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2022年11月29日
1 他分団との連携確認
 消防団が合同放水訓練  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町消防団(下地将仁団長)の合同放水訓練が27日、那智勝浦町天満の町消防・防災センターであった。町内8分団から44人が参加、他分団との連携による放水の手順を確認したほか、無線による正確な情報伝達も訓練した。

 同センターは、4月に運用を開始。同町消防団8分団の合同の訓練は、同センターでは初となる。せっかくの合同訓練であることから、実際に火災発生で連携を取ることもある、1・7分団と2・3分団、4・5分団、6・8分団で合同班を組んで、訓練を実施した。

 放水訓練は、消火ホースを250㍍伸ばし、水源から7㍍高い場所で放水を行うというものだった。距離が長く高低差もあるため、ポンプ車から水を送り、中間地点に可搬ポンプを設置して水圧低下を防ぎ、無線で指示を送って目的の場所で放水した。各要所では同町の消防職員が指導した。団員らは、協力して懸命に取り組み、迅速な放水を目指していた。

 無線による情報伝達訓練は、四つの火災現場写真のうちの一つを見て、無線で正確に情報を伝えるというものだった。同センター内の3部屋に分かれ、1部屋目の団員が写真を見て「木造平屋の火災で、裏は山、左は空き地、右は建物あり」などと連絡。

 2部屋目の団員がこれをメモし、3部屋目へ無線で伝達。3部屋目の団員はこれを聞いてメモを取り、最終的に四つの写真のうちどの火災かを当てた。団員らは正確で簡潔な情報伝達と、メモを取りながらの無線連絡に苦労していた。

 下地団長は「今回の訓練で、他の分団としっかりと連携を取れるようになれば。また、技術の向上のため、他の分団ではどういうことをしているかをしっかりと見て、良いところは取り入れて、今後の活動に生かしてもらえれば」と語った。

(2022年11月29日付紙面より)

他分団と連携を取り放水訓練を行った=27日、那智勝浦町天満の町消防・防災センター
2022年11月29日
2 視界制限想定し技術発揮
 串本漁港で夜間潜水訓練  (串本町消防本部潜水隊 )

 串本町消防本部潜水隊(岩谷大輔隊長、隊員11人)が25日、串本漁港北詰めで夜間潜水訓練に取り組んだ。

 この訓練は月に1、2回の頻度で日中に取り組んでいる潜水訓練の成果を夜間に当てはめて実践し、身に付けている技術の発揮や隊員としての士気をいっそう強める目的で年1回実施。今回は内規の定めから1年延長で隊に残り後進の指揮を取り続ける岩谷隊長(41)からの引き継ぎも意識し11人一丸で臨んだ。

 訓練項目はスノーケリングによる泳法と垂直潜降、スキューバダイビングによる潜降や浮上と水中での環状検索や横隊検索など。岩谷隊長は陸上から全体指揮を取り、他10人は訓練海域内へ入り日没で夕闇が徐々に深まる中で順次各項目を実践した。

 同隊は現状、実働における夜間潜水はしないこととしている。にもかかわらず夜間潜水訓練に取り組む狙いは、暗さや濁りなど視界が極端に制限された水中環境に直面しても互いの位置関係を把握し連携して対応する力を高める点にあるという。岩谷隊長は自分のように年齢制限で抜ける隊員もいれば新たに入る隊員もいることで隊の規模が一定に保たれている点を見据え、この訓練で経験の浅い隊員が深い隊員に少しでも追い付き隊全体として対応力が高まる成果を願いながら適時指導を注いだ。

(2022年11月29日付紙面より)

視界制限下での対応力向上のため夜間潜水訓練に取り組む潜水隊員=25日、串本漁港
2022年11月29日
3 夜のまち、華やかに彩る
 3年ぶり、タウンガーデンで点灯式  (新宮市 )

 新宮市保健センター横の「タウンガーデン」で27日夜、「クリスマスイルミネーション点灯式2022」が開催された。3年ぶりとなった点灯式には市内外から多くの人が訪れ、イルミネーションの華やかな光やステージイベント、飲食・体験ブースなどを楽しんだ。

