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2019年05月30日
1 和歌山、三重で事業進む
 近畿自動車道紀勢線説明会  

 紀伊半島の海沿いを一周する高速道路「近畿自動車道紀勢線」の事業説明会が28日、紀宝町生涯学習センターまなびの郷であった。和歌山県側は国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所の堤英彰所長、三重県側は同省中部地方整備局紀勢国道事務所の桑昌司所長が説明した。

 田岡実千年新宮市長、西田健紀宝町長、大畑覚御浜町長、河上敢二熊野市長、山口賢二北山村長をはじめ各市町村の関係者、議会議長らが出席した。

 開会に当たり、開催地を代表して西田町長が「紀宝熊野道路、熊野道路が新規事業化された。事業が進むよう協力し、一日も早く完成することを願っている」とあいさつした。

 堤所長は救急医療や地域の活性化、観光客の増加といった道路効果を挙げ「魅力ある地域づくりを進めることで通過ではなく、入り込み客増加につながる」。和歌山県側で進む各事業の状況を伝えた。

 新宮道路は新宮市あけぼの―三輪崎間を結ぶ延長4・8㌔で、熊野川河口大橋を含み紀宝町神内に至る延長2・4㌔の新宮紀宝道路につながる。本年度は測量、地質調査、道路設計に取り組む。

 新宮紀宝道路については「現在、3基の橋の設置工事を実施しており、秋以降に着手する三重県側下部工事のための契約手続きも進めている」と述べた。

 事業中のすさみ串本道路は西牟婁郡すさみ町江住から東牟婁郡串本町サンゴ台までの延長19・2㌔。本年度は調査設計、用地調査・取得、改良・橋・トンネル工事を進める。

 昨年度新規事業化した串本太地道路は、那智勝浦町八尺鏡野から串本町鬮野川に至る延長18・4㌔。現在事業中のすさみ串本道路、開通済の那智勝浦新宮道路と接続する。

 北山村と熊野市を通る奥瀞道路(Ⅲ期)は昨年11月に起工式を行い、本年度は橋・トンネル工事などを推進する。

 三重県側について桑所長は、本年度事業化した紀宝熊野道路に関し「紀宝町神内から熊野市久生屋町までの延長15・6㌔で、神内の紀宝インターチェンジ(IC)=仮称=から新宮紀宝道路、久生屋町の熊野IC(仮称)から熊野道路にそれぞれつながる。御浜ICの位置が正式確定した後、ルートなどを説明する」と述べた。

 熊野道路は熊野市久生屋町から同市大泊町までの延長6・7㌔。本年度は用地買収、詳細設計、埋蔵文化財調査などを経て大泊ICの橋から工事着手する。

 尾鷲市内の熊野尾鷲道路(Ⅱ期)は順調にトンネル工事が進んでいることを報告した。

(2019年5月30日付紙面より)

紀勢線の事業進捗を説明する=28日、紀宝町のまなびの郷
2019年05月30日
2 いよいよ30日開幕
 第21回ツール・ド・熊野  

 熊野地方を舞台に国内外の強豪17チームが集い熱戦を繰り広げる、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際自転車ロードレース「ツール・ド・熊野」が、いよいよ30日に開幕する。NPO法人SPORTS PRODUCE熊野(角口賀敏理事長)が主催。

 レースは全4ステージで行われ、30日に新宮市内でのプロローグ(0・7㌔)個人タイムトライアルで開幕。

 翌31日(金)は、第1ステージ「赤木川清流コース」(100・4㌔)で、レース前には、新宮市役所からパレード壮行も実施される。6月1日(土)の第2ステージは、熊野市や御浜町などが舞台で、大会の山場となる「熊野山岳コース」(109・3㌔)。2日(日)の最終第3ステージは、捕鯨の歴史が色濃く残る太地町が舞台の「太地半島周回コース」(104・3㌔)となっている。

 レースの模様は地元ケーブルテレビ局で生中継される他、インターネット(https://cycling-ch.tv)で生配信される。その他のツール・ド・熊野に関する情報は、大会ホームページ(https://tourdekumano.jp/)を参照。

(2019年5月30日付紙面より)

昨年の大会の様子
2019年05月30日
3 健康づくり定着目指し
 熊野古道をウオーキング  (那智勝浦町 )

 宇久井ニュータウン東・西熟年クラブ(峰武久、角本聖洋会長)は28日、那智勝浦町狗子ノ川の熊野古道「小狗子峠」などを歩く「健康ウオーキング」を実施した。参加した会員30人は会話や景色を楽しみながら約5㌔の道のりを歩いた。

 健康ウオーキングは、和歌山県老人クラブ連合会などが実施主体となり、定期的なウオーキングを通して健康づくりの定着を目指している。新宮市、那智勝浦町、太地町、串本町、古座川町、北山村の各市町村老連で各1地区(計6地区)をモデル地区として指定し、最低月2回の活動を行う。高齢者向け体力測定の紹介やウオーキングの正しい知識を学習し、活動PRなどに取り組む。実施期間は本年4月から来年2月末まで。

 この日は同町宇久井のコミュニティーセンター和を出発した。小狗子峠の入り口では、会員で熊野那智ガイドの会に所属する宇保英生さんが熊野古道や小狗子峠について説明した。途中、雨も降り出したが一行は約90分かけて狗子ノ川とニュータウンの境目までたどり着いた。

 峰会長は「皆さんが健康を維持していくためにウオーキングを習慣にしていただけたら。1人でも多くの方々に参加していただきたい。今後も活動を継続していく」と述べ、「雨も降ってきたが皆さんのご協力があったから最後まで来ることができた」と話した。

 次回の開催は6月25日(火)を予定している。

(2019年5月30日付紙面より)

小狗子峠を歩く
2019年05月30日
4 時代見据え方針決める
 H&Rで本年度総代会  (串本町商工会 )

 串本町商工会(須賀節夫会長、会員674人)が26日、同町サンゴ台にあるホテル&リゾーツ(H&R)和歌山串本で本年度通常総代会を開き、事業関連諸議案の審議に加えて優良従業員や功労役員を対象にした県商工会連合会会長表彰伝達や懇親会も交えて今後に弾みをつけた。

 同町域の商工業者らが結成する総合経済団体としてイニシアチブを発揮する同商工会。各種会員事業の支援に加え、会下組織の青年部や女性部、串本リリースタンプ会が消費者との距離を縮める地域貢献の取り組みを活発に展開し、その総和により地域商圏の活性化を推し進めている。

 会員規模が大きく、事業関連諸議案の審議は例年会員が代表選出する総代の判断に基づいて実施。今回は開会時点で総代31人が出席し、委任状提出27人を加えて規約に定める過半数条件を満たし総代会が成立した。

 開会に当たり須賀会長は▽会員増減の推移(前年度は長らくのマイナス推移から一転しプラス3人の実績)▽県内でも特に活発な小規模事業者持続化補助金の申請と採択現況▽経営指導員異動に伴う事務局体制の変化―などを報告。併せてキャッシュレス決済などこれからの時代の変化に対応できる人材に会長職を引き継いで取り組みに弾みをつけたい考えも掲げ、人材の推薦を求めてあいさつとした。

 来賓を代表して田嶋勝正町長は、ロケット発射場進出など好調な環境変化に対し商工会や観光協会を軸にしていかに知恵を絞るかが肝要だとし、この波に乗り遅れないよう共に取り組むことを呼び掛けた。佐藤武治議員はロケット射場が10年間でもたらす経済効果の達成は会員の力にもかかっていることを示唆し、そのために微力だが一生懸命努めることを誓いつつ、それぞれ祝辞を述べた。町議会の結城力議長、町当局の清野武志副町長と南和夫産業課長、日本政策金融公庫田辺支店の須藤健文支店長、紀陽銀行串本支店の坂本充寿支店長も同席して総代会の始終を見届けた。

