ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:104件の記事がありました
【検索ステータス】 
2022年12月21日
1 「ALL IN ONEの学校」目指し
 再編に向け構想案、来年2月に説明会も  (新宮高校・新翔高校 )

 新宮市の県立新宮高校(東啓史校長)と県立新翔高校(藤田勝範校長)は19日、新宮高校で会見を開き、高校再編に向けた構想案を発表した。案は今後、小・中学校を通して保護者に配布する予定だ。

 県教育委員会は2020年8月、第6期きのくに教育審議会の答申後、「県立高等学校の再編整備の基本的な考え方」と「各地域における今後の県立高等学校の在り方」を公表。住民説明会などで募った意見を基に今年3月、「県立高等学校教育の充実と再編整備に係る原則と指針」を作成した。

 「原則と指針」では、新宮・新翔高校は「令和6年以降に生徒数の減少が予測されることから、新宮高校と新翔高校の再編整備により学校の活力を維持するとともに、地域の多様な教育ニーズに対応する拠点校としてその一翼を担う。当面は、施設等の有効活用のため校舎制をとる」「地域の教育ニーズに応える1校への再編整備を検討し、着手する」などと記されている。

 また、「各地域で望ましい高等学校や高等学校教育について議論を深めていくことが重要」などと示されていることから、両校では今年4月下旬ごろから広く住民意見を募集。小・中学校の学校運営協議会や保護者会、スポーツ少年団などから意見や要望を聴取するなどし、このたびの構想案を作成するに至った。なお、再編のめどは、現在の6年生が高校に進学する26(令和8)年4月を予定している。

 テーマを「生徒・地域社会の期待に応えるALL IN ONEの学校」とし、新しい学びとして▽地域社会で活躍する人材の育成▽大学や専門学校に進学し、より専門的な知識・技能・資格を取得▽高いレベルの大学進学に対応▽基礎・基本の習得を丁寧に支援―を柱に課程・学科を「総合学科」「普通科」「学際探究科(仮称)」「定時制・通信制・リカレント」に再構築。

 スポーツ・文化活動に関しては、学校・地域が連携・共同した活動の展開や、強化種目の設定と全国募集、寮の活用や練習環境の整備、「eスポーツ」「ゆる部活」などの設置、定時制や通信制、特別支援学校の部活動との共同などを通して、学校の活力を高めていく。

 また「複数の施設を有する一つの学校」として、校地や施設、設備を学習内容や活動に応じて効果的に活用し、地域交流や生涯学習など、世代を超えた学びの振興も視野に入れている。

 両校では案を基に、来年2月11日(土・祝)午後1時から、新宮市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」で説明会を開催する。事前申し込みは不要。両校では「今後もご意見、ご要望などを頂きながら、丁寧に進めていきたい。多くの方に説明会にお越しいただければ」と呼びかけている。

 説明会に関する問い合わせは新宮高校(電話0735・22・8101)、新翔高校(電話0735・31・7087)。

(2022年12月21日付紙面より)

「ALL IN ONEの学校」目指して構想案を作成。(左から)東啓史校長、藤田勝範校長=19日、県立新宮高校
2022年12月21日
2 ビブリオバトルで全国へ
 清野健太郎さん県代表に  (串本古座高校 )

 和歌山県立串本古座高校2年、清野健太郎さんが推奨する本「ロケットボーイズ」が18日実施の中高生読書まつり・ビブリオバトル和歌山県大会高校生の部でチャンプ本に選ばれた。中学時代も合わせると4年連続で選ばれ県代表となる快挙。過去3回権利を得るも新型コロナウイルスの情勢で実現できなかった全国進出も今回は形にするとし、「過去3回分の思いも込め、当初の思いを変えることなく臨みたい」と意気込んでいる。

 幼少の頃から興味があり、ロケット「カイロス」がきっかけとなり大きく膨らんでいる宇宙への憧れに応える一冊として「ロケットボーイズ」を選び11月実施の串本町ビブリオバトル大会高校生の部に出場。参加者は1人で、中学生の部の参加者と共に発表に臨み町代表として県大会出場権を得た。

 県大会は県立図書館であり、高校生の部は予選、決勝の2段階で行われた。清野さんは予選グループ4人の中でチャンプ本に選ばれ決勝へ進出。決勝では3人と競いチャンプ本に選ばれた。

 競って評価を得る最初の機会となった県大会での挑戦について「年々発表の質が高まっていて予選の時点から不安を感じていたが、自分も思うことを十分に発揮して臨むことができ結果もついてきた。決勝の相手は2人とも本好きが伝わり、それぞれに発表の工夫もしていた。そのような中で自分の本をみんなに届けることができたかな、と手応えを感じられた点でうれしい」と語る。

 全国大会(全国高等学校ビブリオバトル決勝大会)は来年1月22日(日)、大阪府茨木市の立命館大学大阪いばらきキャンパスで実施予定。清野さんは高校生として最終かつ会場が近距離という点で出場の気持ちを高めていて、「全国大会は推奨する本の変更ができるけれど、自分は変えずロケットボーイズで臨む。県大会の内容をもう一回見直し、さらに練り上げて挑戦したい。自分の本と思いを全国に届けることが一番の目標。それに結果がついてきたらいいなと思います」と来る本番を見据えている。

  □     □

 串本町教育委員会教育課によると、中学生の部の町代表として出場した吉村咲良さん(串本中3年)も決勝進出したがチャンプ本には届かず。見届けた清野さんは「吉村さんの本が好きな気持ちがよく伝わる発表だったが、周りの子もさらにすごかった」と状況を語る。

 古座川町教育委員会教育課によると、中学生の部の町代表として出場した中田蓮乃さん(明神中3年)は予選段階で今回の県代表となったかつらぎ町の発表者と競う形となり決勝進出はならなかったという。

(2022年12月21日付紙面より)

ビブリオバトル和歌山県大会でチャンプ本に選ばれた清野健太郎さん=19日、県立串本古座高校
2022年12月21日
3 那智の滝と三重塔がライトアップ
 大みそかに向け試験点灯  (那智勝浦町那智山 )

 那智勝浦町那智山の熊野那智大社(男成洋三宮司)の別宮・飛瀧(ひろう)神社のご神体である那智の滝と、那智山青岸渡寺(髙木亮英住職)の三重塔で19日、試験点灯が行われた。

 ライトアップは1987(昭和62)年、NHK「ゆく年くる年」の企画としてお滝に照明を当て、実況中継が行われ、全国に感銘を与えたことを受けて、89(平成元)年大みそかより90(平成2)年元旦にかけて行ったのが始まり。

 午後4時30分から発光機の清掃の後、午後5時20分に点灯を行った。水銀灯3基と、5基のライトに照らされた三重塔と那智の滝が夕闇迫る那智山中に浮かび上がった。

 ライトアップは31日(土)の日没から元日の明け方まで実施される。また熊野那智大社では27日(火)に滝の上に架かるしめ縄を張り替え、迎春に備える。

(2022年12月21日付紙面より)

ライトアップされた三重塔と那智の滝=19日夜、那智勝浦町那智山
2022年12月21日
4 ほこり落とし飛躍の年に
 くじらの博物館で迎春準備  (太地町 )