 同点灯式実行委員会(沓澤敦委員長)が主催。同所の花壇を管理する花づくりボランティア「タウンガーデン」(平田裕子代表)会員の高齢化などの理由から、以前より設置作業に協力していた有志らがイルミネーション設置作業を引き継いで今年で6年目。点灯式は15回目で、有志らが引き継いで4回目の開催となった。

 点灯式は、サンタクロースに扮(ふん)した大山山学道・立石光正行者らによるほら貝で幕開け。開催に当たり、沓澤委員長は「3年ぶりの点灯式。この3年間は健康について見つめ直すことが多かったと思う。健康は体の健康に目を向けがちだが、心の健康も大事。今夜は元気をいっぱい放出して楽しい思い出を家に持ち帰って」とあいさつ。

 会場全員のカウントダウンに合わせて、市立丹鶴幼稚園の植松禅君と下瑚乃羽ちゃんが「魔法のステッキ」を一振り。会場はイルミネーションの華やかな明かりで包まれた。

 来賓の田岡実千年市長は実行委員や平田代表ら「タウンガーデン」会員の日頃の協力を伝え「3年ぶりに点灯式が開催でき、多くの市民の皆さんに楽しんでいただけることをうれしく思います」と話した。

 同幼稚園児らによるダンスに続き▽F.S.P.A▽HAL CREW▽シャンシャン▽FAL(県立新翔高校バンド)▽あっちゃん’sバンド▽theのの&あづ▽ピアニッシモ&コスモス▽AniAni Hula Studio―らが歌やダンスなどで会場を盛り上げた。

 新翔高校の生徒が考案した「マグロカツサンド」をはじめとする飲食の販売やクリスマス縁日などのブースも並び、多くの人が列を作っていた。

 会場内にはツリーも設置され、来場者らはそれぞれに願い事を書き込んだ用紙をツリーに飾り付けた。用紙は翌日に護摩だきを行った。

 式の最後には豪華景品が当たる菓子まきもあり、会場は終始多くの人の笑顔であふれていた。イルミネーションは来年1月7日(土)までを予定している。

(2022年11月29日付紙面より)

毎年恒例、イルミネーションが点灯開始=27日夜、新宮市の「タウンガーデン」
ステージを盛り上げる丹鶴幼稚園の園児ら
2022年11月29日
4 患者や家族との関わり考える
 初の「地域医療シンポジウム」  (紀宝町 )

 紀宝町地域医療シンポジウム2022―共に学ぶ、優しい街の未来へ―が26日、紀宝町鵜殿の町生涯学習センターまなびの郷で開催された。医療や行政関係者、住民ら約120人が訪れ、がん患者や家族との関わりを考えた。

 地域医療と地域包括システムを充実させようと町は10月、町立相野谷診療所に紀宝町地域医療研修センター「KITCHEN(キッチン)」(センター長=森本真之助・相野谷診療所長)を開設。住民への学びや健康普及活動を基本方針の一つに掲げており、一般向けに初めてシンポジウムを開催した。

 一般社団法人がんサポートナース代表の片岡幸子さんによる特別講演「小学生から知ってほしい、がんと命の物語」と、医師看護師による質問&トークセッション「聞いてみよう、がんのこと」を企画した。

 講演では看護師になった理由や、緩和ケア病棟で働いた日々、思い出深い患者家族とのエピソード、2019年に同法人を立ち上げた経緯を振り返った上で、患者や家族が大切にしていることを自らも大切にしながらケアしていると紹介。「がん患者の最後の苦痛は孤独といわれるが、生きている間に(家族や周りの人に)やれることがたくさんある」とし、患者と話したり、スキンシップをとったり、主治医と良い関係を築いたりすることが大切と伝えた。

 「100%死ぬ」ために「あなたが大切にしているものを家族は知っていますか」と問いかけ、「自分が大切にしていることを誰かに伝えておいて。そして、困ったときに相談できる人をつくっておいてほしい」と呼びかけた。

 あいさつした森本センター長は、同センター開設の経緯や、今後、年に1~2回程度シンポジウムを開きたいことを伝え「人を育てるという機能を持たせた地域医療研修センター。この場に皆さんが集まってくれたことに感謝し、実りある時間にしたい」と話した。

