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2017年07月14日
1 新園舎の工事に着手
 太地町こども園安全祈願祭  

 太地町が同町平見地区に建設するこども園新園舎の安全祈願祭が12日、同地区の建設予定地で開かれた。宇佐川彰男教育長はじめ町職員や議会議員、建築関係者ら約20人が出席し、工事の安全を願った。

 同町の飛鳥神社の高橋正樹宮司が神事を執り行った。地鎮の儀では園舎設計のチャイルド社関西営業所=大阪市鶴見区=の阪本行庸副課長、宇佐川教育長、建設の株式会社夏山組=新宮市=の夏山晃一代表取締役社長が刈初め、穿(うがち)初め、土均(なら)しを行って安全を祈った。

 式典を終えて宇佐川教育長は「将来を担う子どもたちの安全と成長を願って平見に建設を決めた。町議会議員をはじめ、ひとえに支援してくださった皆さまのおかげ。これより建設が始まるので、近隣住民の皆さまにはなにとぞご理解をいただきたい」と述べた。夏山社長は「施工者として法令順守、安全第一、工期重視で建設を全うしたい」と話した。

 新園舎は敷地面積1万723・88平方㍍、延べ床面積1312・72平方㍍の鉄骨平屋建て。南向きの保育室やランチルーム、室内プールを設け、屋外には林の中を通る遊歩道や自然を活用した遊具が備えられる。0歳から5歳児約100人を受け入れられる。工期は6月27日から来年2月26日まで。契約額は5億2704万円。

 園児数の増加を見込んで10月に職員募集を、3月には内覧会を計画している。移転は4月1日に完了予定。

(2017年7月14日付紙面より)

工事の安全を願って盛り土をうがつ宇佐川彰男教育長=12日、太地町平見
2017年07月14日
2 混乱期の活躍ねぎらう
 那智勝浦町で「喜寿の集い」  

 那智勝浦町と町社会福祉協議会は12日、同町のホテル浦島で第23回喜寿の集いを催した。町内で77歳を迎えた対象者287人のうち99人が出席し、これまでの歩みを祝い、今後の健康を願った。

 開会のあいさつで寺本眞一町長は「町が発展してきたのは、激動の時代を生き抜いた皆さまの並々ならぬ努力と血のにじむような思いのおかげ。築きあげられた繁栄を後世に引き継ぎ、維持発展させるのが私たちの務め。今後も私たち後輩を指導してください」とねぎらった。

 町議会の中岩和子議長は「現代の平和と経済発展は皆さまのおかげ。皆さまの顔を見ると、高齢化社会を吹き飛ばすような力を感じます。私たちも、保健福祉医療サービスなど施策の充実に一層努力を続けていきます」と祝辞を述べた。

 出席者を代表して、勝浦地区在住の大林賢二さんが「私たちは昭和16年から17年に生まれ育ち、戦中戦後の混乱期を乗り越えてきました。微力ながら世の中の役に立てたと自負しています。今後も健康に気を付けて、少しでも地域社会のために努力したい」と謝辞を述べた。

 町社協の岡本美智子副会長が音頭で乾杯。各席では、知人や旧友と思い出話に花を咲かせる姿があった。アトラクションも用意され、天満保育園5歳児13人が歌とダンスを披露した。日本舞踊の藤紀流と西川流友華会、グリーンコーラスも出演し、舞や合唱で出席者を楽しませた。最後には餅投げもあり、にぎわいのうちに会を終えた。

(2017年7月14日付紙面より)

謝辞を述べる大林賢二さん(右)=12日、那智勝浦町のホテル浦島
寺本眞一町長も交えて思い出話などに花を咲かせた
2017年07月14日
3 獅子舞などの準備大詰め
 上部区、夏季祭典に向け  (古座川町 )

 古座川町高池にある上部集会所で、池野山八坂神社夏季祭典(15日宵宮、16日本祭)の準備が大詰めを迎えている。取り組んでいるのは上部区(南克明区長)で、11日夜半は獅子舞の稽古に加えて当屋のしめ縄作りも実施。南区長(66)は「例年通りきちんとやれたら」と意気込んで全体のまとめ役に努めている。

 同神社は現在、上部区と池野山区(垣秀志区長)の氏神社として護持され夏と秋に祭典が営まれている。夏は両区の奉幣神事を軸にした祭典で、主に上部区が奉仕奉賛を担っている。