 太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)で20日、大掃除が行われた。参加した職員はセミクジラ実物大模型などのほこりを落とすとともに、人気の海洋水族館(マリナリュウム)の潜水掃除などにも取り組み、新年を迎える準備を整えた。

 昨年5年ぶりに大掃除を公開した同館。職員らは実物から型取りし造られた全長15・2㍍のセミクジラの模型に上り、モップで汚れをふき、通路から長い柄付きのはたきでほこりを落とした。その他の骨格標本や室内の清掃にも汗を流した。

 水族館では、アルビノのバンドウイルカなどが優雅に泳ぐ中、ダイバーが大水槽に潜って内側から磨き掃除をした。

 同館によると、今年は国・県の施策や教育旅行もあって、来館者数がコロナ禍以前に戻りつつあるという。令和3年度は11万3479人で、本年度は11月末時点で10万1904人と、昨年度を上回る見込みとしている。

 中江環副館長は「あっという間の1年だった。気持ちも新たにし、来年は飛躍の年にしたい」。

 稲森館長は「1年のほこりを落とすことができた。来館者さまには、きれいになった博物館を見ていただけたら」。

 1年の振り返りや今後については「今年はコロナ対策など、多くのことがあった。今後は博物館のみならず、町の事業などにも柔軟に対応していきたい」と語った。

 同館は年末・年始も休まずに営業しており、年始には豊富な催しも実施される。

(2022年12月21日付紙面より)

大掃除に取り組む職員ら=20日、太地町立くじらの博物館
ダイバーが大水槽を磨く
2022年12月21日
5 時短で楽しい雰囲気を託す  子ども会連協クリスマス会  (串本町 )
2022年12月21日
6 第4回定例会一般質問①  串本町議会  
2022年12月21日
7 スマホへの理解深める  熟年クラブが研修会・懇親会  (那智勝浦町 )
2022年12月21日
8 歌や劇などを披露  園児による発表会  (木の川こども園 )
2022年12月21日
9 建設選択生が現場見学  製品強度の計測を体験  (新翔高校 )
2022年12月21日
10 南海トラフ地震をサバイバル  柴田通仁さんが防災講話  (下里中 )
2022年12月21日
11 児童ら地震の揺れ体験  「どんな危険あるか考えて」  (井田小 )
2022年12月21日
12 侵食・高潮対策の整備促進を  七里御浜海岸侵食対策連協  (要望活動 )
2022年12月21日
13 神内小で2人を表彰  税に関する作品で  (尾鷲税務署 )
2022年12月21日
14 サッカー部、初めて県頂点に  ソフトテニス女子、上野さん東海制覇  (矢渕中 )
2022年12月21日
15 お悔やみ情報
  
2022年12月14日
16 万が一の落水に備え
 船頭や語り部が救助訓練  (熊野川川舟センター )

 川舟下りや瀞峡めぐりを実施している、新宮市熊野川町田長(たなご)の熊野川川舟センターは13日、新宮市消防署熊野川消防出張所の協力のもと、センター下の熊野川河川敷などで、川舟救助訓練を実施した。センター職員や船頭、語り部の11人が参加、水難事故発生時の対応法を学んだ。

 川舟下りと瀞峡めぐりは、3月初めから11月末までをシーズンとしている。現在はシーズンオフであることに加え、4月に北海道の知床遊覧船沈没事故が起こったこともあり、訓練実施となった。消防を招いての訓練は2007年以来となる。

 訓練実施に先立ち、山口博巳・市消防署副署長兼消防出張所長があいさつ。「今日の訓練は不測の事態に備え、初動や救助の方法を確認するもの。通報しても川の中まで消防が到着するのに時間がかかる。救助には初動が大事となる。一番良い方法を、意見を聞きながらつくりあげたい」と話した。

 センターの待合室で、消防職員による講義があった。増水予測や天気予報確認、安全装備の点検の重要性などを語った。新型コロナウイルス感染予防対策についても言及。携帯電話を使った緊急通報の際の注意点も指摘した。実際に参加者と消防で、携帯電話の使用を想定した通報訓練も実施した。

 この後、河川敷での訓練を実施。消防の説明を受け、参加者が救命ロープを投げたり、落水者に見立てた人形を船上に引き上げたりした。参加者はいずれも、懸命に取り組んでいた。

 センター職員の向井地一成さん(69)は「これを機会に、さらなる安全運航に努めたい。実際にやってみると違う。語り部さんが救命ロープを投げたりする機会もなかなかないので良かった。運航シーズン前にもまたやってみたいと思う」と話した。

(2022年12月14日付紙面より)

救命ロープを投げる参加者=13日、新宮市熊野川町田長の熊野川河川敷
携帯電話での通報も訓練した
2022年12月14日
17 高台へ逃げる意識高める
 潮岬で合同津波避難訓練  (串本町 )

 串本町の潮岬地区で12日、合同津波避難訓練があった。社会情勢を考慮し今回も規模縮小でこども園、小学校、中学校の高台避難のみ実施。自主防災会が避難路となる道路の交通安全を確保する中、園児、児童、生徒と教職員約300人が一斉に最寄りの高台へ駆け上がり、逃げる意識を高めるなどした。

 この訓練は、日頃高台で過ごしていることでとりわけ将来を担う子どもたちの津波緊急避難意識が薄れないよう、自主防災会がこども園、小学校、中学校に働きかけ基本年2回の頻度で前半に津波避難訓練、後半に防災学習の2部構成で合同実施している。

 最近は新型コロナウイルスの情勢により昭和東南海地震(1944年12月7日午後1時36分ごろ発生)や昭和南海地震(1946年12月21日午前4時19分ごろ発生)の期日に近い日程で年1回、前半の高台避難のみと頻度や内容が縮小しているが、肝心の同意識だけはつなぎ託さなければという思いで子どもたちの実践機会を保っている。

 今回は午後1時30分にマグニチュード9、震度7の大揺れを伴う地震が発生した想定で同訓練を開始。園児、児童、生徒と教職員は津波浸水が予想される低地にいると前提して揺れから身を守る行動をし、以降担任の指示を受けて最寄りの高台(=旧測候所横駐車場)へと駆け上がった。

 こども園、小学校、中学校から高台までの避難路は終盤が一本道となっていて、その入り口で殺到。足の速い生徒は園児と児童を誘導して先に行かせ、その後を一丸で追従した。高台に着いたらすぐに人数を数えて全員の避難完了を確認して行動を終了した。

 今回は新宮警察署串本分庁舎警備係から実際に起こったときには自分で考えて命を守らなければならないと意識付けを受け、園児、児童、生徒を代表して潮岬中生徒会の西悠斗会長(2年)は「訓練を通じて実際に災害が起こったときにどのような行動を取らなければいけないかが実感できた。常に平静を保ち、自分たちの命を守るような行動を心がけられたらいいなと思った」と述べて締めくくった。

(2022年12月14日付紙面より)

