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2022年07月29日
1 デジタル化推進の一助に
 初のデジマ講義に20人  (新宮信用金庫 )

 新宮市大橋通の新宮信用金庫(浦木睦雄理事長)本店で27日、デジタルマーケティング講義「はじめてのデジタルマーケティング」があった。熊野市から那智勝浦町までの事業所などから約20人が参加。シナジーマーケティング㈱の清水祥恵さんらが、デジタルトランスフォーメーション(DX)やデジタルマーケティングの全体像やメリットについて話した。

 日本フルハップ協賛。DXは企業がデジタル技術を活用しながら新しいビジネスモデルを創出することや、デジタル時代に最適な組織体制をつくる取り組み。デジタルマーケティングは、消費者の行動から得られる「デジタル化できる情報(データ)」を活用したマーケティング手法を指す。

 同信用金庫は、当地域の企業がDXやウェブ活用を進める上で、その方向性を定めるための一助にとの思いから初めて同講義を実施。講義は月に1回の開催を計画しており個社別相談会にも応じていく予定としている。

 清水さんは、認知・関心・検討・購入と、商品が売れるまでの流れを説明。「商品を知ってもらったからといって買ってもらえるとは限らない。見込み顧客の育成がポイント」と述べた。

 売り上げを伸ばすためには、見込み顧客を優良顧客化し、売れ続ける仕組みをつくることが重要としグループワークの機会を設定。参加者は4グループに分かれ、旅行会社のマーケティング担当者と想定の上▽顧客はどういう状態か(感情)▽顧客が求めていそうなこと(需要)▽顧客と接点が持てるところ(接点)▽できること(方法)―また、「買いたい(申し込みたい)気持ちにさせるために使える接点は何か」などについて話し合い、代表者が意見を発表した。

 清水さんは「『感情』『需要』に応じて顧客と『接点』を持っていけば売れ続ける仕組みがつくれる」と解説。接点から取得した情報(データ)を活用することで需要に合わせた情報を提供できるなどと話した。

 現在は、デジタル化により消費者との接点が増え、それらを「買いたい気持ちづくり」に活用できる時代であるとし「デジタルマーケティングとは、あらゆるデジタルテクノロジーを活用した売れる仕組みづくりプラス買いたい気持ちづくり」であるとまとめた。

(2022年7月29日付紙面より)

グループワークで意見交換する参加者ら=27日、新宮市大橋通の新宮信用金庫本店
2022年07月29日
2 連れもて詠もや、ジモサラで
 和歌山自慢川柳を募集中  (第一生命 )

 第一生命保険㈱和歌山支社は、昨年の「和っと驚く紀州自慢川柳2021」に続き、今年も「お国自慢 連れもて詠(よ)もや ジモサラで♪ 和歌山自慢川柳」の作品を募集している。締め切りは9月8日(木)。

 サラリーマンの悲哀をユニークに詠んだ「サラリーマン川柳コンクール」が有名な同社では、長年同コンクールを続けてきた経験を生かし(1987年にスタート)、地域のPRと活性化を目的に、全国各地で「地元サラ川(ジモサラ)」を実施。川柳を通して地域課題の共有や意識醸成を図る取り組みを展開している。

 和歌山県を元気づけ盛り上げようと、同社和歌山支社では昨年初めて紀州自慢川柳を募集。北は橋本市、南は新宮市まで、県内全域から計1183句の作品が集まり、大賞(株式会社梅一番井口特別賞)に「すっぱいは 成功のもと 南高梅」が選ばれた。

 今回は、前回に引き続き一般の部「和歌山自慢!」と、学校生活における気付きなどを励みにつなげてもらうためにと、新たに小中学生の部「学校生活」をテーマに作品を募集している。

 大賞作品に「和歌山名産大満足パック」(一般の部)「わくわくセット」(小中学生の部)が贈られるほか、一般の部では抽選で200人に地元名産品が、小中学生の部では応募者全員に参加賞がプレゼントされる。なお、入選作品は来年1月に全国に発表予定の「2022年サラ川全国優秀100句」とともにPRするほか、「全国優秀100句」の選考対象にもなる。

 作品は2次元コード(QRコード)もしくは最寄りの同社営業オフィスで配布している応募用紙で応募する。

 作品の中から30作品を選び、10月に投票を実施。優秀作品の発表は12月上旬を予定している。

 和歌山県でのジモサラ開催に当たり、和歌山支社新宮営業オフィスの林田祥道・オフィス長は「昨年、お客さんと一緒に川柳を考える中で、われわれも和歌山県の魅力を改めて知るきっかけとなった。とりわけ南紀エリアは県を代表する地域だと思う。川柳を通してその魅力を改めて発信していければ」と参加を呼びかけている。

(2022年7月29日付紙面より)

多数の応募を呼びかける、林田祥道・新宮営業オフィス長
QRコードから応募する場合の担当者コードは「51630242」
2022年07月29日
3 真夏の日差し受け花咲く
 見守り員配布のヒマワリ  (古座川町 )

 古座川町社会福祉協議会の見守り員・久保由美子さんと下地恵美さんが手分けして配ったヒマワリの種が、真夏の日差しを受けて花咲く時季を迎えている。

 新型コロナウイルスの情勢で町社協の巡回型サロン「ふれ愛カフェ・よりみち」の実施が断続的となる中、自宅で健勝に過ごす高齢者に屋外へ出るきっかけを同サロンとは違った形で託せないかと考えたのが2人の種配りのきっかけ。

 久保さんが仕立てている花園(通称・お花畑)から採れたヒマワリ複数種の種を交ぜて十数粒ずつ小分けし、4月下旬から見守り員として巡る訪問先に配って育てることを呼びかけた。

 真っ先に種をもらった宇津木在住の東(あずま)和代さん(97)は、自宅に面する県道からも見やすい畑の一角に植える場所を仕立ててまいた。思っていた以上に育ちが良く、吹き抜ける風で倒れてはいけないと思い慌てて支柱を付けたがそれも効かないぐらいの大きさまで育ち、7月初めごろから咲き始めた。13本あるヒマワリの高さは約1・5~2・5㍍。一輪咲きや多輪咲き、花びらに紅が差す花も咲くなど、いろいろな花が時間差で次々咲いているという。

 夜明けとともに畑仕事をするのが日課の東さんは「人の背丈ほどと聞いていたので、こんなに大きくなるとは思っていなかった。支柱もほとんど効いていないし、肥を効かせすぎたか」とあまりの育ちの良さに苦笑い。「竹のようだ」と形容する太い茎と支柱をつなぐひもを何回も結び直して倒れないようにしながら、日々咲く花を楽しんでいるという。

 種のふるさととなる久保さんの花園は今年、シカの食害を受けてしまい数は少ないがこれからが花の時季だそう。東さんのヒマワリは日々の通勤などで確かめているそうで、立派さに感心しながら東さんの日々の外仕事の楽しみになっている状況を喜んでいる。

(2022年7月29日付紙面より)

思っていた以上に育ったヒマワリの花を日々めでる東和代さん=21日、古座川町宇津木
2022年07月29日
4 早くも稲刈り始まる
 お盆の贈答用に毎年人気  (紀宝町 )