 以降は堀周雄さんを議長に立てて前年度と本年度の事業関係諸議案を審議し承認。事業計画では、喫緊の消費税率引き上げと軽減税率制度導入や今後の事業承継への支援、キャッシュレス化や東京オリンピック、大阪万博といった大きな景気拡大要素の商圏への引き込みなどを会員への伴奏型支援と共に進めることを具体的な取り組み事項と共に基本方針として決めた。

 総代会冒頭では県商工会連合会会長表彰の伝達もあり、功労役員として苫谷伸一郎さん(トマタニ電器店)、優良従業員として桑山崇明さん(株式会社人見建設)と尾﨑友昭さん(おざきのひもの)が須賀会長から誉れを受けた。

(2019年5月30日付紙面より)

開会に当たりあいさつする須賀節夫会長=26日、ホテル&リゾーツ和歌山串本
2019年05月30日
5 地域一体で競技楽しむ  高田連合運動会  (新宮市 )
2019年05月30日
6 下原幸三さんが代表理事に  自動車車体整備協同組合が総会  (和歌山県 )
2019年05月30日
7 玉置之一会長留任決まる  宇久井海と森の自然塾運営協が総会開く  (那智勝浦町 )
2019年05月30日
8 地域に活力取り戻す  南紀くろしお商工会が総代会  
2019年05月30日
9 「お茶をどうぞ」  丹鶴幼稚園でお茶ごっこ  (新宮市 )
2019年05月30日
10 食テーマに事業サポート  新商品開発プロデュース事業  (新宮信用金庫 )
2019年05月30日
11 スモークツリーの花  新宮市のタウンガーデンで  
2019年05月30日
12 避難路2本使って実践  大地震想定し防災訓練  (串本古座高校 )
2019年05月30日
13 地に足をつけた展開意識  いろり館で通常総会開く  (古座川町商工会 )
2019年05月30日
14 発表会の内容を通し練習  6月2日に文化セで本番  (串本コーロびおれった )
2019年05月30日
15 虫歯にならないように  飯盛保で歯磨き指導  (紀宝町 )
2019年05月30日
16 優秀団員として全国表彰  紀宝町出身・塩野真大君  (全日本剣道連盟 )
2019年05月30日
17 海の生き物と触れ合う  みくまの支援学校で「巡回水族館」  (新宮市 )
2019年05月25日
18 市民に向け理解求める
 建設に先立ち市民説明会  (新宮市文化複合施設 )

 新宮市教育委員会文化振興課は23日夜、市文化複合施設建設工事の今月下旬の着手に先立ち、市役所別館で市、設計業者による市民説明会を開いた。約70人の市民が参加する中、施設概要などについて説明があった。

 説明会に先立ち、田岡実千年市長が「皆さんにご心配を掛けいろいろな意見を頂く中、紆余(うよ)曲折しながら当初予定地の丹鶴小学校跡地西側1棟案で決定した。どのような施設になるのかを中心に説明させていただきたい」とあいさつした。

 当局は、市文化複合施設は市街地再生を目的としていると説明。外観は所々に熊野材を使用し、周りと調和の取れた色彩計画としている。

 文化ホールは可動席を利用してさまざまな会場づくりができるとし、熊野学機能に関しては熊野学の情報発信の拠点として、熊野学ファンが集まる空間をつくっていくとした。

 図書館には子ども、大人それぞれのゾーンがあり、授乳室や子ども用トイレを配備する。低い本棚を設置することで見通しの良い空間にしていくと説明した。床面積、開架図書ともに現図書館の1・7倍の規模となる。

 財源や事業費などの説明もあったほか、2021(令和3)年2月の完成を見越しているが、図書館の引越しや運用トレーニングなどのために夏頃のオープンになると伝えた。

 質疑応答では、財源やランニングコスト、可動席などについての質問や「このタイミングで説明会をするのは遅すぎる」といった意見もあった。

 「引っ越しにかかる図書館の閉館期間はどれくらいか」の質問には「他の地方の前例を参考に3、4カ月を見込んでいる。できる限り短くする工夫をしていきたい」と回答した。

 「新施設にはメジャーな人も呼べるように努力してほしい」「ランニングコストをカバーできるような壮大な計画を」などの意見もあり、当局は「市民に参画してもらい委員会を立ち上げるなどして自主事業を実施していきたい」と述べた。

 図書館を別の場所にとの意見に対して、向井雅男副市長は「土地の優位性、複合であるという優位性を加味し、結果的に丹鶴小学校跡に文化の拠点を持ってくると決まった」と説明し、理解を求めた。

 速水盛康教育長は「次世代に向け、本当に市民にとって良かったと実感してもらえるように検討を重ねていきたい」と述べ閉会のあいさつとした。

 説明会は全4回を予定しており、27日(月)午後6時30分から熊野川総合開発センター、28日(火)午後6時30分から新高田会館、29日(水)午後7時から佐野会館で開く。

(2019年5月25日付紙面より)

約70人の市民が参加した説明会=23日夜、新宮市役所別館
2019年05月25日
19 思いと支援の輪のせて
 新しい川舟の進水式営む  (川舟製作プロジェクト )

 紀宝町北桧杖の熊野川河川敷で24日、新しい川舟の進水式が営まれた。新宮市の熊野川町ふれあい公社が川舟製作の資金を募る「クラウドファンディング」の支援を受けて完成したもの。森本博也・熊野川川舟センター長や田岡実千年市長らがお神酒によりお清めをし、運航の安全を祈願した。

 インターネット経由で資金を集める「クラウドファンディング」では、定員14人の木船1隻の製作と船外機1台の購入に充てるため、目標金額を200万円と定め、昨年12月3日から今年1月31日まで支援を求めていた。

 支援総額は目標金額を22%超える244万2000円(支援者数142人)となり、集まった資金で熊野速玉大社例大祭・御船祭(みふねまつり)の早舟製作も手掛ける「熊野川体感塾 川舟工房」の谷上嘉一さんに川舟製作を依頼していた。製作期間は約2カ月。

 開式に当たり、森本センター長が支援者や関係者らに感謝を述べ「皆さまのご支援を無駄にせぬよう、歴史ある『川の熊野詣で』を、これからも守り続け、後世に伝えていくため努力を重ねていく」とあいさつ。田岡市長が「クラウドファンディングで多くの共感が得られたのは、なにより船頭さんや語り部さんをはじめ、事業を支えているスタッフの皆さんの『思い』や『頑張り』が伝わったから」と祝辞を述べた。

 進水式では古式にのっとり、サカキで舟を飾り、舳先(へさき)をお神酒で清めた後、船頭の津呂進さんと打越保さんが舟に乗り込みサオをさして右回りに舟を3度回した。

 谷上さんは「安全安心に乗っていただけるような舟づくりを目指している。進水式を終えてまずは一安心。運航される日が楽しみです」と話していた。

 新しい川舟は現在、運航に係る必要な手続きを進めており、6月下旬の実用を目指している。

(2019年5月25日付紙面より)

お神酒で舟を清める田岡実千年市長(手前)と関係者ら=24日、紀宝町の熊野川河川敷
舟に乗り込んだ船頭らが右回りに舟を回転させた
2019年05月25日
20 羽毛製品で地域福祉貢献
 UMOUプロジェクト  (紀宝町社協 )

 紀宝町社会福祉協議会は本年度から、「UMOU(うもう)プロジェクト」の取り組みを始めた。古くなり使わなくなった羽毛製品の提供を求めている。

 プロジェクトは、使わなくなった羽毛製品を回収し、羽毛をリサイクルすることで羽毛の安定供給や環境の保全、障害者の就労支援などに貢献するもの。紀宝町では、その羽毛製品が募金となり「赤い羽根共同募金」を通じて町の地域福祉に使われる。