最寄りの高台へ一斉に駆け上がる園児、児童や教職員=12日、串本町潮岬
訓練を通して思ったことを述べて締めくくる潮岬中生徒会の西悠斗会長(右)
2022年12月14日
18 3年ぶり通常点検、放水に向け
 紀宝町消防団が礼式訓練  

 紀宝町消防団(逢野統一団長)は11日、町深田運動場で礼式訓練を実施。団長、副団長と1~4分団の団員71人が来年1月3日(火)の消防出初め式に向けて服装点検や機械器具点検、行進などに取り組んだ。

 出初め式は毎年、町生涯学習センターで式典を開催し、各表彰の後、鵜殿運動場で通常点検を行っている。昨年と今年は新型コロナウイルスの影響で式典だったが、来年は3年ぶりに通常点検を実施する。

 訓練には各分団の車両も出動。人員報告の後、逢野団長が「出初め式に向けて小隊編成、服装点検、機械訓練など一連の流れで進めていく。1月3日には訓練の成果を発揮できることを期待している。訓練を通して消防団員としての士気を高めてもらいたい」とあいさつした。

 訓練は熊野市消防署紀宝分署の署員から指導を受け、号令に合わせて整列や敬礼などを繰り返し、団員行動を確認した。小型ポンプ操法、旗手訓練などにも取り組み、出初め式に備えた。

 西田健町長も参加し「町、消防団などが一体となって安全・安心の確保に向けて、皆さんと一緒に住みよい町づくりを進めていきたい」と激励した。

(2022年12月14日付紙面より)

西田健町長を交えて礼式訓練に取り組む=11日、紀宝町深田運動場
3年ぶりの放水に向けて小型ポンプ操法訓練を行う
2022年12月14日
19 周知や機運醸成を目指し
 ロケットの懸垂幕を設置  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は12日、役場庁舎2階(駐車場側)にロケットのイラストが描かれた同町オリジナルの懸垂幕を設置した。

 懸垂幕は串本町田原にある民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」の来年2月の初号機打ち上げに対しての応援や町民への広い周知、興味を持ってもらうことなどを目的としている。

 本来は懸垂幕だが、縦向きでの庁舎への設置が難しいことから、横断幕仕様で設置した。

 那智勝浦町と串本町は、ロケット打ち上げに対しての機運醸成を図るために、展示やワークショップなどの催しからなる合同企画の「宇宙ウィーク2022」を10月に開催している。

 同日午後、新宮市の新宮看板広告が懸垂幕を設置。町によると、よほどの強風でない限りは常時設置しているという。

 堀順一郎町長は「打ち上げ自体は来年2月に延期となったが、ロケット発射は地域の活性化につながる。町民の皆さまにロケット『カイロス』の存在や、発射が迫っていることを知っていただきたいと思い設置した。機運を高めていければ」と話していた。

(2022年12月14日付紙面より)

町オリジナルのロケット懸垂幕が設置された=12日、那智勝浦町役場
2022年12月14日
20 全部員で優勝目指す
 近大和歌山サッカー部・畑下葵主将  (那智勝浦町出身 )
2022年12月14日
21 中辺路、串本が優勝
 熊野三山小学生バレーボールフェスタ  
2022年12月14日
22 万葉集の熊野を読み解く  坂本信幸さんが講話  (新宮市 )
2022年12月14日
23 熊野で最先端の学びを  普通科改革支援事業の指定校に  (新宮高校 )
2022年12月14日
24 咲き誇るサザンカ  那智勝浦町狗子ノ川  
2022年12月14日
25 3年半ぶりに力作展示  熊野模型クラブ  (那智勝浦町 )
2022年12月14日
26 安全安心な運航を  繁忙期前に客船点検  (勝浦海事事務所 )
2022年12月14日
27 全国大会で上位入賞  新宮市の下古谷律武さん、快挙  (日本クラシック音楽コンクール )
2022年12月14日
28 一般8人が活動に触れる  食生活改善推進協見学会  (串本町 )
2022年12月14日
29 クラス一丸で歌声響かせる  第40回校内合唱コンクール  (串本中 )
2022年12月14日
30 元気いっぱいに表現  紀宝町4保育所で発表会  
2022年12月14日
31 「児童文学の魅力伝えて」  絵本よみきかせボラ養成講座  (紀宝町 )
2022年12月14日
32 地域の協力得てスイセン植栽  ゲームやリレーで交流深める  (相野谷小・中 )
2022年12月14日
33 感染拡大防止対策などを継続  令和4年第4回定例会が開会  (紀宝町議会 )
2022年12月11日
34 常設エコ広場、好調
 1日平均109人が利用  (新宮市 )

 新宮市の常設エコ広場が好調だ。運用を開始した10月3日から31日までの約1カ月間で2190人が利用。1日平均では109・5人となっており、31日には1日当たり最大となる181人が利用した。

 市内171カ所にある通常のエコ広場の時間帯(地区ごとに異なるが、基本的に午前7時~8時)に広場に行けない人や、クリーンセンターまで行く手段(車など)がない人のため、また、資源物収集量の増加による燃やせるごみの減量化と市民の利便性向上を図ることを目的に、市役所第4駐車場内に開設。

 分別品目は通常のエコ広場と同様、燃やせるごみを除く18品目で、開設日時は市役所開庁日(土・日・祝日と年末年始除く)の午前9時~午後4時。ごみの分別などの案内のために、職員1人が常駐している。

 担当課によると、時間帯別では午前中の利用者が多く、休日明けに利用者が多い。また、分別品目では「その他プラスチック」「金属・金属付きプラスチック」が多い。

 なお、現在のところ常設エコ広場の開設に伴う通常のエコ広場の利用状況の変化については調査中だが、日曜エコ広場の利用者は減少傾向にあるという。

 今のところ常設エコ広場に対する苦情や要望などは寄せられていないが、これから年末年始を迎えるに当たり、担当課では「利用者が殺到する恐れもある。計画的に排出してほしい」と呼びかけている。

 常設エコ広場の開設は、年末は28日(水)まで。新年は1月4日(水)から開始する。

(2022年12月11日付紙面より)

常設エコ広場が好調な出だし=新宮市役所第4駐車場
2022年12月11日
35 家族らに活動の成果披露
 こども茶道教室ミニ茶会  (古座川町 )

 古座川町中央公民館で4日、こども茶道教室のミニ茶会(発表会)があり受講する小学生10人が家族らに活動の成果を披露した。

 この教室は伝統文化体験教室実行委員会主催、教育委員会共催。茶道を通して礼儀の大切さを学ぶ場として毎年、町内の小学生を対象にして開いている。

 本年度は11人が受講を申し込んで6月に開講。茶道裏千家学校茶道協議会の指導員を交えて同日までに7回の活動を重ね、作法やその意味合いを知り所作を深めてきた。新型コロナウイルスの情勢で古座川の秋まつりが中止となり隔年実施で町展もないなどで成果発表の場が得られず、せめて家族だけでもとおととし、昨年に続いてミニ茶会を開くこととしたという。

