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2019年07月24日
1 管内の5人に感謝状
 新宮市の玉置利春さんら  (東牟婁振興局 )

 和歌山県は退任した自治会長に知事感謝状を贈呈した。新宮市熊野川町赤木の玉置利春さん(84)ら東牟婁振興局管内の対象者5人には23日、地域振興部の林俊和副部長が賞状と記念品を届けた。

 受け取った玉置さんは「それほど貢献はしていないと思う」と謙遜し「先日の新宮市からの特別功労表彰もそうだが、活動を評価していただけるのはありがたい」と話した。

 玉置さんは、市と熊野川町の合併後の平成18年3月から30年7月までの12年4カ月、熊野川町区長連絡協議会町を務めた。

 「23年の紀伊半島大水害の時が一番印象に残っている。当時は、小口自然の家と熊野川温泉さつきの支配人を兼務していて、各地から来てくれていたボランティアの皆さんへのお風呂の手配、三重県回りでの食料の買い出しなど、いろいろと大変だった」と振り返り、現在の協議会に対し「人口も減り、機能しなくなった区もいくつかある。この地域に定住してくれる人を多く探すなど、これから大変だと思うが、そうした方面で活躍してほしい」と今後に期待を寄せた。

 林副部長は「大変な時期もいろいろとあった中で12年間も活動していただき、ありがとうございました」と感謝し、「今後とも何とぞ協力の程よろしくお願いし、ご健康をお祈りいたします」と声を掛けた。

  □     □

 管内で感謝状の贈呈を受けたのは、次の皆さん。

▽玉置利春(熊野川町区長連絡協議会長)

▽木山誠彌(串本町潮岬地区潮岬代表区長)

▽上 卓生(新宮市明和会長)

▽南 堉太(新宮市取出町内会長)

▽新宅伸一(那智勝浦町口色川区長)

(2019年7月24日付紙面より)

感謝状を受け取った玉置利春さん(左)と林俊和副部長=23日、新宮市熊野川町赤木
2019年07月24日
2 合唱や演奏で患者癒やす
 町立温泉病院で納涼祭  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立温泉病院(山本康久院長)で20日、毎年恒例の納涼祭が開かれた。同院レクリエーション委員会(南伸吾委員長)が主催。4階のデイルームを使用し、息の合った合奏や美しいコーラスで入院患者や家族らを楽しませ、元気づけた。

 これまで同院の看護部を中心に患者参加型の行事を開いてきたが、新病院への移転を機に活動の充実や入院患者の豊かな療養生活を目的にレクリエーション委員会を設置。各部署から10人の委員を選出し、患者参加型の行事のほか、職員同士の親交を育む取り組み、地域交流や地域の病院としての姿勢をアピールしていくという。

 納涼祭では町内有志のグループ「楽団ごっこ」と「勝浦グリーンコーラス」(大林幸子代表)が出演。楽団ごっこはピアノやギター、カホン、ケーナなどさまざまな楽器を用いて『庭の千草』『蘇州夜曲』『ライアンのポルカ』を演奏した。同団の井藤朋子さんは「昨年、参加させていただきました。演奏を聞いていただき、ありがとうございます」と話した。

 勝浦グリーンコーラスはピアニストで同サークルの指導者を務める大久保賢一さんのピアノ演奏のもと、北山村を歌ったふるさと賛歌『青い村』や『赤とんぼ』『オー・シャンゼリゼ』などを歌い、美しいコーラスが会場に響いた。アンコールでは『ふるさと』を入院患者らと共に歌った。大林代表は「皆さんに歌っていただけてとてもうれしかった。来年も一緒に歌いましょう。それまでお元気でいてください」と激励した。

 会場では輪投げやくじ引き、かき氷などのコーナーもあり、患者らでにぎわった。

 南委員長は「患者さんの中には入院生活が長い方や外出ができない方もいらっしゃる。皆さまにリラックスしてほしい。今日を良い気分転換にしてくれたらうれしい」と語った。

(2019年7月24日付紙面より)

楽団ごっこが息の合った演奏を披露=20日、那智勝浦町立温泉病院
勝浦グリーンコーラスが懐かしい曲などを熱唱
2019年07月24日
3 代表参拝や獅子舞で活気
 西向稲荷神社本祭迎える  (串本町 )

 串本町西向にある稲荷神社の祭典が21日に宵宮、22日に本祭を迎えた。今年は雨天のため、代表参拝で本殿大前の儀を営み直会(なおらい)は西向多目的集会所で実施。直会座も同集会所内に移し、西向青年公道会(松村隆正会長)の会員らが獅子を舞わし納めるなどした。

 この神社は、西向小そばの山腹にあり氏子区域の原町区と上ゲ地区が護持。上ゲ地区、原町区上分区(上部)、同下分区(下部)で世話役を持ち回りながら期日に沿って毎年の祭典を営んでいる。今年の世話役は同上分区の巡りで、木下俊郎さんを当屋に立てて準備を進めてきた。

 本殿大前の儀は両区要職に加え町長ら区外要職も招いて営むのが慣例になっているが、今年は長引く梅雨の延長で雨天となったため宮総代長でもある松村隆生上ゲ地区長、船井鉄司原町区長、当屋の木下さんと世話役の濵地弘貴さんの4人が代表参拝。有田神社の深美芳治宮司ら神職に続いて玉串をささげるなど礼を尽くした。

 招待者は同集会所の一室に集合して直会に臨み、地区回りをする西向青年公道会も午前11時30分すぎに到着。▽神宮舞▽乱獅子▽寝獅子(うかれ獅子)▽天狗賛(ササラ)▽剣の舞―を順に舞わして座をにぎやかした。ササラてんぐを担う船井羽来さん(9)は会員に笑顔を促されながら獅子との駆け引きを繰り広げて多くの投げ銭を集めるなどした。

 同会は宵宮と本祭の朝一番に宮上りをして地区回りをし、本祭午後8時の総神楽は途中で雨が降る状況を避けるため、みくまの農業協同組合西向支所前から西向小体育館へ座を移して実施。玉てんぐを担う谷端悠君(8)も集大成となる披露に臨み、会員や区民ら見物人約150人の注目を浴びた。

