人の印象は見た目が9割。笑顔やユーモアを活用し、お客さまの立場になって英語の表示や標識を充実させてほしい」と伝えた。

 外国人観光客を迎える心得として▽地域の魅力を知り、愛する気持ちを持つ▽完全に正しい英語でなくても、必要な情報を伝える▽いろいろなツールを利用する▽本当のホスピタリティはお客さまの気持ちに応える▽外国人客を迎えて世界は広がる―を紹介した。

 英会話研修では「ここではマスクの着用をお願いします(Please wear a face mask here)」など感染症予防の表現を覚え、参加者同士、名前や仕事内容などを英語で自己紹介。レストラン、飲食店での対応、日本独特の表現、トラブル対応など正しい英語表現や複雑な状況に対応できる英会話を学んだ。

(2022年9月10日付紙面より)

外国人観光客に対応する英会話を実践=7日、熊野市の県熊野庁舎
2022年09月10日
54 新たな出会いの幅広げて
 城南中でALT英語の授業  (新宮市 )

 新宮市立城南中学校(吉田元紀校長、生徒151人)で8日、外国語指導助手(ALT)のキャサリン・ケリー・ウィンクルマンさん(23)による英語の授業があった。

 授業は生徒たちの英会話能力の向上を目的としており、全学年を対象に月に2日ほど実施している。ウィンクルマンさんは市の姉妹都市である米国カリフォルニア州サンタクルーズ市(以下、サ市)の出身。今後、同校をはじめ緑丘、光洋の市内中学校で語学指導などを行う。

 1年1組28人の授業では、ウィンクルマンさんがスライドを使ってサ市の町や名所を説明。自身の住んでいる場所や兄弟などをクイズ形式で紹介した。生徒からは英語で「身長は何㌢ですか?」「自国で有名なスポーツは何ですか?」といった質問が挙がり、教室には時折笑い声が響いた。

 後半には、ウィンクルマンさんからボールを受け取った生徒が名前や好きな食べ物、動物などを英語で発表した。

 速水翔葵(しょうき)さん(13)は「英語で話す機会が少ないため、新鮮でした。英会話は苦手で難しかったけど、楽しく授業に臨めた。これから勉強して、もっと理解を深めたい」。

 ウィンクルマンさんは「少し恥ずかしがりながらも笑顔で話に耳を傾ける姿が見られてうれしい。授業を通じてコミュニケーションを養い、新たな出会いの幅を広げてもらえれば」と話していた。

(2022年9月10日付紙面より)

自国の町や名所について説明するキャサリン・ケリー・ウィンクルマンさん(左)=8日、新宮市立城南中学校
2022年09月10日
55 64人計222点の応募集める  観光フォトコン審査会実施  (串本町 )
2022年09月10日
56 ゼロから始めるデジタル活用  新宮商工会議所がセミナー  
2022年09月10日
57 ICT活用指導力に課題か  教育の情報化の実態調査(速報値)  (和歌山県 )
2022年09月10日
58 三輪崎・佐野「ぶらりマップ」完成  新宮市  
2022年09月10日
59 「HATI」の工夫を学ぶ  下里小3年生が社会見学  (那智勝浦町 )
2022年09月10日
60 森倉直光さん、全国で躍動  全国高校定時制通信制柔道大会  (矢渕中出身 )
2022年09月10日
61 営農飲雑用水施設整備に感謝  県農林水産部に要望も  (紀宝町 )
2022年09月10日
62 運動会で伝統の民踊  「鵜殿ばやし」を練習  (鵜殿小 )
2022年09月10日
63 お悔やみ情報
  
2022年09月09日
64 緑丘・城南中の統合を検討 統合検討委員会で意見交換 (新宮市)

 新宮市役所別館で7日夜、「緑丘中学校・城南中学校統合検討委員会」の第1回会議が開かれた。学校・教育関係者ら16人が出席。市から委嘱を受けた後、委員会設置要綱や経過を共有し統合に向けて協議を行った。

 現在の両校の生徒数は、緑丘中学校228人、城南中学校152人の計380人。千穂・丹鶴小学校、蓬莱・王子小学校が統合された小学校再編が完了した2013年度当時の489人と比較して109人(22・3%)減少している。

 学級数も緑丘中は8、城南中は6となっており、両校とも法律上の基準「12~18学級」、和歌山県基準の「9~18学級」の適正学級数を下回っている。

 昨年2月に行われた市総合教育会議において、生徒数の減少や学校施設の老朽化などの観点から、田岡実千年市長が教育委員会で統合準備を進めるように指示。現状を受け、学校の活力を維持、発展させる観点から、統合の検討を開始するに至った。

 同委員会は、両校の統合に関し、必要な調査や協議を行い、統合を推進するために設置。育友会や学校運営協議会、公民館、町内会、学校関係者からなる19人の委員らが▽両校の統合に関すること▽学校の名称、校歌、校章などに関すること▽生徒の交流活動に関すること▽その他、統合準備に必要な事項に関すること―について協議を進めていく。

