新宮ユネスコ協会の中谷剛会長が9日、県立新翔高校(宮井貴浩校長)と県立新宮高校(下村史郎校長)を訪れ、ユネスコ講演を通して学んだ平和や世界遺産に関する作文で優秀賞を受賞した1年生計6️人に表彰状を手渡した。
新翔高校では1月20日に中谷会長が「ユネスコ」を演題に講演。1年生が平和、アウシュビッツ、熊野古道などの話を通じてユネスコや世界遺産の意義を学んだ。
優秀賞に選ばれた片原凛睦さんは「聞いたことのない言葉があり、自分で振り返るようにして作文にした。これからも平和について理解していきたい️」、髙野湖葵さんは「アウシュビッツの残酷な話が印象的だったので作文にした️」と話した。
新宮高校は、ユネスコ講演会後の1月20日、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の小雲取越をロングハイキングした。講演で学んだことなどを作文に書き、山塚優鈴さん、﨑上野瑠花さん、西村和夏さん、川端海来さんが優秀賞を受賞した。
西村さんは「講演を聞いて知らないことがいっぱいだった。世界遺産が学校の近くにあることも知りました。新宮の世界遺産をもっと調べてみたい」、﨑上野さんは「講演を聞いて、気になったところを作文にしました。世界平和を目指すには一人一人の行動、考え方が大事になってくると感じました」と語った。
両校で中谷会長は、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの紛争、米国によるベネズエラの攻撃️などを挙げ「平和が困難なことが世界の現状。ユネスコ憲章にある『心の中に平和のとりで』を築くことが大切で、文化、教育、科学の活動を通じて人と人が交わる中で平和が実現する。若い人たちに引き継いでいくことの大切さを受け止めてほしい」と伝えた。受賞者に図書券2000円分を贈った。
(2026年2月11日付紙面より)