 製品に付いている品質タグにダウン率50%以上の表示がある羽毛の布団やダウンジャケットなどが対象。穴あきや汚れがある不要な製品も回収可能だという。

 町福祉センター内の同協議会で持ち込みを受け付けており、「衣替え時期の今が確認のチャンスです。不要になった羽毛製品で募金活動しませんか」と呼び掛けている。

 問い合わせは、同協議会(電話0735・32・0957)まで。

(2019年5月25日付紙面より)

紀宝町社会福祉協議会に持ち込まれた羽毛製品=23日、同町福祉センター
2019年05月25日
21 恒例ウオーク下見と草刈り
 なちかつ古道を守る会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町のボランティア団体「なちかつ古道を守る会」(太田耕二代表)は22日、同町湯川などで人気の催し「新春ウオーク」の下見と同町内の夏山(なっさ)トンネル周辺のガードレール沿いの草刈りを実施した。

 守る会は年に1回、町内の魅力を再発見しながら歩く新春ウオークを開催しており、毎回、多くの参加者が集まる。その催しのために、ルートの発見や確認に取り組んでおり、この日は会員9人が湯川と二河を歩いた。

 その後、夏山トンネル周辺で草刈りや清掃に汗を流した。守る会によると、同所のガードレール付近には投棄されたごみが多く、草が生い茂っているとごみ自体が目立たたないことから、さらに投棄が増加してしまうという。それを含め、ごみが川や海に流れ出てしまうと生態系にも悪影響を及ぼしてしまうことから、景観と環境の保護のため定期的にクリーン作戦を実施している。

 会員の一人は「今回は大きな袋に入ったごみがいくつも見つかった。行政に対処してもらうことにした」と述べ、下見については「この町には使われなくなった古い街道も多い。知る人がいなくなったり、全く通れない状態のままも残念」と話した。

(2019年5月25日付紙面より)

下見と草刈りに取り組んだなちかつ古道を守る会の皆さん=22日、那智勝浦町二河(提供写真)
2019年05月25日
22 塚大地君、新高男子Aが優勝
 新宮弓友会主催月例射会  
2019年05月25日
23 2大会で入賞出す
 空手道・拳武館新宮道場  
2019年05月25日
24 大西さん、新谷君が代表に
 都道府県対抗少年剣道優勝大会選考会  (三輪崎剣道クラブ )
2019年05月25日
25 川口さん、桜井さん優勝 紀南東ブロック交歓大会 (県グラウンドゴルフ協会)
2019年05月25日
26 西川で今年初の真夏日  熱中症に注意  
2019年05月25日
27 新宮東牟婁関連4人  和歌山県知事表彰  
2019年05月25日
28 各委員会の委員決まる  改選後初の臨時議会で  (新宮市議会 )
2019年05月25日
29 基準法改正など確認  県建築士会新宮支部が総会  
2019年05月25日
30 オオヤマレンゲ美しく  丹鶴山東仙寺で咲く  
2019年05月25日
31 総会で役員改選など  那智勝浦町母子寡婦福祉会  
2019年05月25日
32 各施設集い盛大に発表会  つくしんぼ歌謡祭  (新宮・東牟婁郡 )
2019年05月25日
33 185人が熊野へ  豪華客船ぱしふぃっくびいなす  (新宮市 )
2019年05月25日
34 グラウンドに声援響く  光洋中で体育祭  (新宮市 )
2019年05月25日
35 ライブを楽しみ歴史を学ぶ  南瑠霞さんがイベント  (串本町 )
2019年05月25日
36 食用バラの開花が始まる  株式会社あがらとの本社で  (古座川町 )
2019年05月25日
37 ごみを拾い古座川下る  クリーンアップ大作戦実施  (南紀串本観光協会 )
2019年05月25日
38 初夏の日差しの下で熱戦  高池小が春季運動会挙行  (古座川町 )
2019年05月25日
39 熊野の神々に愛を誓う  原大樹さんが花の窟で結婚奉告式  
2019年05月25日
40 交通ルールの順守呼び掛け  交通事故死ゼロを目指す日  
2019年05月25日
41 災害時医療救護を学ぶ  高校生や介護職員ら31人  (紀南病院 )
2019年05月25日
42 ごみ拾いしながら登校  全校児童が朝の通学路で  (井田小 )
2019年05月25日
43 お悔やみ情報
  
2019年05月23日
44 「働き方改革」理解を
 県労働基準協会新宮支部が総会  

 公益社団法人和歌山県労働基準協会新宮支部(支部長・堀起佳新宮鉄工所社長、378事業所)は21日、那智勝浦町のホテル浦島で本年度定期総会を開き、事業計画などを承認した。総会後には新宮労働基準監督署(中前英人署長)による講話があった。

 開会で堀支部長は、県内の昨年の労働災害死者数は過去最少となったものの死傷者数全体では増加していることから「今後一層の取り組み強化が求められる」と述べた。

 今年4月から「働き方改革推進法」が順次施行されているが、問題のある事案が少なからず認められるとし「協会としても行政のご支援、ご指導ならびに役員、会員の方々のご理解、ご協力を賜りながら労働災害防止および労働条件の確保・改善などに関する各種事業に取り組んできた」とあいさつ。

 本年度は労働基準法や労働安全衛生法等関係法令の諸手続等の相談、関係機関・団体等との連携などに取り組んでいく。

 総会後の講話では、あいさつで中前署長がグラフを示し「和歌山県の労働者は全国より労働時間が長いのに有給休暇をあまり取っていないということになる。高齢化も進んでいる」と説明。

 「働き方改革」の意義や署の取り組みとして「働き方改革関連法の周知徹底」「過重労働の解消、過労死防止対策の推進」「基本的な労働条件の確保・改善」「労働災害防止」に向けた指導に取り組んでいると紹介した。「事業主の皆さま方から監督署にご相談もたくさんいただいておりますが、署に設けられている相談・支援班が懇切丁寧に対応しております。どうかお気兼ねなくご利用ください」と呼び掛けた。

 同署の森井顕二監督・安衛課長は関連法に関する講話をし、出席者らが耳を傾けた。

(2019年5月23日付紙面より)

会員らが出席した総会の様子=21日、那智勝浦町のホテル浦島
2019年05月23日
45 永年在籍会員11人を表彰
 シルバー人材センターが総会  (新宮市 )

 公益社団法人新宮市シルバー人材センター(山口彰理事長)は18日、市福祉センターで第8回定時総会を開いた。昨年度事業報告などの議案を承認したほか、永年在籍会員11人を表彰した。

 人材センターの昨年度の請負・委任での受託件数は3914件、契約金額は7948万6671円で前年より減少となったが、派遣事業は受注件数30件、契約金額は1474万3229円と増加している。会員は11人増(入会32、退会21)。

 本年度は「自主・自立・共働・共助」の理念の下、安全適正就業を前提に就業機会や会員の拡大など、センターの進展と地域の活性化に貢献できるようさまざまな事業に取り組む。事業内容は普及啓発に伴う奉仕活動や「高齢者いきいきサポート事業」の実施など。

 山口理事長は、現在の会員の平均年齢は73歳であるとし「平成元年当時、私たちは40代前後の働き盛りで、バブル期の日本を支えていた」と振り返った。「人が集まって仕事を分け合っていく。少しでも世の中の役に立ち、毎日が円滑に進められるように頑張っていきたい」とあいさつした。

 来賓の田岡実千年市長は、会員らの活動に感謝を述べ、市の人口減少率について説明。「良質な雇用を創出するとともに、安心して子どもを育てられる環境を整えていきたい」。今後は高齢者になっても経験を通して社会に貢献してくれる人が必要になってくると述べ、「これからもまちのために力を貸してください」と協力を求めた。

(2019年5月23日付紙面より)

永年在籍会員表彰を受ける会員=18日、新宮市福祉センター
山口彰理事長
2019年05月23日
46 交流通して解決策見いだす
 大阪市立大学がフィールドワーク  (新宮市 )