 開催に当たり、速水盛康教育長が「子どもたちのためにどのような教育環境を整えていくのか、学校を活性化していくのか。皆さまの意見や感じたことを参考にしながら策定していきたい」とあいさつ。委員長に選出された城南中学校育友会の板谷貴史会長は「地域の子どものためにみなさんのご意見を頂戴したい」と協力を求めた。

 今後、委員会では設置場所や校名などを議論するなどして統合に向けた検討を進めていく。また、必要に応じて保護者説明会やアンケートの実施も検討していくという。

 統合に向けた計画として速水教育長は「本年度中にはある程度のスケジュール案を作っていく必要があると考えている」と見解を示した。

(2022年9月9日付紙面より)

統合に向けての検討が始まった緑丘中学校(左)と城南中学校
統合検討委員会第1回会議の様子=7日夜、新宮市役所別館
2022年09月09日
65 災害対応の専決などを審議 町議会第3回定例会始まる (串本町)

 串本町議会(鈴木幸夫議長、13人)の第3回定例会が7日、役場議場で始まった。

 会期は20日(火)までの14日間で、一般質問は14日(水)から16日(金)までの本会議で行う予定。当局は会期初日に前年度の各会計決算案を含む28案件を上程し、審議を求めた。本年度の一般会計補正予算〈第5号〉案も含まれている。

 審議に先だって田嶋勝正町長が諸報告に臨み、前回の定例会以降の主な町政動向として▽宇宙シンポジウムin串本実施▽南紀串本ロケットウイーク実施▽ツーリズムエキスポジャパン2022〈東京ビッグサイトで今月22~25日に実施〉でのPR活動▽同町運動公園遊具広場の一括した更新整備▽町道サンゴ台中央線の全線開通と交通混雑の緩和▽地域活性化休憩施設整備の現況。

 ▽古座消防署移転の現況▽新型コロナワクチン4回目接種の現況とオミクロン株対応ワクチン接種のめど〈10月半ば以降〉―などで概要を伝えた。

 以降、林道和深鶴川線であった7月4~5日の降雨に伴う崖崩れに対し12日付、古座川支流長谷川であった8月14日の降雨に伴う護岸崩落に対し15日付で行った災害対応を目的とする専決処分(本年度一般会計補正予算第3号、次いで同第4号の執行)の報告など、順次案件の審議を進めている。

(2022年9月9日付紙面より)

審議に先だって諸報告に臨む田嶋勝正町長=7日、串本町役場議場
2022年09月09日
66 犠牲者に黙とうささげる
 9月議会に28議案上程  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町議会(荒尾典男議長、12人)の9月定例会が8日、開会した。当局は令和3年度決算認定や地方公共団体財政健全化法の規定による報告、冷蔵株式会社の経営状況報告、条例の一部改正、紀南学園事務組合の規約の変更、令和4年度の補正予算など計28件を上程した。会期は22日(木)までの15日間で、20日(火)、21日(水)に一般質問が行われる。また、開会に先立ち、2011年9月に発生した紀伊半島大水害の犠牲者に対して、黙とうがささげられた。

 一般会計補正予算は、歳出歳入に3億9225万3000円を追加し予算総額を103億9461万4000円とした。

 新型コロナウイルス感染症関連の予算では、エネルギー価格高騰などにより、影響を受ける町内の中小企業や農林・林業・漁業事業者の負担軽減を図る「中小企業等エネルギー価格高騰対策支援金事業」「農林水産業エネルギー価格高騰対策支援金事業」やマグロ漁船の支援を行い、勝浦卸売市場の水揚げの継続・拡大を図る「まぐろ水揚げ支援事業」「まちなか商品券事業」などが盛り込まれている。

 予算額は2億3611万3000円で、そのうち、2億93万5000円が臨時交付金。

 感染症対策以外の主な事業では、コロナ禍で疲弊する町を元気づけるために11月に2回、町単独で花火の打ち上げを行う「花火打ち上げ事業」や75歳以上の町営バスの無料化に伴い、民間の路線バスが通行する那智山線の運賃を町が補助し、高齢者や身体障害者の負担軽減を行う「高齢者路線バス交通費助成事業」などを提出した。

 冒頭で堀順一郎町長は4日に営まれた慰霊祭に触れ、「犠牲となられた29名の方々に哀悼の意を表すとともに、大水害の悲しみと教訓を薄れさせることなく後世に語り継ぎ、災害に強いまちづくりを進めることを改めてお誓いしたところであります」と述べた。

 初日は当局から令和3年度決算認定の説明があった。

(2022年9月9日付紙面より)

紀伊半島大水害の犠牲者に黙とうがささげられた=8日、那智勝浦町役場議場
2022年09月09日
67 八咫烏のロマン伝える
 平野杏子さん、油絵など奉納  (熊野速玉大社 )