 トークセッションでは森本センター長とくまのなる在宅診療所(井田)医師の濱口政也・副センター長、片岡さん、同法人の緩和ケア認定看護師・佐藤絹代さんが登壇し、来場者の質問に答えたほか、看護師・医師と患者との関わり、医療現場について語り合った。オープニングでは同町の和太鼓グループ「熊野水軍太鼓」が演奏した。

(2022年11月29日付紙面より)

約120人が来場し、耳を傾けた=26日、紀宝町鵜殿の町生涯学習センターまなびの郷
特別講演をした看護師の片岡幸子さん
2022年11月29日
5 喫茶アリスが優勝 第184回職場対抗ボウリング大会 
2022年11月29日
6 3選手が近畿大会へ
 県レスリング新人大会で活躍  (新宮高校 )
2022年11月29日
7 KKN、歓喜の優勝
 県軟連東牟婁支部学童部新人大会  
2022年11月29日
8 企業版ふるさと納税で応援  東武トップツアーズが町へ  (串本町 )
2022年11月29日
9 学校と地域が一体で楽しむ  スナッグゴルフ&焼き芋会  (三尾川小 )
2022年11月29日
10 作品展やジェンダー講座  60周年迎える新日本婦人の会  (新宮市 )
2022年11月29日
11 1位に野中誠一さん  写連紀南支部11月例会  
2022年11月29日
12 ヒロアカ×赤い羽根共同募金  限定クリアファイル贈呈  (新宮市 )
2022年11月29日
13 再来呼びかけ手を振る  客船の見送りイベント  (新宮市 )
2022年11月29日
14 児童生徒の入賞者表彰 人権・同和の啓発作品 (那智勝浦町)
2022年11月29日
15 32ホールでプレー楽しむ  グラウンドゴルフ持ち寄り大会  (紀宝町 )
2022年11月29日
16 元気よく劇や合唱披露  井田小で学習発表会  (紀宝町 )
2022年11月29日
17 児童、園児が屋上へ逃げる  保育所と合同避難訓練  (相野谷小 )
2022年11月29日
18 自然の景観を次の世代に  七里御浜で「クリーン作戦」  (御浜町 )
2022年11月29日
19 新知事に岸本周平氏  新人同士の戦い制す  (和歌山県知事選 )
2022年11月29日
20 お悔やみ情報
  
2022年11月12日
21 川端咲月さんが特別審査員賞
 第10回ジュニア料理選手権  (太地中学校 )

 太地町立太地中学校の川端咲月さん(3年)が考案した「超梅ぇ~‼梅タルタルソースのマグロカツのバーガー」が、第10回ジュニア料理選手権のオリジナルレシピ部門中学生の部で、全国1万6721件の応募の中から特別審査員賞に輝いた。

 「がんばる人のチカラになるごはん」をテーマとするコンテストで、株式会社オレンジページと味の素株式会社が主催。健康やフードロス削減など、料理を作る際の工夫や思いも審査対象になる。

 「テーマを見た時、いつも仕事を頑張る母の顔が浮かんだ」という川端さん。考案したバーガーは、ニンジンとカボチャを練り込んだ優しい甘さのバンズに、厚切りのマグロカツと特製の梅タルタルソース、アボカドやトマトなどの野菜を挟んだもの。タンパク質やミネラルが豊富な地元の食材を使い、栄養・ボリューム満点ながらさっぱりと食べられるよう工夫した。

 一番こだわったのは梅タルタルソースで、紀州南高梅を使用し、大葉や風味調味料を加えることで、どんな揚げ物にも合う逸品に仕上げたという。

 オンラインで開催された「最終審査会&表彰式」では、料理研究家の藤野嘉子さんが「誰の心も胃袋もわしづかみするバーガー。一つずつの食材が完成されているからこそ、すごくおいしいものになる。道の駅などで商品化したら絶対売れる」と絶賛した。

 川端さんは受賞を受け「初めての『私の味』を作ることができてとてもうれしかった。母からは『好きな食材がたくさん入っていて、食べたら力が出る』と言ってもらえた。これからも料理を通じて自分の可能性を広げたい」と話していた。

 川端さんの料理は、来年1月2日号の「オレンジページ」誌面とウェブサイト「オレンジページnet」で掲載される予定だ。

(2022年11月12日付紙面より)