 大阪市立大学コミュニティ再生副専攻の学生と院生ら6人は、17日から19日にかけて新宮市を訪問した。地域の課題に対して取り組む姿勢や方法を学ぶ「アゴラセミナーⅠa」のフィールドワークを実施し、新宮市熊野川町の小口自然の家や高田地区、神倉神社などを訪れ、ヒアリングや対話で学びを深めた。

 アゴラセミナーは「地域実践演習」で学んだ知識を基に、地域社会が抱える問題をより幅広い視点から俯瞰(ふかん)することを目的とした科目。フィールドワークを通して、実践家と交流、意見交換しあうことで地域が抱える問題や課題を見いだすだけでなく、現場に即した解決策をデザインする力を身に付ける。

 18日の小口自然の家では、熊野川行政局住民生活課の宮上圭巨課長補佐と西山寛係長が、同行政局の概要などについて話した。定住促進の取り組みとして▽体験交流推進事業▽熊野川地域フラワーツーリズム推進事業▽熊野川町定住促進住宅―などを紹介した。市民交流を深め、同地域をより多くの人に知ってもらおうと、自然や特産品など地域資源を生かした体験交流事業も実施していると説明。米作り体験やこんにゃく作り体験、熊野川地域物産展(鯉のぼり祭り)などの取り組みを解説した。

 19日には旧チャップマン邸を訪問。市観光ガイドの栗林確さんが「大逆事件」や人権問題について講話した。栗林さんは「『大逆事件』はえん罪といわれているが、本当の犯人はいない。弾圧事件といえる」などと説明。同市春日の犠牲者顕彰碑と、碑に記された「志を継ぐ」の意味について説明し「自由、人権、平等の精神を継ぐために、新宮市は戦い続けなければならない」と述べた。

 学生らはその後、高野坂を経て三輪崎漁港や三輪崎青年会館、三輪崎八幡神社などを見学。日本遺産に認定されている鯨踊りや鯨に関する伝承を学んだ。

(2019年5月23日付紙面より)

栗林確さんから「大逆事件」の説明を受ける学生ら=19日、新宮市の旧チャップマン邸
2019年05月23日
47 懸念踏まえて方向性確認
 更生保護女性会串本分会が総会  (串本町 )

 串本町更生保護女性会串本分会(谷口矮文子会長)が17日、文化センターで総会を開き事業計画案を承認するなどして活動に弾みをつけた。

 更生保護女性会は、青少年の健全育成に努めるとともに過ちを犯した者の更生の支えになり、総じて誰もが心豊かに生きる明るい社会の実現に向け活動する団体。

 串本町域では現在、旧串本町域を担当する同分会と旧古座町域を担当する古座分会がそれぞれに趣旨の達成を目指している。串本分会は更生保護女性本来の役割に加え、社会を明るくする運動を契機とした啓発やミニ集会の展開、町内一斉清掃やふれあいいきいきまつりへの参加、地区レベルでの活動などを通して明るい社会づくりに努め、他方では「にしき園ボランティア」と題して奉仕活動にも取り組んでいる。

 総会には会員18人が出席。冒頭で谷口会長は改元を節目にして今を振り返り、IT技術の進展で便利になる一方で人の絆が希薄になり命の重さや尊さといった概念が失われつつあるように感じると懸念を訴え、今後の方向性として「これからも子どもを見守り寄り添う活動を中心にし、皆さんが安心して心豊かに暮らせる社会を目指して各種団体と連携しながら頑張っていきたい」と呼び掛けた。

 来賓として田嶋勝正町長、潮﨑伸彦教育長、堀正・牟婁保護司会串本分会長も同席し、それぞれに祝辞を述べて会員の活躍を期した。

 議事では前年度と本年度の事業関連諸議案を審議し承認。事業計画は前年度をほぼ踏襲する内容とし、2年に1回の研修先(更生保護施設「端正会」視察を10月下旬ごろ実施)や牟婁保護司会との交流機会を持つこと、総会や例会で会員が集まるときに研修の機会を持つことも話し合い併せて決めた。

(2019年5月23日付紙面より)

開会に当たりあいさつする谷口矮文子会長=17日、串本町文化センター
2019年05月23日
48 優勝は木下三次さん
 もみじ会5月月例杯  
2019年05月23日
49 対戦カード決まる
 新宮と串本古座が初戦で激突  (県高校総体サッカー競技 )
2019年05月23日
50 相撲のJOC強化スタッフに
 和歌山商の門林教諭  (那智勝浦町出身新宮高卒 )
2019年05月23日
51 東牟婁からは串本が参戦
 県サッカー協会U―12トップリーグ  
2019年05月23日
52 地域の魅力をアピール  「第40回伊勢楽市」に出展  (新宮市 )
2019年05月23日
53 昭和40年前後の新宮市  2組の写真が物語る風景  (熊野の歴史を探る )
2019年05月23日
54 つながり深め地域づくり  初の花いっぱい運動実施  (那智勝浦町 )
2019年05月23日
55 楽しく自由な発想で  少年少女発明クラブ開講式  (新宮市 )
2019年05月23日
56 16人の児童が入部  王子ヶ浜少年消防クラブ結成式  (新宮市 )
2019年05月23日
57 目指せ!!インターハイ出場  運動部の健闘に期待  (新宮市内各高校で壮行会 )
2019年05月23日
58 11組34人がテント泊  ファミリーキャンプ  (潮岬青少年の家 )
2019年05月23日
59 専決承認や予算補正など  古座川町議会第2回臨時会開会  
2019年05月23日
60 武道館で愛好者が交流  合同鍛錬会は28日に延期  (串本町健康太極拳協会 )
2019年05月23日
61 かわいい練り切り和菓子  あったカフェでワクワククッキング  (串本町 )
2019年05月23日
62 迫力の踊りで盛り上がる  第12回南紀海彩まつり  
2019年05月23日
63 神様の恵みや地域に感謝  マリア保で「花の日礼拝」  (新宮市 )
2019年05月23日
64 お悔やみ情報
  
2019年05月17日
65 子どもの人権SOS
 全国の学校でミニレター常設始まる  

 法務省は、学校におけるいじめや体罰、家庭内での虐待など、子どもたちが抱える問題に応える活動として、全国の小、中学校に「子どもの人権SOSミニレター」の常設に向けた取り組みを進めている。新宮・東牟婁郡では小学校は6月中旬ごろから、中学校では7月以降に法務省職員が各学校を訪問し、学校側の許可を得た上でミニレターを設置する予定になっている。

 ミニレターは法務省と地方法務局、人権擁護委員で組織する全国人権擁護委員連合会が、子どもの悩みや困りごとの相談に応える活動として2006年から実施している。これまでは10~11月と、12月の人権週間などに配布されていたが、1月に千葉県で起きた女児虐待事件をきっかけに全国的に常設する運びとなった。

 便せんと封筒が一体になっており、相談内容を書き切手を貼らずにポストに投函(とうかん)すると最寄りの法務局などに届く仕組み。送られてきたミニレターは法務局職員や人権擁護委員が読み、手紙か電話の希望する方法で返事をする。事案によっては子どもと面談を行ったり、学校など関係機関と連携を図ったりしながら問題解決に向けて取り組んでいる。

 昨年度、県内で寄せられたミニレターを介しての相談件数は▽和歌山市30▽橋本市3▽田辺市14▽御坊市6▽新宮市4―の計57件だった。和歌山地方法務局新宮支局によれば、ミニレターの相談を通して重大な事件が発覚したケースは現在のところないが、全国的にはいじめや虐待、学校の教員による不適切指導など、調査を必要とする事案も相談されている。ミニレターの常設によって、子どもの人権問題の発掘と解消に向けた効果が期待される。

(2019年5月17日付紙面より)

子どもの人権SOSミニレター(写真は小学生用)
2019年05月17日
66 補正予算など36議案上程
 那智勝浦町議会が開会  

 那智勝浦町議会(中岩和子議長、12人)定例会が15日、開会した。専決処分などの報告11、補正予算2、条例の制定と一部改正5、賠償額の決定1、人事16、発議1の計36件が上程された。会期は22日(水)までの8日間。一般質問は20日(月)、21日(火)を予定している。