 神奈川県平塚市在住の画家・平野杏子さん(93)はこのほど、新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)に油絵ほか作品計3点を奉納した。高齢のため、平野さんは作品を同大社に郵送。同大社では神前に献上し、奉納奉告祭を斎行した。

 平野さんは1930年、神奈川県伊勢原市生まれ。大久保作次郎氏、長屋勇氏、三岸節子氏に師事。磨崖仏などを研究し、仏教をテーマとした作品のほか、韓国や中国を訪ねて版画や彫刻の作品も多く制作している。80年、平野杏子招待絵画展(ソウル市世宗文化会館)を開催。87年、「第5回ヘンリー・ムーア大賞展」(美ヶ原高原美術館=長野県)に彫刻「トキオコシ」を出品し、美ヶ原高原美術館賞を受賞した。2004年には「日本・ルーマニア文化交流2004年展」(東京芸術劇場ギャラリー)に彫刻「芽生え」を出品。ブランクーシ賞特別賞を受賞している。

 今回、奉納されたのは、高句麗古墳の壁画にある三足の鳥を描いたもので、縦50・5㌢、横44・5㌢のF10号の作品。韓国の慶州で1963年に制作されたもの。

 奉納を受け、上野宮司は「平野先生は仏教だけでなく、仏教伝来以前の日本に存在した自然風土と結び付いた素朴な日本人の心、すなわち大自然に対する畏怖の念、自然を神としてあがめていた古代日本の心をとても大切にされている。早速ご神前に献上してつぶさに奏上申し上げ、御奉納奉告祭を斎行いたしました。高句麗古墳壁画の三本足の鳥は、おそらくカラスと思われますが、大陸から悠久の時を駆けて日本にたどり着き、日本固有の瑞鳥・八咫烏(やたがらす)となったのではないかというロマンをほうふつとさせる素晴らしい作品です」と喜びを語った。

(2022年9月9日付紙面より)

画家の平野杏子さんが油絵などを奉納した(熊野速玉大社提供)
2022年09月09日
68 西・南限定で10人が受講  本年度ガイド養成始まる  (南紀熊野ジオパーク )
2022年09月09日
69 シロアリ被害で補修  三輪崎墓地トイレ  (新宮市 )
2022年09月09日
70 那智勝浦町に秋の気配  県道沿いで柿が色づく  
2022年09月09日
71 テーマ決めて自由に生ける  伝統文化こどもいけばな教室  (新宮市 )
2022年09月09日
72 全国平均下回るも着実な伸び  全国学力テストの結果公表  (熊野市 )
2022年09月09日
73 力作そろう「書清会展」始まる  11日からは特別展示も  (熊野市 )
2022年09月09日
74 地震・津波から身を守る  防災学習で地震体験も  (成川小 )
2022年09月09日
75 里親紹介のパネル展  佐野会館、相談会も  (新宮市 )
2022年09月07日
76 ロゴマーク活用し商品開発
 事業者ら対象にワークショップ  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は5日、那智勝浦町の体育文化会館で地域・観光の事業者を対象にワークショップ「地域経済活性に向けたロゴマークを活用したロケット商品開発」を開催した。株式会社USPジャパン代表取締役の新津研一さんと串本観光ライセンス管理事務局チーフの鈴木伸二さんが講師を務め、ロケット事業やロゴマーク使用について講演した。

 同町では▽串本町田原の民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を軸とした観光コンテンツや商品の開発▽既存の観光資源との相乗効果を図る▽地域振興▽年内に打ち上げが予定される初号機発射の成功と発展を応援する―ことを目的に事業を進めている。

 町ではこれまでにも発射場付近の住民や町民を対象としたワークショップを開いており、この日は、午後2時と午後7時の2回実施された。

 新津さんは「スペースポート紀伊」やスペースワン株式会社の業務の詳細を説明。打ち上げによって、見学や学び、情報発信、宇宙に関係する仕事にもつながるとし、町を訪れる関係者や観光客をもてなすことも楽しみになると話した。

 ブランドについては「たくさんある中から選んでもらい、覚えてもらうための印。チームを一つにするための象徴」と重要性を訴え「強みを理解する」「分かりやすく表現する」「徹底して活用する」がブランド作りであると解説した。

 新津さんは「発射は2分間。従来のお客さまとは違う認識が必要。ロケットの場合、待つ時間が長い。その間にどれだけ町の良さを伝え、楽しんでもらえるかが重要になる」と締めくくった。

 鈴木さんはロゴマークには目標や役割、方向性が大切だとし、串本町の先進事例を紹介した。

 完成した那智勝浦町版のロゴマークに触れ、告知や広告宣伝に使用し、継続して商品開発を行うことが重要とし「ロゴマークで魅力を発信し、良いイメージや思いを深くつなげていくことが、活性化や町のブランディング、雇用増などにもつながる」と語った。