最終審査会に参加した川端咲月さん=太地町立太地中学校

2022年11月12日
22 私の地元応援募金を寄付
 包括連携協定結ぶ串本町へ  (明治安田生命 )

 明治安田生命保険相互会社和歌山支社(松尾洋支社長)が10日、串本町へ「私の地元応援募金」を寄付した。

 この募金は、同社が地域貢献事業「地元の元気プロジェクト」の一環で社内実施。全国の支社や営業所などが提案する自治体や団体を対象にし社員が居住や出身などゆかりがある地域を指定し募金する流れで集めていて、寄付するに当たっては社員の思いに応えて会社も拠出を上乗せしている。

 同社和歌山支社と同町は昨年8月に包括連携協定を締結。以降、同社の地域貢献事業「みんなの健活プロジェクト」の一環で健康診断など同町の健康増進関係行事に野菜摂取量や血管年齢の測定機会を届けて支援をしている。喫緊では3日に道の駅くしもと橋杭岩で町産業課と協働し健康増進イベントも実施。町内外から176人(うち町民90人)の利用を集めたところでもある。

 寄付に当たって同支社市場開発担当の西棟真由美課長と新宮営業所の小堂和彦所長が田嶋勝正町長に面会。小堂所長から寄付目録、田嶋町長は同支社宛ての感謝状を贈り合い、それぞれに寄付の成立を喜んだ。

 小堂所長によると、この寄付に使途の指定はなく同町に活用を一任するそう。続く懇談で小堂所長は喫緊の健康増進イベントや締結以降の連携状況を振り返って報告し、西棟課長は来年2月18日(土)に和歌山城下で開く方向で調整しているウオーキングイベント会場への出店参加を提案。田嶋町長はロケット「カイロス」初号機打ち上げ予定に近いタイミングとなる点で意欲を示し、ボトルドウオーター「串本の水」など関係商材を携えてぜひ参加したいと申し出るなどした。

(2022年11月12日付紙面より)

寄付目録と感謝状を贈り交わした小堂和彦所長(右)と田嶋勝正町長=10日、串本町役場本庁舎
今後の新規連携を提案する西棟真由美課長(右)ら
2022年11月12日
23 特殊詐欺被害、未然に防止
 増田さんに署長感謝状  (紀宝警察署 )

 特殊詐欺被害を未然に防止したとして、紀宝警察署の福田利章署長は10日、ローソン紀宝町飯盛店の店員、増田彩乃さん(30)に署長感謝状を贈った。

 増田さんは7日午後2時ごろ、来店した70代男性が3万円分の電子マネーカードを購入しようとした際、高額であることや不慣れな様子に気付き「お孫さんにですか?」などと声をかけた。男性が「パソコン修理のため」と言ったため、詐欺を疑い「警察に相談した方がいいですよ」と伝え、紀宝署に連絡した。

 男性のパソコン画面に同日昼ごろ「ウイルスに感染した。サポートセンターに電話を」と表示されたため、指定の番号に電話をかけたところ、外国人風の男から「3万円で3年間保障する。グーグルプレイカードで支払いを」と指示があった。その後、同店を訪れ、電子マネーを購入しようとした。

 贈呈式は署長室で行われ、感謝状を手渡した福田署長は「ぎりぎりのところで止めていただきありがたい」と感謝した。増田さんは「3万円で高額だったため、目的を聞いたところおかしいと思った。詐欺に遭う前に止めることができてよかった」と話していた。

 同店では2例目の感謝状で、河本尚志店長は「高額の電子マネーを購入される高齢者の方には声かけするなどして気を付けている」と語った。

 同署管内では今年に入り、今回同様、電子マネーを悪用した特殊詐欺が2件発生しており「コンビニで電子マネーを買って、カード番号で支払って」という詐欺に注意するよう呼びかけている。

(2022年11月12日付紙面より)

署長感謝状を受け取った増田彩乃さん=10日、紀宝警察署
2022年11月12日
24 交通安全優良学校に
 活動評価され感謝状  (新翔高校 )

 新宮市佐野の和歌山県立新翔高校(藤田勝範校長)は、和歌山県警察と県交通安全協会による交通安全優良学校に選ばれ、9日に感謝状の贈呈を受けた。生徒が新宮署から委嘱を受けて行う「自転車マナーアップ推進リーダー」の活動が評価された。藤田校長は「これを励みに今後も取り組みたい」と話した。