 三重県内のトップを切って28日、紀宝町大里の田んぼで稲刈りがあり、中西和益さん(75)がアキタコマチを収穫した。今年は好天に恵まれ、昨年より2日早く行った。

 紀宝町は東海地方有数の早場米産地として知られ、中西さんと井内地区の南廣臣さんが生産。4軒の農家で組織した早場米部会に所属していたが、部会員の減少により9年前に解散して以降、125㌃の田んぼで栽培を続け、毎年、盆前に新米が食べられるよう3月下旬に田植え、7月下旬に稲刈りを行っている。

 今年もJA伊勢三重南紀地区を通じてお中元用に販売するため、3月24日に早場米を植えた。収穫した新米は盆前の8月上旬から熊野市有馬町のファーマーズマーケット「ほほえみかん」などで販売する。価格は5㌔2300円。

 この日、中西さんは雨上がりを待って30㌃の田んぼで稲刈りを開始。大型コンバインで刈り取り、1時間ほどで作業を終えた。今年は2軒で計6㌧を目指している。

 JA伊勢の担当者は「梅雨明けが早く、生産者がしっかり管理してくれたので、昨年より早く収穫できた。品質にも期待している」と話していた。

(2022年7月29日付紙面より)

稲刈り作業する中西和益さん=28日、紀宝町大里
2022年07月29日
5 アキラ自動車が優勝 第180回職場対抗ボウリング大会 
2022年07月29日
6 1位に杉本光朗さん  写連新宮支部7月例会  
2022年07月29日
7 飼育員ってどんなお仕事?  「将来の夢ランキング」第9位  (こども新聞 )
2022年07月29日
8 プニプニで気持ちいい 中央児童館で「スライムをつくろう!」 (新宮市)
2022年07月29日
9 怖がりながらも楽しむ  天満保でお化け屋敷ごっこ  (那智勝浦町 )
2022年07月29日
10 希少植物の生育地整える  相瀬や鶴川で保全活動  (こざがわネイチャークラブ )
2022年07月29日
11 絵本原画や環境パネルなど  夏休みの展示企画始まる  (南紀熊野ジオパーク )
2022年07月29日
12 英会話で意見を交わし合う 2年生3人がフォーラムで (串本古座高校)
2022年07月29日
13 個性あふれる52点並ぶ  御浜写真愛好会による写真展  (熊野市 )
2022年07月29日
14 小中学生14人が質問考える 子ども議会に向けた学習開始 (紀宝町)
2022年07月29日
15 感染者数大幅増加、警戒を  新宮保健所から住民に呼びかけ  
2022年07月29日
16 お悔やみ情報
  
2022年07月27日
17 髙木亮英氏の住職就任祝う
 青岸渡寺第九世住職晋山法要  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の那智山青岸渡寺で24日、「青岸渡寺第九世住職晋山法要(晋山式)」が営まれた。昨年7月に他界した前住職の髙木亮享氏に代わり、副住職だった弟の亮英氏が同年8月に住職を拝命。この日、正式に住職の任命を受けた。晋山式には天台宗務庁の阿部昌宏宗務総長や比叡山延暦寺の水尾寂芳執行、堀順一郎那智勝浦町長、田岡実千年新宮市長など、関係者ら約100人が参列し晋山を喜んだ。

 晋山式とは、新住職が正式に入寺(就任)してご本尊に報告する儀式。熊野修験の山伏のほら貝が鳴り響く中、僧侶らの行列が信徒会館から同寺へ参進した。本尊の如意輪観世音菩薩が開帳される中、法要が行われた。

 住職辞令を手渡した阿部宗務総長は、亮英氏が再興した熊野修験について後世に残る偉業と評し、「大僧正の住職就任は心強い。新住職を迎えた青岸渡寺のご本尊の偉光があまねく照らされ、参拝者の祈りで、平和と安寧を享受する世界が実現することを祈っている」と祝った。

 水尾執行、西国札所会の大樹玄承副会長(藤田浩哉会長代理)、堀町長が祝辞を、総代の坂野日出夫さんが謝辞を述べた。

 亮英氏の息子で同日、副住職の辞令を受けた智英氏は「住職を補佐し、復興された熊野修験を途絶えさせることなく、継承することが使命。精進していきたい」と話した。

 亮英氏は「西国三十三所の観音霊場の重さを感じている。霊場や寺を守ることは一人ではできない。皆さまのお力添えと御神仏の御神徳でなせること。今後も観音信仰を広めていきたい」。

 ウクライナ情勢などにも触れ、「罪のない方々が命をなくす世知辛い世の中。人に対する思いやりの心などを持ち、観音様にお参りして、平和で明るい社会の実現を目指したい」と語った。

 智英氏は龍谷大学に進み、2004年に延暦寺で得度受戒。05年に比叡山行院にて天台四度加行遂行。叡山学院を経て神峰山寺で修行。19年に青岸渡寺に入寺。昨年8月に補陀洛山寺の住職を、11月に青岸渡寺の副住職を拝命した。

 亮英氏は1965年に比叡山に入山し72年に龍谷大を卒業。那智勝浦町史の編さん委員も務め、74年に出家得度。住職を務めた父の故・亮孝氏と兄・亮享氏の背中を追い、今日に至る。

 諸国霊山、中国、インド、韓国の仏教聖地などを巡礼。84年に同寺の副住職を拝命し、88年には熊野大峰奥駈修行を復活させた。世界宗教サミットへの参加、那智四十八滝回峯再興、葛城二十八宿行も始めた。2017年には権大僧正に昇任した。

(2022年7月27日付紙面より)

髙木亮英氏(前列中央)の晋山を祝い多くの関係者が参列した=24日、那智勝浦町の那智山青岸渡寺
青岸渡寺第九世住職晋山法要の様子
2022年07月27日
18 災害時にドローンを活用
 アドホックと協定結ぶ  (新宮警察署 )

 新宮警察署(田原正士署長)で25日、新宮署と新宮市三輪崎の株式会社アドホック(喜多徳幸代表取締役社長)が「災害等発生時における無人航空機の運用に関する協定」を結ぶ調印式があった。災害発生時、新宮署の要請を受け同社は無償でドローンと操縦士を派遣し、情報収集や被害状況の把握などを行う。民間企業と協定を結ぶのは2018年以降、2例目。

 管内が山間部や沿岸部に多く面し、管内では11年9月に紀伊半島大水害が発生し甚大な被害を経験。そのため、今後発生が予想される南海トラフ巨大地震や大規模な火災、行方不明者の捜索など、災害時に警察官が人力で現場へ近づくことが難しいことから、機動性が高いドローンが有効であるとしている。

 同社は広告やデザイン作成、ドローン映像コンテンツの作成、ドローン販売、ドローンスクールの運営のほか、建設業においての赤外線非破壊検査などのドローン事業などを幅広く展開。