  □     □

■那智勝浦町版ロゴマークが完成



 この日、那智勝浦町版のロゴマークが完成したことが発表された。同町では本年度からデザイナーを交えて、ロゴマークの作成に当たり、先月に完成した。

 ロゴマークにはマグロや那智の滝、神社や寺、海など、同町らしさが盛り込まれたデザインとなっており、さまざざまな用途に対応できるよう、2種類が作られた。

 同町によると現在、申請に関する要項の決定やその他の手続きなどを行っていることから、ロゴマークの申請開始はもう少し先になるという。

(2022年9月7日付紙面より)

「スペースポート紀伊」やロゴマークの活用などを学んだ=5日、那智勝浦町の体育文化会館
新津研一さん
鈴木伸二さん
2022年09月07日
77 役場本庁に飲用冷温水器
 暑さ対策で人見建設寄贈  (串本町 )

 串本町の株式会社人見建設(人見健一代表取締役社長)が5日、同町に飲用の冷温水器1台を寄贈した。同社は暑さ対策(熱中症予防)に役立てることを希望。同町は水分補給の意識付けを図るため役場本庁玄関そば(入ってすぐ左)に設置して運用を始めている。

 田嶋勝正町長によると、消防本部の今年の熱中症と見られる救急搬送件数は8月末現在で24件。梅雨明けの早さともあいまってか前年同期比5件増で推移し、他方くしもと町立病院の熱中症による外来も同現在で15件あるという。

 人見社長はここ数年の夏の暑さを懸念し、現場事務所に冷蔵庫を設置し水分補給をして熱中症に注意するよう呼びかけている。最近はファン付き作業服が浸透しているが、それなしでは仕事にならないほどの暑さの中で現場は頑張ってくれているという。

 両者でそのような酷暑を話し合う中で出てきたのが今回の寄贈のアイデアで、人見社長は「暑い中来庁してもすぐに水分補給できる場所がなく、自動販売機があるが場所が分かりにくい。役場についたらまずは水分補給をし、冷たい水で気持ちを切り替えて目的の手続きをしてくれたら」と来庁者の活用を期待。

 田嶋町長は役場に限らず暑い外から帰ったらまず水分補給をする意識付けを広められればと同社の提案を受け止め、このような庁内環境が他の自治体にも波及することを願いつつ同社の寄贈に感謝した。

 この冷温水器は右のホルダーのボタンを押して紙コップを取り出し、給水口に置いてレバー操作で適量を入れる仕組み。来庁者の自己判断で使える状態で設置をしている。

(2022年9月7日付紙面より)

玄関そばに設置の冷温水器とその利用を見守る人見健一社長(右)=5日、串本町役場本庁舎
2022年09月07日
78 地域医療を学べるまち
 「地域医療研修センター」設置へ  (紀宝町 )

 紀宝町は町独自の医療環境充実を図る事業として、相野谷診療所(森本真之助所長)に「紀宝町地域医療研修センター」を設置する。現在、準備を進めており、10月末を予定している。

 都市部で働く医師を遠隔支援医師「リモート医」としてすでに雇用しており、設置に向けて森本所長と連携を図っている。

 複数医師での医療提供体制を確保し、今後、紀南病院、県地域医療研修センター、三重大学医学部付属病院などと連携し、医学生・研修医の地域医療研修を受け入れ、地域医療に関する講演会、研修会の開催など、普及活動を展開したい考えだ。

 この事業により、「地域医療を学べるまち、紀宝町」として、ポストコロナ時代における医療ニーズの高まりに呼応した地方創生の取り組みを全国に発信し、医療人材の確保と育成、町内での疾病予防、みとりのケアなど医療環境の充実、地域包括ケアシステムの持続的な発展を進めていく。

 相野谷診療所をはじめとする町内機関、特別養護老人ホーム、町などが県、県内医療機関の協力を得て▽県、三重大学、伊勢赤十字病院、紀南病院と連携し、総合診療医の育成を町全体で実践する「地域包括的総合診療医教育モデル」▽地域で活躍する優秀な人材の育成と新たな人材確保を目指す「持続可能な人材育成/確保モデル」▽町内全機関が地域医療教育体制としてつながり質の高い多職種連携を構築する「地域包括ケア多職種連携モデル」―の三つの地方創生ロールモデルを考えている。

(2022年9月7日付紙面より)

地域医療研修センターを設置する計画の相野谷診療所=紀宝町井内
2022年09月07日
79 みんなが元気になって
 日足にヒマワリの花広がる  (新宮市熊野川町 )

 新宮市熊野川町日足バイパス下の畑で現在、ヒマワリが開花し大輪の花を咲かせている。熊野川地域フラワーツーリズム推進協議会(下阪殖保会長)のメンバーたちが植えた。

 同所では2011年9月に発生した紀伊半島大水害後、被災した町を元気づけようと同協議会が中心となって花を育て、他にもコスモス、菜の花畑などの名所として地域活性化を図っている。

