2017年10月22日
末永いつながりを
京都橘大と記念植樹
那智勝浦町
タチバナの苗を植える細川涼一学長(左)と寺本眞一町長=15日、那智勝浦町の大門坂駐車場

 京都橘大学(京都市山科区)との交流を目に見える形で残そうと那智勝浦町は15日、記念植樹式を開き、細川涼一学長と寺本眞一町長がタチバナの苗木を植えた。強い雨の降る中、細川学長をはじめ同大学関係者らが訪れ、町との末永いつながりを誓った。

 苗は学校法人京都橘学園創立115周年、同大学開学50周年に那智勝浦町が贈った樫(かし)の木の返礼として届けられた。寺本町長は開会のあいさつで、平成13年から続くという同大学との交流を振り返り、「大切に育てて将来は町のシンボルツリーに」と期待を込めた。

 植樹には、同大学、町関係者のほか、那智勝浦町観光協会、南紀くろしお商工会、南紀勝浦温泉旅館組合、那智勝浦町民宿組合、紀州勝浦漁業協同組合の職員らが出席した。

 細川学長は「京都市、滋賀県とも本学は交流があるが、ここまで長く緊密な関係は、那智勝浦町が随一。パートナーに選んでいただきありがたい。今後も堅固な関係を」と感謝した。

(2017年10月22日付紙面より)

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タチバナの苗を植える細川涼一学長(左)と寺本眞一町長=15日、那智勝浦町の大門坂駐車場
出席者で記念撮影