 当日は中道悟・同教室実行委員長や家族ら17人が客として参加。年長2人が和親棚で点前、年少8人が帛紗(ふくさ)の作法をそれぞれ披露。年少のうち5人は盆略点前も披露し、最後に年長2人が点前と半東を入れ替わって再度和親棚で点前をして発表を終了。指導員を代表して日下宗宏さんが茶道は所作だけでなく茶席全体の随所に心遣いがこもっていることを振り返り、受講する小学生が茶道を通して思いやりの心を高めながら成長することを客らと共に願って締めくくった。

 子ども茶道教室は来年1月末まで活動を続け、同実行委員会対象の成果発表をして閉講する予定という。

(2022年12月11日付紙面より)

年少5人による盆略点前の披露=4日、古座川町中央公民館
和親棚で点前を披露する年長2人と見守る日下宗宏さん
2022年12月11日
36 木本、「21世紀枠」最終選考へ
 来年1月に出場校発表  (春のセンバツ )

 来春の第95回記念選抜高校野球大会の「21世紀枠」候補9校が9日に発表され、秋季三重県大会4位の県立木本高校などが選ばれた。来年1月27日(金)の選考委員会で、全国9地区の候補9校から3校が21世紀枠に選出される。

 木本は1年生5人、2年生8人の計13人で全員が地元中学校出身。紀宝町立矢渕中学校出身の榎本和真主将(2年)は「発表を聞いてびっくりした。21世紀枠3校に選んでいただけることを前提に冬の練習を乗り切りたい。『東紀州から甲子園』が地域の悲願。僕たちの代で出場を決めて、地域や保護者、OBの皆さんなどに恩返ししたい」と語った。

 木本は、少人数で強豪校と互角の戦いをしたことや、地域に密着したチームなどが評価を受けた。

 少人数のメリットを生かし、質を追求した練習を続けてきた。榎本主将が中心となって練習メニューを考え、課題の打撃にも力を入れている。打撃向上に向けて筋トレも強化。午前7時前から8時までの朝練後は、全員が2合ほどのご飯を食べ、体づくりにも励んでいる。練習試合で知り合った強豪校の選手と交流サイト(SNS)でやりとりし、意識の持ち方などを参考にしているという。

 「みんな、仲良いですよ」と笑顔を見せる榎本主将。「打撃が向上すればもっと上のステージに行ける。『甲子園は出場する場所』をモチベーションに頑張りたい」と話していた。選抜高校野球大会は来年3月18日(土)に開幕する。

(2022年12月11日付紙面より)

「21世紀枠」の候補9校に選ばれた木本高校の選手とマネジャー=9日、熊野市内
2022年12月11日
37 町の魅力伝えるカレンダー
 2年ぶりに販売  (那智勝浦観光機構 )

 那智勝浦観光機構(NACKT)では、那智勝浦町の催しや景色などを掲載した観光カレンダーを2年ぶりに作成し、現在販売している。価格は1冊500円。

 カレンダーは旧観光協会の頃から作成されており、2020年から機構が引き継いだ。21年版のカレンダーまではフォトコンテストを開催し、選ばれた写真を掲載していた。

 昨年は作成していない。23年版は観光機構のスタッフが四季を通して撮影した写真と、関係各者からの提供写真によって完成し、11月から販売が開始した。

 従来のカレンダーは2カ月ごとに1㌻のつくりとなっていたが、今回は1カ月1㌻。壁掛けタイプで、A4中とじとサイズもコンパクトになった。

 町の魅力を伝えるカレンダーの中身は▽1月「まぐろの初競り」▽2月「雪の那智山」▽3月「三の滝」▽4月「ゆかし潟」▽5月「小阪の棚田」▽6月「熊野那智大社」▽7月「那智の扇祭り」▽8月「紀の松島」▽9月「勝浦八幡神社例大祭」▽10月「熊野古道・大門坂」▽11月「ビン玉通り」▽12月「那智の滝と三重塔ライトアップ」―などとなっている。

 町観光案内所や大門坂茶屋、先日開設された大門坂観光案内所で販売されており、電話やメールでの問い合わせや発送も受け付けている。

 郵送の場合は送料が1冊250円で、2冊目は390円、4冊580円で、5冊目以降は宅急便の着払いでの発送となる。

 機構では「祭りや景色に加え、今回は棚田やゆかし潟の景色もある。カレンダーで町の魅力を感じていただけたら」と話している。

 問い合わせなどは町観光案内所(電話0735・52・5311)、メール(info@nachikan.jp)まで。

(2022年12月11日付紙面より)

町の魅力伝える観光カレンダーが販売中
観光案内所などで購入できる
2022年12月11日
38 「本州の 最南端に 宇宙の路」  「ジモサラ」結果発表  (第一生命 )
2022年12月11日
39 交通事故の注意喚起  ドライバーに夜間啓発  (那智勝浦町 )
2022年12月11日
40 半島の「つる植物」見て  宇久井ビジターセンター  (那智勝浦町 )
2022年12月11日
41 ホエールカップで大乱闘!?  太地町共同募金会  
2022年12月11日
42 たばこは「毒の缶詰」  生徒対象の喫煙防止講座  (城南中学校 )
2022年12月11日
43 避難経路や行動を確認  丹鶴幼で自衛消防訓練  (新宮市 )
2022年12月11日
44 迅速な救助協力たたえる  水難救済会の3人を表彰  (串本海上保安署 )
2022年12月11日
45 出走全員が完走果たす  高池小でマラソン大会  (古座川町 )
2022年12月11日
46 一定ペースで完走目指す  西向小第5回持久走大会  (串本町 )
2022年12月11日
47 食の大切さを伝える  親子でみそ作り体験  (紀宝町 )
2022年12月11日
48 新任、再任31人に委嘱状伝達  御浜町民生委員・児童委員  
2022年12月11日
49 誘われたらきっぱり断ろう  薬物乱用防止教室「ダメ。ゼッタイ。」  (成川小 )
2022年12月11日
50 「10周年記念市」にぎわい見せる  紀の宝みなと市で釣り堀も  (紀宝町 )
2022年12月10日
51 退任者らに感謝状など 新会長に小内潤治さん (新宮市民生委員児童委員協)

 民生委員児童委員の全国一斉改選に伴い、新宮市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」で8日、民生委員児童委員の退任式と委嘱式があった。社会福祉の増進に貢献し、6年以上の在職期間のある人に厚生労働大臣感謝状の伝達があったほか、退任者に田岡実千年市長や市民生委員児童委員協議会から感謝状と記念品が贈られた。

 先月30日付で退任となったのは、民生・児童委員が12人、主任児童委員1人の計13人。田岡市長は退任者らに対して「今後もご健康に留意されるとともに、市政発展と地域福祉の推進に引き続き指導力を発揮いただき、ご助言とご鞭撻(べんたつ)を」と感謝。

 再任、新任委員に「市民の誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう地域社会のつながりを構築し、さらにそのつながりを広げていくことが今後の福祉施策や地域づくりの重要な柱となる。これは民生委員・児童委員の皆さまのご理解とご協力なくしては実現できない」と協力を呼びかけた。

 退任者を代表して福田行男さんが「新宮市の社会福祉の向上に一層のご尽力を」とあいさつした。

 退任式後には、厚生労働大臣と県知事からの委嘱状伝達と、厚生労働大臣からの主任児童委員の指名状伝達があった。委嘱を受けたのは民生・児童委員、主任児童委員合わせて再任が82人、新任が4人の計86人。任期は1日から令和7年11月30日までの3年間。