 ヒマワリは14年ごろから植え始めており、子どもたちに地域の人々が取り組んでいる活動に興味を持ってもらおうと、昨年から市立熊野川小学校(山本佳人校長)の1、2年生も参加。7月には同協議会メンバーらに教わりながら種まきに取り組んだ。

 下阪会長は「ヒマワリは明るく力をくれる花だと思っています。そして今が満開で最も見頃な時期。近くに立ち寄った際には足を運んでいただき、みんなが元気になってくれれば」と話していた。

(2022年9月7日付紙面より)

開花した大輪のヒマワリ=2日、新宮市熊野川町
2022年09月07日
80 4組競い「ジェントル」優勝  第6回町ソフトバレー大会  (串本町 )
2022年09月07日
81 提供見据えメニュー開発  2店舗の協力得て調理班  (串本古座高校CGS部 )
2022年09月07日
82 期限までの撤去を命令  宇久井、住宅街の空き家  (那智勝浦町 )
2022年09月07日
83 商品券交付事業を可決  9月定例会が開会  (新宮市議会 )
2022年09月07日
84 ジオパークの魅力伝える  フォトコン入賞作品展示  (那智勝浦町 )
2022年09月07日
85 学んだ成果を披露  伝統文化子ども体験教室発表会  (新宮市 )
2022年09月07日
86 木本が3位で県大会へ  秋季東海地区高校野球三重県大会  (南地区予選 )
2022年09月07日
87 平和の尊さを考える  井田小で全学年が授業  (紀宝町 )
2022年09月07日
88 オシロイバナ連なる  熊野速玉大社の境内  
2022年09月07日
89 運動に取り組みリフレッシュ  ボディメイク教室  (那智勝浦町 )
2022年09月07日
90 各館で表彰式始まる  5児童館チャレラン大会  (新宮市 )
2022年09月07日
91 お悔やみ情報
  
2022年09月03日
92 3年ぶり、早船競漕実施へ
 例大祭に向け事故防止協議会  (熊野速玉大社 )

 熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」=10月15日(土)、16日(日)=に向けた事故防止協議会が1日夜、同大社双鶴殿であった。大社・祭り関係者、新宮警察署職員ら約30人が出席。早船競漕(きょうそう)を含め、従来に近い規模で斎行していくことなどを確認した。

 例大祭は同大社の主神、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)の御神霊が神馬(しんめ)で阿須賀神社へ渡御(とぎょ)し、熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)へ渡る「神馬渡御式」と、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の御神霊が神輿(みこし)でまちを練り、神幸船(しんこうせん)で御船島を回る「神輿渡御式」からなる祭り。

 2月の御燈祭(おとうまつ)りと合わせ、「新宮の速玉祭・御燈祭り」として2016年3月、国の重要無形民俗文化財(重文)に指定された。

 例大祭は2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、渡御式の参列規模を縮小し、御船渡御に伴う早船競漕を中止とするなどして斎行。

 今年も大神輿の代わりに神幸船神輿を使用の上、神輿渡御のルートを昨年同様縮小し、神馬渡御式のルートも同様に縮小。直会(なおらい)を中止とするなどの感染対策を講じる計画としているが、早船競漕の実施は実に3年ぶりとなる。

 なお、神輿奉仕員と御船出船区こぎ手は、16日に簡易検査キットを使用して検査を実施。万が一陽性者が出た区は出船を控えるとする。

 上野宮司は「コロナ禍ではあるが、伝統ある神事をできる限り伝えていきたい」と述べ、感染拡大や事故防止に向けた万全の体制に対して協力を呼びかけた。

(2022年9月3日付紙面より)

2019年の御船祭の様子
事故防止協議会で新型コロナウイルスや事故防止対策などを共有=1日、熊野速玉大社
2022年09月03日
93 授業の発展性にも期待
 全小中学校に「電子黒板」導入  (紀宝町 )

 紀宝町は町内の全小学校に計34台、矢渕、相野谷両中学校に計13台の合わせて47台の電子黒板を導入。2学期が始まった1日から各教室で使用されるようになった。

 町は2020年度、GIGAスクール構想により、全小中学校に高速大容量校内LAN、全児童生徒に計796台、教師用に計65台の学習用端末(ノートパソコン)を整備。さらなる学習意欲、理解力向上、授業効率化を図るため、本年度、全普通教室に電子黒板を導入した。

 電子黒板は65型カラー液晶で、タッチパネルにも対応。児童生徒のノートパソコンとも連結し、指などで書いた文字や図形などを電子的に変換することができる。

 従来の黒板では不可能だったパソコン画面、資料、写真などを映し出すことができ、それらを拡大して見せることも可能。書き込んだものをデータとしてパソコンに保存でき、授業の録音もできる。