 長引く梅雨の影響で異例の雨天決行となった今年の祭典。関係者がそれぞれにできる形を考えながら今年も欠くことなく主祭神への礼を尽くし、原町区の船井区長(69)は「無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)。その上で区民が繁栄することを、向こう一年に願いたい」と思うところを語った。

(2019年7月24日付紙面より)

雨天のため代表参拝で本殿大前の儀を執り行う=22日、串本町西向
式典後、西向多目的集会所に移した座で獅子舞を披露
雨を心配し総神楽は西向小体育館で実施
2019年07月24日
4 みんなで交流深める
 新宮市内3保育所が合同デイキャンプ  

 新宮市の高田、蓬莱、佐野保育所の5歳児45人は20日、同市高田でデイキャンプをした。同年齢の集団でのキャンプを通じて横のつながりを広げ、普段ではできないいろいろな体験をしてほしいと毎年実施している。

 新高田会館に到着した園児は自己紹介をした後、近畿大学水産研究所新宮実験場を訪れ、チョウザメを見学。同実験場の稻野(いねの)俊直場長から説明を受けた。園児は「なぜ、チョウザメに番号が付いているのですか?」「どうやって育てていますか?」などと質問し、稻野場長が丁寧に回答した。

 午後にはゲーム遊びがあり、会場には「わなげ」「的当て」「くじ引き」などのさまざまなゲームコーナーを設けた。園児たちは「楽しい」「もっとやりたい」と声を上げながら盛り上がった。昼食ではおにぎり作りに挑戦。握り方を教わりながら「おかか」や「こんぶ」の具材をのせて、職員が作った焼きそばと一緒にテーブルを囲み味わった。

 佐野保育所の西浦ゆかり所長は「チョウザメなどを初めて見た子どもも多く、興味津々でした。これからも交流を深め、コミュニケーションを取りやすくなってもらえれば」と話していた。

(2019年7月24日付紙面より)

チョウザメを見学する園児=20日、新宮市高田
2019年07月24日
5 東牟婁地方中学校総合体育大会(終) バスケットボール、剣道、柔道 
2019年07月24日
6 外国人との会話力高める  商工会女性部が実店舗で  (那智勝浦町 )
2019年07月24日
7 遊びの可能性など学ぶ  みんなで子育て!ネットワーク講座  (太地町 )
2019年07月24日
8 会則改正など5議案承認  熊野川流域ダム湖下流団体協議会  (新宮市 )
2019年07月24日
9 地区に活気あふれる  谷王子夏祭り盆踊り大会  (新宮市 )
2019年07月24日
10 物語の世界に夢中  天満保で人形劇鑑賞とお話し会  (那智勝浦町 )
2019年07月24日
11 6月定例会一般質問(終)  串本町議会  
2019年07月24日
12 27日正午いよいよオープン  南紀熊野ジオパークセンター  (串本町 )
2019年07月24日
13 楽しい夏の一夜 和深保育所で夕涼み会 (串本町)
2019年07月24日
14 有料期間前に連日整備  望楼の芝で夏の芝刈り  (串本町 )
2019年07月24日
15 水利を使った自給考える  平井で小規模水力発電WS  (農村資源研究所 )
2019年07月24日
16 合計特殊出生率が全国上回る  紀宝町議会、地方創生特別委で報告  
2019年07月24日
17 「夏休みを楽しもう」始まる  神内会館で工作教室  
2019年07月24日
18 楽しみながら災害に備える  津本自主防が防災キャンプ  (紀宝町 )
2019年07月24日
19 県コンク演奏曲も披露  吹奏楽部がファーストコンサート  (矢渕中 )
2019年07月14日
20 まちの繁栄を祈る 金刀比羅神社で例大祭 (太地町)

 太地町の金刀比羅(ことひら)神社=通称こんぴらさん=(髙橋正樹宮司)で13日、夏の例大祭が営まれた。過疎地域神社活性化推進委員会が主催。神事後は大人・子どもごとに餅まき・菓子まきが盛大に行われた。

 同神社は1798(寛政10)年、太地角右衛門頼徳が讃岐国(香川県)の金刀比羅神社から勧請した。昭和30年代は熊野地方で唯一の金刀比羅神社として広域から大勢の人々が参拝に訪れた。境内には出店も並び、奉納相撲も行われるなどにぎわったが近年は祭典のみとなっていた。

 同神社と同町の飛鳥神社は神社本庁から過疎地域神社活性化推進施策の指定を受けたことから、町内の各種団体などで委員会をつくり、祭りを盛り上げようと景品付きの餅まきなどを企画し、町民参加の祭礼が昨年、復活した。

 例大祭の式典には三軒一高町長、太地漁協の脊古輝人組合長、塩﨑伸一同神社責任総代ら、和歌山県神社庁からは庁長の九鬼家隆・熊野本宮大社宮司が参列した。

 神事後に九鬼庁長は「過疎化している地域において神社を再興し、活性化につなげることが過疎地域神社活性化推進施策。皆さまの思いで神社や地域が元気になるように頑張っていただきたい」とあいさつ。三軒町長は「段々とにぎわってきた。地域が盛り上がってきてくれてうれしい」と話した。

 髙橋宮司は同神社の歴史を説明し、太地水産共同組合から鈴緒3本の奉納についての感謝を述べた。「雅楽道友会の先発隊が東京から駆け付けてくれた。太地の神社で雅楽あっての大祭は感極まるものがあった。太地の繁栄を祈るお祭りは今後も継続していきたい」と語った。

 餅まき・菓子まきでは多くの住民らが参加し大いに盛り上がった。参加した細野りらさん(太地小4年)は「餅まき自体初めてで楽しかった。また来たいです」と笑顔で語った。

 なお、例大祭で雅楽を奏でた雅楽道友会による「雅楽鑑賞会」が同日午後7時から町公民館で実施される。

(2019年7月14日付紙面より)