 新翔高校では2015年度より、同活動を実施。委嘱を受けたリーダーが他の生徒に、自転車の交通ルールを守るよう呼びかけるほか、警察や地域団体と共に、交通安全の街頭啓発を行ったりしている。これらの活動が評価され、初めて優良学校に選ばれた。学校で選ばれたのは新翔高校と、岩出市の根来小学校の2校のみだった。表彰式は和歌山市で行われた。

 藤田校長は「高校生が頑張ってくれるので頼もしい。活動を通して、地域の方々も生徒ら自身も交通安全の意識を高め、結果として自分の命もみんなの命も大事にすることにつながっていると思う。活動で周囲を引っ張ってくれるのが、うれしく頼もしい」と語った。

 なお、今回の感謝状の贈呈は、県警本部と県交通安全協会の「交通安全功労者・優良運転者等表彰」の一つとして行われた。両者は、交通安全に功労のあった個人・団体を毎年、表彰している。

(2022年11月12日付紙面より)

感謝状を持つ藤田勝範校長=10日、新宮市佐野の和歌山県立新翔高校
2022年11月12日
25 漁野さん(男性)、新家さん(女性)が優勝
 那智勝浦町総体グラウンドゴルフ大会  ( )
2022年11月12日
26 さらなる高みを目指し
 JUNTOSが関西大会へ  (県クラブユースサッカー選手権秋季大会 )
2022年11月12日
27 自分だけの「書」に挑戦  太田小学校で己書体験  (那智勝浦町 )
2022年11月12日
28 健全育成に協力願う  知事メッセージを伝達  (那智勝浦町 )
2022年11月12日
29 新宮城「魅力は石垣にあり」  「教育講演会」で小渕伸二さん  (和歌山県教友会 )
2022年11月12日
30 8事業所で職場体験  宇久井中学校2年生  (那智勝浦町 )
2022年11月12日
31 税金の役割や大切さ学ぶ  神倉小で租税教室  (新宮市 )
2022年11月12日
32 和歌山県の移民の歴史  巡回パネル展、新宮市でスタート  
2022年11月12日
33 町民Gで向上に打ち込む  ジュニア駅伝選手候補ら  (串本町 )
2022年11月12日
34 町立5校で音楽の良さ共有  3年ぶりに町内連合音楽会  (古座川町 )
2022年11月12日
35 「伝えたい思いが大切」  聴覚障害や手話学ぶ  (相野谷小 )
2022年11月12日
36 3年ぶりに寿野球大会  4県から24チーム集結  (熊野市 )
2022年11月12日
37 地域で子育て助け合おう  ファミサポ講習会で学ぶ  (紀宝町 )
2022年11月12日
38 秋晴れの下、収穫祝う  じゃばらの里の収穫祭2022  (北山村 )
2022年11月12日
39 お悔やみ情報
  
2022年11月10日
40 園児が「火の用心」呼びかける
 幼年消防クラブがパレード  (那智勝浦町 )

 秋の全国火災予防運動(9~15日)に伴って9日、毎年恒例の防火パレードが那智勝浦町であった。町立勝浦こども園(築紫依美香園長)の幼年消防クラブの鼓笛隊や町消防本部、消防団員ら約50人が町役場~那智勝浦観光機構バスターミナルを歩き、火災予防を呼びかけた。

 パレードは火災予防と防火意識の高揚が目的。役場玄関前の出発式では、公務で不在の堀順一郎町長に代わり、瀧本雄之副町長が「皆さんの元気いっぱいパレードで、町の人たちに火の用心の大切さを教えてあげてください」とあいさつ。

 園児は「僕たち私たちは、火遊びはしません」と誓いの言葉を述べ「よまわりおじさん」を演奏。代表園児が瀧本副町長や湯川辰也消防長、下地将仁団長らから「ミニまとい」を受け取り、パレードがスタート。

 鼓笛隊の演奏や拍子木の音が響くと、地域住民や観光客らも足を止め、園児たちの姿を見守っていた。保護者たちもカメラやスマートフォンを手に、共に町を歩いた。

 バスターミナルでの解散式では、鼓笛隊が隊列変化に取り組みながら「群青」を披露。築紫園長は「皆さんの前での演奏は、子どもたちにとって大きな自信につながったはず。今後も、火災予防の大切さを地域に伝えていきたい」と述べた。