 2学期から運用できるよう夏休み期間中に整備し、2日間にわたり教職員の研修会も開いてきた。

 町立鵜殿小学校(前田幸利校長、児童229人)は各教室に計10台あり、1日のオンライン始業式に続き、2日の授業から活用を開始した。4年生算数のそろばん授業では、計算の仕方を動画で解説。児童たちは映像を見ながら玉をはじいた。

 西章教育長は「ICT(情報通信技術)を活用して主体的、対話的、協働的、深まりのある学びの授業が可能となった。電子黒板はノートパソコンに入力した最大9人の意見を映し出すことができ、他の人の意見も見ながら学習することが容易にできる。勉強に集中する環境が整い、授業の発展性も感じる。個々に応じた授業ができる大きなツール。今後も積極的に活用してもらいたい」と話していた。

(2022年9月3日付紙面より)

電子黒板を使っての授業が始まる=2日、紀宝町立鵜殿小学校
2022年09月03日
94 橋杭海水浴場の資材撤去
 10月末まで体験提供継続  (南紀串本観光協会 )

 南紀串本観光協会(島野利之会長)が2日、遊泳期間が終了した橋杭海水浴場の資材撤去に取り組んだ。これによりビーチハウス・ラパンで提供する各種アクティビティーは、橋杭ビーチ前の海域全面で広々と利用可に。この状態で10月末のシーズンオフまで提供を継続する。

 今年は新型コロナウイルス感染症予防ガイドラインを明示するなど対策を講じつつ7月2日~8月31日を遊泳期間とし、遊泳区域を示すロープブイや利用時に取るべき間隔の目安とする幅くい、有料駐車場を設置。管理者の町によると対前年比11・2%増の8749人が利用したという。

 9月2日は設置した資材を一通り撤去して現状復帰。同協会の会員や職員と町産業課の職員12人がその作業に当たった。島野会長は今夏の観光動態について、海水浴も含め全体的に横ばい~上向きと評価。「秋の行楽シーズンも感染予防の対策を心がけ、よりたくさんの皆さんにお越しいただけるよう、前のめりの姿勢で考えていきたい」とコメントした。

 町産業課によると田原海水浴場も同じ遊泳期間で設置し、1900人(対前年比16・1%増)の利用があったという。

 橋杭ビーチで利用できる各種アクティビティーの詳細は同ハウス公式ホームページ(アドレスhttps://beachhouse-la-lapin.com/)を参照。事前予約や問い合わせは同ハウス(電話090・3356・8305〈青木寛代表〉)か同協会(電話0735・62・3171)まで。

(2022年9月3日付紙面より)

橋杭海水浴場の資材撤去作業に当たる会員や職員ら=2日、串本町くじ野川

2022年09月03日
95 「あの日を忘れない」
 新宮市役所で防災展示  

 新宮市役所1階ギャラリーで防災展示「あの日を忘れない~未来へつなげる防災・減災~」が始まった。時間は午前8時30分~午後5時15分で、同ギャラリーでの展示は5日(月)まで。6日(火)~9日(金)は4階エレベーター前で展示予定。

 当地方に大きな爪痕を残した2011年の紀伊半島大水害から11年。新宮市では、熊野川町を中心に13人の尊い命が奪われ、1人が行方不明となっている。家屋被害は、全壊・大規模半壊・半壊合わせて320棟以上となるなど、甚大な被害を及ぼした。

 展示会場では、市災害記録DVD「紀伊半島大水害 豪雨」を上映。災害当時の写真をパネルで紹介しているほか、実際に避難所で展開する避難スペース(段ボールパーティション、銀マット使用)を再現し、避難所生活が体験できる「新型コロナ対策避難所体験コーナー」を設置。災害用トイレや非常持ち出し袋も展示している。

 また、和歌山工業高等専門学校専攻科エコシステム工学専攻の西萩一喜さんが「和歌山県土砂災害啓発センター」(那智勝浦町市野々)の助言を受けながら開発したRPGの公開や、紀南河川国道事務所が所有するジオラマも展示されている。

(2022年9月3日付紙面より)

「新型コロナ対策避難所体験コーナー」=2日、新宮市役所
紀南河川国道事務所のジオラマも展示
2022年09月03日
96 みんながニッコリ  毎年人気「笑顔満開写真展」  (熊野市 )
2022年09月03日
97 自然公園で清掃活動に汗流す  今年も鵜殿女性の会が作業  (紀宝町 )
2022年09月03日
98 JCの灯を熊野地方に  新宮青年会議所が第21回総会  (新宮市 )
2022年09月03日
99 「春夫記念館移転事業」など  9月議会提出の議案説明  (新宮市 )
2022年09月03日
100 9頭漁獲で幸先良いスタート  鯨類追い込み漁2日目  (太地町 )
2022年09月03日
101 上地琴葉さんがグランプリ  和歌山地区合同発表大会  (ECCジュニア )
2022年09月03日
102 交流やつながり広がれば  藤紀流が日本舞踊体験  (那智勝浦町 )
2022年09月03日
103 新古座消防署建設事業など計上  一般会計補正予算案を発表  (串本町 )
2022年09月03日
104 お悔やみ情報
  
