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【検索ステータス】2020年08月の新聞記事一覧 
2020年08月15日
1 子ども目線で交通安全を
 スクールゾーンを色分け表示  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立勝浦小学校(山下真司校長)の児童らが利用する通学路に黄色と緑色に左右で色分け表示されたスクールゾーンが先月、完成した。場所は同町勝浦の踏切付近から北浜区のコンビニ横を通り、小学校正門前までの町道と一部県道が混じる約300㍍の区間。

 「子ども目線で交通安全を図りたい」という思いから、勝浦幹部交番連絡協議会(大林賢二会長)と同協議会員で発起人の関制洋さん、山下校長の連名で道路管理者である町と県に要望書を提出し、工事を終えて今日に至った。

■色分け表示の目的は



 勝浦幹部交番の中野真一所長によると、スクールゾーン設置の要望は昨年6月に開かれた同協議会の中で、交通事故防止対策について話し合った際に提案されたもの。

 前述の通学路は狭く、児童が登下校の際に交通事故の危険もあって、当初は歩道設置も視野に入れていたが、予算や歩道設置によって車両の通行が困難になることから断念したという。

 発起人の関さんは以前、町交通安全指導員を務めていた経験から現在もボランティアで週2回、通学路で子どもたちの安全を見守っている。そんな関さんが「歩行者は右側を歩く」という原則を低学年児童らに効率良く指導するにはどうすればよいかと協議会内で検討を重ねた。

 その結果、「登校時は黄色、下校時は緑色」と指導するほうが、児童らにも伝わりやすいとし、今回の「子ども目線」での色分け表示の考えに至った。

■スクールゾーン表示も



 小学校の賛同も得た後、昨年6月に町と県の関係者らに現地説明を実施。その後、中野所長が決定事項をまとめ、連名で要望書を同年12月に提出した。

 今年7月16日に町道部分、22日に県道部分の色着け表示の施工が完了した。また、この区間内に「スクールゾーン」の文字表示も8月中に実施されるという。

 関さんは「県道の方は数年前から登校時間のみ交通規制になり安心していた。しかし、道が狭く、子どもたちが左右に広がると危険だった。色分け表示をしたことで子どもたちが事故に遭わず安全に登下校ができるようになると思う。また、学校でも色分け表示について指導してくれているのでありがたい」。

 中野所長は「両側で別の色の表示は珍しいと聞くが、従来の一色の表示だと子どもには分かりにくい。今回の表示が前例となり、他でも適用されるようになれば事故の未然防止や児童らへの指導がしやすくなると思う」と話した。

 なお、スクールゾーンの表示が完了した後に、同協議会や学校などが協力し、下校時の交通安全指導を検討しているという。

(2020年8月15日付紙面より)

子どもに分かりやすい色分け表示で事故防止=5日、那智勝浦町内の通学路
2020年08月15日
2 自衛隊活動に理解深める
 防災啓発「命を守る技を学ぼう」  (紀宝町 )

 自衛隊三重地方協力本部熊野地域事務所(松谷実所長)による防災啓発活動が14日、紀宝町井田の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」であった。訪れた人たちは命綱の結び方を学び、令和2年7月豪雨災害派遣、新型コロナウイルス感染症に対する災害派遣などのパネル展を通して自衛隊活動に理解を深めた。

 防災意識を高めてもらおうと松谷所長が初めて企画。「紀伊半島大水害から9年~命を守る技を学ぼう~」と題し、装備品の展示や命綱の結び方教室、ライフハックの紹介、写真展「自衛官だから出会えた景色」、自衛隊災害派遣状況のパネル展などを催した。

 結び方教室では自衛隊員が災害現場などで使う「もやい結び」を紹介。松谷所長がロープの結び方などを教えた。「自衛官募集」のホームページに掲載しているライフハックは服のまま落水した際の対処法や簡易担架の作り方などをパネルで展示した。

 2011年の紀伊半島大水害の際、新宮市内で活動した松谷所長は「風水害など危機に面した際、正しい対応で命を守ってほしいとの思いで開催しました。自衛隊の活動を広く知っていただける場になったのでは」。

 御浜町から母親らと訪れ、もやい結びを体験した間下花梨さん(小2)は「難しかったけど、次はできそう」と笑顔を見せていた。

 紀宝町井田出身で、北海道の旭川駐屯地通信小隊に所属する野地本冴さん(25)も希望広報活動として参加し、自衛隊の活動を紹介した。

 野地本さんは紀宝剣道スポーツ少年団、矢渕中学校、和歌山東高校で剣道に励み、陸上自衛隊に入隊。「自衛官はやりがいのある仕事。女性自衛官が少ないのでもっと増やしたい」と話していた。

(2020年8月15日付紙面より)

「もやい結び」を体験する子どもたち=14日、紀宝町の道の駅ウミガメ公園
地元で希望広報活動に取り組んだ野地本冴さん
2020年08月15日
3 海軍地下送信所を特別公開
 終戦75年にちなんで内部も  (串本町 )

 串本町串本にある戦跡「海軍地下送信所」で14日に特別公開があり、関心がある人々が解説を受けながら普段は立ち入ることができない内部を見学するなどした。

 第五福竜丸建造の地平和の歴史展実行委員会(西野政和委員長)が終戦75年にちなんで計画した企画の一環。同実行委員会は戦史を風化させないため5年ごとに企画展を開き併せて戦跡ツアーを実施しているが、今回は新型コロナウイルス感染予防としてバス移動を避けるためこの公開をすることにした。

 同送信所は太平洋戦争時に築かれた構造物(昭和19年設置)で、須賀漁港の道向かいに戦跡として現存。普段は入り口が閉ざされているため、同実行委員会は管理する同町教育委員会と趣旨や手法を話し合い、内部見学を含む筋道をつけて実施するに至った。

 当日は1時間周期で5回、マスク着用を条件にして参加を受け付け。同実行委員会事務局長で町内の戦史や戦跡に詳しい仲江孝丸さんが解説役となり、参加者にヘルメットなど安全対策をしてもらいつつ内部を案内した。

 地上部は当時の耐弾要件に基づく厚さ50㌢のコンクリート構造。急峻な階段を約6㍍下りた先には4㍍×19・7㍍の地下部(4室に分かれている)がある。現在は構造のみが残る状態で、仲江さんは発電機や送受信機があった場所などを紹介して当時の様子に思いをはせることを促した。

■民間発起の終戦企画展



 同実行委員会は16日(日)まで、串本町文化センター2階ホワイエで企画展「太平洋戦争終戦75年 串本町平和の歴史展」を実施。広島や長崎における被ばくの様子や核兵器禁止条約と世界の動向などを30枚の写真パネルなどで紹介している。開場時間は午前9時~午後5時で、入場無料で随時鑑賞できる。

 最寄りの民家=地図参照=では串本いやしの会が太平洋戦争を振り返る企画展を実施。当時の兵装の実物や通貨・債券、古写真と戦跡の解説パネルなどを展示している。次の開場期間は17日(月)~20日(木)で、午後1時~4時に入場無料で随時鑑賞できる。午前中の鑑賞は要応談。問い合わせは吉村勝興代表(電話090・5678・4617)まで。

(2020年8月15日付紙面より)