 式後には市民生委員児童委員協議会の第2回総会があり、新会長に小内潤治さんを選任。小内さんは「新しい体制でこれからの地域福祉に関わるさまざまな問題に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 この日の総会をもって退任する村上和弥会長は「退職後、ネアンデルタール人の人骨が発掘されたイラクのシャニダール遺跡に行こうと思っていたが、民生児童委員の仕事が入ってきたので行くことはできなかった。ネアンデルタール人は老人や障害者を手厚く葬っていたことが明らかになっている。人間には思いやりや優しさがプログラミングされていることを証明していると思う。遺跡には行けなかったが、民生児童委員を15年間務める中で、人の思いやりや優しさを十分に学ばせていただいた」とあいさつした。

(2022年12月10日付紙面より)

退任者に厚生労働大臣表彰や感謝状などが贈られた=8日、新宮市の「丹鶴ホール」
新役員の皆さん
2022年12月10日
52 「みとりぃな」の取り組み評価
 三重県地域医学大賞を受賞  (県地域医学研究会 )

 三重県地域包括ケア推進セミナー・第39回三重県地域医学研究会が3日、リモートで開催され、紀南地域包括ケア研究会「いこら」と紀南地域在宅医療介護連携支援センター「あいくる」による紀南地域の多職種連携研修会「みとりぃな」の取り組みが三重県地域医学大賞を受賞した。

 研究会は県内地域医療の活動事例や研究を発表することで広域的な地域包括ケアの推進を図ることが目的。5団体が研究発表した。「みとりぃな」は紀宝町地域包括支援センターの南友也さんが発表した。

 「一つの事例を地域の経験に!多職種連携研修会『ひとりじゃない!チームでみとりぃな』を開催して」を演題に、在宅、施設、病院など自分が最後を過ごす場所を自身で選択できる地域を目指す取り組みを紹介した。

 「みとり」をテーマに「みとりぃな」を立ち上げ、多職種で学ぶ機会を通して〝顔の見える関係〟の一歩先を目指した。これまで4回開催し、延べ377人が参加。「本人や主介護者の思いがくみづらく、意思決定支援が難しかったケース」などの事例を基に話し合ってきた。

 事例から見えてきた地域課題の共有、多職種が尊重し合える関係の構築、今後の人材確保などの効果があった。今後は多職種連携、人材不足でもできるみとり、将来の医療、ケアについて本人の意思決定を支援するプロセスACP(アドバンス・ケア・プランニング)の定着に取り組んでいく。

 南さんは「紀南地域の取り組みが評価されてうれしい。この取り組みは地域の医療介護などに携わる方々の協力がなければ成り立たないものなので、あいくるチーム員と共に、この地域の医療介護関係者とも喜びを共有したい。受賞を励みに今後も医療と介護の連携推進に向けて取り組んでいけたらと思います」と話していた。

(2022年12月10日付紙面より)

三重県地域医学大賞を受賞した「あいくる」チーム員
2022年12月10日
53 18団体約120人が現地学ぶ
 わかやま世界遺産地域交流会  (串本町 )

 串本町文化センターなどで8日、わかやま世界遺産地域交流会があり参詣道保全団体や語り部団体計18団体約120人が参加して現地を学ぶなどした。

 この交流会は、県世界遺産協議会が本年度保存活用団体連携促進研修事業として主催。日頃活動している地域以外の場所や世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の物件全体へと視野を広げ、併せて団体相互の交流を深める目的で2006年度以降、年1回の頻度で開いている。

 同町は熊野古道大辺路4区間(新田平見道、富山平見道、飛渡谷道、清水峠)が16年に物件として追加登録されたことで同遺産との接点を得た地。本年度は4区間の保全に献身する団体・熊野古道大辺路刈り開き隊(上野一夫隊長)が案内役となり、物件・飛渡谷道とその前後を訪ねる内容で参加を呼びかけた。同町でこの交流会を開くのは初という。

 実施に当たっては同町と同町教育委員会が後援。開会に当たり県世界遺産センターの山西毅治所長が観光分野やワーケーション・教育旅行分野での評価の高まりを伝え、「地域を直接案内する皆さんの力が最も大切。今日を契機にさらにパワーアップしてほしい」とあいさつし、同町教委の濵地弘貴次長が追加登録の経緯や同隊の隊員の多くが南紀熊野ジオパークガイドやロケットガイドも兼ねていることを伝え、今回の交流を機にこの地域の魅力を感じ取ることを願って来町を歓迎した。

 同交流会の前半は講演で、上野隊長が「大辺路を通った旅人たち」と題して登壇した。「平見」と呼ばれる地形の成り立ちを解説し、同隊の活動の様子を報告。近世の大辺路の様子を絵図や古文書、供養塔や石仏などの史跡写真を交えてひもとき、村送り制度や善根宿が往来を支え三十三度行者やその功徳にあやかる人々の往来もあったことなどを伝えた。

 後半の現地学習は田並公民館~有田漁港間でのウオーク。同隊の隊員がガイドを務め、十数人の班に分かれて順次地域の情報や同隊の案内ノウハウに触れつつ飛渡谷道経由で進行した。

(2022年12月10日付紙面より)

前半の講演。大辺路の近世の様子を伝える=8日、串本町文化センター
上野一夫隊長
後半の現地学習。物件・飛渡谷道の石畳区間を進む参加者ら
2022年12月10日
54 釈迦が目覚めたこと記念し
 光明宝院で成道会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町湯川の光明宝院(三村慈光住職)で8日、成道会(じょうどうえ)の法要が営まれた。信者や地域住民らが集まり、心身健康・無病息災を祈った。

 光明真言宗大本山で、密教寺院である同寺。檀家(だんか)寺ではなく、近年は長期にわたり駐在する住職がおらず、各地の僧侶が住職を兼務する形を取っていた。今年5月に晋山式(しんざんしき)が開かれ、当時副住職だった三村住職が正式に住職を拝命した。

 成道会は釈迦(しゃか)が2500年前に悟りを開き、目覚めたことを記念し、毎年12月8日に行う法会。この日は信者や地域住民などが参列し、三村住職と共に読経を行った。

 三村住職は成道会について「2500年前にお釈迦様がご自身の心と向き合い、全てのものに価値があると悟りを開いた。この日は世界中の仏教徒が花を開くことができるよう、お釈迦様に近づくことができるように、お祭りを行っている」と説明。

 法話では「苦しい状況にあることと、自分が幸せであるかどうかは別のこと。功徳は良い行いやお参りをすることで積むことができる。功徳貯金をして、常に穏やかに物事を見ることができるようになり、意識が豊かになっていく。心身健康・無病息災で過ごせるように、お加持したダイコンなどを食べて自分を見つめ直す機会にしていただければ」と語った。

 供物の配布後は、真言を唱えて仏の助けや保護などを祈る加持を行ったダイコンなどの煮物が振る舞われた。

(2022年12月10日付紙面より)