盛大に行われた餅まき=13日、太地町の金刀比羅神社
神事が執り行われた
2019年07月14日
21 記念事業などに向け意見交換
 最終答申案など調整  (新宮城復元対策委 )

 新宮城の復元を目的に、懸賞事業の実施などについて検討、意見交換を行う「第6回新宮城復元対策委員会」(須川倍行委員長、委員12人)が12日、新宮市役所会議室であった。「新宮城復元にかかる資料収集のための懸賞事業」「水野家入部400年記念事業との連携」の諮問内容について最終答申案を調整。同委員会は11月の「水野家入部400年記念事業」の終了をもって解散することなどを決定した。

 開会に当たり、須川委員長が「懸賞事業の方もうれしいニュースは入ってこないが、同じく事業を実施している高松城(香川県高松市)や丸亀城(同県丸亀市)の調査を含め、活路を見出せたら」とあいさつした。

 資料収集のための懸賞事業について、当局から▽懸賞事業の効果的かつ積極的な広報の実施▽懸賞事業の継続実施▽新宮城の早期復元および整備事業の推進―の提言があった。市内外、国内外問わず創意工夫をもって積極的に広報活動を実施し、懸賞事業は必要に応じて内容を見直した上で募集期間に捉われず継続することや、新宮城の早期復元は、文化財担当者の増員など体制強化による復元に向けた早期計画策定、早期着手に向け取り組んでいく。

 整備事業に関しては、石垣など破損個所などの修復、城跡周辺の樹木伐採などの景観整備を進めていくとした。委員からは「国や県から知見のある人の出向に向けての取り組みを積極的にしていくべきでは」などの意見があり、最終答申案に盛り込むことを決定した。

 記念事業との連携に関しては、併せて懸賞事業の広報を実施することや新宮城ゆかりの人々との交流や絆を深めること、新宮城への市民理解、復元に向けた機運を高めるため、啓発の強化やふるさと教育の一環として市の歴史を学び、郷土愛の醸成を図ることなどを提言した。

 事務局から、水野家入部400年記念事業「水野家と新宮城下町」の実施日や事業内容、タイムスケジュールなどの説明もあった。開催日を11月9日(土)、10日(日)とし、記念式典やシンポジウム、交流自治体PR展示、入城ウオーク、物産展などを予定していると報告。記念事業に係る関連イベントの説明もあった。

 委員らは10月に香川県を訪問し、高松城や丸亀城を視察する予定。

(2019年7月14日付紙面より)

最終答申案を検討した=12日、新宮市役所
2019年07月14日
22 管内3カ所で街頭啓発
 わかやま夏交安始まる  (串本警察署 )

 わかやま夏の交通安全運動が11日から始まった。期間は20日(土)までの10日間。串本警察署(中弥泰典署長)管内では12日に3カ所で街頭啓発があり、往来するドライバーや住民に物資を配って交通安全意識を促すなどした。

 この運動は、県・交通事故をなくする県民運動推進協議会が春秋の全国交通安全運動の合間を縫うように夏と冬の年2回主唱。県警察本部を軸にして関係行事を計画し、県内の交通安全機運の高揚を促している。

 同署管内では同協議会串本地区連合会が11日に期間初日恒例の街頭啓発をする予定だったが、当日雨天のため規模を縮小して12日に実施。同連合会事務局の東牟婁振興局串本建設部と串本町役場総務課と同署の各職員、交通指導員や同町交通安全母の会会員合わせて15人が同町くじ野川にある橋杭海水浴場駐車場に集まり、同署職員が国道42号を南進する車両を同駐車場へ誘導し、他が啓発物資を配って安全運転などを呼び掛けた。

 この日はすさみ町の道の駅すさみで県警交通部高速道路交通警察隊と東西両振興局などによる街頭啓発、古座川町のオークワ古座川店で同署と同町役場総務課による自転車安全運転啓発も実施。後者の啓発では5人が自転車安全利用五則(自転車は車道が原則・歩道は例外、車道は左側を通行、歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行、安全ルールを守る、子どもはヘルメットを着用)や3年以内に2回以上摘発されると自転車運転者講習の受講が命じられる危険行為14種類などを伝える啓発チラシを含む物資を配って、適正な利用への理解と実践を促した。

 同署管内では16日(火)に飲酒運転撲滅啓発、18日(木)に横断歩道啓発も予定している。場所はいずれもオークワ串本店前。今期の運動重点は▽子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽自転車の安全利用の推進▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽横断歩道における歩行者優先の徹底―の5点。

(2019年7月14日付紙面より)

ドライバーに安全運転を呼び掛ける啓発員=12日、橋杭海水浴場駐車場(交通事故をなくする県民運動推進協議会串本地区連合会提供)
自転車安全利用五則を説明=12日、オークワ古座川店
2019年07月14日
23 夏の事故防止目指し
 那智勝浦町で朝の街頭啓発  

 那智勝浦町では「夏の全国交通安全運動」中の12日、同町天満のAコープ前や汐入橋交差点付近で朝の街頭啓発があった。堀順一郎町長をはじめ町職員、消防本部、町交通安全指導員協議会、新宮警察署の署員ら22人が集まった。

 例年、交通量の多い通勤時間に合わせて実施していたが、さまざまな年代に啓発しようと開始時間を午前9時30分に繰り下げた。堀町長はあいさつで、運動の重点の一つである「横断歩道における歩行者優先の徹底」を呼び掛け、「町内に限ったことではないが、歩行者が遠慮がちに車の通過を待つ様子を多々見掛ける。勝浦は海外からの観光客が年々増えている。海外では歩行者優先が浸透しているため、安全のためにも町全体で優先通行を徹底していただきたい」と述べた。

 交通安全指導員協議会の塩﨑一男会長があいさつした後、参加者らは横断幕を掲げ、ドライバーや買い物客らに運動の重点を掲載したチラシや啓発物資を配った。午後4時からは自転車利用者に安全な利用を呼び掛ける活動を展開。合計で290セットの啓発物資を配った。

