2015年07月10日
女性の視点でPR
市魅力発信女子部ワークショップ
新宮市
ワークショップでの意見発表の様子=4日、新宮市福祉センター

 新宮市魅力発信女子部「Community Travel Guide 新宮人プロジェクト」の第1回目のワークショップが4日、市福祉センターで始まった。市内に在住、通勤する女性35人余りが参加し、オンラインガイドブック作成に向けて意見を出し合った。

 新宮市魅力発信女子部は公募した女性と市職員からなる。プロジェクトは豊かな観光資源に恵まれる市の魅力を発掘し、その主役である「人」に注目した女性目線の情報発信を行おうと実施された。ワークショップに取り組むことで地域に住む女性同士のネットワークをつなげる目的もある。

 事業は東京都の組織「issue+design」と協働で、3回のワークショップを行う。1回目は同組織の小菅隆太さんが進行役を務め、魅力的な新宮人の発掘と市の宝物を探し、特集ページの企画をした。6班に分かれて、食や文化、歴史、自然、うわさ話などさまざまなテーマで意見を出し合い発表した。

 さまざまな意見の中から、市にまつわる「実は…」を取り上げるものや、サンマやめはりのすし文化、自然体験、「そんなにいらんやろ」と題してネガティブな部分を発信するなど六つの企画を絞った。各コンテンツに関わる人を決め、完成に向けて取り組んでいく。

 残り2回のワークショップでは宝物を魅力的に発信するコンセプトを考えたり、取材の仕方、写真の撮り方講座、企画制作作業などを予定している。

(2015年7月10日付紙面より)

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ワークショップでの意見発表の様子=4日、新宮市福祉センター