法要が営まれた=8日、那智勝浦町の光明宝院
加持が済ませたダイコンなどが振る舞われた
2022年12月10日
55 12月度月例杯の結果
 那智勝浦ゴルフ倶楽部  
2022年12月10日
56 新谷悠大君が近畿大会へ
 近畿・全国スポ少剣道交流大会  (三輪崎剣道クラブ )
2022年12月10日
57 力作や催しに多くの来場  第56回那智勝浦町展  
2022年12月10日
58 冬のボーナス支給  平均で市職員68万円、議員85万円  (新宮市 )
2022年12月10日
59 正月体制など情報共有 第4回よみがえり委員会 (熊野本宮大社)
2022年12月10日
60 カメレンジャーも啓発  「人権週間」期間中に街頭で  (紀宝町 )
2022年12月10日
61 友達と元気よく演じる  うどの幼稚園で発表会  (紀宝町 )
2022年12月10日
62 マスターズ2種目で優勝  スイマーの中村幸夫さん  (串本町 )
2022年12月10日
63 コガモ元気に泳ぎ回る  浮島の森に飛来  (新宮市 )
2022年12月10日
64 1年の成長を披露  白梅保が「おたのしみ会」  (新宮市 )
2022年12月10日
65 年1回の穴窯で陶芸作品焼く  那智勝浦町展でも展示  (御浜町 )
2022年12月10日
66 「いつまでもお元気で」  新婦連が寿楽荘を慰問  (新宮市 )
2022年12月10日
67 見守り兼ねて戸別訪問  自主防災会がウエットティッシュ配布  (新宮市御幸町内会 )
2022年12月09日
68 網代笠姿で師走の風物詩
 新宮仏教会が歳末助け合い托鉢  

 新宮仏教会(会長=清水文雅・本廣寺住職)は8日、新宮市大橋通の淨泉寺で成道会(じょうどうえ)の法要と「歳末助け合い托鉢(たくはつ)」を実施した。同会加盟寺院の僧侶11人が網代笠(あじろがさ)姿で市内を回り募金を呼びかけた。

 成道会は釈迦(しゃか)が菩提(ぼだい)樹の下で悟りを開いたとされている12月8日を記念して行う法会。2月15日の涅槃会(ねはんえ)や4月8日の降誕会(ごうたんえ)(花まつり)と並んで三大法会の一つとなっている。

 托鉢は1922(大正11)年ごろから行っている行事で、僧侶一行がまちを歩きながら募金の協力を求めるもの。集まった寄金は市社会福祉協議会に寄付されている。

 法要後、僧侶たちは同寺を出発。看板袋(ずだ袋)を掛けて「恵まれない子どもたちに温かなお正月を」などと呼びかけながら国道42号沿いやJR新宮駅前、仲之町商店街などを回った。住民らは「ご苦労さまです」と伝えながら浄財を入れていった。

 清水住職は「お釈迦様が悟りを自分だけのものとせず、多くの人にお説きになられたのは、幸せや平穏をご自身だけのものとしないため。自分も他人も幸せで平穏であることで初めて真の幸せ、平穏はかなう。成道会と托鉢を通して、自他ともの幸せと平穏を祈る慈悲の心を忘れず、皆さまにもお伝えしていきたい」と話していた。

 新宮仏教会加盟寺院は▽松巌院▽淨泉寺▽瑞泉寺▽清閑院▽清蔵寺▽清凉寺▽専光寺▽宗応寺▽長徳寺▽東仙寺▽遍照院▽本廣寺―の12寺院。

(2022年12月9日付紙面より)

協力を呼びかけながら市内を回る僧侶たち=8日、新宮市大橋通
歳末助け合い托鉢に参加した新宮仏教会の皆さん
2022年12月09日
69 田楽復興100周年記念し
 関係者ら集まり祝賀会  (那智勝浦町 )

 熊野那智大社(男成洋三宮司)は5日夜、那智勝浦町のホテル浦島で「那智の田楽復興100周年記念祝賀会」を開催した。昨年、一度途絶えた田楽が復興してから100周年を迎えたことを受け、那智田楽保存会の会員や那智山青岸渡寺の髙木亮英住職、塩﨑巍朗(たかお)神社責任役員、堀順一郎町長、岡田秀洋町教育長など約30人が出席し、100周年を祝った。

 那智の田楽は五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、笛と太鼓に合わせて踊る伝統芸能で、室町時代の田楽踊りを伝える貴重な文化遺産。1921年に再興され、現在は「那智田楽保存会」が古来の姿を伝えている。

 田楽は76年に国の重要無形民俗文化財、2012年にユネスコの無形文化遺産に登録された。

 同保存会は今年11月、東京都新宿区にある日本青年館ホールで「日本青年館財団設立100周年ならび日本青年団協議会結成70周年記念式典」に招待された。秋篠宮ご夫妻が臨席する中、「那智の田楽」を披露したという。

  □     □

■祝賀会では



 コロナ禍の影響から、祝賀会はこの日まで延期となっていた。

 男成宮司は1963年に記された「那智叢書(そうしょ)」第4巻の那智田楽の解説や大正年度の再興について解説し、実施した復興100年記念事業も紹介。

 今後について「那智の田楽は復興後100年も続いている。和歌山を、日本を代表する民俗芸能。これからも末永く、継承していかなくてはならない」と語った。

 来賓の堀町長が「田楽が復興され、現在に至るまで、ご労苦があったはず。未来永劫(えいごう)、田楽が継承されていくことを祈念しております」と祝辞を述べた。

 その後、来賓が鏡開きを行い、塩﨑神社責任役員が乾杯の音頭を取った。

 同保存会の小川一義副会長は祝賀会の開催や先人たちに感謝を述べ「秋篠宮殿下、紀子さまのご来賓の中、田楽を上演させていただきました。今後も会員一同、精進し、末永く扇祭りと那智の田楽をお守りし、次の世代に受け継いでいけるように取り組んでまいります」と話した。

 その後、出席者は食事や歓談を楽しんでいた。

(2022年12月9日付紙面より)

復興100周年を祝し鏡開きが行われた=5日夜、那智勝浦町のホテル浦島
食事や歓談を楽しんだ
2022年12月09日
70 停電対応や豪雨災害学ぶ
 日赤奉仕団らが防災研修  (古座川町 )

 古座川町日赤奉仕団(佃奈津代委員長)が5日、中央公民館で停電や豪雨災害をテーマにした防災研修に取り組んだ。

 この研修は、団員の防災意識を高めて活動に生かす機会として計画。当日は佃委員長をはじめとして団員26人が出席し、日本赤十字社和歌山県支部東牟婁地区古座川町分区の分区長を務める西前啓市町長も事務局職員と共に参加した。

 同団事務局によると、西前町長と佃委員長のあいさつ後、序盤は関西電力送配電株式会社和歌山支社の村上健吾さん、民部大智さん、安藤大輝さんを講師に迎え、停電を早期復旧するために社員がどのように停電時対応をしているかなどで説明を受けたという。