 この後は18日(木)午後6時30分ごろから甫子浦交差点で夜間街頭啓発を予定している。

(2019年7月14日付紙面より)

啓発物資を配り、交通安全を呼び掛けた=12日、那智勝浦町天満
2019年07月14日
24 4年連続の初戦突破  新宮が逆転勝利で和工を下す  (全国高校野球選手権和歌山大会 )
2019年07月14日
25 那智勝浦町教委に国交省大臣表彰  防災学習の継続実践が評価  
2019年07月14日
26 「君たちに伝えたいこと」  夏休み前に非行防止講話  (光洋中学校 )
2019年07月14日
27 家族で楽しいひととき  きたやま保で夕涼み会  (北山村 )
2019年07月14日
28 みんなで作る夏の思い出  熊野川小4、5年生がキャンプ  (新宮市 )
2019年07月14日
29 野菜の摂取目標量を知る  健康増進計画の推進  (那智勝浦町 )
2019年07月14日
30 42人が即興ペア組み対戦  第15回串本町ソフトテニス大会  
2019年07月14日
31 183人が実力別で対戦  第15回串本町卓球大会  
2019年07月14日
32 地域に考えるきっかけ提供  古座支店が「健康企画展」  (第三銀行 )
2019年07月14日
33 上野山の園児作品加わる  ホスピタルアート展示  (くしもと町立病院 )
2019年07月14日
34 特殊詐欺被害の防止を  紀南高校生徒会らがキャンペーン  
2019年07月14日
35 AMドリームスが優勝  学童軟式野球大会  (ろうきん杯 )
2019年07月14日
36 夜の園舎で大はしゃぎ  相野谷保で夕涼み会  (紀宝町 )
2019年07月14日
37 詐欺に遭わないよう  高齢者地域見守り隊が啓発  (紀宝町 )
2019年07月14日
38 クイズやゲームを楽しむ  校内ウオークラリー  (成川小 )
2019年07月14日
39 靴下のはぎれで座布団作る  「まなびの学級」第2回講座  (紀宝町 )
2019年07月12日
40 住みよい社会のために
 わかやま夏の交通安全運動  (新宮市 )

 和歌山県、交通事故をなくする県民運動推進協議会など主催の「わかやま夏の交通安全運動」が11日から始まった。20日(土)まで▽子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽自転車の安全利用の推進▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽横断歩道における歩行者優先の徹底―を重点とし、県民に注意を呼び掛ける。

 夏季の行楽などによる交通量の増加、暑さからくる疲れや気の緩みなどによる夏特有の交通事故が多発する時期を捉え、交通ルールの遵守(じゅんしゅ)と正しい交通マナーの実践を習慣づけることにより、交通事故の防止を図ることを目的に、各地で啓発活動などが展開された。

 新宮市橋本のイオン新宮店で行われた決起集会では、新宮警察署、市交通事故をなくする市民運動推進協議会、市交通指導員会協議会などの関係団体から約50人が参加。上田勝之市議、松浦友範交通課長、田中肇・県交通安全協会新宮支部長、清岡幸子・新宮市交通指導員協議会長も加わり、買い物客らに物資を配布し、交通安全を呼び掛けた。

 決起集会で田岡実千年新宮市長は、「交通事故のない安心安全な社会を目指す、そういう思いが少しでも伝わるような啓発活動になれば」。松浦交通課長は、管内の人身事故件数は半減していると日頃の活動に感謝を示し、「これからのレジャーシーズンに向け、遠方からの観光客増加に伴い事故の増加が見込まれる。さらに暑くなると過労気味のドライバーが増え、居眠り運転など大きな事故が懸念される。夏場の事故防止に対する広報、啓発をはじめ、住みよい社会づくりのためにより一層の協力を」と呼び掛けた。

(2019年7月12日付紙面より)

啓発物資を配り交通安全を呼び掛けた=11日、新宮市橋本のイオン新宮店
2019年07月12日
41 がん撲滅の夢を託して
 光洋中で「生命の駅伝」募金贈呈式  (新宮市 )

 第25回「生命の駅伝」募金贈呈式が10日、新宮市立光洋中学校(宮本雅史校長)の体育館であった。生徒会長の海野夏葵さん(3年)が、学校で集めた1万1464円を和歌山県立医科大学の村田晋一教授に手渡した。

 がんと闘う人を励まし、研究を支援する目的で行われている募金活動で、主催は「生命の駅伝の会」(本部・三重県松阪市、太田正隆会長)。今回の募金は、三重、和歌山の両県合わせて329万322円だった。

 毎年協力している同校の宮本校長は「今回は募金という形で、がん撲滅の夢を託してくれたと思っています。近い将来、その夢が実現できることを祈っています」とあいさつ。

 田岡実千年市長は「患者さんに勇気を与える取り組みだと考えていますので、これからも取り組みがますます発展することを願っています」。東牟婁振興局の久保田清之健康福祉部長が「生命の駅伝の取り組みが、多くのがん患者やその家族の方々に勇気や希望を与えること、また今回集められた募金が、がん研究の一部となるよう祈念したい」と今後に期待を寄せた。

 募金を受け取った村田教授は、小さなことの積み重ねが大きなことにつながるとし「皆さんもこれから、中学、高校、大学、社会へと進むと思いますが、日頃のちょっとした驚きや感動、そういったところから、幸せが見つかる気がします。皆さんのこれからの活躍と、頂いた寄付が大きく融合していく世の中になればと願っています」と感謝した。

 同駅伝実行委員会の上村眞由委員長はがんに関わる人のことを考えることが社会人にとって重要なことだとし「皆さんも、生命の駅伝を通して、そういう人たちのことを考えてくれながら、社会に進む準備をしてくれている。素晴らしい社会人になるだろうなと期待しています」と呼び掛けた。

(2019年7月12日付紙面より)

生徒会長の海野夏葵さん(右)から村田晋一教授に募金が手渡された=10日、新宮市立光洋中学校
募金活動に中心となって取り組んだ生徒会の皆さん
2019年07月12日
42 字を書いて気持ち伝えて
 「教育かもめ」作成し寄贈  (トヨタレンタリース和歌山串本駅前店 )