 任期満了を迎える同町議会議員選挙が6月18日(火)告示、同月23日(日)に投開票されるため、5月の開会となった。

 諸報告で堀順一郎町長はゴールデンウイーク中の入込状況が好調だったとし、職員が1人態勢のため、混雑が懸念されていたJR紀伊勝浦駅も駅員の増員対策により、混乱混雑はなかったと話した。3月議会で予算が承認された消防・防災センター建設では基本設計と実施設計の事業者が決定したことを報告。「過去から得た知見を教訓とし、災害に強いまちづくりを進め、令和の時代の那智勝浦町を築くべく、決意を新たに取り組んでまいる所存であります」と語った。

 提出された議案は▽那智勝浦町税条例等の一部を改正する条例▽平成30年度一般会計補正予算▽令和元年度一般会計補正予算▽損害賠償の額決定について▽農業委員会委員の任命―など。

 当局は平成30年度一般会計補正予算について、事業費の確定などから減額補正となり、歳入歳出それぞれ5億835万7000円減の91億9440万5000円と説明。令和元年度の一般会計補正予算では、10月に新路線(宇久井線、勝浦線)の運行開始が予定される町営バス関連予算やプレミアム付き商品券給付事業などを盛り込み、歳入歳出それぞれ1億5793万3000円を追加し、予算総額81億8973万3000円とした。

 議員発議の那智勝浦町議会委員会条例の一部を改正する条例では「総務常任」、「厚生常任」、「経済常任」「建設常任」の四つの委員会を「総務経済常任委員会」と「教育厚生常任委員会」に合併、縮小し、町議員選挙後の7月から開始とするもの。この日、全ての議案は承認、可決された。

(2019年5月17日付紙面より)

那智勝浦町議会定例会が開会した=15日、那智勝浦町役場議場
2019年05月17日
67 新園舎の完成祝う
 天満保育園で竣工式  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町天満の日本基督教団紀南教会の天満保育園(小宮一文園長)の新園舎で16日、竣工(しゅんこう)式が営まれた。堀順一郎町長や県、町の関係者、工事業者、保護者や紀南教会員ら約30人が新しい園舎の完成を祝った。

 同園は1935年、当時の町長の要請を受け、教会伝道所に開設。現在で83年となる。

 新園舎は、鉄骨造り一部2階建てと、災害時に園児や近隣住民が避難できるシリンダーシェルターの2棟。シリンダーシェルターは海抜13㍍で、屋上までは園児や高齢者に配慮したスロープが設置されている。今年の3月に完成した。

 竣工式は教会の式に従い、祈祷や賛美歌の斉唱などの礼拝も営まれた。小宮園長は「多くの方々の祈りと努力が実を結んだ。安全な建物の完成に全てが動員されたこと、皆さまの働きに心から感謝いたします」とあいさつ。堀町長が祝辞を述べ、松隈智子副園長は完成までの経緯に感謝し、「戦争、台風や津波、紀伊半島大水害での被害を乗り越えたが安全な園舎を切望していました。未来に向けより一層の保育内容の充実に励みます」と力を込めた。

 出席した越水良子さん(81)は「主人はここの2期生で、子ども3人に孫が2人、今は4歳のひ孫がお世話になっています。立派な園舎ができて本当に安心しています」と喜んでいた。

(2019年5月17日付紙面より)

竣工式で小宮一文園長(右)と賛美歌を歌う出席者ら=16日、那智勝浦町天満
災害時に避難できるシリンダーシェルター
2019年05月17日
68 総会で3団体に感謝状 新加入「かわりない会」を紹介 (きぼらんせ)

 紀宝町ボランティア・市民活動センター「きぼらんせ」(神園敏昭運営委員長)は14日、町福祉センターで本年度総会を開催。所属する3団体を表彰し、事業計画などを決めた。

 同センターは2007(平成19)年5月に設立。当初は54団体1360人が所属したが、本年度は89団体と個人合わせて3854人に増加した。

 総会には登録団体の代表や来賓ら110人が出席。神園委員長が「今後もきぼらんせの活動を盛んにしたい」とあいさつした。

 10年以上同センターに登録し、地域福祉の進展に貢献した町災害ボランティアコーディネーター連絡会(久原章作代表)、傾聴ボランティア「クローバーの会」(森新一代表)、神内生き活き協議会(矢熊敏男代表)に感謝状を贈呈した。

 来賓の西田健町長が祝辞を述べた後、昨年度の事業を報告、本年度の事業計画案などを承認し、役員を選任した。

 本年度は▽個人ボランティア登録の啓発と運営▽若い世代、シニア世代、男性がボランティア活動に参加できる環境づくり―を重点項目に定め、交流会や研修会などを実施する。

 総会終了後は、新規登録団体の「かわりない会」(牧戸光彦代表)を紹介し、井上高志さんがギターの弾き語りを披露した。同会は毎週月曜日、鵜殿老人憩いの家「讃寿荘(さんじゅそう)」で住民が中心となった通所サービスに取り組んでいる。

(2019年5月17日付紙面より)

地域福祉の進展に貢献した3団体に感謝状を贈呈=14日、紀宝町福祉センター
神園敏昭運営委員長
2019年05月17日
69 フォトブックなどを作成  新宮市魅力発信女子部  
2019年05月17日
70 一人一人が積極的に  近大新宮がボランティア活動  (新宮市 )
2019年05月17日
71 ゆかし潟で「お話し会」 西俊行宮司が講話 (那智勝浦町)
2019年05月17日
72 「大きなイチゴ見つけた」  わかば保で園外保育  (那智勝浦町 )
2019年05月17日
73 ドは「読書のド」  那智勝浦町立図書館でお話会  
2019年05月17日
74 「アクシデントも面白い」  第3回男性料理教室  (新宮市 )
2019年05月17日
75 谷口暁理君が銅メダルに  ジュニア転向初の国際大会で活躍  (アジアジュニアカデット&U―21空手道選手権 )
2019年05月17日
76 親子でリトミック  あったカフェ「はぴはぴday」  (串本町 )
2019年05月17日
77 串本―大島間海域で仮泊  航海練習船「青雲丸」  (串本町 )
2019年05月17日
78 望楼の芝で楽しむ  串本小と出雲小が遠足  (串本町 )
2019年05月17日
79 自動車税は納期内に  オークワ串本店で啓発活動  (串本町 )
2019年05月17日
80 総合運動公園で公式戦  和歌山FB対06ブルズ  (関西独立リーグ )
2019年05月17日
81 シートベルト着用の徹底を  北越コーポ紀州工場を指定  
2019年05月17日
82 ドッジボールで白熱  1年生を迎える会  (神内小 )
2019年05月17日
83 がん検診受診呼び掛ける  健康づくり地域推進員が啓発  (新宮市 )
2019年05月11日
84 若さが創る新時代へ
 総会でスローガンなど決める  (新宮YEG )

 新宮商工会議所青年部(新宮YEG、瀬古伸一郎会長、部員81人)は9日夜、新宮市井の沢の同会議所で令和元年度総会を開き、事業計画や収支予算を承認したほか本年度スローガンを「清新~若さが創る新時代~」にすることなどを決めた。

 承認した本年度事業計画は▽新宮秋まつり実行委員会との連携・協力▽地域活性化に向けた事業の企画・運営▽忠度(ただのり)まつり実行委員会との連携・協力▽熊野川地域フラワーツーリズム推進協議会との連携・協力▽「熊野川きらきら清流まつり」の開催―など。本年度予算は303万4140円。スローガンには、清い心で新しい気持ちで若さと情熱を持って新しい時代を築き上げたいという思いを込めた。