 今年4月には新宮市と、6月に那智勝浦町と「災害時におけるドローン運用に関する協定」を締結。今回の協定も地域貢献の一環として同社から申し出た。

 喜多代表取締役によると、災害時は4機(予備が1機)が実働する予定。その中の1機である高性能産業用ドローン「Matrice300RTK」は、操縦士から最大8㌔離れた場所まで航行でき、夜間や雨天に加え、風速22㍍までなら使用可能だという。また、普段は建物のクラックなどの検査ができるサーマルカメラで、人の体温の感知も容易にできることなどを説明した。

 喜多代表取締役は「地元への貢献がしたいと思った。ドローンがこのような形で、さまざまな現場や状況で役に立つことを多くの方々に知ってほしいです」と話した。

 田原署長は、大規模災害時は限られた人員で救出救助や行方不明者の捜索、災害に関連した犯罪被害の防止などの事案対応を行うことになるとし、さらに本部からの応援部隊到着までに時間を要することや災害救助現場の実態が把握できない状態での現場派遣は二次災害の恐れがあると懸念する点を挙げた。

 今回の協定について、「ドローンでの応援が頂けることで、救出救助活動や警察官の受傷事故防止に、有効に生かしていけるものと考えている。今後は互いに工夫を凝らした訓練を繰り返すことで連携強化を図り、災害発生時には迅速に対応していきたい」と語った。

(2022年7月27日付紙面より)

災害などの発生時に情報収集や被害状況の把握などを行う協定を結んだ=25日、新宮市の新宮警察署
喜多徳幸代表取締役社長からドローンの説明を受ける田原正士署長
2022年07月27日
19 神事や獅子舞奉納で礼尽くす
 河内神社例祭「河内祭」執行  (古座川河口域 )

 古座川河口域にある河内(こうち)神社の例祭「河内祭」が24日に本祭日を迎えた。新型コロナウイルスの情勢により、今年も規模を縮小して執行。関係5区の区長らが大前の儀を営み、古座青年会(西田有希会長)が幣の舞と乱獅子を奉納するなどして神体・河内様(こおったま)への礼を尽くした。

 この神社は河口から約3㌔上流にある川中の島・河内島を神体とし、現在は串本町の古田区と古座区、古座川町の下部区と宇津木区と月野瀬区が護持。例祭は近年、7月25日に近い日曜日を本祭日と定めて営んでいて、平年は祭船や獅子舞の奉仕、5区の直会(なおらい)や奉賛「熊野水軍古座河内祭の夕べ」など諸行事があり宵宮と後祭を含めた3日間にわたって活気づく。

 今年も続くコロナ禍の情勢により古座区が奉仕の中軸となっている御舟行事=国指定重要無形民俗文化財=の自粛を判断。5区で大前の儀のみ営むことを申し合わせた。神霊が古座神社にうつされているため、同神社は宵宮祭や渡御祭を執り行い神額に神霊をうつして陸送で古田側の河内島前河原へ渡御。他4区の区長らと合流し祭壇を組んで大前の儀に臨んだ。参列者は5区の区長、和歌山東漁業協同組合古座支所の支所長、古座勇進会の会長、古座青年会と古座獅子会の各会長、芳流館互盟社の社長、河内会の会長、同神社責任役員の12人。同神社の石田保宮司が出仕して神事を営み、一同で玉串をささげるなどして祈願した。例年は大前の儀で5区の奉幣神事を交えるが、今年は営まなかった。

 続いて技術保存のため感染症予防を考慮して稽古を再開した古座青年会が古座流獅子舞=同文化財=を奉納。以降は神額を古座神社へ戻し還御祭を営んだ。おととし、昨年に続いて規模を縮小しつつ礼をつないだ今年の奉仕。古座川河内祭保存会の杉本喜秋会長は「(新型コロナが感染拡大する)今を思えば、今年は御舟行事を取りやめて正解だった。来年こそは大丈夫だと期待し、出船も見据えて準備をしていきたい」と思いを語った。

(2022年7月27日付紙面より)

大前の儀を営んで神体・河内様への礼を尽くす関係5区の区長ら=24日、串本町古田
稽古再開の延長で3年ぶりに獅子舞を奉納する古座青年会の会員
2022年07月27日
20 育てた野菜を味わう
 正明保でカレークッキング  (新宮市 )

 新宮市の正明保育園(山田みつの園長)で25日、カレークッキングがあった。4、5歳児30人が園内で収穫した野菜を使いカレー作りに励んだ。

 食育の一環で、子どもたちが自分たちで育てた野菜を調理することにより、食の大切さや作物が成長するまでの過程を知ってもらおうと実施している。

 材料のピーマンとナスは、園児らが事前に収穫した。三角巾とエプロン、マスクを着けた子どもたちは作り方の説明を受けた後、作業を開始。職員と一緒に順番に野菜を食べやすい大きさに刻み、タマネギを扱った際には「目が痛くなってきた」との声が聞こえた。ニンジンは星や花、ハートなどの形に型抜きし「もう一回したい」「きれいにできた」と積極的に取り組んだ。

 完成したカレーはお昼の給食に振る舞われ「いただきます」と声をそろえた後、みんなで仲良く味わった。

 辻本幸子主任は「子どもたちの楽しそうに取り組む姿が見られました。自分たちで育てた野菜を調理することによって愛情が湧き、好き嫌いの隔たりが小さくなると思う。カレー作りを通して料理への興味と食の重要性を養ってもらえれば」と話していた。

(2022年7月27日付紙面より)

ニンジンの型抜き作業に取り組む園児=25日、新宮市の正明保育園
2022年07月27日
21 新宮なぎなた、近大新宮が活躍
 和歌山県なぎなた夏季大会  
2022年07月27日
22 畑中将真君が準優勝
 全国空手道選手権大会  (近大新宮 )
2022年07月27日
23 親子で楽しいひととき  木の川認定こども園で夏祭り  (新宮市 )
2022年07月27日
24 夏休みプログラムスタート  太田小児童が太田の郷で  (那智勝浦町 )
2022年07月27日
25 平年の形願い大前の儀  西向の稲荷神社で祭典  (串本町 )
2022年07月27日
26 稽古の成果を地域に示す  芳流館互盟社と古座青年会  (古座川河口域 )
2022年07月27日
27 和気あいあいと針仕事  新年度初の手芸教室  (紀宝町 )
2022年07月27日
28 700人が各種体験楽しむ  3年ぶりに「あいあい祭り」  (御浜町 )
2022年07月27日
29 坐禅組み、心身整える  東正寺で42年目の「夏季禅林」  (紀宝町 )
2022年07月27日
30 お悔やみ情報
  
2022年07月20日
31 海洋国・日本の発展願い 「海の日」記念式典 (勝浦海事事務所)

 近畿運輸局勝浦海事事務所(中川洋所長)は「海の日」の18日、那智勝浦町勝浦のホテル浦島で「『海の日』記念式典」を開いた。中川所長は海事関係の業務に長年、貢献した事業者に贈られる近畿運輸局長表彰と、勝浦海事事務所や紀南海運協会、公益社団法人近畿海事広報協会、東牟婁地方美育協会が共催する令和4年第65回「海と船の絵画表彰」の受賞者をたたえ、表彰状を手渡した。

 「海の日」は海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日として制定された祝日。全国で「海の日」の理解と周知を図るため、さまざまな行事が開かれている。