 和歌山トヨタ自動車株式会社のグループ会社・株式会社トヨタレンタリース和歌山の串本駅前店(坂井崇副店長)が10日、串本町と古座川町の学校に通う小学生~高校生1225人分6125枚のはがき「教育かもめ」を両町の教育委員会に寄贈した。

 「教育かもめ」は、手紙を書く楽しみや喜びを経験し豊かな人生の一助とする気持ちを高めるきっかけとして学校教育の現場に寄贈する夏のお便り郵便はがき(通称・かもめ~る)。日本郵便株式会社の手紙文化振興の一施策で、各郵便局が管内企業の協賛を得て作成している。

 今回は串本郵便局(構浩局長)管内にある同店が協賛する形で実現。背景には3年ほど前に和歌山トヨタ自動車株式会社の小川至弘会長が当時の同局局長から同施策の紹介を受けた経緯があり、その趣旨に共感した小川会長の思いにより「教育年賀」と対で3年来寄贈を重ねる状況にある。

 この日は同局と受け手の教育委員会の段取りにより贈呈式を実施した。和歌山トヨタ自動車株式会社の保養所があることで縁が深い古座川町では、中央公民館を会場にし同町立高池小学校(大畑眞校長)の1、2年生が出席。代表して5人が小川会長から同店名と教育委員会名が入った「教育かもめ」を受け取り、立花優仁君(2年)が感謝を述べた。同店がある串本町では同町立串本小学校(濵正和校長)を会場にし、児童を代表して1、2年生が小川会長を出迎えて寄贈を受けた。

 古座川町の会場で小川会長は「皆さんに渡したのは暑中見舞いのはがき。手書きで『お元気ですか?』と書いて出したら相手は喜ぶし、お返しに『かわいらしいな』と言ってもらえたら自分もうれしい。そのような人と人のつながりを生むために、字を書いて相手に気持ちを伝えるのが手紙だ」と諭して賛成を誘い、このはがきを使った頑張りを期待。併せて両会場とも紙芝居を上演しお菓子を配るなどして、意欲のもとになる元気も引き出した。

 贈呈式には西前啓市町長と中道悟教育長、田嶋勝正町長も来賓として同席。両町長は小川会長への感謝を述べ、子どもたちにしっかりと役立てるよう呼び掛けるなどした。寄贈した「教育かもめ」は教育委員会から学校へ届けて趣旨に沿う活用をしてもらうという。

(2019年7月12日付紙面より)

「教育かもめ」を受け取る高池小の1、2年生=10日、古座川町中央公民館
児童に「教育かもめ」を贈る小川至弘会長(右)=10日、串本町立串本小学校
2019年07月12日
43 「扇神輿」を張り替え
 14日の例大祭に向け  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で11日、「那智の扇祭り」=14日(日)=を前に扇神輿(おうぎみこし)張替奉告祭が営まれた。熊野十二所権現の神霊を移す扇神輿は高さ約6㍍、幅約1㍍の細長い形で「那智の大滝」を表しており、毎年張り替えられる。

 午前8時から神事が営まれた後、白装束の氏子ら28人が斉館に集まり、男成宮司の見守る中、伝統の製法で作業に取り掛かった。扇の長さが神輿を張る寸法の基本になっていることや扇を神輿に止める縫い糸の長さも決まっていることなど、作り方のほとんどが口伝によるため先輩が後輩に手順を指導しながら作り上げた。

 扇神輿は細長い枠に赤い緞子(どんす)を365本の竹くぎで留め、32本の日の丸が描かれた扇や8面の白銅鏡、細工が施されたへり松と呼ばれる板などが飾られる。神輿1体は1カ月を意味し、12体で1年を、32本の扇は1カ月の30日と、残る2本が月の満ち欠けを、365本の竹くぎは1年の日数を表している。8面の白銅鏡は「神威八紘(はっこう)」(あまねく広く輝かすの意味)と伝わる。

(2019年7月12日付紙面より)

古くから伝わる手法で「扇神輿」を張り替える氏子=11日、那智勝浦町那智山
2019年07月12日
44 バレーホリックが優勝 紀南バレーボール連盟社会人大会 
2019年07月12日
45 橋本さん、井上さんが優勝 荒天で1コート短縮 (那智勝浦町体協グラウンドゴルフ夏季大会)
2019年07月12日
46 中山悠吏君、2大会連続V
 四日市、いなべ両市での大会に出場  (新宮ジュニアレスリングクラブ )
2019年07月12日
47 会長に児嶋隆也さん  新宮ロータリークラブ新役員  
2019年07月12日
48 国立公園内をきれいに  休暇村南紀勝浦会が清掃奉仕  (那智勝浦町 )
2019年07月12日
49 平見一雄さんが厚労大臣表彰 各組合が功労者表彰受賞者を発表 
2019年07月12日
50 日本の伝統文化に親しむ  光洋中1年生が着装とマナー学ぶ  (新宮市 )
2019年07月12日
51 館内に温かい音色響く  旧チャップマン邸でオープニングコンサート  (新宮市 )
2019年07月12日
52 新しい連携の形を模索  高田小・中で教員兼務  (新宮市 )
2019年07月12日
53 角がないナメクジ?  目津の畑で見つかる  (串本町 )
2019年07月12日
54 地域住民と交流  高池保育所の夏祭り  (古座川町 )
2019年07月12日
55 「和をつなげよう」  上野山こども園が夕涼み会  (串本町 )
2019年07月12日
56 6月定例会一般質問⑤  串本町議会  
2019年07月12日
57 射場と振興の接点考える  観光関係者対象に勉強会  (南紀串本観光協会 )
2019年07月12日
58 小雨決行で250人が挑む  認定コース第4回記念大会  (潮岬青少年の家 )
2019年07月12日
59 例年より遅い初産卵を観察  優占種スギノキミドリイシ  (串本海中公園 )
2019年07月12日
60 同級生らの応援も得て開館  私立図書館「かんりん文庫」  (串本町 )
2019年07月12日
61 思春期教育など推進を  紀南地域母子保健医療推進協が実務委員会  
2019年07月12日
62 横断歩道は左右の確認を  1、2年生対象の交通安全教室  (鵜殿小 )
2019年07月12日
63 防災情報共有システムを紹介  タブレットで状況確認可能に  
2019年07月12日
64 町の課題解決に向け議論  鈴木英敬知事と1対1対談  (紀宝町 )
2019年07月10日
65 大しめ縄を張り替え
 「那智の扇祭り」を前に  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)は9日、世界遺産・那智の滝の上に架かる大しめ縄を張り替えた。14日(日)に催行される国指定重要無形民俗文化財「那智の扇祭り(火祭)」を前にした恒例行事。雨で水量が増したことから、この日は例年より上流に張り、天候の回復を待って後日、元の場所に張り直す。