海軍地下送信所の内部を見学する特別公開の参加者ら=14日、串本町串本
2020年08月15日
4 中上健次没後28年。南谷墓地へ。    ( )
2020年08月15日
5 世界に広がる合気道の和㊦  熊野塾門下生が米国で活躍  ( )
2020年08月15日
6 体育施設の利用制限を更新  新型コロナ対策として  (紀宝町 )
2020年08月15日
7 アカウミガメの卵を展示  水族館トピックス水槽で  (串本海中公園 )
2020年08月15日
8 日ト友好に触れ親善考える  樫野で国際青少年デー集会  (YSP近畿連合会 )
2020年08月15日
9 ミニスダレの完成に笑顔  宇久井ビジターセンターで体験教室  (那智勝浦町 )
2020年08月14日
10 徐福の遺徳しのぶ
 供養式典に15人参列  (新宮市 )

 新宮市徐福の徐福公園で12日、徐福供養式典が営まれた。熊野徐福万燈祭運営委員長の田岡実千年市長をはじめ、一般財団法人新宮徐福協会の山口泰郎代表理事ら関係者15人が参列し、徐福の遺徳をしのんだ。

 徐福は今から約2200年前、中国を統一した秦の始皇帝の命を受け、不老不死の霊薬を求めて熊野に渡来したという伝説がある。公園内には、紀州藩初代藩主・徳川頼宣の命で1736年に建立された墓碑(市指定文化財)がある。

 今年の式典は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模を縮小し関係者のみで執り行った。また、関連行事である「熊野徐福万燈祭(新宮花火大会)」は中止が決定している。

 山口代表理事は、一日も早い新型コロナの終息を祈願しつつ「今年も徐福さんに思いをはせる日がやってきました。徐福さんが取り持つご縁は、友好的で平和的な交流の礎構築に寄与してきた」とあいさつ。

 「今年は新型コロナウイルスのまん延という大変な世界情勢ではあるが、『徐福さん』顕彰の理念である『友愛の絆』を忘れることなく、徐福さんを媒介として国内外の関係者の皆さまとの交流が一日も早く訪れる日が来ることを願ってやみません」と述べ、来年の式典と花火大会が盛大に開催されることを願った。

 徐福の墓前で田岡市長が、農耕や捕鯨などの技術を日本に伝えたとされる徐福に感謝し、「新宮市の発展と、日中両国や徐福の縁につながる多くの人々、国内の伝承地のより一層の繁栄と友好を、永遠の平和へのお導きとともに、お守りくださらんことを祈念します」などと祭詞祭文を読み上げた。参列者たちは新宮仏教会の読経の中、墓前に線香を手向けた。

(2020年8月14日付紙面より)

徐福の墓前で祭詞祭文を読む田岡実千年市長=12日、新宮市の徐福公園
山口泰郎・新宮徐福協会代表理事らが墓前に線香を手向けた
規模を縮小し、地元関係者のみで式典を斎行した
2020年08月14日
11 32年ぶりに「台風一過」展示
 郷土の芸術を支えた岡本実氏  (三重県立美術館 )

 65年前、絵画集団「うつなみ画会」(現・三重自由美術うつなみ)を結成し、当地方の芸術文化を支えてきた熊野市出身の故・岡本実氏(1917~2002年)。数多くの遺作が存在する中、1960年に描いた「台風一過」が32年ぶりに三重県立美術館(津市)で開催中の「ステイミュージアム」で展示されている。

 岡本氏は県立木本中学校(現・木本高校)、東京美術学校(現・東京芸術大学)を卒業。第2次世界大戦中の43年、シベリアで抑留生活を送り、戦後の49年に32歳でふるさとに帰還した。

 木本高校で教師をしながら郷土の生活を描き、地域文化に貢献しようと55年に「うつなみ」を結成した。現在でも2年に1回、作品展を開いている。

 「台風一過」は59年9月に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風を描いた作品。モスクワでの日本現代美術展に招待出品された。その後、88年に三重県立美術館で開催された企画展で展示され、そのまま同美術館が保管していた。

 85歳で永眠するまで芸術文化の発展に寄与し、数々の芸術家を輩出してきた。次女で芸術活動に取り組む女性グループ「なでしこArtists」の代表、榎本優子さんは「父が亡くなって18年になる。数え切れないほどの遺作がある中、この機会に県立美術館で父の作品を見てほしい」と話している。

(2020年8月14日付紙面より)

創作活動に励んでいた岡本実氏
32年ぶりに展示された「台風一過」
2020年08月14日
12 早まる再開に向け稲刈り
 学校給食米の収穫始まる  (串本町 )

 串本町の地産地消生産者組合(山下敏文組合長)が今年も、学校給食米として育てた稲の収穫作業を始めた。新型コロナウイルスの影響で町立小中学校は20日(木)から第2学期が始まり、24日(月)から学校給食が再開する予定。例年より10日ほど早まる再開に間に合わせるため、鋭意稲刈りに励んでいる。

 同組合は学校給食における地産地消を進めるため、2009(平成21)年から学校給食米を生産。その当時は旧古座町域の町立小学校が実施する学校給食に向け年間4㌧を納入していたが、後に学校給食センターが完成して町立小中学校全校と古座川町立古座中学校を対象にした学校給食が始まり、現在は年間14㌧規模へと需要が増している。

 相応に組合員の増強を図り、今年は22人がかりで品種・コシヒカリを育てて米12㌧を納入する計画。山下組合長(70)によると、梅雨の長雨の影響を一時心配したが出穂の時期は好天続きで実入りは上々。再興田の一部でサルとみられる鳥獣被害があったが影響は軽微で目標量に十分届く収量を見込んでいるという。

 高富の町営住宅前にある再興田(約30㌃)は坂本渡副組合長(67)が担当。早まる再開に間に合わせるため10日から稲刈りを始めた。30度を超える暑さの中、愛用のコンバインで連日収穫を進めて12日には一通り刈り終えた。

 組合員の最高齢は87歳、最年少は43歳、平均年齢は68歳。高齢化による退会と生産者減による新入確保の難しさが昨今の悩みで、今年は2人減になってしまったという。串本太地道路の用地取得にかかり生産できなくなる再興田も出るなど逆境が強まっているが、まちの子どもたちのためひるまず安全安心の米を届け続けたいと山下組合長は意気込む。坂本副組合長は「安全安心にこだわって作った米を『おいしい』と言ってくれることが何よりありがたい。新型コロナウイルスで大変な時期だけれど、地元産の米をしっかりと食べて頑張ってほしい」と学校給食米に込める思いを語った。

 組合員の収穫作業は9月中旬まで続くという。

(2020年8月14日付紙面より)

2学期の学校給食再開に間に合わせるため収穫に励む坂本渡さん=12日、串本町高富
2020年08月14日
13 猛暑に負けずに稲刈り作業
 各地区でも収穫始まる  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町各地区の田んぼで稲刈りが始まっている。12日、中里地区の田んぼでは川関在住の専業農家・桒野稔近さん(36)が日差しに照らされた稲穂をコンバインで刈り取り、収穫作業に汗を流していた。

 桒野さんは、子どもたちに米の大切さや地域の農業を身近に感じてもらうためにJAみくまのが実施している「食農体験」の稲刈りにも協力している。今年も実施予定。

 米の品種はコシヒカリで一部、もち米も育てている。桒野さんによると、稲刈りは5日から開始され、盆ごろにピークを迎えるという。

 昨年と比較すると、今年は日照不足の関係から収穫量は少ないというが、品質は良いと太鼓判を押す。

 田んぼを全て併せると400㌃の稲刈りを行うという桒野さんは「15㌧の収穫を見込んでいる。猛暑に負けずに頑張りたい」と笑顔で語った。

(2020年8月14日付紙面より)