 勝浦海事事務所長表彰の絵画は新宮・東牟婁地方の小中学生の作品595点の中から9人が選ばれた。

 中川所長は受賞者に対して祝いの言葉を贈り、「安心安全の確保は私たちにとって最大の使命。皆さまにはさらなる海洋国・日本の発展と、希望と誇りのある地域の発展にご尽力をお願いします」と式辞。

 表彰状の授与後、来賓として出席していた酒井清崇東牟婁振興局長、田岡実千年新宮市長、堀順一郎那智勝浦町長、紀南海運協会の藤原岳典会長が祝辞を述べた。

 受賞者を代表し、近畿運輸局長表彰を受賞した勝浦船渠株式会社の川渕稔さんが「栄えある表彰、深く感謝しています。小中学生による絵画展の優秀作品が表彰されたことは、子どもたちの未来にとって、大変意義のあること。受賞を機に微力だが、業界の発展と社会に貢献できるように努力してまいります」とあいさつした。

 町立勝浦小学校1年の長野暖大君は「初めて漁港へ見学に行って、マグロを見た。表彰してもらってうれしかった」。

 市立緑丘中学校3年の福岡沙弥さんは「一点透視法とデペイズマンの技法で描いた。アンコウの色塗りに力を入れました。表彰していただき、うれしい。きれいな海であってほしいのでできることはやっていきたいです」と語った。

(2022年7月20日付紙面より)

「海の日」記念式典に出席した受賞者や関係者の皆さん=18日、那智勝浦町勝浦のホテル浦島
中川洋所長から賞状を受け取る受賞者
2022年07月20日
32 地域の活気を取り戻したい
 役場本庁で「ミニ御船」展示  (古座小 )

 串本町立古座小学校(山路教代校長)が19日、役場本庁に河内(こうち)神社例祭「河内祭」で用いる御舟の模型「ミニ御船」を設置した。新型コロナウイルスの情勢で3年にわたり例祭が規模縮小となる中、地域の活気を取り戻したいという思いで展示。この日は児童を代表して6年生が手分けして飾り付けを仕上げた。

 この模型は、古座川流域で実際に使われていた夏船を鯨船風に改装し、屋形を組んだ構造。飾り付けは古座小児童が七夕集会の延長で取り組んでいて、おととしと昨年は例祭の規模縮小に伴い実施を見送ったが、さかのぼると20年以上続く歴代児童伝統の取り組みとなっている

 今年は5、6年生が中心になって長引く情勢に対して自分たちにできることはないかと考え、3年ぶりにお披露目することを決めたという。設置場所の旧役場古座分庁舎は現在リノベーション中のため、1週間前に役場本庁へ模型を移動。この日は6年生10人が山路校長ら教職員と一緒に来庁し、七夕集会で使った笹飾りを新しいササにつけ直し模型に飾り付けた。

 河内会の一員となり御舟運航時に船内で奏される御舟謡(みふねうた)の練習を小学3年生からしているなどで特に縁が深い谷口海心君は「河内祭が早くできるようになり、その時は自分も御舟を鮮やかに飾って乗りたい」、同じく森口海晴君は「御舟謡はまだ全部覚えきれていないけど、もし乗れるならぜひ乗りたい」と御舟行事再開への思いを語った。

 展示期間は今月末まで〈鑑賞できるのは29日(金)まで〉で、模型と一緒に河内祭の解説パネルや展示の趣意書も展示。山路校長は「少しの間だが皆さまに楽しんでいただけたら」と呼びかけている。

(2022年7月20日付紙面より)

模型「ミニ御船」を飾り付ける古座小の児童や教職員=19日、串本町役場本庁
児童を代表して飾り付けをした6年生の皆さん
2022年07月20日
33 熊野、災いからの再生
 国際熊野学会シンポジウム  (新宮市 )

 国際熊野学会(山本殖生代表委員)は16日、新宮市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」で2022年度国際熊野学会大会(シンポジウム)を開催した。明治大学名誉教授で副代表委員の金山秋男さんが「根源的な癒(いや)しへ―熊野と一遍―」をテーマに基調講演。登壇者らの事例報告や意見交換会があり、約60人の参加者らは癒しの霊場の意義を考える機会とした。

 同学会は、熊野三山が鎮座し、日本の原郷ともいわれる熊野と全国各地に点在する熊野に関わる歴史・文化・環境などの研究の推進を目的としている。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった今回は「癒しの霊場・熊野―災いからの再生」をテーマに、コロナ禍の今、さまざまな人々の救済霊場として歩んできた熊野を舞台に、多くの災いを乗り越えよみがえってきた人々の歴史と信仰を振り返った。

 開会に当たり、山本代表委員は「金山先生の講演を基軸に、熊野の癒し・再生をみんなで検証していけたら」とあいさつした。

 金山さんは「中世の時代、法然、親鸞、一遍などさまざまな宗教家が登場し、生まれてきたからには必ず訪れる生老病死に対し、どう超えるか、どう救われるかと向き合った。12~13世紀あたりの宗教家にとって一番の問題点だった」。

 熊野本宮大社で熊野権現の神勅を受けたと逸話が残る時宗の開祖・一遍上人について「捨聖」「遊行」「踊り念仏」と尊称されるとし、救済幅を理論付けて無限拡大を図ったと解説した。

 「あらゆる信仰も拒絶しないところから始まった」信仰の旅は「二河白道」「十一不二偈」などの感得、「三心」(「至心に」「信楽して」「わが国に生まれんと欲して」)という高い壁に対して悩み、熊野山中での僧との出会いなどを経て回心を果たしたなどと説明。

 「一遍の発想では、四の五の言わずに念仏を唱えればいいという考え方で、一つの宇宙観に達している」。「一遍上人語録」から「よろづ生きとしいけるもの、山河草木、ふく風たつ浪の音までも、念仏ならずといふことなし」の一文を紹介し「日本人には元々自然(じねん)思想がある。新たな救いを日本から世界に発信していかなければならない」と締めくくった。

 事例報告では山本代表委員が「中世の熊野詣(くまのもうで)における救済儀礼」、くまの体験企画代表の内山裕紀子さんが「熊野古道伊勢路を支える人々」、歌人の小黒世茂さんが「歌につむぐ癒しの風土:熊野」をテーマにそれぞれ話した。

 山本代表委員は、熊野詣には皇族、貴族だけでなく社会的弱者も多く参詣したと説明し、小栗判官蘇生の湯と伝えられる湯の峰温泉や熊野参詣における救済伝説、慣習、仕掛けなどを紹介。「熊野三山はさまざまな人々の救いの霊場として信仰されていた。とりわけ社会的弱者への救済儀礼が息づいていた。中世最大の魂の救済霊場として機能していた」と述べた。

(2022年7月20日付紙面より)

約60人が出席した国際熊野学会シンポジウムの様子=16日、新宮市の「丹鶴ホール」
山本殖生代表委員
金山秋男さん
2022年07月20日
34 献血への協力呼びかける
 愛の血液助け合い運動  (新宮市 )