 湯川消防長は「寝たばこをしない」「ストーブの周りに燃えやすい物を置かない」「こんろを使うときはそばを離れない」などを呼びかけ、「園児の皆さんの演奏で町の人にも火の用心の大切さが伝わった。今後も火災のないまちづくりにご協力お願いします」と締めくくった。

 最後は町消防本部から、園児たちにすごろくやお菓子がプレゼントされた。

 なお、今年町内で発生した火災件数は5件で、建物火災が2件、車両火災が1件、その他火災が2件だった。

(2022年11月10日付紙面より)

防火パレードで「火の用心」呼びかける=9日、那智勝浦町内
パレードに参加した皆さん
2022年11月10日
41 3年ぶりの開催話し合う
 商工祭「南の国の雪まつり」  (那智勝浦町 )

 第26回商工祭「南の国の雪まつり」(来年2月19日予定)に向けた第1回実行委員会が7日、那智勝浦町の体育文化会館であった。新型コロナウイルス感染症の影響で2年間中止となっていた。来年の開催について、出席した各団体のメンバーらが意見を出し合った。

 雪まつりは町の商業の活性化や地域振興、ふるさとの再発見、子どもたちの思い出づくりなどを目的に実施。人気の催しで、例年多くの来場者でにぎわってきた。

 実行委員長の森川起安南紀くろしお商工会長は「コロナ禍の中、安全安心を有して開催しなくてはならない。会場は役場前で、入り口出口の規制はできない。最も重要なのは、雪を楽しむ子どもたち中心の祭りでなくてはならない」とあいさつした。

 事務局から催しの目的や趣旨などの説明があり、出席者全員が自己紹介と開催についての思いなどを述べた。

 出席者からは「開催する前提で話を進めたほうがいい。周囲の感染が増加した際は中止すればいい」「前向きに検討してもらい、活性化につなげてほしい」「先進地の感染症対策などを参考にしながら、開催しては」「コロナの第8波の影響が分からないため、第2回の際の状況で判断するほうがいい」「福祉施設としては基礎疾患を持つ利用者さまも多いため、リスクはあると思う」「現状では判断しづらい。直近に改めて検討すれば良いのでは」などの意見が上がった。

 那智勝浦観光機構(NACKT)の清水貞吾理事長は「当町は観光の町。明るくにぎわってほしいため、前向きに考えるほうがいい。第7波、8波の動向を注視し、感染対策や開催場所の検討を行ってはどうか」。

 堀順一郎町長は開催場所について、敷地が広く、近隣に多数駐車場があるブルービーチ那智駐車場周辺(熊野体験博跡地)を提案。開催については「雪まつりは歴史ある祭り。第8波で中止の場合もあるが、マスク着用し、屋外でのイベント。前向きに進めていっても良いのでは」と見解を示した。

 それぞれの意見を受け、森川会長は「開催するほうが良いという意見が多かった。条件さえ整えば開催したい。場所についても、検討を進めていく。開催するとなれば3年ぶりの商工祭となる。これまで以上のご協力を皆さまにお願いします」と締めくくった。

 開催の有無を決定する第2回実行委員会は11月末~12月初旬に実施する予定。

(2022年11月10日付紙面より)

雪まつり開催について意見を出し合った=7日、那智勝浦町の体育文化会館
森川起安会長
2022年11月10日
42 高齢者体験しつつ高台へ
 太地小6年生が福祉学習  

 太地町立太地小学校(海野文宏校長)の6年生5人が8日、地域の高齢者5人と共に福祉体験学習に取り組んだ。児童が高齢者体験の装具を身に着けて平見の高台まで避難路を上り、安全に避難するために必要なことを考えた。

 同校は町社会福祉協議会によって「福祉教育推進校」に指定にされており、学年ごとに高齢者や障害のある人々の生活について学んでいる。この日は児童・生徒の福祉教育に関係する各機関で立ち上げた「太地町福祉教育推進委員会」が主催し、民生児童委員、町熟年会(老人クラブ連合会)、町消防団の筋師光博団長、町役場総務課の防災担当・山下真一さんらが協力した。