よく実った稲穂をコンバインで刈り取る桒野稔近さん=12日、那智勝浦町中里
2020年08月14日
14 世界に広がる合気道の和㊤  熊野塾門下生が米国で活躍  ( )
2020年08月14日
15 火災警報器の購入費補助  町内世帯の住宅用に  (紀宝町 )
2020年08月14日
16 金山が熊野地区代表に  紀宝は2大会連続準優勝  (マクド予選 )
2020年08月14日
17 定期演奏会の無期延期決定  新型コロナの影響を考慮  (那智勝浦吹奏楽団 )
2020年08月14日
18 郵便局窓口にし引き換え  生活支援商品券交付開始  (串本町 )
2020年08月13日
19 「高齢になっても安心」
 全町民に現金1万円給付  (太地町 )

 太地町は新型コロナウイルス感染症対策の一環として9日、全町民に対して現金1万円の給付を行った。町や町社会福祉協議会の管理職、総務課の職員らが協力し、町民宅を訪問し届けた。

 同町では今年4月にコロナ対策本部を設置。これまでに全町民に対してマスク110枚や米5㌔の支給、現金5000円の給付を行っている。

 三軒一高町長は以前から「町民の皆さまが安心して生活できるように、スピードや緊張感を持って対策を進めていきたい」と話しており、施策への理解を示す町議会や、配布に汗を流す町や社協の職員に感謝を述べている。

 この日は32人が参加し、役場庁舎内で作業の流れや不在の際の対応などの説明を聞いた。

 森尾伸総務課長は「現金の給付はあくまで目的の一つ。町民の皆さまの生活環境や健康状態などの確認が最重要。熱中症の予防も呼び掛けてください」とあいさつした。

 参加者らは連携し、本部含む10班体制で作業に取り組み、9地区の1582世帯3020人に現金を届けた。

 岡本研会長らの班から現金を受け取った同町太地の森勝真さん(44)は「各家庭に行き届くきめの細かい対策に感謝しています。こちらの町でなら高齢になっても安心です」と語った。

(2020年8月13日付紙面より)

現金1万円の給付を受け取る町民=9日、太地町内
諸注意や報告が行われた
2020年08月13日
20 力作が来年のカレンダーに
 フォトコンテスト審査  (那智勝浦町 )

 那智勝浦観光機構(NACKT)は11日、那智勝浦町役場会議室で来年のカレンダー用に募集していたフォトコンテスト作品の審査会を実施した。70人の98点にも及ぶ力作の中から2カ月に1枚ずつ、年間6枚と表紙用1枚の計7枚を選んだ。

 フォトコンテストは先日解散した町観光協会が2016年に開始した、一般公募の写真でカレンダーを作成する事業。今回から同機構が引き継いだ。今年は兵庫県や大阪府、三重県など県内外の30代から80代までの男女による作品が集まった。

 テーマは▽自由▽那智山の桜、春らしい名所の風景▽大門坂、熊野古道▽扇祭り▽あげいん熊野詣―などで、町の魅力が伝わる作品を募集した。

 同機構理事長の堀順一郎町長、副理事長の矢熊義人副町長、理事代理の堀田伸子南紀勝浦温泉旅館組合事務長、向井正樹南紀くろしお商工会事務局長らが出席し、一点一点を丁寧に審査した。

 元町観光協会長で今回2度目の審査を行う矢熊副町長は「昨年と違った雰囲気の力作がそろった。私自身は冬の作品の那智の滝のライトアップが印象深い」と話した。

 カレンダーは今年11月末に完成予定。同町観光案内所で販売されるという。

  □     □

 採用作品は次の通り。敬称略。

▽表紙

「伝統を引き継いで勇壮に」濵口恵美(串本町)

▽1・2月

「マグロ初市」鈴木里司(串本町)

▽3・4月

「霊山の春爛漫」楠本憲平(那智勝浦町)

▽5・6月

「雨上がりの熊野古道」坪井洋一(新宮市)

▽7・8月

「那智の扇祭り」鈴木文代(串本町)

▽9・10月

「祈りへの道」西村康生(新宮市)

▽11・12月

「天まで届きますよう」庄司和代(那智勝浦町)

(2020年8月13日付紙面より)

応募者の力作を1枚ずつ丁寧に審査した=11日、那智勝浦町役場
表紙に選ばれた濵口恵美さんの作品(那智勝浦観光機構提供)
2020年08月13日
21 3連休起点に盆繁忙迎える
 町長自ら呼び掛けも  (串本町 )

 8月の3連休を起点として、本州最南端のまち串本町が観光、行楽、帰省の重なる盆の繁忙期を迎えている。町内外が入り混ざる人流の活発化を受けて11日、田嶋勝正町長自ら防災行政無線を使って新型コロナウイルス感染予防対策を呼び掛け。引き続き町内から感染者を出さない気持ちを引き締めつつ、時期的な繁忙を無事乗り切ることを期している。

 道路交通の玄関口となる道の駅くしもと橋杭岩は臨時駐車場を設け、場内整理をしながら来訪者を受け入れ。既設駐車場がほぼ満車となる日が続いている。最寄りにある橋杭海水浴場は感染予防のガイドラインに基づいて遊泳期間を迎えているが、こちらも3連休を起点に連日、既設駐車場がほぼ満車になる利用を集めている。対して田原海水浴場はゆとりがある利用状況。南紀串本観光協会によると、レンタルカヌー事業も盛況で9日から15日(土)までの予約がいっぱいとなっているという。

 望楼の芝キャンプ場は盆時期の繁忙を見越して8日から有料期間に入り、同日は143泊分、以降は9日に88泊分、10日に80泊分、11日に67泊分と利用申し込みを得ている。天候には恵まれているが、利用は初日を除いて例年の半分程度の勢い。申し込み時の検温やテント設営時の間隔保持、キャンプごみの持ち帰りなど本年度は感染予防対策を求めながら運営しているが、期間中に常駐する潮岬望楼の芝管理運営委員会スタッフによると現状でテントが密に並ぶ状況は避けられているという。

 往来する車両を見れば県外ナンバーも多い状況。田嶋町長は午前11時と午後6時10分の2回、「今まで以上に3密を避け、手洗いやマスク着用を心掛けてほしい。自分を守り家族を守りましょう」とアナウンス。異例の放送のインパクトで町民らの気持ちを引き締めた。

(2020年8月13日付紙面より)

盆の繁忙期を迎えている道の駅くしもと橋杭岩=8日、串本町くじ野川
連日の好天で利用が活発になっている橋杭海水浴場
2020年08月13日
22 「神さまポイント」ためよう
 平野薫禮さんが絵本を制作  (熊野速玉大社 )

 新宮市熊野川町の芸術家・平野薫禮さんがこのほど、熊野速玉大社の上野顯宮司監修の下、絵本「願いが叶う神さまポイント」を完成させた。12日には同大社で完成奉告祭が営まれた。絵本はA5版24㌻。同大社社務所にて400円で授与している。

 「神さまポイント」は名の通り、神様からもらえるポイント。「徳」を重ねることを、イラストなどでポイントを集めることのワクワク感になぞらえて表現しており、「ポイントをたくさんためて願いをかなえましょう」と呼び掛ける内容となっている。

 平野さんは、上野宮司との会話で神道の世界観の素晴らしさに触れたことが絵本制作のきっかけとし、「自然体で善行を積む」といった宗教観から着想を得たという。

 上野宮司は平野さんの「神さまポイント」の考え方に賛同。神様について多くの人に分かりやすく伝えられるのでは、と全面的に制作をバックアップした。

 絵本では「気持ちのよいあいさつ」「人、生き物、植物に優しく」など、ポイント(徳)を集める方法を紹介。子どもから大人まで神様の教えが学べる本となっている。

 平野さんは「正義感が強い故の怒りでも度が過ぎると周りの人が疲れてしまう。相手を思いやることが大切」と述べ、「絵本の制作自体が私にとってはボーナスポイント」と笑顔。