 この日は午前9時から本社拝殿で奉告祭が営まれた後、白装束に烏帽子(えぼし)姿の神職らが真新しいしめ縄を担いで入山した。しめ縄は長さ約26㍍、重さ4㌔。神職らは神域である滝の落ち口から約50㍍ほど上流で、命綱を着け、水につかりながら張り替えた。

 現場は高さ133㍍の滝の上。ここ数日、毎日のように降っている雨の影響もあり水量が増している中、足元を確認しながら慎重に作業した。張り替えは、毎年同日と迎春準備として12月27日の年2回行われている。

(2019年7月10日付紙面より)

雨の影響で水かさが増している中、張り替え作業が行われた=9日、那智勝浦町那智山
2019年07月10日
66 地域ゆかりの合気道学ぶ
 城南中2年生が保健体育で  (新宮市 )

 新宮市立城南中学校(中田善夫校長)で8日、合気道の保健体育の授業があった。2年生64人は同市元鍛冶町の合気道熊野塾道場師範の田坂光男さんと、チェコ出身で同塾の門下生オンドレイ・トラーヴニーチェックさんに教わりながら正座やあいさつの仕方、簡単な技など、合気道の基礎を学んだ。

 同市の中学校では昨年まで保健体育の武道の授業で剣道が行われていた。当地方にゆかりのある合気道を生徒に知ってもらおうと、教員を務めていた田坂さんの関係からモデル授業として同校で初めて実施。計5回を行い、取り組みの中で課題などを挙げて来年度以降に他の市内中学校にもつなげていく予定にしている。

 田坂さんは合気道の創始者である植芝盛平(もりへい)翁(1883~1969年)の紹介や新宮での合気道の歴史、稽古方法などを説明。今後取り組んでいく技の手本を見せ、「力の伝わり方、姿勢が大事」と述べた。二人組になった生徒は合気道の基礎となる技「肩手取り」「相どり」に挑戦。「どっち?」「これで合ってる?」などと確認しながら熱心に取り組んだ。

 仮谷心さん(14)は「力の入れ方が難しかったです。初めて合気道をして手順が多くて奥深いことに驚いた。今後の授業でいろんなことを知りたい」。和平蓮君(13)は「基礎的な技だったけど、力加減が分からず難しい。授業が進むにつれて、自然と身に付けていきたい」。

 田坂さんは「生徒が合気道を知ろうという姿勢を感じました。今後の授業ではさらに難しいことも増え、集中力や姿勢、精神力が必要になる。授業を通じ、普段の生活の中で成長するきっかけになれば」と話していた。

(2019年7月10日付紙面より)

田坂光男さんから学ぶ生徒=8日、新宮市立城南中学校
生徒を前に手本を見せた
2019年07月10日
67 町民互助の地域像見通す
 生活支援体制整備学習会  (古座川町 )

 古座川町中央公民館で6日、第1回生活支援体制整備事業学習会があり、町民約110人が同事業で目指す地域像を見通す機会を持った。

 この事業は、介護保険制度の平成27年度改正に伴い市区町村に移行した介護予防・日常生活支援総合事業の一環。同町は町民の互助による生活支援体制の創出と定着を目指していて、前年度は手法の模索を進めつつ同町社会福祉協議会職員の宮本泰輔さんが生活支援コーディネーターとして着任した。本年度は対の関係で事業展開の核となる最上位協議体の立ち上げを目標にし、人材育成を図りながら担い手を得るためにこの学習会を複数回開くとしている。

 この日はその1回目。西前啓市町長のあいさつを経て、基調講演と地域活動発表の2部構成で同事業が求められる時代背景と生活支援コーディネーターや協議体の概念、協議体の振興対象となる既存の地域活動の現状を一同で共通認識した。

 基調講演は、コミュニティーネットハピネス=静岡県=の土屋幸己代表理事が「安心して暮らし続けるために今必要なこと」と題して登壇。地域包括ケアシステムの趣旨と取り巻く状況、今後顕在化する課題を踏まえて生活支援コーディネーターと協議体の必要性を導き、南アルプス市の事例を交えてイメージを培った。

 専門職がこなしている支援の中で外出や家事の手助けなど互助でもできる内容を新たに地域の支え合いへ委ねることで、生活支援の量と質を向上する仕組みを形作るのが協議体の役割で、その後押しをするのが生活支援コーディネーター。これら仕組みにより誰かがではなく住民同士が主体的に互いを理解し支え合う状態を目指す状況として意識づけた。

 発表では、▽明神の手芸▽高池上部の卓球と囲碁▽洞尾の寄り合い▽平井の休耕田再生―といったグループ活動が協議体を通して創出する地域活動に結び付く事例として紹介され、さわやか福祉財団=東京都=の高林稔インストラクターが各地域の活動を講評し、土屋さんが総評を述べて本年度の目標達成を促した。

 土屋さんは、この生活支援体制整備事業を進める上で住民の居場所となる拠点確保の大切さや、高齢化率約52%の町域にあっては元気な高齢者が支援を必要とする高齢者を支える形が生きがいの創出や社会参加による健康寿命の増進にもつながるといった側面などにも触れながら、1回目の学習会を締めくくった。