 中~終盤は和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センターの客員教授の後誠介さんを講師に迎えて豪雨災害への備えを学習。後さんは高齢者が明るいうちに行動できるよう早めの避難情報発令をする同町の姿勢をたたえつつ、台風の進路予想と過去の似た進路の対比でこれから起こる状況を予想することを勧めた。

 以降、▽河川水位の変化に加え変化をもたらす谷筋や上流部など流域全般の状況にも目を向けて判断する▽水上げ小屋(上がり屋含む)の重要性と設置支援策としての届出避難所制度創設▽大規模崩壊や土石流が森林保全で抑えられるレベルの現象ではないことへの理解の必要性▽大規模崩壊や土石流の危険を示唆する県発祥の目安「土壌雨量指数」の十分な理解と防災対策への応用―などで提案と根拠の解説を重ね、理解を促した。

 団員からは大規模崩壊目安となる前兆はないかとの質問があり、「裏山から濁り水が出たら逃げよ、という教訓が正解だと思う」と応答。音やにおいがあったとしても雨が降っていたらそれらは分かりにくいのでは、として過信を抑えるなどした。

(2022年12月9日付紙面より)

停電時対応や豪雨災害への備えを説く講師陣=5日、古座川町中央公民館
真摯(しんし)に聴講し理解を深める古座川町日赤奉仕団の団員ら
2022年12月09日
71 災害のとき何ができる?
 宇久井中で防災プログラム  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井中学校(坊信次校長)で7日、防災学習プログラムがあった。全校生徒66人が津波からの避難について学び、被災時に役立つ知識と技術を身に付けた。

 津波災害、洪水・土砂災害発生時に地域の中核避難場所となる同校で、生徒たちに「災害が起こったらどう行動するか、何ができるか」を考え、役立つ知識や行動力を身に付けてもらうことを目的に毎年実施している。町教委、町消防本部、学校運営協議会、PTAなども協力した。

 生徒たちは最初に「きいちゃんの災害避難ゲーム」の「津波から逃げきろう編」をプレー。雨が降る冬の日に南海トラフ巨大地震(M8・7)が発生し、津波が来るまで30分以内に安全な場所へ逃げなければならない状況を想定し、非常時の判断や有効な事前準備を疑似体験した。「避難行動要支援者に出会ったときに、助ける余裕があるのか」など難しい判断を迫られる場面もあり、それぞれ真剣に意見を出し合っていた。

 その後、各学年に分かれて防災訓練を開始。1年生は町消防本部の職員からロープワークや止血法を学び、3年生は煙体験や消火器訓練をした。2年生はまきで湯を沸かし、参加者100人分の昼食を温めた。

 横山蘭さん(3年)は「煙体験では周りが全然見えず、経験していなかったら火災時にパニックになっていたかも。防災バッグの中身は、非常食や毛布など避難所生活で使う物だけでなく、ヘルメットや雨具なども入れておく必要があると分かった」。坊校長は「炊き出し体験や応急手当ての経験を日々の生活にも生かし、非常時にも行動できるようになってほしい」と話していた。

(2022年12月9日付紙面より)

津波避難について考える生徒ら=7日、那智勝浦町立宇久井中学校
2022年12月09日
72 串本、神倉が制す
 東牟婁地方スポ少交流野球大会  
2022年12月09日
73 野球をもっと好きに Start Up Me硬式野球 (新宮高校硬式部OB会)
2022年12月09日
74 防災・減災につなげて  新宮市役所1階に防災コーナー  
2022年12月09日
75 児童が書いた人権作文  発表を聞き意識高める  (熊野川小 )
2022年12月09日
76 本を読むってどういうこと? 下里中で増田喜昭さん講話 (那智勝浦町)
2022年12月09日
77 密輸撲滅に協力を  街頭啓発で呼びかけ  (税関新宮出張所 )
2022年12月09日
78 防火意識高め消防に興味を  3年ぶりの「消防のつどい」  (那智勝浦町 )
2022年12月09日
79 需要増前に技術高める  トップマスターズモード講習会  (県美容業生活衛生同業組合新宮支部 )
2022年12月09日
80 交流会で寄せ植え教室  千穂第二地区福祉委員会  (新宮市 )
2022年12月09日
81 高台への避難経路確認  地震津波想定し訓練  (相野谷中 )
2022年12月09日
82 ボール投げなどで盛り上がる いきいきサロン子安 (紀宝町)
2022年12月09日
83 電子黒板活用した授業を視察  矢渕中学校で総合教育会議  (紀宝町 )
2022年12月09日
84 年の瀬の強化策に向け激励  串本地区警察官友の会役員  (新宮警察署串本分庁舎 )
2022年12月09日
85 ロケットが飛ぶ原理実感  串本町で制作と打上体験  (県宇宙教育研究会 )
2022年12月08日
86 熊野古道の再興などに寄与
 新宮山彦ぐるーぷが秩父宮記念山岳賞  

 自然保護団体「新宮山彦ぐるーぷ」(沖﨑𠮷信代表・世話人)の「大峰南奥駈道(おくがけみち)の再興と山小屋建設並びにその維持管理活動」がこのほど、秩父宮記念山岳賞(日本山岳会主催)を受賞した。

 山について造詣の深かった、故秩父宮ご夫妻の事跡を永く記念するため、山に関連する顕著な活動や業績に対して表彰し、登山活動の奨励と山岳関連諸文化の高揚に資することを目的に、1998年に創設された栄えある賞。

 なお、日本山岳会は05年に創立。現在東京の本部を中心に33の支部があり、全国に約4800人の会員が在籍している。会員には天皇陛下も名を連ねている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりとなった本年度、同団体は74年の発足以来、38年間にわたり熊野古道奥駈道の再興や登山道の維持管理などを行い、また小屋の建設・保守・運営を行っていることなどが評価され受賞に至った。

 現在、会員約40人。毎週15人ほどで活動を行う同団体は、120年間やぶに埋もれていた大峰奥駈道(約45㌔)の再興に着手し、約3年間をかけて第1次刈り開きを完了。その後も第2次、第3次刈り開きと並行し、行仙宿の新築や平治宿の建て替え、持経宿の大規模改修など4カ所9棟の小屋などを整備し、84年の千日刈峰行着手から32年間を要して大峰南奥駈道の環境整備を行い、熊野修験の復興にもつなげた。

 初代代表の玉岡憲明さん(97)は88歳まで、約40年間にわたり大峰奥駈道の再興に尽力。約2200回に及ぶ活動の様子を記録しているという。

 3日に東京都新宿区の京王プラザホテルで年次晩さん会が開催され、沖﨑代表(74)が表彰を受けた。晩さん会前には記念講演も行われ、沖﨑代表らが「千日刈峰行とその展開」を題目に講話した。なお、晩さん会には毎回天皇陛下も臨席されるが、今回は諸事情により欠席となった。

 このたびの受賞を受け、沖﨑代表は「40年にもわたり道を開いてくれた玉岡さんら先輩方のおかげ。受賞を報告すると本当に良かった、と喜んでくれた。受賞を励みにして、今まで通り地道にコツコツと活動していけたら」と話していた。