 上野宮司は新型コロナウイルスがもたらす現状を憂い「誰だって感染したくない中、気を付けていてもかかってしまうことがある。そんな中、人が人を思いやる優しさが大事。ほんわかした雰囲気の絵本から、人の営みの素晴らしさを感じていただければ」と話していた。

 絵本に関する問い合わせは同大社(電話0735・22・2533)まで。送料別で郵送も可能。

(2020年8月13日付紙面より)

完成した絵本を手に上野顯宮司(左)と平野薫禮さん=12日、熊野速玉大社
2020年08月13日
23 三重県内の感染者急増 基本的な感染対策を 
2020年08月13日
24 「紀宝みなとフェス」中止決定  新型コロナ感染拡大防止のため  (紀宝町 )
2020年08月13日
25 集客に苦戦の夏休み  円満地公園宿泊とプール客ともに減少か  (那智勝浦町 )
2020年08月13日
26 事業継続支援事業を受け付け  那智勝浦町  ( )
2020年08月13日
27 10月からデマンドタクシー導入へ  熊野川町で住民説明会  (新宮市 )
2020年08月13日
28 オリジナルの模様描く  中央児童館で巾着作り  (新宮市 )
2020年08月13日
29 帯化したタカサゴユリ  新宮市野田で  ( )
2020年08月13日
30 実施決まり受け付け開始  第16回串本町民総合展  (串本町 )
2020年08月13日
31 中湊の旧工房で実測作業  設計担う指導者ら迎えて  (古座MORI )
2020年08月12日
32 国境を超え、平和への音
 日米姉妹都市間ベルリングプロジェクト  (戦後75年 )

 太平洋戦争終結から75年―。人類史上初の原子爆弾が広島と長崎に投下された6日と9日、全米国際姉妹都市協会(SCI)は「日米姉妹都市間ベルリングプロジェクト」を実施した。9日、新宮市佐野の南珠寺では市姉妹都市のカリフォルニア州サンタクルーズ市(サ市)と中継をつなぎ、参加した市姉妹都市親善協会員や市職員、同寺役員や約30人が平和への願いを込めてベルを鳴らした。

 同プロジェクトは、SCIが戦争終結75年の節目を迎えるに際し、平和への思いを一つに日米姉妹都市間で同じ時間にベルを鳴らすというもの。

 戦後に広まった姉妹都市の友好関係を重要視する中、新型コロナウイルスの世界的な流行の影響で日米間交流活動が制限されている現状を鑑み発案。悲惨な戦争を繰り返さないよう、平和を願って心を合わせ、相互尊重や理解、協力を通じて平和を推進していくという象徴的な意義が込められている。日米間には現在、455の姉妹都市が存在している。

 新宮市の参加は、プロジェクトの実施に当たり真っ先に参加を表明したサ市の呼び掛けによるもの。この日、サ市のドナ・メイヤーズ副市長は中継で「日米間の長きにわたる平和な関係の証しとして、1975年よりの友好都市である新宮との素晴らしい異文化交流を享受してきた関係が今、ここにある」。2020年8月5~11日の週を「サ市と新宮市の平和の週」とするといったジャスティン・カンミンズ市長の宣言文を代読した。

 宣言を受け、速水盛康教育長は「素晴らしいメッセージを受け心が打たれた。サ市の皆さんと平和の祈りを共にし、心を響かせながらベルの音(ね)で触れ合える機会をうれしく思う」と述べ、「両市の友好がさらに発展し、絆を深めていけることを祈ります」と伝えた。

 午前11時2分。参加者らは長崎への原爆投下時刻を知らせるサイレンに合わせて黙とう。続いて、投下から爆弾がさく裂するまでの時間に準じ、47秒間ベルを鳴らし続けた。また、「子どもたちの代まで日本の平和が続くように」と願いを込め、同寺の伊藤秀幸住職が娘の怜美ちゃん(11カ月)を腕に抱きベルに合わせて鐘をついた。

 同寺役員らは中継先のサ市に対し「戦争の犠牲者の冥福をお祈りするとともに原爆の後遺症と戦っている方々のことを考えた。世界の平和が長く続きますようお祈りします」。

 同親善協会の岩澤卓副会長は「実際にまたお会いできる日を楽しみしています」と伝えた。

(2020年8月12日付紙面より)

平和を祈り、日米間で同時刻にベルを鳴らした=9日、新宮市佐野の南珠寺

2020年08月12日
33 佐藤春夫と音楽
 南葵音楽文庫アカデミー  (新宮市 )

 和歌山県教育委員会と新宮市教育委員会は8日、市役所別館で「南葵(なんき)音楽文庫アカデミー」を開いた。慶應義塾大学名誉教授の美山良夫さんと日本近代音楽史研究家の林淑姫(りん・しゅくき)さんが講師を務め、36人が聴講した。

 同文庫は、徳川頼倫(よりみち)侯爵が設立した私設の図書館である南葵文庫の音楽部門に端を発しており、その息子である徳川頼貞が継承するとともに、音楽および音楽学の専門図書館に向け拡充。1977年以降、読売日本交響楽団が所蔵している。和歌山県との委託契約により2017年に紀州徳川家ゆかりの地である同県で一般公開のはこびとなった。

 同アカデミーは、文庫が所蔵する資料およびコレクションの基礎を築いた頼貞を中心に、定期講座やミニレクチャーなどを通じて内容や魅力を紹介する目的で実施している。この日は「出前講座」として開催された。

 美山さんは「南葵音楽文庫に宿る『魂』」を題目に講話した。紀州徳川家の系譜をたどり、江戸幕府8代将軍・吉宗は、次男である田安徳川家の宗武に文化的側面を任せ、学問・文芸・芸術に親しむことができる環境を整備。田安徳川家は代々、雅楽や能楽の資料を収集し、それらは国立国文学研究資料館に残されている。

 紀州徳川家10代の治宝(はるとみ)も芸術への造詣が深く、治宝の雅楽の楽器コレクションは現在、国立歴史民俗博物館に保管されている。

 美山さんは、第9代新宮藩主・水野忠央(ただなか)が刊行した「丹鶴叢書」についても触れ「同文庫が特別なのではなく、紀州徳川家やその家臣、また旧藩士らが協力して築き上げた和歌山県の文化山脈の一峰をなすもの」とまとめた。

 林さんは「佐藤春夫と音楽」を題目に講話。春夫と音楽との関係性などについて考察した。

 春夫の詩に付曲された音楽作品は、校歌や市歌など団体歌をはじめ約350曲が確認されている。春夫は唱歌体験について、「音楽的才能の絶無なわたくしは小学校で唱歌の場合にも、曲のおもしろさを感じるよりも歌はれる歌詞の方に興味を持ち、子供にはわかりにくいはずの歌詞の意味も、漠然とながらほぼ理解しておもしろがっていた」(「詩文半世紀」1963年)などと記している。

 一方で作詞家の西條八十(1892~1970年)は「佐藤春夫は、小説家としても有名であるが、『殉情詩集』により、やや古風であるが純粋で気品高い抒情詩を示した。流麗とはいえない一種詰屈(きっくつ)した雅語体の詩風のなかに、何ともいえぬ洗練された音楽をひびかせる作家である」(「詩のつくり方」1947年)と述べている。