 瀬古会長は新紙幣一万円札の顔として「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一が選ばれたことに触れ「渋沢栄一は東京商工会議所の設立者、初代会頭としても知られる。ますます商工会議所に注目が集まり、役割も多様化、重要化してくるのでは」とあいさつ。「利益と公益を追求する渋沢の意志をつなぐために、地域社会の発展に貢献し、共に新時代を築いていきたい」などと決意を新たにし協力を呼び掛けた。

 昨年度は「熊野川きらきら清流まつり」や「ひまわりまつり」を開催。RIZAP健康増進セミナーや熊野古道トレッキング、新宮城跡を活用した地域活性化事業「あえかなる城」を初めて実施した。

(2019年5月11日付紙面より)

総会に出席した皆さん=9日、新宮商工会議所
2019年05月11日
85 新宮と串本の2会場で開講
 本年度手話奉仕員養成講座  (美熊野福祉会 )

 社会福祉法人美熊野福祉会が展開する手話奉仕員養成講座〈串本会場〉が8日、串本町役場古座分庁舎で始まった。年度を通して計39回開く計画で、24人が受講登録し修了を目指す。

 この講座は、新宮市・東牟婁郡の1市4町1村が同法人に委託して実施。高校生以上を対象にし聴覚障がい者の母語・手話の表現技術を託し支援者を育成することを目的としていて、実施2年目となる本年度は▽新宮会場(同法人ワークランドそらで毎週火曜日午後7時~8時30分)▽串本会場(毎週水曜日午前10時15分~11時45分)―の2会場を設け、それぞれで国が規定するカリキュラムに沿って目的の達成を目指す。

 各会場とも定員先着25人で受講生を事前募集し、新宮会場は25人の受講登録を得て7日、串本会場は24人の受講登録を得て8日にそれぞれ開講した。串本会場の初回は受講生21人が出席。同法人本部の大代聖子さんと東牟婁・新宮聴覚障害者協会の松尾玲子さんが講師を務め、手話を学ぶ前段階として聴覚障害を正しく知るための基礎知識や聴覚障がい者の生活の様子を伝えて理解を促した。

 新宮会場は来年3月10日(火)、串本会場は来年2月26日(水)に最終回を迎える予定。全39回は前半が入門編、後半が基礎編となっていて、講師は健聴講師4人と同協会会員2人・県聴覚障害者協会会員2人が対となって務める。出席率80%以上の受講生に対し、本年度は新宮市名で修了証を交付するという。

 本年度は両会場ともほぼ定員を満たす受講登録を得て開講。大代さんは「古座川町に続いて新宮市も手話言語条例を制定する中、地域で手話奉仕できる人が増え、聴覚障がい者の皆さんがどこに行っても手助けをしてもらえる環境をこの講座で充実していければ」と目指すところを語った。

(2019年5月11日付紙面より)

聴覚障害の基礎知識を伝える講師の大代聖子さん=8日、串本町役場古座分庁舎
2019年05月11日
86 学校周辺で消火栓など確認
 児童ら対象に防災研修会  (井田小 )

 紀宝町教育委員会は9日、井田小学校で児童、職員対象の学校防災研修会を実施。5年生21人と6年生24人がそれぞれ学校周辺を歩き、防災マップづくりに取り組んだ。

 防災教育事業の一環で、児童の研修会は地域を歩いて地理的特徴を把握し、地震、津波が起きた際の身の守り方を考えることが狙い。

 町学校防災アドバイザーで三重大学大学院工学研究科の川口淳・准教授が講師を務めた。5年生の授業では「地震は突然地面が揺れることが怖い。揺れると建物やブロック塀などが倒れ、火災も発生する。地震の後には津波が来るかもしれない。できるだけ高い場所に逃げるしかない。地震が起きるとこの町はどうなるのか考えながら歩いてほしい」と呼び掛けた。

 地図上で歩くルートを確認し、川口准教授は「揺れたら倒れそうな物や火事のときに使う消火栓を探してほしい。役に立ちそうな公衆電話、避難場所の位置も確認しよう」とアドバイスした。

 学校周辺の地図、筆記用具、デジタルカメラを持ち、5グループに分かれてフィールドワークに出発。危険と思われる箇所や消火栓などを撮影し、気付いたことをメモしながら歩いた。

 児童たちは学校に戻った後、調べた箇所を地図に記して防災マップを作った。

 町教委では、本年度も町内各小中学校で防災研修会を実施する予定だという。

(2019年5月11日付紙面より)

消火栓の場所を確認する5年生の児童=9日、紀宝町井田
2019年05月11日
87 公民館の新しい顔に
 福岡脩惠さんを館長に任命  (新宮市 )

 新宮市はこのほど、新公民館長に福岡脩惠(のぶよし)さんを任命した。任期は1日から令和2年3月31日まで。10日に行われた任命式では速水盛康教育長が「令和元年にふさわしい館長であると思っています」と激励した。

 福岡さんは1952(昭和27)年生まれ。大学卒業後三重県職員として採用され、市立丹鶴小学校をはじめ、市内・東牟婁郡内で小学校教諭、教頭、校長として奉職。2013(平成25)年3月に市立神倉小学校長を定年退職後、法務省新宮人権擁護委員会人権委員や市総務部人権啓発(政策)課人権教育指導員として人権尊重に関わる業務に従事した。

 福岡さんは「公民館の大きな目標は生涯学習と地域コミュニティーの形成。丹鶴、蓬莱公民館に関わったことがあるが、地域の実情や特性に応じて特色のある活動をされており、コミュニティーの形成に大きな役割を担っている。それを陰で支えるのが自分の役目だと思っています」。

 速水教育長は「豊富な経験のもと、実践もされている方なので、広い知見からさまざまな各公民館活動に理解を示されている。公民館長がしっかりと見守り支援をしていく、そんな活動になっていくのではと期待しています」と話していた。

(2019年5月11日付紙面より)

任命を受ける福岡脩惠さん(左)と速水盛康教育長=10日、新宮市役所教育長室
2019年05月11日
88 手縫いの雑巾を寄贈  千穂第一地区福祉委員が神倉小に  (新宮市 )
2019年05月11日
89 新支部長に坂下行平さん  商工会太地支部が総会  (太地町 )
2019年05月11日
90 連携図り活動の発展を  市ボランティア・市民活動センター総会  (新宮市 )
2019年05月11日
91 51年間の集大成並ぶ  後呂茂利雄さん写真展  (太地町 )
2019年05月11日
92 福祉支援に思い届ける  三踊の会がチャリティー舞踊会  (那智勝浦町 )
2019年05月11日
93 「ヨイハ」の声元気よく  三輪崎小5年生が鯨踊り練習  (新宮市 )
2019年05月11日
94 池野山で田植えに挑戦  高池小5、6年生21人  (古座川町 )
2019年05月11日
95 事業計画案など話し合う  老人クラブ連合会が理事会  (古座川町 )
2019年05月11日
96 毛筆に心を込めて  千枚田オーナーの立て札を制作  (木本、紀南両高書道部 )
2019年05月11日
97 楽しみながら規律を学ぶ  相野谷中1年が宿泊体験研修  (熊野少年自然の家 )
2019年05月10日
98 町内の特定空き家を協議
 空家等対策検討委員会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は8日、倒壊の危険性が高い特定空き家に対する措置などを検討する1回目の空家等対策検討委員会を開いた。昨年9月に所有者不明で特定空き家と判定され、空家対策特別措置法に基づく略式代執行が予定されている同町宇久井の空き家などについて話し合った。順当に進めば、今年夏ごろには解体される見込み。町独自の代執行は初となる。

 同委員会は総務課、防災対策室、税務課、住民課、観光企画課で組織され、空き家などが及ぼす深刻な悪影響から町民の生命、財産を保護し、管理や利活用を推進することが目的。和歌山県空家等対策推進協議会の判定基準を基に、同委員会が特定空き家と判定する。判定後は、「助言指導」「勧告」「命令」の順を経て、「行政代執行」となる。