 7月の「愛の血液助け合い運動」月間に合わせ、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店でも16日、和歌山県赤十字血液センターの職員らによる啓発活動があった。駐車場では献血バスによる採血も受け付け、多くの買い物客が協力した。

 厚生労働省が都道府県、日本赤十字社と協力して実施する運動。国内の血液事業を安定的・継続的に維持し、血液製剤の国内自給を確保することが目的。血液製剤はがん(悪性新生物)治療や手術に不可欠だが、長期保存できず、人工的につくることもできない。近年では少子高齢社会の影響で献血可能人口(16~69歳)が減少しており、将来の安定供給に支障を来す恐れがあるとされている。

 あいにくの雨の中、職員らはプラカードを持って店先に立ち、店内放送でも血液事業への理解と協力を呼びかけた。

 県赤十字血液センター献血推進課の木村太祐主事は、新型コロナウイルス感染再拡大が今後の活動に与える影響を懸念しつつ「雨の中、午前11時時点で22人もの方に協力いただいた。大変ありがたい。手術などに必要とされる血液製剤を確保していくため、今後も協力をお願いしたい」と話していた。

(2022年7月20日付紙面より)

雨の中、買い物客らが献血に協力=16日、新宮市のスーパーセンターオークワ南紀店
2022年07月20日
35 矢倉甚兵衞さん会長に着任  串本RC  
2022年07月20日
36 8月1日の開通式後に供用  サンゴ台中央線未供用区間  (串本町 )
2022年07月20日
37 見方を教わり答えを考える  三尾川小クマノザクラ学習  (古座川町 )
2022年07月20日
38 木本がベスト16に  3回戦は三重と対戦  (高校野球三重大会 )
2022年07月20日
39 有・貴・串、悔しい敗退  高校野球和歌山大会  
2022年07月20日
40 獅子神楽や舟謡を奉納  勝浦八幡で神明社の例祭  (那智勝浦町 )
2022年07月20日
41 自然の中でバシャバシャ  太田小が川で水泳授業  (那智勝浦町 )
2022年07月20日
42 全国大会に向け士気高める  新宮剣友会が市長表敬  (新宮市 )
2022年07月20日
43 今年もヒマワリの種まき  開花は9月下旬の予定  (新宮市熊野川町 )
2022年07月20日
44 地域の仕事と仕組み学ぶ  三輪崎小3年生が社会科校外学習  (新宮市 )
2022年07月20日
45 四国北上台風に注意  和大客員教授が解説  
2022年07月20日
46 持続可能なまちづくりとは  SDGsで地方創生学ぶ  (新宮高校 )
2022年07月20日
47 安全な歩行など学ぶ  夏休みを前に交通安全教室  (紀宝町 )
2022年07月20日
48 みんなで夜店を楽しむ  5歳児の夕涼み会  (井田保 )
2022年07月20日
49 恒久平和への願い新たに  戦没者追悼式で遺族ら冥福祈り  (御浜町 )
2022年07月20日
50 お悔やみ情報
  
2022年07月15日
51 3年ぶりに諸祭儀全て斎行
 「那智の扇祭り」  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の世界遺産、熊野那智大社(男成洋三宮司)で14日、例大祭「那智の扇祭り(火祭)」(国重要無形民俗文化財)が営まれた。おととし、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して実施したが、今年は人数制限や斎行時間の変更があったものの、3年ぶりに諸祭儀が例年通り執り行われた。

 扇祭りは、大社にまつられている12柱の神々を12体の扇神輿(みこし)にうつし、那智の滝前に里帰りさせて神霊、神力を奮い起こして、万物の生成発展を祈る神事。12本の大たいまつの炎で扇神輿を清める場面が見どころであることから「火祭」とも呼ばれている。

 本社大前の儀や御田植式、渡御祭などを斎行後、一行は別宮を目指した。

 大たいまつに火が付けれられると、白装束と烏帽子(えぼし)をまとった氏子が「ハリャ、ハリャ」と威勢の良い掛け声とともに参道を往復。重さ約30~50㌔にもなる大たいまつ12本が勢いよく燃え盛り、拝観者らを魅了した。

 飛瀧(ひろう)神社に到着後は別宮大前の儀で男成宮司が五穀豊穣(ほうじょう)や国の繁栄などを願うとともに、コロナの終息に祈りを込めて祝詞を奏上。その後は御田刈式、那瀑(なばく)舞が行われ、本殿で還御祭が営まれた。

 また、渡御祭の様子はユーチューブでライブ配信された。

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■宵宮祭の様子



 13日夕方には宵宮祭が本殿で営まれた。その後、境内に設置された田楽舞台で、3年ぶりとなる町立市野々小学校の児童による大和舞(稚児舞)と「那智田楽保存会」が現代に伝える「那智の田楽」の奉納があった。

 田楽は室町時代に流行した田楽踊りを伝える貴重な文化遺産として、同保存会が古来の姿を伝えている。1976年に国の重要無形民俗文化財、2012年にユネスコの無形文化遺産に登録された。

 感染防止の観点からどちらも宵宮のみの奉納となったが、多くの関係者や参拝客らが見物し、その様子をカメラなどに収めていた。

(2022年7月15日付紙面より)

3年ぶりに例年通りの渡御が行われた=14日、那智勝浦町の飛瀧神社
宵宮で「那智の田楽」が奉納された=13日、熊野那智大社
2022年07月15日
52 労働災害防止に向け
 建設工事関係者連絡会議  (新宮・東牟婁地方 )

 建設工事における災害の一層の減少を図ろうと、厚生労働省和歌山労働局新宮労働基準監督署(嶋本輝樹署長)は13日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局で建設工事関係者連絡会議を開催した。新宮・東牟婁地区の公共工事発注機関、建設関係団体、災害防止行政機関の約20人が出席。取り組み紹介や意見交換を行った。

 会議は、3者がより緊密な連携を図ることで災害防止対策の取り組みを推進することを目的に毎年開かれている。

 冒頭で嶋本署長は、2021年の建設業における休業4日以上の労働災害は前年同様9件だったが、うち1件の死亡災害が発生していると説明。「今年に入ってからは6月末現在で4件で、前年同時期より1件減少しているが引き続き労働災害防止への取り組みが重要」と説明。

 工事現場災害の減少を図るため、熱中症防止対策や建設業の働き方改革の取り組み推進などに対する協力を呼びかけ「発注者や施工業者、われわれ労働安全行政機関などが相互に連携して労働災害の防止を進めていくための情報交換などを活発に行い、実りある会議にしていければ」とあいさつした。

 乾孝行監督・安衛課長が、管内の建設工事における災害発生状況を説明したほか、労働災害発生時には刑事上、民事上、行政上、補償上、社会的な責任が生じるとし、現場において▽通路、足場安全対策▽建設機械の安全対策▽安全施工サイクルの推進▽気象状況の変化に伴う措置―などの安全管理が必要とした。

 23年までに死亡災害を15%以上、死傷災害を10%以上減少させることを目標とした「第13次労働災害防止計画」や「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」、建設現場での新型コロナウイルス感染防止対策、適切な器具の使用などについて案内した。