 林さんは、早坂文雄が春夫の詩に曲を付けた「うぐひす」、芥川也寸志が曲を付けた「水彩風景」などを紹介し「春夫は東京オリンピックに向けて『オリンピック東京大賛歌』を作詞したが、開会を待たずして死去したため、開会式で歌を聞くことはかなわなかった」と話した。

(2020年8月12日付紙面より)

36人が聴講した「南葵音楽文庫アカデミー」=8日、新宮市役所別館
美山良夫さんが「丹鶴叢書」を紹介した
2020年08月12日
34 吉村聡一郎さんトップ当選
 串本町議会議員補欠選挙  

 串本町議会議員補欠選挙が9日に執行され、別枠の通り当選者が決まった。同選挙へは定数3に対し4人が立候補。当日有権者数は1万3837人(男6436、女7401)、投票者数は6237人、投票率は45・07%で、投票率は平成29年4月執行の同議員一般選挙に比べ27・44㌽下回る結果となった。

 トップ当選を目指して取り組んできた吉村聡一郎さん(51)=無所属・新人=とその陣営は、開票結果を受け当選と目標達成の両面で歓喜した。

 祝いに駆け付けた田嶋勝正町長、佐藤武治県議会議員、結城力町議会議長から期待の言葉を受けた吉村さんは「この当選は支援者皆さまのおかげ。感謝という言葉しか浮かばない」と胸中を打ち明け、「今の田嶋町政を支え、さらに高みへ上げていきたい。ひいては私の夢を現実にするため、命を懸けて一生懸命まちのために働きたい」と宣言。事務員として支えためいの藤崎凜さんから花束を受け、乾杯や万歳で喜びを分かち合った。

 1年ほど前から同町議会の本会議を傍聴するなどしてきた吉村さんが思い描く夢は、「死ぬ時まで誇りを持ち笑顔でいられる串本の実現」。今後に向け「今の町政に対して僕自身は不安には思っていないので、当局の決定をさらに一歩、あるいは半歩でも上のものにできるよう求めていきたい」と意気込んだ。

 今回の当選者は前任者の残任期間を受けるため、任期は同町選挙管理委員会が当選証書を付与した翌10日から来年4月30日(金)までの約8カ月半となる。

(2020年8月12日付紙面より)

トップ当選の喜びを万歳で分かち合う吉村聡一郎さん(左から2人目)=9日、串本町串本

2020年08月12日
35 新宮保健所管内で初の陽性
 那智勝浦町消防職員が感染  

 和歌山県は8~10日の3日間で新たに9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日に陽性が確認された20代男性のうち1人は那智勝浦町消防署職員で、新宮保健所管内では初めて。県内全ての保健所管内で感染者が確認された。県内の累計感染者数は計182人。

 県と同町によると、20代の町消防署職員は7日(8日県発表)に感染が発覚した田辺消防署上富田分署勤務の20代男性の濃厚接触者。4日に和歌山市内において当該職員を含む6人で会食などをし、岩出保健所管内の飲食した友人宅に3人で宿泊。5日の夕方に岩出保健所管内において5人(前日の6人のうち)で飲食し、その後帰宅した。

 当該職員の他に岩出保健所管内在住の20代消防隊員、20代女性3人の6人全員の感染が確認されている。全員、無症状を含め症状は安定している。

 県によると、感染が確認された那智勝浦町消防署職員の濃厚接触者は家族3人、友人4人で現在検査中。

 また、10日には、7月22日にクラスター(感染者集団)が発生した和歌山市の訪問介護施設の入浴介護サービスを利用し、30日に陽性が判明した80代男性が死亡。男性には基礎疾患があったという。県内の死者は4人となった。

(2020年8月12日付紙面より)

2020年08月12日
36 耐久が17年ぶりの優勝
 県高校軟式野球大会  
2020年08月12日
37 福祉や子どもの支援に  1千万円寄付した吉田さんに感謝状  (御浜町 )
2020年08月12日
38 避難所のコロナ対策学ぶ  リモートで災害ボラコ養成講座  (紀宝町 )
2020年08月12日
39 硬式球の感触確かめる  野球教室に中学3年生11人  
2020年08月12日
40 盆踊りや縁日気分味わう  紀宝町の各保育所で「夏祭り」  
2020年08月12日
41 夜の営業時間を早めるなど  NACKTが町内飲食店に呼び掛け  (那智勝浦町 )
2020年08月12日
42 町消防職員のコロナ感染受け  堀順一郎町長がメッセージ  (那智勝浦町 )
2020年08月12日
43 楽しい夏の思い出づくり  三津ノ保で夏まつり  (新宮市熊野川町 )
2020年08月12日
44 みんなで作って食べよう  4歳児がマリア保育園で  (新宮市 )
2020年08月12日
45 136年の歴史引き継ぐ  浅尾勝哉伝道師が就任  (日本キリスト教会新宮教会 )
2020年08月12日
46 史料そろえて戦時しのぶ  串本いやしの会が企画展  (串本町 )
2020年08月12日
47 コミュバスなど料金無料に  地域経済対策で10月末まで  (串本町 )
2020年08月09日
48 3人の新議員決まる
 串本町議補選  

8月9日21時15分確定【定数3】

当落得票数候補者名年齢党派現元新
2,443吉村聡一郎49
1,981水口  崇61
891松下 修巳66
794末永  潔68


当日有権者数 13,837人

投票者数 6,237人

無効投票数 128票

投票率 45.07%


2020年08月09日
49 わくわくドキドキ期待膨らむ
 はまゆう保が新園舎探検  (新宮市 )

 保育所型認定こども園「はまゆう保育園」(遅越拓郎園長、園児64人)の4、5歳児21人は7日、「わくわくドキドキ保育」で新宮市新宮の新園舎を探検した。

 同園を運営する社会福祉法人真福会(松畑ひろ子理事長)は「Total Welfare」(総合福祉)を目指し、高齢者介護や子育て支援、障害者福祉など幅広い事業に取り組んでいる。

 新園舎は鉄骨耐火構造2階建て。延べ床面積は986・14平方㍍で、園舎裏に約177平方㍍のグラウンドがある。施設内は木を多く取り入れ、壁にはウイルス対策に効果があるといわれる珪藻土(けいそうど)を採用した。同市馬町の烏藤1級建築設計事務所がデザインし、三輪崎の㈱夏山組が施工した。

 新園舎に足を踏み入れた園児たちは木の匂いをかぎ、「すごい」「ドキドキしてきた」と笑顔。図書コーナーやウッドデッキ、給食調理室とガラス窓でつながったランチ兼遊戯室などを一つ一つ見て回り、移転後の園生活に期待を膨らませた。この日は現在の園舎でスイカ割りやプラ板の記念キーホルダー作りもあった。

 遅越園長は「喜んでもらえて良かった。前の園舎よりも2倍以上広くなったので、のびのびと過ごしてほしい」と話していた。新園舎での保育開始は17日(月)を予定しており、おもちゃや絵本、プールなどの引っ越しも進んでいる。

(2020年8月9日付紙面より)

はまゆう保育園の新園舎
新園舎を探検した5歳児=7日、新宮市
2020年08月09日
50 職務精励職員に感謝状 新宮地区警察官友の会が総会 

 近畿警察官友の会和歌山県支部新宮地区警察官友の会(三﨑澄夫会長)は7日、那智勝浦町のホテル浦島で総会を開いた。昨年度の事業結果、収支決算報告があったほか令和2年度予算案、事業計画案などの議題を承認。役員改選では会長ほか副会長、幹事、会計・庶務を再任した。