 次回は8月上旬に実施予定。宮本コーディネーターは回を重ねて関心が高い人材の育成を進めて最上位協議体を立ち上げるのが本年度の到達目標で、来年度以降に地域に根差して町民に密接する生活課題を見つけ、支援を形にする下位協議体の数を増やして地域内互助による生活支援の輪を広げたいと思い描いている。

(2019年7月10日付紙面より)

地域活動発表で町民の互助による生活支援のイメージを培う=6日、古座川町中央公民館
2019年07月10日
68 2日間で50人受け取る
 デジタル防災行政無線戸別受信機  (紀宝町 )

 紀宝町は6、7日の2日間、役場防災拠点施設でデジタル防災行政無線の戸別受信機を配布した。回覧と防災行政無線で呼び掛けたところ、週末の2日間で50人が受け取った。

 町が使用する防災行政無線のアナログ簡易無線が2022年で終了するため、2月からデジタル方式の受信機を町内全戸と各事業所などに無料配布してきた。

 配布開始から5カ月が経ち、全戸配布が完了した地区があるものの、配布率が低い地区もあり、町では広報などを通じて周知を図ってきた。

 平日に同施設内の防災対策室で受信機を配布しており、今回は働く世代の休日を狙って土曜日と日曜日に特別配布した。

 職員2人が対応し、訪れた住民に受信機の使い方などを説明した。町内放送を聞いて訪れた女性は「平日は仕事が忙しくて来ることができなかった。休日に受け取ることができてよかった」と話していた。

 町では今後も受信機の配布を続ける計画で、担当職員は「防災対策室で早めに受け取ってください」と呼び掛けている。

 問い合わせは、同室(電話0735・33・0335)まで。

(2019年7月10日付紙面より)

戸別受信機の説明を受ける住民=6日、紀宝町役場防災対策室
2019年07月10日
69 3県から32チーム出場
 13日開幕、第12回学童軟式野球大会  
2019年07月10日
70 JAPAN I(混成の部)、クローバーA(女子の部)が優勝
 JA杯ソフトバレーボール大会  
2019年07月10日
71 事業計画など話し合う 料飲業組合、調理師会が総会 (新宮市)
2019年07月10日
72 組合員に利益還元  75歳以上の歩金免除に  (太地町漁業協同組合 )
2019年07月10日
73 新議長に荒尾典男議員  左近誠議員が副議長に  (那智勝浦町議会 )
2019年07月10日
74 来館1000人を達成  供用開始から3カ月弱  (新宮市旧チャップマン邸 )
2019年07月10日
75 勤続25年の職員に  県町村会自治功労者表彰  (那智勝浦町 )
2019年07月10日
76 雨に負けず楽しいひととき  保育園、保育所で夕涼み会  (新宮市 )
2019年07月10日
77 選手権大会での健闘願い  新翔高校で硬式野球部壮行会  (新宮市 )
2019年07月10日
78 気持ち込めてお土産づくり  白馬北小児童との交流会に向け  (太地小学校 )
2019年07月10日
79 身近な税から関心を培う 串本中3年租税教室受講 (串本町)
2019年07月10日
80 泥引き問題は解消と評価  環境保護団体が改善確認  (串本町 )
2019年07月10日
81 トルコへの関心を高める  商工会館で総会や講演会  (南紀国際交流協会 )
2019年07月10日
82 6月定例会一般質問③  串本町議会  
2019年07月10日
83 柔道、テニスで矢渕が男女V  中学校総合体育大会  (熊野市・南郡 )
2019年07月10日
84 救急医療充実を  9月に松村香織さんトークショー  (紀南救急医療対策協 )
2019年07月10日
85 音の世界に興味津々  わくわく科学教室に親子23組  (紀宝町 )
2019年07月10日
86 各市町で期日前投票  紀宝町は鵜殿地域交流セで  (参院選 )
2019年07月10日
87 設計者を全国公募  鯨研設計にプロポーザル方式を採用  (太地町 )
2019年07月05日
88 第7勝丸が初日に漁獲
 商業捕鯨再開後初の入札  (太地町 )

 31年ぶりの商業捕鯨再開により、漁獲されたミンククジラの販売が始まった。太地町の太地漁協地方卸売市場では4日、再開後初の鯨肉の入札があった。

 北海道の釧路港から1日に出港した沿岸捕鯨の船団(5隻)に、同漁協所属船の第7勝丸(竹内隆士船長)が参加。勝丸が初日に捕ったミンククジラが解体され、赤肉など約66㌔が太地町に空輸で届いた。

 漁協参事の貝良文さん(59)は「再開初日に水揚げがあった上、太地の勝丸が捕ったのは倍の喜び。調査捕鯨と違って船上で血抜きするので質が良い。おいしいクジラがいち早く地元に届きありがたい」と話した。3日までに釧路港に揚がったミンククジラ4頭のうち2頭は勝丸が漁獲した。

 午前8時からの入札には町内の仲買人約10人が参加。肉質を見定めながら入札した。赤肉約40㌔を落札したカネヨシ由谷水産の代表、由谷章さん(50)は「ご祝儀相場で落札させてもらった。これからの世代にクジラを食べてもらうため、刺し身で提供するだけでなく商品開発を進めていきたい」と意気込みを見せた。

 太地漁協スーパーには、この日落札された赤肉が100㌘598円で店頭に並んだ。

(2019年7月5日付紙面より)

入札の様子=4日、太地漁協地方卸売市場
2019年07月05日
89 未成年の喫煙防止呼び掛け
 たばこ組合が啓発  (新宮市・那智勝浦町 )

