熊野新聞記事アーカイブ
メニュー MENU
閉じる
熊野新聞社 The Kumano Shimbun 〒647-0045 和歌山県新宮市井の沢3-6
TEL 0735-22-8080
2024年6月13日のアーカイブ

事業実施スキーム
地域 中高年齢者の就業促進図る
生涯現役促進地域連携事業
新宮市
 中高年齢者の就業促進を図る厚生労働省の「生涯現役促進地域連携事業」に新宮市など全国14団体が選ばれた。雇用や就業促進に向けた取り組みを厚労省が支援し、先駆的なモデル地域の普及を図っていく。

 県内では初の取り組みで、市は昨年12月6日に関係機関と「新宮市生涯現役促進地域連携協議会」(田岡実千年会長)を設立した。5月7日には和歌山労働局と生涯現役促進地域連携事業の委託契約を締結した。2022(令和4)年3月31日(木)まで事業を展開していく。

 現在、中高年齢者などの雇用安定に関する法律(高年齢雇用安定法)で、企業に65歳までの雇用確保措置が義務付けられている。

 同事業は、“ニッポン一億総活躍プラン”に基づき、地域の実情に応じた中高年齢者の就業機会を確保することが狙い。地方自治体中心の協議会からの提案をもとに、地域で中高年齢者就労促進に資する事業を幅広く実施する。事業規模は各年度上限2000万円(市町村の場合)。

 市の事業タイトルは「『癒やしと蘇(よみがえ)りの地 熊野・新宮』におけるアクティブシニア生涯現役宣言~わがらのまちや!いっしょにやろらよ~」。

 重点業種を観光、農業、介護分野に絞り▽総合相談窓口の設置▽中高年齢者向け就労意識調査▽企業向け雇用ニーズ調査▽就労、社会参加情報提供サイトの開設、運営▽生涯現役セミナー、企業向けセミナー、中高年齢者向け合同企業説明会―などの事業を実施していく。対象者は働く意欲のある55歳以上の中高年齢者と人手不足を感じている事業者。

(2019年6月13日付紙面より)


もっと見る
折たたむ
記事一覧

草を刈り、ごみを拾い集めながら体育文化会館方面に進む参加者=12日、那智勝浦町北浜
地域 環境美化に70人が奉仕
北浜海岸クリーン作戦
那智勝浦町
【この記事のキーワード】
南紀くろしお商工会
商工会
 那智勝浦町北浜で12日、環境美化活動「北浜海岸クリーン作戦」があった。集合場所の海のホテル一の滝駐車場には午前8時30分に70人以上が集まった。

 那智湾に沿った遊歩道と那智大橋までの臨海通りの美化活動で、毎年この時季に行っている。同町の町民有志でつくる「なちかつ古道を守る会」と南紀くろしお商工会中部支部、北浜地区、南紀勝浦温泉旅館組合、町観光協会、役場建設課共催。

 出発前に古道を守る会の太田耕二代表が作業計画を説明。堀順一郎町長は大勢の参加に感謝の言葉を述べた。太田代表は「海岸沿いでは自然に返らないプラスチックなどを中心に回収を。熱中症に気を付けてください」と呼び掛け、商工会が用意した飲み物を参加者に配った。

 一斉に出発した参加者たちは集合場所から海岸沿い、県道沿いに分かれ、道路や海岸に落ちているごみを拾い集め、草を刈るなどして周辺を美化した。遊歩道を散歩中の名古屋からの夫婦は、地域ぐるみのローラー作戦に感心し、「とても素晴らしいことですね。朝から気持ちが良いです。頑張ってください」と話していた。

(2019年6月13日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

消防団員の規律と統制を支える礼式を学ぶ団員=9日、串本町総合運動公園雨天練習場
地域 15人が素養向上に励む
消防団員普通教育訓練
串本町消防団
【この記事のキーワード】
消防本部
 串本町消防団(稲田賢団長)の消防団員普通教育訓練が9日と10日に同町総合運動公園雨天練習場であり、2日間計15人が礼式や消防操法などの指導を受け素養向上に励んだ。

