2018年09月12日
楽しいステージ大盛況
新宮高吹奏楽部招き演奏会
三輪崎小
会場全体が盛り上がった=10日、新宮市立三輪崎小学校

 新宮市立三輪崎小学校(芝﨑勝善校長)育友会文化部は10日、同校体育館で新宮高校吹奏楽部(亀谷覚史顧問、谷口優依部長)を招き演奏会を開催した。保護者や児童、地域住民らが趣向を凝らした楽しいステージを楽しんだ。

 子どもの情操を育み、地域住民が文化的な行事に関わることで楽しい時間を過ごせる機会にと開催。同校吹奏楽部が三輪崎小で演奏するのは昨年に引き続き2回目。文化部長の脇地健さんは「今日は皆さんも吹奏楽部のメンバーです。盛り上がって楽しんでください」とあいさつした。

 演奏会はマーチ『虹色の未来へ』でスタート。アイドルグループ・嵐の『愛を叫べ』では嵐のメンバーに扮(ふん)した部員らが息の合ったダンスを披露した。『ルパン三世のテーマ』や『魔女の宅急便セレクション』などアニメに関する曲を中心に演奏。楽器紹介や指揮者体験コーナーもあった。『シェイク・ア・テイル・フェザー』は観客も一緒に踊って盛り上がった。アンコールの『ドラえもん』では児童らは演奏に合わせて歌を口ずさみ、大盛況のうちに演奏会は終了した。

 三輪崎小を代表して、6年生の垣内伊織君と岡根雅樹君が「楽しい演奏とパフォーマンスをありがとうございました」とお礼の言葉を述べた。

 新宮高吹奏楽部員で三輪崎小出身の鼻戸涼寧(すずね)さん(2年)は「6年間過ごした大好きな母校で演奏できてとても光栄。演奏するだけではなく、みんなで一体となって楽しめるように企画したのでいい経験になりました。演奏やイベントを通して、吹奏楽に興味を持つ人が増えれば」と笑顔で話していた。

(2018年9月12日付紙面より)

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会場全体が盛り上がった=10日、新宮市立三輪崎小学校
多彩なパフォーマンスを楽しむ児童ら