 矢熊義人委員長(副町長)は「特定空き家の現場を直接見たが、環境面、防災面などを含め喫緊の課題と感じた。この委員会を本格的に実施、稼働していきたい」とあいさつした。

 宇久井の特定空き家は、解体するための当初予算が可決されており、今月中旬に現状を周知する広告が1カ月間、役場や各出張所に張り出される。業者が決まり次第、解体に取り掛かる。それまでに所有者が名乗り出た場合は工事が中止されるという。

 同特定空き家付近に住む60代男性は「何十年も前からあり、ずっと人も住んでいなかった。台風や強風のときはなにか飛んで来るのではと不安になる」と語った。

 町によると、特定空き家の判定となる可能性が高い空き家が現在、数軒あり、協議を進めていると話していた。

(2019年5月10日付紙面より)

特定空き家について話し合った=8日、那智勝浦町役場
2019年05月10日
99 第1回の入賞作品決める 古座川桜フェアフォトコン (古座川町観光協会)

 古座川町観光協会(須川陽介会長)が8日夜、南紀月の瀬温泉ぼたん荘で第1回古座川桜フェアフォトコンテストの審査会を開き、入賞作品12点を決めた。最高位のグランプリは大阪府高槻市の川竹淳さんが撮影した作品「熊野採光」。翌9日に公式ホームページなどで審査結果を発表し、表彰の準備に取り掛かっている。

 古座川桜フェアは、昨年9月に立ち上がった同協会の誘客事業第1弾となる帯企画。クマノザクラなどさまざまなサクラの花盛りが親しまれる地域性にいっそうの勢いをつけるため、開花期間中の交流イベントを包括し、時には自らイベントを主催するなどして一括アピールし、古座川へ足を運ぶきっかけの増強を図った。

 同コンテストは、帯企画の一端として取り入れた主催企画。写真作品を通して町内の自然の豊かさを地域ぐるみで楽しみ、愛好を持って守っていくことを目的とし、テーマ「クマノザクラを中心とした、町内のさまざまな桜」と条件「2017年以降に撮影した写真」を掲げて4月30日まで作品を受け付けた。

 応募総数は25人66点。審査は須川会長ら会員と事務局職員8人による投票、次いで協議を交える形で進め、▽グランプリ1点▽準グランプリ2点▽入選8点▽特別賞1点―の各入賞作品を決めた。

 グランプリ作品は同協会公式ホームページのトップページ素材として活用。他の入賞作品も各種宣伝の中で鋭意活用を目指すという。表彰の期日は8日現在で未定だが、グランプリには同荘のペアディナー券、他の入賞には同町特産品を副賞として贈呈する方向で準備を進めるという。

 同コンテストの中心メンバー、深海政也副会長(写真部会長)は「思っていた以上に多くの皆さんに興味を持っていただけて良かった。地元にいる自分たちも知らないいろいろな表情があることが分かり、伝えるべき可能性の幅が一段と広がった」と第1回の成果を振り返り、「次も、ではなく10年、20年、30年後の世代に託すという思いで、今後もこのコンテストを続けていきたい」と意気込みを新たにした。

(2019年5月10日付紙面より)

審査に臨む古座川町観光協会の会員や事務局職員=8日、南紀月の瀬温泉ぼたん荘
2019年05月10日
100 椅子に座って無理なく運動
 チェアエクササイズ  (紀宝町 )

 紀宝町生涯学習センターまなびの郷で8日、「チェアエクササイズ」の教室が始まった。町の新規事業で認知症予防が目的。今回は神内・井田地区を対象に65歳以上の参加者を募ったところ、6人が参加した。10月23日(水)までの半年間、毎月3回開く。

 今後は御船、相野谷、鵜殿の3地区を対象に参加者を募集し、2年かけて町内全域に普及していく。

 チェアエクササイズは、椅子に座ってできる認知症予防のための音楽体操。音楽とやさしい運動の組み合わせで健康を維持するもの。

 ヤマハ音楽振興会専任トレーナーの仲浩美さんが講師を務め、「音楽と運動を組み合わせることで認知症予防にもなる。半年間楽しんでください」と呼び掛けた。

 エクササイズは体をほぐすウオーミングアップから始まり、参加者は音楽に合わせて椅子に座ったまま手や足、肩などを動かし、心地よい汗を流していた。

 今回は20人の定員に達しなかったため、町では地区を問わず参加希望者を募集している。問い合わせは、みらい健康課(電話0735・33・0355)まで。

(2019年5月10日付紙面より)

エクササイズに取り組む参加者=8日、紀宝町生涯学習センターまなびの郷
2019年05月10日
101 お釈迦様の誕生を祝う
 三輪崎保で花まつり  (新宮市 )

 新宮市の三輪崎保育園(中畑元太園長、園児128人)は8日、お釈迦(しゃか)様の誕生を祝う「花まつり」を開いた。同園に隣接する曹洞宗龍雲寺(中畑弘士住職)で話を聞き、花御堂(はなみどう)の釈迦の立像に甘茶を注いで祝った。

 本来は4月8日に行うが、園児らが入園して間もないことから1カ月ずらして開いている。冠をかぶった園児らは中畑園長からお釈迦様誕生の様子を紙芝居で学んだ。

 誕生の時、空から茶色の雨(甘茶)が降ったという故事に倣い、一人一人が花御堂に甘茶を掛けて手を合わせた。練習した歌を歌い、甘茶を味わうと園児らは「甘い」「おいしい」などと口々に話した。「おかわりが欲しい人は」の問い掛けに、多くの園児らが元気に手を上げていた。中畑園長は「お釈迦様のように『ありがとう』や『ごめんなさい』の言葉を言える人になってください」と呼び掛けた。

 同寺ではこの日、お堂を開放し甘茶を振る舞った。甘茶は低木アジサイの変種であるアマチャの若い芽を蒸してもみ、乾燥させ煎じたもの。葉を乾燥させることによって甘みが出る。生薬としては抗アレルギー作用や歯周病に効果を有する。

(2019年5月10日付紙面より)

紙芝居でお釈迦様誕生の様子を学ぶ園児ら=8日、新宮市の三輪崎保育園
園児らが花御堂に手を合わせた
2019年05月10日
102 親子で楽しい時間過ごす
 トルベリーノキッズフェス  
2019年05月10日
103 ベスト8以上で県大会へ
 第9回東牟婁地方中学校春季卓球大会  
2019年05月10日
104 5チームの参加で開幕
 12年目の紀南福祉SB連盟リーグ戦  
2019年05月10日
105 三輪崎少女バレーが優勝
 2位宇久井、3位串本と共に本戦へ  (県スポ少バレー東牟婁予選 )
2019年05月10日
106 純白のセッコク咲き始める  神内神社の「安産樹」に  (紀宝町 )
2019年05月10日
107 熊野の歴史に興味津々  神倉神社で絵解き  (新宮市 )
2019年05月10日
108 祈りの道小栗街道  田辺市本宮町出身・安井理夫さんが出版  ( )
2019年05月10日
109 IR誘致に理解求め  県民対象に説明会  (和歌山県 )
2019年05月10日
110 千尋の浜から地球を探る  誇るべき半島の自然に理解深める  (那智勝浦町 )
2019年05月10日
111 196人が熊野へ  スターレジェンド入港  (新宮市 )
2019年05月10日
112 「学校活動に役立てて」 ㈱ゼンショクがiPad寄贈 (新宮高校)
2019年05月10日
113 目標達成のため計画を  近大新宮高校・中学校で講演会  (新宮市 )
2019年05月10日
114 串本町消防本部が代表選考会  県消防救助技術会に向けて  
2019年05月10日
115 児童と一緒に稚アユ放流  管内流域に900㌔送る  (古座川漁協 )
2019年05月10日
116 「ふわふわでかわいい」  小型犬と触れ合い体験  (紀宝町ウミガメ公園 )
2019年05月10日
117 観光客らミカン買い求め  小さなマルシェも人気  (御浜町 )
2019年05月10日
118 健康マイレージ始まる  ポイントためて応募を  (紀宝町 )
2019年05月10日
119 新緑鮮やかに  串本町田原  
2019年05月10日
120 闇に浮かぶ青い光  「光るキノコ」下見で30個を確認  (宇久井海と森の自然塾 )
2019年05月10日
121 お悔やみ情報
  