 この訓練は、新入団員を対象にした基本の指導機会として年1回実施している。近年は本業の都合で参加できない新入団員もいるため、本年度は同訓練未経験団員19人を対象に9日(=休日)か10日(=平日)のいずれかで参加するよう求めて未経験の解消を目指したという。

 9日の同訓練には対象団員9人が参加。井道一馬副団長を訓練指揮者に立て、稲田団長は「気合を入れて指導を受けてほしい」と訓示を述べて同訓練を開始した。

 講師は同町消防本部職員が担当。指導項目は▽礼式▽ロープ結索▽消防操法(主にホースや筒先の取り扱い方)―などで、参加者は実践を交えて習得を目指した。稲田団長と井道副団長や交田啓二副団長、寺島正彦消防長ら同本部幹部職員も終始間近で立ち会い、適時マンツーマン指導を注ぐなどして参加者の実りある成果を後押しした。

(2019年6月13日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

「横断歩道SOSの日」を周知した=11日、紀宝町鵜殿の主婦の店
警察 街頭指導や取り締まりを強化
11日を「横断歩道SOSの日」に
三重県警
【この記事のキーワード】
交通安全協会
安全協会
 三重県警は6月から、毎月11日を「横断歩道SOSの日」に設定した。横断歩道での事故を減らすことが狙いで、街頭指導や取り締まりをさらに強化する。

 県警では毎月11日を「交通安全の日」として啓発活動などを実施してきたが、より交通安全の意識を高めてもらおうと新たに「横断歩道SOSの日」を設けた。

 「SOS」は「さわやかな 横断で スマイル」の頭文字をとったもの。横断歩道を通行する車両や歩行者の交通指導、広報啓発活動などを重点的に行う。

 6月11日には県内18警察署が初の啓発活動を展開。紀宝警察署(岡田智治署長)は紀宝地区交通安全協会(久保正会長)と合同で実施した。

 同町鵜殿の主婦の店に6人が集まり、来店者に啓発チラシを配布し、「横断歩道SOSの日」の周知を図った。

 同署地域交通課の横山哲也課長は「自動車は横断しようとする歩行者がいたら手前で必ず一旦停止し、歩行者を安全に横断させてください。歩行者は横断前に必ず左右の安全確認をしてください」と呼び掛けている。

(2019年6月13日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る
主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
  • 行政 立候補予定者は15人 選挙の準備始まる
  • 学校 働く喜びや厳しさ学ぶ 2年生5人が職場体験学習
  • 【この記事のキーワード】
    相野谷中
    文化祭
  • 学校 楽しく知識を深める 太地小がくじら学習
  • 【この記事のキーワード】
    太地小
  • 学校 ルール守る大切さ学ぶ 城南中でキッズサポートスクール
  • 【この記事のキーワード】
    城南中
  • スポーツ 町内の愛好者68人が競う 池野山で町長杯グラウンドゴルフ大会
  • スポーツ 社会人選手に基本を教わる 第3回ソフトテニス講習会
  • 地域 犯罪や非行のない地域に 社会を明るくする運動
  • 地域 映画「たまご」の思い広げる 田並劇場で町域初の上映会
  • 【この記事のキーワード】
    田辺高
    祭礼
  • 地域 役場有志ら漂着ごみ回収 田原海水浴場で清掃活動
  • 地域 テントを張って集団活動 グループキャンプで小学生37人
  • 地域 串本の歴史的名所を巡る 春秋ツアー第三弾で15人
  • 地域 明るく元気で住みよい町に 老人クラブ連合会が理事会
  • 【この記事のキーワード】
    連合会
  • 教育 親子で「いただきます」 新木保で給食参観
  • 医療 医療介護の現状知って 三輪崎出身の医師・濱口政也さん
  • 産業 県内林業の実情をPR 東京都で「木の国・和歌山 紀州材展」
  • 警察 住民目線の意見求めて 協議会委員5人を委嘱
くまスポ
ご購読・試読のお申し込み