 紀南河川国道事務所や紀伊山系砂防事務所、東牟婁振興局串本建設部・農林水産振興部林務課、新宮市、那智勝浦町、古座川町、太地町などが公共工事の現状や労働災害防止に係る取り組みなどを紹介した。

(2022年7月15日付紙面より)

約20人が出席した建設工事関係者連絡会議=13日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局
嶋本輝樹署長
2022年07月15日
53 自然の水域に体を慣らす
 高池小が小川の瀬で川水泳  (古座川町 )

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長、児童63人)が13日、古座川支流小川の明神橋そばの瀬で川水泳に取り組んだ。

 泳げる川が行動範囲にあるという自然の豊かさに恵まれた同町。夏場に川で涼を取る子どもも多く、その地域性が本格化する前に教員による安全管理下で体を慣らすため町内の小学校はそれぞれに川水泳の機会を取り入れている。

 高池小は当初、月野瀬の少女峰前(古座川本流の瀬)で実施する予定だったが、ここ数日の雨天で水が濁っていたため急きょ前述した瀬に場所を変更。天気は上々で、スクールバスによるピストン輸送で赴いた児童は、先生から注意事項の説明を受けた後、自由行動で川に親しんだ。

 深みにはまらないようにと先生が張った規制線より河原側、足が届く範囲で水浴びや水泳をしてプールとは違う自然の水域に体を慣らした。

 平年は夏休み期間に来町する川崎市ふれあいサマーキャンプの同世代と交流する中で川遊びを主導するためのリハーサル的な意味合いもあるが、本年度も新型コロナウイルス感染予防のため同町から川崎市へ赴くふれあい訪問事業も含めて交流の予定はなし。同町教育委員会によると明神小と三尾川小は14日にそれぞれ定めている水泳場(高池小は今回、明神小の水泳場を臨時で利用した)で川水泳に取り組むという。

(2022年7月15日付紙面より)

川水泳で自然の水域に体を慣らす高池小の児童=13日、古座川町川口
2022年07月15日
54 感染減少の取り組みも
 町への移住者増を報告  (紀宝町区長会 )

 町内14地区と町で組織する紀宝町区長会(会長・辰巳尚鵜殿区長)は12日、同町役場大会議室で定例会を開いた。西田健町長は、昨年度、町への移住者が50人だったと報告し「移住者の皆さまを温かく迎え入れる体制を取っていただければ」と呼びかけた。新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを挙げ「若い世代が感染している。少しでも感染者を減少させていく体制づくりに取り組んでいきたい」と示した。

 定例会には各区の区長、役場職員が出席。役員改選に伴い、会長に辰巳区長、副会長に鮒田区の東口高士区長を選任。各課の担当職員が町の関連事業などを説明した。

 新型コロナに関連し、担当課長は「感染状況、三重県の指針、イベント基準を基に町新型コロナ対策本部会議で協議をする中で、各種事業の開催や公共施設の開設などについて検討し、感染対策を講じての実施、中止や延期の判断をしている。各地区の催しも地区で話し合いをして検討してもらいたい」と伝えた。

 辰巳会長は「町内でコロナ感染者が増えている。マスク、手洗いなどを続けてほしい」と求めた。

(2022年7月15日付紙面より)

区長会であいさつする西田健町長(右)=12日、紀宝町役場
2022年07月15日
55 熊野古道に小ぶりな花  ヒメヒオウギズイセン  
2022年07月15日
56 事故防止への意識養う  三輪崎小で交通安全教室  (新宮市 )
2022年07月15日
57 樹紀ちゃんの誕生日祝い  多くのファンが勝浦へ  (那智勝浦町 )
2022年07月15日
58 新会長に庵野了嗣さん  那智勝浦ロータリークラブ  
2022年07月15日
59 より良い学校づくりを  城南中でオンライン生徒総会  (新宮市 )
2022年07月15日
60 ゲッカビジン開花  新宮市  
2022年07月15日
61 親子の触れ合いに歓声  ブルーベリーの収穫体験  (大野保育所 )
2022年07月15日
62 世界平和やコロナ終息祈る  補陀洛山寺で土用護摩祈とう  (那智勝浦町 )
2022年07月15日
63 音楽やマジックで楽しいひととき  支援センター虹でお楽しみ会  (新宮市 )
2022年07月15日
64 美化経験し貢献考える  田原海水浴場で浜清掃  (串本古座高校 )
2022年07月15日
65 約12年越しで整備完了へ  古座川町真砂―大川区間  (国道371号 )
2022年07月15日
66 カラフル模様に大変身  ボディペインティング楽しむ  (うどの幼 )
2022年07月15日
67 甲羅もプールもピカピカに  夏休み前にウミガメ公園  (紀宝町 )
2022年07月15日
68 早朝から清掃作業に汗流す  讃寿会が中曽公園で  (紀宝町 )
2022年07月15日
69 「先生の仕事は大変」  2年生9人が職場体験学習  (相野谷中 )
2022年07月15日
70 電波と光について学ぶ  防衛大学校が出前講義  (新宮高校 )
2022年07月10日
71 真新しい大しめ縄に張り替え
 例大祭に向け那智の滝で  (熊野那智大社 )

 熊野那智大社(男成洋三宮司)は9日、世界遺産・那智の滝上の大しめ縄の設置を行った。14日(木)に斎行される国指定重要無形民俗文化財「那智の扇祭り(火祭)」を前にした恒例行事で、日本一の落差133㍍の滝口で神職たちが足元に注意を払いながら慎重に新しいしめ縄に取り換えた。なお、今年の扇祭りは人数制限や斎行時間の変更はあるが、3年ぶりに諸祭儀が例年通り執り行われる。

 那智の滝は同大社の別宮・飛瀧(ひろう)神社のご神体。張り替え作業は例大祭前の7月と年末の毎年2回行われている。

 しめ縄はサラシ製で長さ約26㍍、重さ約4㌔。大社本殿で安全祈願を行い、白装束に烏帽子(えぼし)姿の神職ら5人が表参道約2㌔の道のりを運んだ。到着後、命綱を着け、滝の流れに足をつけた神職らは声をかけ合いながら無事にしめ縄を設置した。

 男成宮司は「天候は不安だったので無事、張り替えができて良かった。今年は3年ぶりに本来の形でお祭りができる。現在、感染者が増えているため、当日は世の中が平常に戻ることを祈願したい」と話していた。

 おととし、昨年は新型コロナウイルスの影響で、規模縮小と一部中止で斎行された扇祭り。今年は、全国的にも観客を入れてのコンサートなどが開催されていることから、別宮における渡御祭の拝観者参入も認めるとしている。

 3年ぶりとなる大和舞(稚児舞)と、「那智の田楽」は感染拡大防止の観点から、13日(水)夜の宵宮のみ、奉納される。

 祭典時刻は、本社大前の儀を例年より1時間繰り上げて実施し、午後1時までに例大祭を終了する予定。

(2022年7月10日付紙面より)

那智の扇祭りに向け、真新しい大しめ縄に張り替えた=9日、那智勝浦町の熊野那智大社
2022年07月10日
72 世界はつながっている
 国連セミナーで忍足謙朗さん講話  (新宮高校 )