2019年05月03日
122 論理的思考を育む
 キッズプログラミング教室無料体験会  (新宮市 )

 株式会社POS(堀哲也社長)は1日、新宮市橋本のイオン新宮店内で「キッズプログラミング教室無料体験会」を開いた。午前と午後の部合わせて33人の子どもたちが参加し、プログラミングの説明を受け、コントローラーを使ってドローンを操作した。

 子どもたちが「考える」「生み出す」ための能力や論理的思考を育み、遊びながら体感することで形や動きの仕組みづくり、発想力を養いプログラミングの基礎を身に付けることを目的に開催。2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることを受け、いち早くなじんでもらう狙いもある。

 午前の部では12人の子どもたちが、堀社長からドローンの歴史や使用方法、注意点の説明を受けた。子どもたちは2グループに分かれてスタッフらから操作の仕方などを学び、コントローラーを使ってドローンを上下に動かしたり回転させたりして、輪をくぐらせるミッションに挑んだ 。

 インストラクターのジェイ・アラバスターさんによるプログラミングを使用したドローン操作の説明もあり、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていた。

 紀宝町鵜殿から訪れた入谷奏斗(かなと)君(7)は「初めてドローンを動かして緊張したけど楽しかった。思っていたより簡単だったので良かった」。

 堀社長は「プログラミング教育の論理的思考を鍛えていくことが大切。子どもたちに『楽しく学ぶ』『考え方を学ぶ』『常に最先端を意識する』ことを忘れないでもらえれば」と話していた。

(2019年5月3日付紙面より)

堀哲也社長に教わりながらドローンを操作する子どもたち=1日、新宮市橋本のイオン新宮店内
2019年05月03日
123 観光客のもてなしに
 みつの地域活性化協議会が物産販売  (新宮市熊野川町 )

 新宮市熊野川町のみつの地域活性化協議会(下阪殖保会長)は2日、同町田長の「かあちゃんの店」前で物産販売を実施した。地域で採れた農産物を使った食品や新タマネギの詰め放題などがあり、観光客らでにぎわった。

 この日はかあちゃんの店が休みのため、連休に訪れる観光客らをもてなしたいと開催した。晴天に恵まれ、車やバイクなどで道の駅に立ち寄る人たちも多く見られた。

 店前に張ったテントの下にはふるさとキッチンが作ったのり巻きやさんまずし、加工品の他ホウレンソウやスナップエンドウなどの春野菜がずらり。収穫したての新タマネギは格安の詰め放題で提供され、袋をいっぱいにして笑顔を見せる人の姿もあった。下阪会長は「少しでも熊野川町の活気になれば」と話していた。

(2019年5月3日付紙面より)

新タマネギの詰め放題に挑戦=2日、新宮市熊野川町田長
2019年05月03日
124 GWに向け4台運用開始
 電動アシスト三輪自転車  (南紀串本観光協会 )

 南紀串本観光協会が4月27日、電動アシスト三輪自転車「豊田TRIKEΩ(トライク・オメガ)」4台のレンタル運用を始めた。串本事業所に3台、古座事業所に1台を配置していて、空いていれば随時貸し出すとしている。

 この自転車は、豊田TRIKE社製の前二輪軽車両。その構造による高い安定性と電動アシストにより、従来の二輪自転車に勝る運搬力や汎用幅を発揮する自転車として普及を目指している。

 同協会が運用しているのは同社がモニター用途で貸し出している車両。3月から串本事業所で1台を試験運用したところ利用者に好評だったことや同社の複数台引き受けの希望もあり、ゴールデンウイーク(GW)に向け4台を預かるに至ったという。

 同協会のレンタルで主力になっている電動アシスト自転車(二輪車)に比べ、標準アシスト走行距離が約70㌔と長いのが特色。樫野崎や望楼の芝など同事業所から遠い観光スポットもバッテリー切れの不安なく往復できるほか、直立性や段差による衝撃の緩和にも優れ総じて快適なツーリングを楽しめるという。

 同協会の電動アシスト自転車「串本街中チョイのりサイクリング」のレンタル料金は3時間1500円、1日〈午前9時~午後5時のうちの3時間以上〉2000円、1泊2日3000円。その他詳細の問い合わせは同協会(電話0735・62・3171)まで。

(2019年5月3日付紙面より)

南紀串本観光協会がレンタル運用する三輪自転車「豊田TRIKEΩ」(本社資料写真)
2019年05月03日
125 活動周知し募金呼び掛ける
 那智勝浦町赤十字奉仕団  

 那智勝浦町赤十字奉仕団は1日、同町築地のコーナンホームストック勝浦店で周知キャンペーンの一環として募金活動を実施した。会員7人が参加し、買い物客らに奉仕団の活動周知を行い、協力を呼び掛けた。

 日本赤十字社は人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性の7原則の下、医療事業や災害救護活動、輸血事業など幅広い活動を展開。5月は赤十字運動月間となっている。

 かっぽう着を身に着けた会員は「ひとりひとりのやさしさ あなたの善意が赤十字活動を支えます」と書かれたのぼりを掲げ、募金協力者に赤十字の活動内容が記されたポケットティッシュを配布した。

 浦上眞千代委員長は「赤十字の活動を知ってもらえると会員のモチベーションも上がり、会員増にもつながる。現在は会員の高齢化の問題もあるため、若い方に入っていただけたらありがたい」と語った。

 同奉仕団は3日(金・祝)午前10時から町内のエバグリーン勝浦店、Aコープなち店の2カ所でも募金活動を行う。

(2019年5月3日付紙面より)

会員が募金活動を呼び掛けた=1日、那智勝浦町のコーナンホームストック勝浦店
2019年05月03日
126 ベスト4出そろう
 春季近畿地区高校野球和歌山県予選  
2019年05月03日
127 地元勢県大会進出ならず
 県中学校サッカー選手権紀南予選  
2019年05月03日
128 技術向上を目指して
 ジュニアレスリング強化合同練習会  
2019年05月03日
129 串本中学校が大会連覇
 東牟婁地方中学校バレーボール選手権  
2019年05月03日
130 ベスト16以上県大会へ
 県中学校ソフトテニス選手権郡予選  
2019年05月03日
131 建設工事に向け説明会  新宮市文化複合施設  
2019年05月03日
132 白バイや消防車に笑顔  20周年記念しイベント  (イオン新宮店 )
2019年05月03日
133 那智の滝ライトアップ  新天皇陛下の即位祝う  
2019年05月03日
134 新元号「令和」を記念し  阪本青悠さんの個展  (熊野本宮館 )
2019年05月03日
135 俳句と山草盆栽展  喫茶きよもんで開催  (那智勝浦町 )
2019年05月03日
136 障害者用トイレを奉納  2社連名で速玉大社へ  (新宮市 )
2019年05月03日
137 親子でこいのぼり作り  あったカフェ「はぴはぴday」  (串本町 )
2019年05月03日
138 認知度高める反響に期待  弘法湯温泉の濃縮温泉水  (串本町 )
2019年05月03日
139   
2019年05月03日
140 10月に戦没者慰霊祭  遺族会が本年度事業決める  (紀宝町 )
2019年05月03日
141 笑顔あふれる未来を  第90回三重県中央メーデー  (熊野市 )
2019年05月03日
142 バイク仲間が集う  「ライダースフェスティバルin南紀」  (御浜町 )
2019年05月03日
143 美の彩り目指して  和田煙火店で花火玉製造順調に  (熊野市 )
2019年05月03日
144 お悔やみ情報