 和歌山県たばこ商業組合新宮支部(塩崎伸一支部長)は4日、JR新宮駅とJR紀伊勝浦駅で未成年者の喫煙防止を呼び掛けた。

 (一社)日本たばこ協会、全国たばこ販売協同組合連合会は各団体らと協力し、2009年度より毎年7月に全国的に未成年者の喫煙防止に対する意識の向上を図っている。

 新宮駅では同支部組合員7人と新宮警察署の署員2人が参加。雨天の中、未成年者の喫煙防止を訴えた。

 紀伊勝浦駅では塩崎支部長ら7人と同署の署員2人が、啓発物資のポケットティッシュを駅の利用者や未成年者に声掛けをして手渡した。

 塩崎支部長は「未成年の方にたばこを絶対に吸わせないために全国一斉で取り組んでいる。たばこは20歳になってからを理解していただければ」と述べ、大谷敏子女性部長は「年齢が判別しにくいお客さまもいるので販売時にはしっかりと確認をしている。今後も未成年者の健康のために活動に尽力していきたい」と語った。

 同支部では啓発のほか、たばこのポイ捨て禁止などの呼び掛けを目的に年間20回ほどの清掃活動を実施している。また、喫煙者のための灰皿設置にも取り組んでいる。

 昨年度の県内のたばこ税収は約10億4500万円で、支部管内では約4億5734万円だった。これらは地域や住民の日常生活に必要な施策などに活用されている。

(2019年7月5日付紙面より)

学生らに啓発物資を手渡した=4日、新宮市
JR新宮駅で啓発活動に取り組んだ皆さん
JR紀伊勝浦駅で未成年者喫煙防止を訴えた皆さん
2019年07月05日
90 着衣泳で助かる方法学ぶ
 B&Gで水辺の安全教室  (串本町 )

 串本町サンゴ台にある同町B&G海洋センター(伊藤俊文所長)で6月30日、講習会「体験から学ぶ水辺の安全教室」があり、町内の小学1~3年生20人が着衣泳の感覚を確かめ身近な浮く物やライフジャケットで助かる方法を学ぶなどした。

 この講習会は同町ふるさと振興公社と同センターが主催、B&G財団が後援、同町教育委員会が協力。海や川などの水の事故から子どもたちを守るために同財団が提唱するプログラムに基づいた取り組みで、同センターや町内の小学校経由で参加を呼び掛ける形で年1回、水辺で遊ぶ機会が増える真夏前に開いている。

 通算17回目となる今回は、同センタージュニアスイミングスクールの受講生と一般がほぼ半々の比率で参加。インストラクターの太田陽介さんが全体進行を担当し、児童は2組に分かれ中正司智さんと芝本大輝さんが直接指導をする形で体験を積んだ。

 これら内容を学ぶにあたり、太田さんは「自分の命は自分で守る、という気持ちを持って水辺で遊ぼう」と事前に呼び掛け。序盤は着衣泳で、「気持ち悪い」「服がくっつく」「(水着より)動きにくい」など感想を述べながら、服を着た状態で水に落ちたときにどんな感じになるかを経験した。

 中盤は服を着た状態で水に落ちたときの助かり方として、2㍑のペットボトルやバケツなど浮きの代わりになるものを抱えながらの背浮きを練習。できれば服の中にペットボトルを入れて両手が使える状態にした方がいいことや、もし友達が水に落ちてペットボトルを投げ渡さないといけないときは空っぽより少しだけ水を入れた方が遠くに飛ばしやすい、といった知恵も体験しながら学んだ。

 終盤はライフジャケットを着た状態で浮く練習。大声で助けを求めると疲れて溺れやすくなるので簡単に大きな音が出せる笛が付いていることや、慌てなければジャケットの浮力だけで頭を水面上に出したままにできることも確かめた。

 参加者の家族は屋内プールを見渡せる窓があるロビーから様子を見学。館内放送で太田さんの進行を聞きながら、児童と一緒に学びを深めるなどした。

(2019年7月5日付紙面より)

ペットボトルを抱えた背浮きを練習する児童=6月30日、串本町B&G海洋センター
ライフジャケットの使い方を教わる
2019年07月05日
91 神仏習合で五穀豊穣祈願
 蝗封祭と虫送り行事  (紀宝町神内 )

 紀宝町神内で3日、神内神社(宮地秀直宮司)による蝗封祭(むしふうじさい)と善光寺(一村桂晋住職)の虫送り行事が神仏習合で営まれた。

 水田の虫害を防ぎ農作を祈願する法要で、古くから7月最初の丑(うし)の日に行われてきた。今年は神社、寺の関係者ら約20人が参列した。

 神内神社で宮地宮司による神事を執り行い、5月に田植えした神社近くの宮田で祈とうした。

 逢初(あいぞめ)ノ森に移動し、宮司が祝詞をあげた。平穏を祈念して1740年に建立された妙法華塔で虫送り行事を行い、一村住職が「虫」の文字を書いた白石を地中深くに封じ込め、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。

 神仏習合による虫送り行事は全国でも珍しいという。

(2019年7月5日付紙面より)

妙法華塔で営まれた虫送り行事=3日、紀宝町神内
2019年07月05日
92 会長に田邊毅一さん再任  南紀ホテル組合が総会  
2019年07月05日
93 会長に田中信秀さん  新宮市社協役員改選  
2019年07月05日
94 会長に西山十海さん  2019~20年度役員  (勝浦LC )
2019年07月05日
95 見守りや非行防止訴える  各団体が集まり啓発  (那智勝浦町 )
2019年07月05日
96 功労者11人を表彰  市自治会連合会が総会  (新宮市 )
2019年07月05日
97 無病息災を祈り 阿須賀神社で夏越大祓式 (新宮市)
2019年07月05日
98 練習の成果を発揮して  大会に挑む3クラブを激励  (串本古座高で壮行会 )
2019年07月05日
99 6月定例会一般質問①  串本町議会  
2019年07月05日
100 中曽公園で草刈り作業  讃寿会がボランティアで  (紀宝町 )
2019年07月05日
101 全身に絵の具を塗り  ボディペインティング楽しむ  (うどの幼 )
2019年07月05日
102 短冊に願いを込めて  七夕の飾り付け楽しむ  (紀宝町 )
2019年07月05日
103 戦いの火ぶた切られる  候補者が各地で第一声  (参院選 )