 三﨑会長が、職務に精励し治安維持に貢献した職員に感謝状を贈呈した。受領者を代表して中野真一警部補が「警察職員という仕事に対して自問自答を繰り返す中で、このように晴れがましい栄誉を得ましたことは友の会の皆さま方をはじめ先輩、上司、同僚の方々のご指導、励ましのたまものと心から感謝しています」と謝辞を述べた。

 三﨑会長は「特殊詐欺やサイバー犯罪など悪質・巧妙化する新しい犯罪の出現や、大規模自然災害の発生など、社会情勢が変化する中で、全職員が一丸となって地域住民の安全安心のためにより一層のご活躍を」と職員を激励した。

 新宮警察署の小畑博昭署長は「昨年の刑法犯認知件数は145件で前年に比べ4件減少している。交通事故は昨年人身事故の発生件数は47件で前年比マイナス22件と大きく減少したが、物損事故は32件増の1171件という状況」と管内情勢を報告。

 今年は、6月末現在で刑法犯認知件数は昨年に引き続き減少傾向にあるが、交通事故の発生件数では、物損事故は減少しているものの人身事故が増加しているとした。

 また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う県をまたぐ移動の自粛が解かれ、国や県の観光推進施策の影響もあり、人の往来が戻りつつあると述べ「まちが活性化するのは喜ばしいことだが、一方で犯罪や交通事故も増加することが懸念される。署員一丸となって住民が安全で安心して生活できるよう努めていく」とあいさつした。

 同友の会は民警一体化による安心安全な社会の構築を目的に、警察官の激励や講演会の開催、警察活動に必要な機材や物品の助成などの支援活動を行っている。

(2020年8月9日付紙面より)

三﨑澄夫会長が職員に感謝状を手渡した=7日、那智勝浦町のホテル浦島
出席した皆さん
2020年08月09日
51 多くの通行呼び掛ける
 弁天島への道、完成  (那智勝浦町 )

 町民による美観維持奉仕が盛んな那智勝浦町の景勝地「弁天島」にこのほど、住民手作りの島へ渡る道ができた。作業は清掃活動も含め4月初旬から開始し中潮(潮の干満差が中程度)の7日干潮時に完成した。

 約50㍍の石積みの道は勝浦一区(大勝浦地区)の区長の裏東芳樹さんが中心となって歩きやすいように整備した。裏東さんは「満潮時には見えなくなりますが、多くの人に歩いてもらえたら道が丈夫になると思います」と通行を呼び掛けている。

 弁天島は古くから「勝浦三景」の一つに数えられる名所。海水が引けば「白蛇弁天」を祭る鳥居まで歩いて渡ることができる。近年では金運アップなどのパワースポットとして注目され、国内外からの観光客が増えた。

 干潮時には海水にぬれることなく弁天島へ渡れる磯の通路が、昨年秋の大型台風の影響からか浸水域が拡大してしまい歩行が困難になったため裏東さんが整備を思い立ったという。「浅瀬に沿って道を作っていたら自然と蛇行したのですが今朝は観光客に『おしゃれな道ですね』と褒めてもらいました」と笑顔を見せた。

 同区役員で総務を務める羽山元英さんが島の掃除や草刈りなどを行った。南紀くろしお商工会中部支部理事の中西太志さんも訪れ、高潮対策や道の形状維持、清掃活動の相互協力について話し合った。

 例年6月には大勝浦地区と同会、近隣企業・団体、町民が参加する100人規模の清掃活動「弁天島クリーン作戦」を展開しているが、今年は新型コロナウイルス対策で中止になった。中西さんは「自粛したものの20年前と比べるとポリ袋などの家庭ごみが無くなり、ほとんどが漂着物。活動の成果だと思う。今後も各方面へのPRと景観維持に努めたい」と話していた。

(2020年8月9日付紙面より)

手作りの道の上で、裏東芳樹さん(右)と中西太志さん=7日、那智勝浦町勝浦
2020年08月09日
52 厳しい暑さ続く  熱中症に注意  
2020年08月09日
53 県立高校、3分の2程度に  審議会が県教委に答申  (和歌山県 )
2020年08月09日
54 雨やコアストーンを学ぶ  恒例の夏休み企画8日から  (土砂災害啓発センター )
2020年08月09日
55 お盆を前に美化活動  タウンガーデンで会員らが芝刈り  (新宮市 )
2020年08月09日
56 戦争の悲惨さと平和の尊さを  まなびの郷で「原爆と人間展」  (紀宝町 )
2020年08月09日
57 県外移動は慎重に行動を  大畑覚町長がメッセージ  (御浜町 )
2020年08月09日
58 朝日浴びながら気持ち良く  東正寺で「夏休みラジオ体操」  (紀宝町鵜殿 )
2020年08月09日
59 定数3をつかむのは誰?  9日、いよいよ投開票  (串本町議補選 )
2020年08月08日
60 イルカのポストで活性化
 設置を記念しセレモニー  (道の駅たいじ )

 太地町は7日、道の駅「たいじ」(〆谷和豊駅長)敷地内にバンドウイルカをモチーフにした青色のご当地ポストを設置し、記念セレモニーを開いた。漁野洋伸副町長をはじめ、日本郵便株式会社近畿支社郵便・物流オペレーション部の松村淑也集配担当部長、紀南地区連絡会の南方慎一朗副統括局長らが出席し、序幕を行った。

 地域の特色を示したご当地ポストは全国にも多数存在し、本誌エリア内ではJR那智駅に黄色のポスト、熊野本宮大社に「八咫(やた)ポスト」がある。

 同町では昨年、開館50周年を迎えた町立くじらの博物館(林克紀館長)前にクジラのポストが設置され、観光客に人気の撮影スポットとなっている。町おこしや地域振興を目的に、太地郵便局(小河則行局長)と協議を重ね、町が寄付する形で設置に至った。

 ポストは前回と同様、地元で活動するクジラの造形愛好家らで組織される「ホエール・アート・ミュージアム」の山門基秀さん、前芝真人さん、石田一勝さんらが製作。上部のイルカはFRP(繊維強化プラスチック)製のため、劣化に強い。博物館より小型の10号サイズだが、レターパックも入るという。

 山門さんは「太地町といえば捕鯨のイメージが強いと思うが、クジラやイルカの造形物で明るい話題を提供することができれば」と語った。

 式典で漁野副町長が関係者らに感謝を述べ、「博物館のポストも町内外から高い評価を受けている。今回は町の玄関口である道の駅に設置していただいたことは、町の活性化に必ずや役立つであろうと確信してます」とあいさつした。

 〆谷駅長は「地元はもちろん、観光客にも使用していただき、名所の一つになればありがたい。記念撮影も協力させていただきます」と語った。

 なお、これまで敷地内で使用されていた旧ポストはこの日をもって撤去された。

(2020年8月8日付紙面より)

新たな町の名所誕生を祝い序幕=7日、太地町の道の駅たいじ
イルカのポストが観光客を迎える
2020年08月08日
61 フレイル予防で夏を乗り切る
 ふれあいいきいきサロン  (新宮市熊野川町 )

 新宮市熊野川町の上長井集会所で6日、上長井、西、谷口地区のふれあいいきいきサロンが開かれた。地域住民5人が暑い夏を乗り切るため、介護予防体操で汗を流した。

 サロンは地域のコミュニティーづくりや介護予防、寝たきりの防止、一人暮らしの人への見守りなどを目的に2005年ごろから始まった。現在は新型コロナウイルス感染対策で、消毒液の設置、参加者全員の検温、窓の開放などの対策を取っている。