 新宮市の県立新宮高校(東啓史校長)で8日、「国連セミナー」が開かれた。元国連世界食糧計画(WFP)アジア局長の忍足謙朗(おしだり・けんろう)さんが、世界の飢餓問題や紛争地などへの食糧支援について講話した。

 高校生に国際機関で活躍する人々に触れる機会をつくることで視野を広げ、自身の可能性や人生選択を再考するきっかけとしようと学校が企画。忍足さんは30年以上国連で勤務し、WFPでは世界の紛争地や被災地に食糧を届ける緊急人道支援でリーダーシップを発揮してきた。

 この日は「生徒と同じ目線で話したい」という忍足さんの意向から、生徒たちが円形に囲む形で講話。忍足さんは冒頭「世界は思ったよりも小さく、つながっている。しかし、公平にはできていない」と述べ「世界の8億人が飢餓に苦しみ、年間300万人の子どもたちが5歳の誕生日を迎える前に慢性栄養失調で亡くなっている」と説明。飢餓を深刻化させる要因として紛争を挙げ「ウクライナだけでなく、シリアやパレスチナ、イエメン、コンゴ、エチオピアなど多くの国々で紛争が続いている。紛争が起これば生活が破壊され、人々を生き延びさせ、インフラを回復させるために莫大な金額が必要になる。もしそれを学校の建設などに使うことができるようになれば、どれだけ世界や地域の発展につながることか」と人道支援に携わる葛藤についても語った。

 ウクライナ紛争が食糧や燃料価格高騰を引き起こし、WFPの食糧支援にも影響を与えていることに触れ「『遠い国の出来事だから、自分には関係ない』という考えは捨ててほしい。困ったときはお互いさま」と世界の不平等に目を向け、国際的感覚を養っていくことの重要性を訴えた。

 小林泰明君(2年)は「僕は将来、この地域の発展のために尽くしたいと思っている。『国際的な感覚を持ちながら、ローカルが豊かになるために尽くすのも、等しく重要』と考えを肯定してくれ、世界で活躍する人ながら、身近に感じることができた。戦争や紛争は、自分が求める地域の発展とは対極のもの」と話していた。

(2022年7月10日付紙面より)

講話に耳を傾ける生徒たち=8日、新宮市の県立新宮高校
忍足謙朗さん
2022年07月10日
73 佐川急便が銀賞受賞
 優秀安全運転事業所表彰  (新宮市 )

 自動車安全運転センター和歌山県事務所(寺園勝人所長)と県警本部はこのほど、優秀安全運転事業所として、新宮市王子町の佐川急便株式会社新宮営業所(小川純一郎所長)に銀賞を贈った。8日に新宮警察署(田原正士署長)で表彰式があり、田原署長が小川所長と同営業所安全推進課主任の村田祐司さんに表彰状と盾を手渡した。

 表彰は同センターが主催、警察が共催して毎年3期に分けて実施している。対象となるのは社員が20人以上で、そのうち8割がドライバーの事業所。社員は運転記録証明書を申請し、分析結果の交付を受けている。公私にわたって1年間の事故や違反が2%以内なら金賞、4%以内なら銀賞、5・5%以内なら銅賞が贈られる。連続3年間の成績では、プラチナ賞も設けられている。

 今期は県内で金賞3、銀賞7、銅賞10の計20事業者が受賞した。同事業所は2017、18年に2年連続で金賞を受けており、昨年も金賞を受賞。会社全体で環境・安全面を最優先に事業に当たっている。

 表彰式に立ち会った寺園所長は「今期は20事業者が受賞しており、ここ5年間では最も多い数字。皆さんに安全運転に気を付けていただいていることが分かった。運転記録証明書は安全運転のためのツールの一つとしてさらに多くの人に活用いただきたい」。

 田原署長は「多くの人の模範となる運転をしていただいてありがたい。交通事故を減らすため、こういった事業者さんが1社でも増えていただければ」と感謝を伝えた。

 表彰状を受け、小川所長は「村田主任を中心に、日々の注意喚起を行っている。飲酒運転にも注視し、そういったことがないように努めています」。

 村田主任は「『ながら運転』などが大きな事故につながる。カメラ検証を行うなど防止に努めてます。今後も社内全員で無事故無違反を目指し安全運転を心がけたい」と気持ちを新たにした。

(2022年7月10日付紙面より)

表彰状を受け取った佐川急便株式会社新宮営業所の小川純一郎所長(右から2人目)と村田祐司さん(左横)=8日、新宮警察署
田原正士署長(右)が表彰状を手渡した
2022年07月10日
74 真っ赤な南国の花  ハイビスカス咲く  (新宮市 )
2022年07月10日
75 10日、舌戦終え投開票  18日間の戦いに幕  (参院選和歌山選挙区 )
2022年07月10日
76 地域住民や関係機関で チームくまのがわが定例会 (新宮市熊野川町)
2022年07月10日
77 孫のはがきで詐欺防止  交通・水難事故も啓発  (新宮警察署 )
2022年07月10日
78 卵の特徴や移植の手順学ぶ  ウミガメ保護活動の事前学習  (井田小 )
2022年07月10日
79 新人4人が1議席争う  県内各地で舌戦展開  (参院選三重選挙区 )
2022年07月10日
80 4回目の集団接種始まる  新型コロナワクチン  (紀宝町 )
2022年07月10日
81 お悔やみ情報
  
2022年07月06日
82 牛乳パックで灯籠作り
 「七夕願いよ 届け」  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の勝浦八幡神社(髙橋正樹宮司)で先月末より始まった「七夕願いよ 届け」。勝浦八幡神社七夕実行委員会は7日(木)の本番に点灯させる牛乳パック灯籠作りを3日、神社社務所と大勝浦漁民集会所で開催した。大人や子ども50人以上が参加し作業を行い、夜7時30分ごろに試験点灯させた。

 催しはコロナ禍の中、同委員会の上松資弘さんが「悩みや願いを集め、心のよりどころとなる場をつくりたい」との思いから髙橋宮司に相談し、昨年、初開催。願いなどを書く木製短冊や筆記用具が準備されており、7日当日まで無料で参加できる。午前8時から午後8時まで。

 この日、上松さんの友人や和歌山県神道青年会、神社関係者らが協力し、駐車場管理や灯籠作りを教えた。

 参加者は二つの会場に分かれ、牛乳パックに好きな絵を描き、カッターを使うなどして完成させた。また、髙橋宮司が用意した風鈴に絵や願い事を描いて、ちょうず舎につるした。

 同日夜、参加者は再び神社に集まった。LEDキャンドルを牛乳パック灯籠に入れて、明かりをともした。竹灯籠や竹明かりもともされた。

 羽山心奈(ここな)さん(勝浦小5)は「楽しい。短冊に願いを書いてつるしました。来年も参加したい」。

 友人の脇口芽吹(いぶき)さん(同)は「短冊に『みんなが健康でいられますように』と書いた。7日も来たい」と話した。

 髙橋宮司は「集まってくれてありがたい。当日は神社に足を運んでほしい」。

 上松さんは「多くの方が集まってくれて良かった。7日はぜひ、短冊をつるしに来ていただけたら」と話していた。

 今年は七夕の笹の受け取りも行い、7日午後6時30分から七夕祭が営まれる。この日は渋滞回避のために、町立勝浦小学校近く、お蛇浦(海)側のホテル浦島駐車場が午後6時から9時まで開放される。