2022年09月02日
105 初日は強風で漁獲ならず
 鯨類追い込み漁が解禁  (太地町 )

 太地町で1日、イルカや小型クジラの追い込み漁が解禁され、太地いさな組合(小畑充規組合長、20人)の漁船12隻が午前5時15分ごろに太地漁港を出港した。しかし、強風の影響から、船団は約40分後の5時55分に帰港。初日の漁獲には至らなかった。

 国際捕鯨委員会(IWC)脱退や商業捕鯨の再開が注目されている同町。反捕鯨活動家による抗議や違法行為などに対処するため、和歌山県警が特別警戒本部現地警戒所を、海上保安庁が臨時駐在所を町内に設置。連携して例年、警備に当たっている。

 県警や海保によると、おととし、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で国外の活動家は確認されていない。また、反捕鯨活動家の違法行為はないが、ドローンを用いて上空から漁の様子を撮影する事例もあったという。近年では交流サイト(SNS)を活用した活動が確認されているとした。

 この日、のぼりなどを掲げた動物愛護の活動家ら数人の姿は確認できたが、県警職員らが待機する東の浜駐車場では目立った混乱はなかった。

 帰港後、小畑組合長は「台風の影響で風が強く戻ってくることになった。しかし、初日に出港できて良かった。コロナ禍で、今年1年は厳しい年になると思うが、しっかり水揚げができるように頑張りたい。明日は今日よりも天気が良いと思うので、通常通り操業したい」と語った。

 なお、漁期はクジラ類が来年4月末、イルカ類が来年2月末までとなっている。

(2022年9月2日付紙面より)

鯨類追い込み漁が解禁となり、出港する太地いさな組合の船団=1日早朝、太地町の太地漁港付近
2022年09月02日
106 前年度決算など認定
 公設市場事務組合議会  

 新宮周辺広域市町村圏事務組合議会の第2回定例会が8月31日、新宮市佐野の新宮広域圏公設地方卸売市場であった。11人の議員が出席、2021年度の同組合の一般会計決算を認定したほか、同市場で取り扱う青果・水産について報告を受けた。

 同組合は、新宮市と東牟婁郡の市町村で組織、公設市場を運営している。組合議会はその市町村の首長や議長などで構成される。今回は一般会計決算のほか、市場事業特別会計決算の認定についても審議。組合議会議長選挙も行われた。

 開会に当たり、管理者の田岡実千年新宮市長があいさつ。コロナ禍の現状について「観光や飲食は厳しい状況が続いている。春先は明るい兆しが見えてきたように思われたが、第7波が襲来し、新宮保健所管内も過去最高の新規感染者数を記録するなど、予断を許さない状況が続いている」と説明。

 「とはいえ、地域経済を支えるためには、ウィズコロナの考えに沿った対応も必要かと思う。当面はしっかりと感染予防対策を行いながら観光誘客などに努め、ひいては、市場の取り扱いの増大にもつなげたい。広域圏の皆さんとは一丸となり対応していきたい」とまとめ、協力を求めた。

 一般会計決算は▽歳入が692万4264円▽歳出が592万5515円―。特別会計決算は▽歳入が7397万5146円▽歳出が5732万56円―だった。全会一致で認定となった。青果・水産の状況について、7月末現在の対前年比で▽青果は数量で7・9%の減、金額で1・4%の増▽水産は数量で7・0%の減、金額で4・8%の増―となった。新宮水産の業務報告もあった。

 議長はもともと、堀順一郎那智勝浦町長が務めていたが、町長選挙が行われた関係で空席となっていた。副議長が推薦、出席議員の異議もなく、堀町長を再任することが決まった。

(2022年9月2日付紙面より)

一般会計決算などを審議した=8月31日、新宮市佐野の新宮広域圏公設地方卸売市場
2022年09月02日
107 防犯灯の維持管理を支援
 CGS部が堀笠嶋区内で  (串本古座高校 )

 和歌山県立串本古座高校CGS部が8月31日、同校が所在する堀笠嶋区内の防犯灯点検ボランティアに取り組み始めた。この日はどこに防犯灯があるかを東敏洋区長ら区役員と一緒に確かめる作業に着手。同時進行でその情報をあらかじめ準備したリストや地図へ落とし込み、まずは全体把握を目指すという。

 CGS部は高校生による地域包括的支援(Community General Support)を活動の趣旨とするクラブ。同ボランティアは高齢化の進展相応に大変さが増している同区の防犯灯維持管理の支援を目的とした新たな活動で、その実践を通して地域とじかに関わり課題を共有した上で自分たちにできることを考える発想を部員個々に培う狙いもあるという。