 この日は熊野川地域包括支援センター職員で看護師の岡崎久子さんがフレイル(衰弱)予防について解説。身体活動量が減って食欲が湧かなくなり、栄養状態が悪くなることで筋力・体力が低下する悪循環に陥る危険性を話し、「外出自粛の影響か、最近転倒してけがや骨折をしたという話をよく聞く。皆さんも気を付けて」と呼び掛けた。

 参加者は「元気でまっせ体操」やスクワットでしっかりと運動し、錦糸卵やシイタケの煮付けが入ったそうめんの弁当を味わった。

 野原孝子さん(79)は「体操をして体が温まった。毎日朝に畑、午後は縫い物をし、散歩もしています。そうめんが思ったよりもたくさん入っていて、満腹です」と笑顔で語った。

(2020年8月8日付紙面より)

かかと上げ体操をする参加者=6日、新宮市熊野川町の上長井集会所
2020年08月08日
62 16日間の短い夏休みに
 小中学校で1学期終業式  (紀宝町 )

 紀宝町の全小中学校で7日、1学期の終業式があった。児童、生徒たちは通知表を受け取り、16日間の短い夏休みに入った。

 例年、夏休みは7月21日から始まるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う休校措置の影響で1学期を約2週間延長し、8月も授業を続けてきた。

 町立相野谷小学校(岩本直樹校長、53人)では、体育館で終業式を行い全校児童が間隔を空けて座った。岩本校長は「今年は新型コロナウイルスのため休校もありましたが、頑張って今日まで学習しました。みんなの通信簿を読み、1学期に頑張ったことをたくさん書いていました。みんなが頑張れるのは努力と周りの応援のおかげ。明日から楽しい夏休みです。『短いけど良かったな』と言えるよう、安全、健康に過ごして本を読んでください」とあいさつした。

 児童会の6人は▽計画▽健康▽防犯▽交通▽安全▽あいさつ―といった夏休みの過ごし方を掲げ、「目当てを持って過ごしましょう」と呼び掛けた。

 町内小中学校では24日(月)から2学期が始まる。

(2020年8月8日付紙面より)

夏休みの過ごし方を呼び掛ける児童会役員=7日、紀宝町立相野谷小学校
2020年08月08日
63 中湊にサテライトオフィス
 古座MORIが町長ら表敬  (串本町 )

 串本町中湊に拠点を置く株式会社古座MORIの坂本直弥代表取締役(51)ら3人が6日、田嶋勝正町長らに事業内容を伝えて今後の協力関係を求めるなどした。

 坂本代表取締役は、東京都で日本とフィリピンの懸け橋となる国際会計事務所「株式会社アイキューブ」の統括取締役。その事業の一端で2008年、串本町~古座川町域に自社林を取得したことで両町域へ適時通うようになった。その折に実感しているのが現地の通信インフラの弱さで、自身の経営を誰かに任せないと通い難い状況を他の事業者とも共用できる形で改善しようと考え、事業「古座の魅力を世界に発信し、事業を呼び込むためのサテライトオフィス運営」へと動き出した。

 この事業はわかやま産業振興財団の本年度地域課題解決型起業支援事業において採択を受け、坂本さんは2週間の準備期間を経て7月14日付で現地法人「株式会社古座MORI」を設立。中湊の右東谷川そばの空き家と旧工房を取得し、旧工房をテレワークに応える環境を有するサテライトオフィスなどにし、空き家を宿所とする方向で取り組み始めている。

 その設計は京都大学大学院の小林広英教授と関係する学生のチームに依頼。新型コロナウイルスの影響で当初予定していた第1回現地ワークショップは急きょ中止となったが、事前調査に基づく構想を持って指導陣が7~9日に現地入りし建物の詳細計測などをするという。年内にサテライトオフィス化を完了し、すでに利用を考えている知人を年明けに迎え入れてモデルケースを作り、来年度から事業を呼び込む本格運営に乗り出せれば、と意気込んでいる。

 6日は滞在時に利用している縁で現地に詳しい役員として迎えた神保圭志取締役(旅館神保館館主)と実娘の3人で同町産業課と田嶋町長を表敬訪問。中湊を拠点にして事業の概要やその運営により見込まれる状況とその背景にある需要などを伝え、今後の協力に結びつきそうな情報の交換もして歩み寄りを深めた。

(2020年8月8日付紙面より)

田嶋勝正町長らに事業概要を説明する坂本直弥代表取締役(右から2人目)=6日、串本町役場本庁
2020年08月08日
64 1位に野中さん、垣本さん  写連紀南支部7月度例会  
2020年08月08日
65 「足元で下げ止まりの動き」  県内経済情勢7月判断  
2020年08月08日
66 新型コロナに関するお願い  田岡市長がメッセージ  (新宮市 )
2020年08月08日
67 地に足着け日々の努力を  和歌山県立学校で終業式  
2020年08月08日
68 一緒にプールで水遊び  佐野保と蓬莱保の5歳児  (新宮市 )
2020年08月08日
69 浸食によってできた甌穴  【紀宝町】相野谷川の西川渓谷に存在  (熊野アーカイブ ~熊野に人あり、歴史あり。~ ⑤ )
2020年08月08日
70 無病息災や家内安全祈る 阿須賀神社で扇立祭 (新宮市)
2020年08月08日
71 利用者に絵手紙届ける  配食ボラ「サークルほほえみ」  (紀宝町 )
2020年08月08日
72 ボウズハゼ滝越え活発化  梅雨時期の増水落ち着き  (古座川町 )
2020年08月08日
73 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第17回】生卵は何歳から?  

 「生卵を何歳から与えていいですか?」とよく聞かれます。この質問には実は正解はありません。生卵は新鮮なものであれば低リスクですが、卵の殻にサルモネラ菌が付着していることもあるので、気を付けた方がいいとしか言いようがないのです。

 今世間は新型コロナウイルス一色で、手指の洗浄や消毒は、いつもより気を付けているご家庭がほとんどだと思います。でも、暑くなるこの時季、食中毒も侮れません。特に子どもは、少量の菌で重症化してしまうケースもあるので、大人が気を付けてあげなければならないのです。私の知人で、サルモネラに感染した小学生は、お父さんの卵かけご飯を一口もらっただけでした。しばらくして、下痢と嘔吐(おうと)を繰り返し、病院に行って、胃腸炎と判断されました。その後薬を飲んでも一向に治らず、どんどん悪化して、3軒目のお医者さんで初めてサルモネラと分かり一命を取り留めました。サルモネラ菌は感染して死亡するケースもあり、とても危険な食中毒と言えます。今スーパーなどに出回っている卵は、新鮮なものが多く、サルモネラ菌が付着しているものは少ないといわれています。それでも、全てではないですし、日がたつと増殖する可能性があります。

 食品安全委員会が実施した研究事例では、日本全国から集めた市販の卵、約10万個のうち汚染されていたのは3検体でした。さらに2万個の卵から検出されなかったという結果も合わせて、汚染の確率は0・0029%程度と推定しています。かなり低いですよね。ただ、生卵を食べるという行為自体は、やはり100%安全とは言えないのです。では、どういったことに気を付ければいいのでしょう。

 一つ目は温度管理です。サルモネラ菌に汚染された卵は、保管期間や卵の殻を割ってから食べるまでの時間が長くなるほど菌が増加することが分かっています。ただ、正しく温度管理をして保管すれば6週間後も菌が増えなかったという実験結果もあります(食品安全委員会 食品健康影響評価のためのリスクプロファイルより)。卵を買うときは、常温保存されているものではなく、冷蔵保存されているお店のものにしましょう。購入後は冷蔵庫で保管してください。