 なお、同団体は地域のために行う地道な地域貢献活動が認められ「第13回あしたのなら表彰」(奈良県主催)の受賞も決定している。

 同団体では現在、会員を募集中。行事予定や参加・入会に関しては、フェイスブックもしくは同団体ホームページ(http://syamabiko.web.fc2.com/)で確認を。

(2022年12月8日付紙面より)

東京都で開催された年次晩さん会の様子(新宮山彦ぐるーぷ提供)
表彰盾を手に、沖﨑𠮷信代表=6日、新宮市
2022年12月08日
87 流木回収、災害時の燃料に
 環境美化に防災加えた初の活動  (紀宝町 )

 鮒田の環境を守る会(東口高士会長)は4日、紀宝町鮒田の相野谷川下流で流木を撤去した。環境美化に防災を加えた初の取り組みで、35人が2時間作業し、軽トラック15台分の流木を回収した。

 全国的に流木の処理に苦慮する自治体が多い中、鮒田地区では、自分たちで流木を集め、防災用の資源にしようと計画。河川を管理する紀南河川国道事務所の許可を得て実施した。

 下流域には9月の台風で流れ着いた流木がたまっており、弁慶橋から鮒田水門付近まで、人の手や重機で集めた。

 大きな流木は高台の一時避難場所に運び、ライフラインが寸断されるなどの災害時に備え、まきにして備蓄した。小枝などは、鮒田地区自主防災会による防災散歩時の料理などの燃料に活用する。

 同地区の防災活動に関わってきた大阪工業大学工学部都市デザイン工学科の田中耕司・特任教授は「流木を防災や地域の活動に活用する取り組みを初めて見た。これまで鮒田地区の活動を学会で発表しているが、備蓄農園の取り組みは国も驚いていた。高齢化が進み、こういった集まりは地区の情報もみんなで共有できる。楽しく防災に取り組んでいる」と話していた。

 作業後、東口会長は「自分たちの地域をきれいにするためにも、ごみにされていた流木を生かそうと考えた。この取り組みが全国に広がれば」と語っていた。

(2022年12月8日付紙面より)

相野谷川沿いで流木を集める=4日、紀宝町鮒田
2022年12月08日
88 迅速かつ安全に逃げる
 福祉センターで地震・火災避難訓練  (新宮市 )

 新宮市野田の市福祉センターで6日、地震と火災を対象にした避難訓練が行われた。新宮消防署の宮平陽介消防士長と林勇成消防士が訪れ、市社会福祉協議会職員や中央児童館で遊んでいた子どもたちが、災害発生時の避難経路や行動などを確認した。

 同センターでは毎年度、地震津波と火災の訓練を実施している。この日は県内全域での強い地震に伴い1階の給湯室からの出火を想定。訓練開始の放送が流れると、居合わせた人たちは身の安全を確保しながらセンター前の駐車場へと逃げた。

 訓練を見守った宮平消防士長は避難時に重要な「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない、近づかない」を略した「おはしもち」を伝え「火災が発生してから迅速かつ安全に逃げることができていてよかったです。これからも一連の行動を忘れないでください」と講評した。

 後半には消火器の使用訓練も行われ、林消防士が諸注意や操作方法などを説明。職員たちは「火事だ!」と叫びながら訓練用消火器で順番に実践した。

 同協議会の東雄大さんは「学生時代に訓練は経験しましたが、忘れていた部分もあり勉強になりました。実際の場面に遭遇した場合、冷静さを失う可能性が大きいため今後も継続して訓練に取り組んでいければ」と話していた。

(2022年12月8日付紙面より)

落ち着いて訓練に取り組む子どもら=6日、新宮市野田の市福祉センター
職員たちが消火器訓練を実践した
2022年12月08日
89 8K映像+サラウンド音響
 「臨場感シアター(仮称)」完工  (串本町 )

 串本町西向にある旧役場古座分庁舎内で改修整備が進められてきた上映室「臨場感シアター(仮称)」が11月末に完工した。今月6日は町議会議員や報道機関対象の見学会を実施。町は建物全体の用途変更に伴う工事完了後(期日未定)に一般公開を始めるとしている。

 この上映室は宇宙振興拠点化をコンセプトとする同庁舎リニューアルの一環で、旧議場を改修整備する形で設置。議員席や当局席を取り払い天井と側壁の色を黒系統に変更。縦約3㍍、横約12㍍のパノラミック大型カーブドスクリーンを据え、4Kプロジェクター3台による連携投影(マルチプロジェクション)で8K映像コンテンツの上映を実現する。計10基のスピーカー(うち2基はサブウーハー)を配置して5・1ch相当のサラウンド音響も確保。前方左右中を上下2列としサブウーハーを左右2基とする配置により、最良の状態で音を楽しめる空間を立体的かつ力強くする工夫が注がれている。

 旧来のまま残している傍聴席は現状で使用の前提はしておらず、議員席や当局席があったフロア内の同空間内にベンチを並べて通常使用で27人(前列9人掛け×3列)が座って同時鑑賞できる状態としている。

 この上映室は、主に宇宙への憧れや新しい時代の始まりを感じさせるシアターとして運用する想定。町企画課ロケット推進室によるとこの整備はロケット「カイロス」の打ち上げを至近かつ相応の画質で捉えた映像コンテンツの上映が最終的な着地点で、一般公開の実質的な開始はそのタイミングになると受け止めてもらえればと話している。

(2022年12月8日付紙面より)

11月末に改修整備が完了した上映室「臨場感シアター(仮称)」=6日、串本町西向
2022年12月08日
90 「みかん産地の再生」最優先に  定例会で大畑町長が所信表明  (御浜町議会 )
2022年12月08日
91 「ユニバーサルデザインの町を」  今井絵理子氏と意見交換  (紀宝町 )
2022年12月08日
92 阿田和駅交差点の信号、撤去へ  紀宝警察署協議会で報告  
2022年12月08日
93 空き家問題を街頭啓発  わくわくドッカーン本舗  
2022年12月08日
94 串本太地道路の追い越し車線設置など  高速道建設協が要望  (那智勝浦町 )
2022年12月08日
95 長期欠席時の議員報酬は?  条例制定求め議員が発案  (新宮市議会 )
2022年12月08日
96 職員の定年引き上げなど議論  12月議会に14議案上程  (那智勝浦町 )
2022年12月08日
97 元気に楽しくプレー  ポロッキー杯年忘れビーチバレー大会  (新宮市 )
2022年12月08日
98 頑張るから見ていてね  下里こども園で発表会  (那智勝浦町 )
2022年12月08日
99 一点物求めにぎわい見せる  サンタウンで手作り市場  (新宮市 )
2022年12月08日
100 花壇を花でいっぱいに  花てまりの会が築地公園で  (那智勝浦町 )
2022年12月08日
101 本殿大前の儀で礼尽くす  田原の木葉神社で例大祭  (串本町 )
2022年12月08日
102 100人で橋杭ビーチを美化  県内25クラブの会員奉仕  (ライオンズクラブ )
2022年12月08日
103 町立4校が発表したたえ合う 文化セで第26回中学校音楽会 (串本町教育研究会)
2022年12月08日
104 センリョウの実赤く色づく  新宮市・浮島の森