2021年12月30日
官公庁で仕事納め
6日間の休業に入る
職員らを前に田岡実千年市長があいさつ=28日、新宮市役所

 官公庁は28日、仕事納めだった。仕事納め式では各首長らが職員たちの一年の労をねぎらい、新年からのさらなる飛躍に期待の言葉を掛けた。ほとんどの官公庁は1月3日(月)まで6日間の休業となっている。

 新宮市では市役所別館で仕事納め式が行われ、榎本鉄也市議会議長や職員約50人が出席。田岡実千年市長は「職員一丸となってさまざまな課題に取り組んでくれたおかげで無事に仕事納め式を挙行することができた」と、ワクチン接種をはじめとした職員の新型コロナウイルス対応や市民の協力に対し感謝。

 市文化複合施設「丹鶴ホール」オープン、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部との連携協定締結などを振り返りつつ「市民一人一人に寄り添い、誰もが元気で心豊かに暮らせるまちづくりのために、来年も皆さんと一緒に頑張っていきたい」とあいさつした。

 稗田明総務部長が、市が講じた新型コロナ対策や長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の運行、岩手県一関市との友好都市締結、市長選、紀伊半島大水害追悼献花など、今年の出来事や主な事業を振り返り紹介。

 向井雅男副市長が「一人一人の頑張りで無事今日の日を迎えることができた」と職員らをねぎらい「交通安全や新型コロナ感染対策に気を付けていただきたい。英気を養い元気に新年を迎えて」と呼び掛けた。

(2021年12月30日付紙面より)

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職員らを前に田岡実千年市長があいさつ=28日、新宮市役所