 そのため避難路整備や樫野埼灯台一般公開と同様、部内班に縛られない全体活動として位置付け。この日は部員13人が東区長から堀笠嶋区が管理する防犯灯の数や設置方法、維持管理の現状などで話を聞き、以降は東区長組、松本英明副区長組、出嶋正人会計組に分かれて同校の最寄りにある21基の防犯灯の位置や状態を確かめた。

 避難誘導灯や街路灯、家庭の屋外灯など他の照明と混同しないよう、実物比較で防犯灯の特徴も確認。区役員と一緒に区内を巡る延長で、順路沿いにある津波避難タワーや避難路についても説明を受け把握に努めた。

 東区長と一緒に確認しにまわった井沼希さん(2年)は「防犯灯にはいろんな種類があって堀笠嶋区の皆さんは昔からやっているんだなと知ることができて良かった。自分は防犯灯の位置を確かめて地図に記録したが、これは自分たちだけでなく地域の皆さんにも知ってもらうための取り組みになると思う」と活動の印象をコメント。

 同区は現在71基の防犯灯を維持管理していて、残る50基も近日中に確かめる計画。全容把握後の情報はウェブ上のオープンデータとして公開して共有を図り、区の維持管理担当者や同部の部員など特定少数に限らず利用するみんなの目で日々の点検ができる状況の定着を目指すという。

(2022年9月2日付紙面より)

東敏洋区長と一緒に防犯灯を確かめる串本古座高校CGS部員ら=8月31日、串本町串本
2022年09月02日
108 犠牲者の鎮魂安霊など祈り
 熊野速玉大社で復興慰霊祭  (新宮市 )

 新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)で1日、紀伊半島大水害復興慰霊祭が営まれた。大社崇敬会の杉本義和会長や敬神婦人会の久保あや子会長ら大社関係者が参列。上野宮司が大水害の犠牲者の鎮魂などを願って祝詞をささげた。

 当地域に甚大な被害をもたらした紀伊半島大水害(2011年)から今年で11年。毎年、この時期に慰霊祭を執り行っている同大社では、今年は月首祭に合わせて斎行。犠牲者の鎮魂安霊や人々の心の復興、経験を基にした防災意識のさらなる向上などを願った。

 上野宮司の祝詞に続き、巫女(みこ)が国の平穏無事、国民の安寧を願う「浦安の舞」を奉納。参列者らがさまざまな思いを胸に、神前に玉串をささげた。

 上野宮司は「魂の安らぎのためには、『今』を一生懸命に、世のため人のために生きていくことが大事。その延長線の中で自然の恵みと試練を経験しながら世の中を良くする努力をしていくといった使命を改めて持たなければ」とあいさつ。

 昨今の自然環境に憂慮し、旧ソ連の最後の指導者で東西冷戦を終結に導いたミハイル・ゴルバチョフ元大統領の逝去にも言及。「小さなことでも、地球のためにできることを考えていく必要がある。また、災害だけではなく人間の手によって生まれた悲しみは人間の手によってなくさなければ」と思いを語った。

(2022年9月2日付紙面より)

上野顯宮司ら神職と関係者らが玉串をささげた=1日、新宮市の熊野速玉大社
巫女らが浦安の舞を奉納
2022年09月02日
109 8月度月例杯の結果
 那智勝浦ゴルフ倶楽部  
2022年09月02日
110 くしもと町立病院が優勝
 ソフトボール大会紀南地区予選  (和歌山県病院協会 )
2022年09月02日
111 森浦馨介君が全国・近畿へ
 全日本卓球選手権和歌山県予選会など  
2022年09月02日
112 感染対策施し楽しく踊る  蓬莱地区でサロン「民謡」  (新宮市 )
2022年09月02日
113 フル出力での運転開始  木質バイオマス発電所  (エフオン新宮 )
2022年09月02日
114 田んぼの雑草「オモダカ」  那智勝浦町南大居  
2022年09月02日
115 ずっしり実った稲穂収穫  「太田の郷」が稲刈り  (那智勝浦町 )
2022年09月02日
116 個性あふれる作品展示  きよもんで第4回弁天画会展  (那智勝浦町 )
2022年09月02日
117 元気なあいさつが響く  公立小中学校で始業式  (新宮・東牟婁 )
2022年09月02日
118 防災への考え 全国で発表  JRC部4人が活動報告  (紀南高 )
2022年09月02日
119 「主人公は子どもたち」  ブロック別研修講座  (熊野市 )
2022年09月02日
120 2学期がスタート  各小中学校で始業式  (熊野市・南郡 )
2022年09月02日
121 アンケート内容を議論  紀南地域高等学校活性化推進協  
2022年09月02日
122 目標見据え学校生活再開  町立小中学校2学期始業  (串本町・古座川町 )
2022年09月02日
123 お悔やみ情報