 上部区は近年、旧青年団「同心社」が受け継いでいた獅子舞の再興に努めていて幣の舞、神明賛、乱獅子の3種類を奉納している。今年も6月20日から稽古を始め、6月中は週2回、7月は週5回に頻度を上げて舞に磨きをかけている。

 舞わし手として新たに鈴木貴裕さん(30)が加わり、『現役の総合格闘家が獅子を舞わす』と話題になっている。鈴木さんは「職場の先輩に誘われ、地域に積極的に関わりたいという思いもあって参加した。出身地に獅子舞がなかったので、とても迫力があり笛や太鼓の祭りばやしも新鮮に感じられる」と稽古の印象を語る。

 担当は幣の舞。公式戦の都合で本祭に参加できないため宵宮夜半に奉納するそうで、「舞の特徴を出して楽しんでもらえるような奉納にしたい」と意気込んで、練習に励んでいる。

 今年の当屋は村上裕司さんが務めるそうで、この日は池野山区から譲り受けた稲わらでしめ縄を仕立てた。南区長は「8月の盆踊りも多くの区民が集まるが、毎晩のように和気あいあいと頑張る姿を見られるのはこの時期だけ。今では少なくなった機会なので、これからも大事に続けていきたい」と述べ、にぎやかな準備を喜んでいた。

 宵宮は午後7時すぎ、本祭は午前8時30分に営まれる奉幣神事後に獅子舞を奉納する。以降は池野山区の酒宴の座、高池金毘羅神社遥拝奉納、区内各班の座を回り、正午ごろに同集会所で総神楽を披露し座払いを迎えるという。

(2017年7月14日付紙面より)

獅子舞の稽古やしめ縄作りに励む上部区の区民=11日、古座川町高池
2017年07月14日
4 球児たちの熱い夏
 全国高校野球選手権和歌山大会が開幕  

 夏の甲子園を目指す「第99回全国高校野球選手権和歌山大会」が13日、39校が参加して和歌山市の紀三井寺公園野球場で開幕した。県高野連などが主催。

 青空の下で始まった開会式では、和歌山県警カラーガード隊、和歌山商業体操部バトントワラーらが選手たちを先導。前年度優勝の市和歌山を先頭に北から順に入場行進。

 県高野連・花本明会長らのあいさつの後、選手を代表し田辺工業の楠本迅一朗主将が「選手権大会は今年で99回目を迎えました。この長い歴史の中で、多くの先輩方が甲子園を目指し、夢や感動を与えてくれました。今年は私たち39校の高校球児が多くの方に夢や感動を与える番です。先輩たちが築き上げてきてくれたこの伝統ある大会の舞台に立てていることを誇りに思い、今まで支えてきてくれた人に感謝し、夢の舞台甲子園を目指し、高校生らしく全身全霊でプレーすることを誓います」と宣誓し、14日間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。

(2017年7月14日付紙面より)

元気よく入場行進する串本古座高校の選手たち=13日、和歌山市の紀三井寺公園野球場
2017年07月14日
5 3自治体が新加入  熊野川流域減災協議会  
2017年07月14日
6 町と6地区が意見交換 那智勝浦町、まちづくり地域推進会議を開始 
2017年07月14日
7 刺股の使い方など学ぶ 新宮市熊野川町、杉の郷で防犯研修 
2017年07月14日
8 地域の活性化になれば  熊野川河川敷で「水辺で乾杯」  (新宮市 )
2017年07月14日
9 高野林道の早期復旧を 那智勝浦町直柱区長ら1079人の署名提出 
2017年07月14日
10 チーム「朝陽」優勝 古座川町公民館長杯ゲートボール大会 
2017年07月14日
11 鬼宿から一ノ門を目指す 県ふるさと定住セ、荒船海岸で自然体験教室 
2017年07月14日
12 かんきつの木に抜け殻鈴なり  木本敏代さん宅の庭先で  (串本町 )
2017年07月14日
13 行為知り正しい関係考える 串本古座高校でデートDV防止出前講座 
2017年07月14日
14 資質向上目指し研修に着手  郡内4商工会経営指導員ら  (広域商工会東牟婁協議会 )
2017年07月14日
15 お悔やみ情報