 最初に山下さんが避難路について講話。「津波などの災害から命をつなぐ逃げ道。周囲の状況に合わせ、舗装路や階段、建設足場を用いたものなど、町内に約50カ所ある」と語った。

 児童は、膝関節を固めるサポーターや緑内障の視界を再現するゴーグル、イヤーマフなどを身に着け、周囲の手助けを得ながら避難路へ出発。「段差があるから気を付けて」と声をかけ合う様子が見られ、「ゴーグルで足元が見えづらい」「雨が降っていたら滑りそう」「電灯はあるけれど、夜はやっぱり危ない」など意見も聞かれた。

 学校では、実際に避難路を歩いて気付いたことや、歩きやすくするための工夫についても話し合っていた。

(2022年11月10日付紙面より)

高齢者体験装具を身に着けて避難路を歩く=8日、太地町
2022年11月10日
43 防火意識高揚を啓発
 秋の火災予防運動初日に  (新宮市 )

 「秋の全国火災予防運動」初日の9日、各地の消防は防火広報を実施した。新宮市消防本部(垣内一男消防長)では新宮、三輪崎、高田、熊野川の4地区に分かれて住民らに防火意識の高揚を呼びかけた。今年の全国統一防火標語は「お出かけは マスク戸締り 火の用心」。

 運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的に実施している。

 市消防本部で行われた新宮地区消防団の出発式には丹鶴、千穂、蓬莱、警備の4分団から13人が参加した。中谷健兒団長は「今日から火災予防運動週間が始まる。市民の防火意識向上のため、十分な巡回をお願いします」と呼びかけ。車両に乗り込んだ団員らは「火災が発生しやすくなっています」などとアナウンスしながら、市内各所を巡回した。

 13日(日)には新宮地区と熊野川地区で総合訓練を実施する予定としている。

 期間中の全国重点目標は▽住宅防火対策の推進▽乾燥時および強風時の火災発生防止対策の推進▽木造飲食店等が密集する地域に対する防火指導の推進▽放火火災防止対策の推進▽特定防火対象物等における防火安全対策の徹底▽製品火災の発生防止に向けた取り組みの推進▽多数の者が集合する催しに対する火災予防指導などの徹底―の7点。

 今年、市消防本部管内では、住宅火災4件、車両火災が3件、その他火災が4件の計11件の火災が発生している(9日現在)。

(2022年11月10日付紙面より)

各分団が防火広報活動に出発した=9日、新宮市消防本部
2022年11月10日
44 14組が熱戦を展開
 新宮市民スポ祭硬式テニス  
2022年11月10日
45 新宮市のリュメル優勝
 スポーツ祭典バレー競技  
2022年11月10日
46 那智勝浦が3連覇
 新宮警察署防犯学童軟式野球大会  
2022年11月10日
47 皆既月食と天王星食  各地の鑑賞会で歓声上がる  
2022年11月10日
48 手を振り再来呼びかけ  客船「飛鳥Ⅱ」見送り  (新宮市 )
2022年11月10日
49 森って本当に働き者!  下里こども園でキノピー教室  (那智勝浦町 )
2022年11月10日
50 点字の打ち方を学ぶ  児童対象の特別教室  (熊野川小学校 )
2022年11月10日
51 元気いっぱい競技に挑戦  たづはら保で運動会  
2022年11月10日
52 5、6年生自己記録に挑む  小学校陸上競技記録会結果①  
2022年11月10日
53 森林の構成を計測で把握  本年度探偵団が調査活動  (南紀熊野ジオパーク )
2022年11月10日
54 パレードで防火意識促す  消防本部と消防団合同で  (串本町 )
2022年11月10日
55 地元コースを楽しく歩く  ウオークラリーに26人参加  (御浜町 )
2022年11月10日
56 赤根さん、5・6年生女子で優勝  県スポーツ少年団剣道交流大会  
2022年11月10日
57 木本「21世紀枠」推薦校に  来春の選抜高校野球大会  (三重県高野連 )
2022年11月10日
58 イルミ点灯に向け準備進む  12月1日から「光の祭典in紀宝」  (紀宝町 )
2022年11月10日
59 お悔やみ情報