 同委員会は「渋滞緩和のために、お子さんやご家族連れの方は午後7時10分ごろから、大人の方は午後8時以降に来ていただけると幸いです」と呼びかけている。

 問い合わせは勝浦八幡神社(電話0735・52・1646)まで。

(2022年7月6日付紙面より)

試験点灯で幻想的な空間を演出=3日夜、那智勝浦町の勝浦八幡神社
7日の本番に向けて牛乳パックで灯籠を作成

2022年07月06日
83 締結後初の対面交流
 岩手県一関市が表敬訪問  (新宮市 )

 新宮市の友好都市・岩手県一関市の佐藤善仁市長らは1日、新宮市役所を表敬訪問した。田岡実千年市長らとあいさつを交わし、情報交換などを行った。

 両市は昨年7月21日に友好都市提携を締結。田岡市長と勝部修・一関市長(当時)がオンラインを通して提携盟約書に調印し、友好関係の深化を誓い合った。なお、対面での交流は提携締結後、初となる。

 一関市は岩手県の最南端、仙台市と盛岡市の中間に位置するまちで、面積1256・42平方㌔㍍で人口11万679人(3月31日現在)。

 室根山(むろねさん)中腹に鎮座する室根神社は、熊野速玉大社と熊野本宮大社の熊野神をそれぞれに祭る2社殿から成る。両市の交流は熊野神の縁によるもので、1996年に熊野三山協議会が室根神社を訪問して以降、約25年にわたり交流してきた。

 2018年1月には田岡市長と屋敷満雄市議会議長(当時)が勝部市長を訪問。10月の熊野神勧請(かんじょう)1300年室根神社特別大祭を契機に、親交をさらに深めてきた。

 この日、一関市から佐藤市長をはじめ、勝浦伸行・市議会議長、小岩邦弘・一関商工会議所会頭ら9人が来訪。田岡市長や市議会の榎本鉄也議長、東原伸也副議長、屋敷議員、向井雅男副市長らが迎えた。

 田岡市長は「人口が減少する中、交流人口を増やしていきたい。新型コロナウイルス感染状況が落ち着いたら、市民から希望者を募って訪問団として一関市を訪れたい」とあいさつし来訪を歓迎。

 佐藤市長は「友好都市として、経済面や産業面、いろいろな幅の持たせ方があると思う。さまざまな面で意見を交換させていただければ」と述べた。

 あいさつを経て両市は情報交換。歓談を通して、お互いの歴史や文化などについて理解を深め合った。

(2022年7月6日付紙面より)

情報交換などを通して今後の関係の深化を図った=1日、新宮市役所
2022年07月06日
84 安全祈願祭を営み海開き
 橋杭・田原の両海水浴場  (串本町 )

 串本町のくじ野川にある橋杭海水浴場と田原にある田原海水浴場が2日、海開きを迎えた。この日は南紀串本観光協会(島野利之会長)主催の安全祈願祭があり、関係者代表一同で遊泳期間中の無事故と活発な利用を願うなどした。

 先月29日に遊泳区域を設置し、密にならない目安として約4㍍間隔の幅くいを打ち込み。町は公式ホームページで海水浴場等における新型コロナウイルス感染症の感染防止対策ガイドラインを公表(新着情報6月21日付リンク先参照)し、利用前に一読し個々の対策を心がけて利用するよう呼びかけている。

 安全祈願祭には同協会、町、町議会、町教育委員会、県議会、串本海上保安署、新宮警察署、東牟婁振興局串本建設部、同町商工会(橋杭のみ)、県水上安全協会(同)、くじ野川区(同)、橋杭婦人会(同)、田原区(田原のみ)、遊泳期間中の監視業務に当たるSP警備保障の各代表者が参列。橋杭は古座神社の石田保宮司、田原は木葉神社の井谷正守宮司が出仕して神事を営み、参列一同で玉串をささげて祈願した。

 橋杭ではテープカットやフラダンスの披露もあった。橋杭の参列者を代表して田嶋勝正町長は「町が一番盛り上がるのは夏。コロナに注意して多くの皆さまに串本の夏を満喫してもらえれば」、田原の参列者を代表して佐藤武治・県議会議員はこの場所がロケットの公式見学場としても注目され今後ますます利用が進むと展望を見据えてあいさつ。島野会長は「コロナ対策に十分注意しつつチャレンジし、皆さんがトラブルなく思い出を持ち帰れるよう運営に努めたい」と意気込みを掲げて、遊泳期間中の参列一同の協力を図った。

 遊泳期間は両海水浴場とも8月31日(水)まで、遊泳時間は午前9時(田原は午前10時)~午後5時、荒天など諸事情で臨時休場する場合がある。橋杭の最寄りの駐車場は遊泳期間中有料(軽・普通乗用自動車1000円など)となる。問い合わせは南紀串本観光協会(電話0735・62・3171)または町産業課(電話0735・62・0557)まで。

(2022年7月6日付紙面より)

橋杭海水浴場の安全祈願祭=2日、串本町くじ野川
田原海水浴場の安全祈願祭=同日、串本町田原
2022年07月06日
85 防災情報などの活用を
 集中豪雨にも注意が必要  

 6~10月は、集中豪雨や台風などで川が増水しやすい「出水期」と呼ばれる時期。今年は「最短の梅雨」となったが、今後は台風時の大雨に加え、局地的な集中豪雨を引き起こす「線状降水帯」にも注意が必要だ。

 線状降水帯は、次々と発生した積乱雲が数時間にわたって同じ場所にかかり続けることで、集中的に雨を降らせ、災害の危険性が高くなる。最近では「平成26年8月豪雨(広島)」「平成29年7月九州北部豪雨」「令和2年豪雨」などの災害が発生した。

 気象庁は、大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる「キキクル」(危険度分布)をホームページで公開している。

 雨による災害の危険度を色分けし、地図上にリアルタイム表示するもの。色分けは危険度の高い順に「災害切迫」(黒色)、「危険」(紫色)、「警戒」(赤色)、「注意」(黄色)、「今後の情報等に留意」(白色)の5段階。大雨や洪水による災害の危険が、どこで、どのレベルで迫っているかを地図上で視覚的に知ることができる。

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■早めの避難行動と避難準備



 紀宝町では「日頃から雨の降り方や河川の水位情報に気を配り、危険を感じたら早めの避難を心がけ、避難する場所やタイミングを家庭内で話し合っておきましょう」と呼びかけており、「広報きほう5月号」に洪水マップを折り込み、全戸配布した。

 避難準備をはじめ、大雨への警戒や早めの避難といった風水害への備えがより重要となるため、戸別受信機の電池確認や町防災メール配信サービスへの登録を求めている。bousai.kiho-town@raiden2.ktaiwork.jpにメールすると返信が届く。

(2022年7月6日付紙面より)


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