2018年08月12日
気持ち一つに金賞受賞
県吹奏楽コンクール
近大新宮、那智中

 近畿大学附属新宮高校・中学校と那智勝浦町立那智中学校の両吹奏楽部は、3日から5日にかけて和歌山県民文化会館で開催された第54回和歌山県吹奏楽コンクールで金賞を受賞した。

■近大は2回目の金賞



 近大新宮高・中学校は高等学校小編成部門で2年ぶり2回目の受賞となった。高校の近藤花音(はるね)部長(3年)は「みんなで金賞を取りたい、代表になりたいと思って練習してきたので、結果がついてきてうれしいです」と喜びを語った。

 演奏したのは『たなばた』(酒井格作曲)。親しみやすく、爽やかな疾走感が印象的な曲だ。近藤部長は「私たち3年生が入部した時の顧問の先生の誕生日が7月7日でした。その先生が最初に教えてくれた曲で、みんなすごく好きになりました」と選曲についてのエピソードを話した。

 練習の成果もあり「全て出し切ったという思いです。中学生13人が高校生の部に出ているので、とても頑張ってくれました」。

 クラブ講師兼指揮者の南木啓司さんは「生徒たちがとても頑張っていた。吹奏楽を通じて、仲間を大切にしてほしい」と話していた。

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■那智中は約20年ぶりの快挙



 中学校小編成部門に出場した那智中学校は、約20年ぶりの金賞受賞を成し遂げた。原口心美部長(3年)は「とにかく驚きました」。受賞発表の瞬間、頭が真っ白になったと笑顔で話す。「全く実感が湧きませんでした。(演奏は)とにかくいつも通りにしようと話していた。発表後、しばらくしてから喜びが込み上げてきました」。個性豊かな部員をまとめる苦労も伴った。「どのくらいきつく言っていいのか分からなかった。来年も金賞目指して頑張ってほしい」と後輩らにエールを送る。

 『インヴィクタ序曲』(ジェイムズ・スウェアリンジェン作曲)でコンクールに挑んだ。木村享照、鳥羽山香織両顧問が「躍動感が生徒たちに合っている」と思い選曲したという。

 鳥羽山顧問は「地道な取り組みが実を結ぶということを生徒たちが感じ、それが自信につながっていくのはとてもうれしいことです」と話していた。

(2018年8月12日付紙面より)

賞状を手に笑顔の近畿大学附属新宮高校・中学校吹奏楽部(提供写真)
那智勝浦町立那智中学校吹奏楽部は演奏直後に写真撮影(提供写真)