 二つ目は食べ方です。生卵を食べるときはできるだけ新鮮なものを選んで、割るときに殻が入らないように注意してください。サルモネラ菌は、熱に弱いので加熱すれば大丈夫です。基本的に卵の賞味期限は「安心して生で食べられる期間」として定められていますが、私は購入後すぐのものだけを生で食べるようにしています。特に賞味期限が切れた卵は、十分加熱調理することを心掛けてください。

 最後は意識しておくことです。子どもに生卵を与えた場合は、「今日生卵を食べたな」と意識しておいてあげてください。サルモネラ菌の潜伏期間は6~72時間といわれているので、この時間内に症状が出た場合は、お医者さんに「卵を食べた」とすぐに報告できるようにすることが大切です。サルモネラ菌は、卵だけでなく鶏肉やペットにもいるといわれています。調理前の手洗いは徹底し、お肉は十分加熱調理して笑顔の食卓にしてください。

(2020年8月8日付紙面より)

2020年08月07日
74 追い込み漁に向け警戒強化
 警戒本部現地警戒所の開所式  (太地町 )

 9月から始まる小型鯨類の追い込み漁を前に和歌山県警は5日、太地町多目的センター敷地内に新設された「和歌山県警察太地町特別警戒本部現地警戒所」で対策の警戒強化を行うための警戒所開所式を行った。反捕鯨団体への対策として2011年から毎年設置されており、今年で10回目。同警戒所では初の開所となり、来年3月まで設置する。

 反捕鯨団体は過去にいけすの網の切断をはじめとし、12年に同町森浦にあるモニュメントの破壊、13、14年は執拗(しつよう)な追跡や写真撮影などの迷惑行為を行った経緯がある。昨年の漁期間中は国内外含む約70人の活動家が来町したが、大きなトラブルはなかったという。

 漁期間中、警戒所では安全パトロール班7人が交代しながら1班2人で24時間を勤務。また、活動家には女性が多いことから、例年に引き続き安全パトロール班に女性警察官を1人配置している。

 同本部では現在、団体の確認はないとしながらも、商業捕鯨が再開2年目となることや森浦湾の鯨類が観察できる海上遊歩道の供用が今年7月に開始されたことを受け、さらなる注意や警戒の必要性を示した。

 開所式では太地町特別警戒本部の谷本克也本部長(和歌山県警察本部警備部長)、小畑博昭副本部長(新宮警察署長)らが出席。

 谷本本部長は反対運動は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で不透明な部分があるとしながらも、イルカ漁に対する抗議活動は継続されていると示した。

 重点として「違法行為の未然防止」と「関係機関との連携強化」を挙げ、「捕鯨などの関係者のみならず、太地町の住民が安心して仕事や生活ができるよう、対策に当たる全員が一丸となり最善を尽くしたいと考えている」と訓示した。

 その後、部隊員である警察官らはパトカーに乗り込み、町内の巡回に出発した。

(2020年8月7日付紙面より)

谷本克也本部長が訓示を行った=5日、太地町の特別警戒本部現地警戒所
町内を巡回するためパトカーなどが出発した
2020年08月07日
75 商品券発行など市が説明
 新型コロナ対策会議  (新宮市議会 )

 新宮市議会(久保智敬議長、15人)は5日、新宮市役所で第1回「新宮市議会新型コロナウイルス感染症対策会議」を開いた。議員が新型コロナに係る市の対応や今後の支援策、方針などについて質問した。

 同対策会議は、災害時における議員の役割や行動に関する「新宮市議会災害発生時対応要領」を基に、新型コロナのような大規模感染症の発生時にも対応できるよう要領の一部改正を行ったもので、6月定例会本会議において設置された。

 開会に当たり、久保議長が「全国的に感染者が増え、近隣市町村でも感染者が確認されている。今週からは学校が夏休みに入り、来週にはお盆の帰省シーズンを迎える中、市民はこれまで以上に大きな不安を抱えている」とあいさつ。

 当局が新型コロナに係る給付金や支援金の受け付け・給付状況について説明。また、今後の支援策について▽プレミアム付共通商品券の発行▽介護サービス事業者等支援補助金▽子育て世帯応援商品券配布事業▽新生児臨時特別定額給付金(仮称)―などを計画していると報告した。

 プレミアム付共通商品券の発行は、新型コロナの影響で落ち込んだ地域経済と市民生活の支援を行う目的で、全市民1人当たりプレミアム率40%の1万円(1万4000円分)の商品券を販売するもの。市が全世帯に送る引換券をもってしての購入となる見通し。

 子育て世帯応援商品券配布事業は、「子育て世帯への臨時給付金」の支援対象外となっている平成14年4月2日~平成16年4月1日生まれの子どもがいる保護者などを対象として1人につき市共通商品券1万円分を支給。

 新生児臨時特別定額給付金(仮称)は、国の特別定額給付金の基準日を過ぎて、令和3年4月1日までに生まれた子ども1人に対し5万円を給付するもの。いずれも9月定例会で補正予算として上程する予定。

 議員からは盆の帰省シーズンにおける感染拡大を危惧する声が多く、田岡実千年市長自らが防災行政無線で感染対策の徹底や、人権への配慮を呼び掛けるメッセージを発信すべきとの意見が上がった。

 医療従事者が安心して職務を果たすための環境づくりや、感染予防対策を示した市独自のガイドラインの提示、面接制限が行われている介護現場における入居者や家族へのサポートなどを求める声もあった。

 田岡市長は「新宮保健所管内では感染者はゼロだが、感染リスクはゼロではない。引き続き3密を避けることや手洗い・マスクの徹底を」と呼び掛けるとともに「誰が感染するか分からない中、感染者や感染が疑われる者が非難されるといった風潮が広がってしまうと、当人は医療機関の受診をちゅうちょしたり行動履歴を隠したりするようになり感染拡大につながる可能性がある。感染した人に対して励まし見守っていくことが終息につながっていくのでは」と思いを語った。

(2020年8月7日付紙面より)

新型コロナ対策や支援策について意見が交わされた=5日、新宮市役所
2020年08月07日
76 交通違反の取り締まり強化
 管内、県内の交通情勢を報告  (南郡交対協 )

 南牟婁郡交通安全対策協議会(会長・大畑覚御浜町長)の本年度総会が5日、御浜町役場であり、顧問の濱口裕史・紀宝警察署長が管内、県内の交通情勢(4日現在)と対策を報告した。

 重大事故に直結する速度超過や信号無視、横断歩行者妨害など悪質危険な交通違反、あおり運転の取り締まりを強化し、歩行者保護に重点を置いた取り組み、反射材の配布活動も継続するとした。

 管内では164件(前年同期比39件減)の交通事故が発生。交通量の多い日中の国道42号で多発し、前方不注視や安全不確認による追突、出合い頭事故が多い。死亡事故は発生していないが、転落や車と自転車の衝突、ブレーキとアクセルの踏み間違いなどの事故があり、予断を許さない状況にあるという。

 横断歩道で止まってくれた車に対して児童が感謝の意を表する「止まってくれてありがとう運動」を実施しており、濱口署長は「横断歩道で止まらない車や住宅街の狭い道路でスピードを出す車を見掛ける。歩行者と車の事故は死亡事故に直結する危険性が高く、引き続き、住宅街での移動オービスを運用していく」と述べた。

 県内では2万8020件の交通事故が発生。前年同期より5611件減少し、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としての外出自粛が要因とみている。

 死亡事故は昨年、統計を取り始めた昭和29年以来最小の75人だったが、今年は45件46人で前年同期より6人増加した。このうち25人が高齢者で、17人が歩行中の事故で大半が夜間に発生し、反射材を着用していなかった。今後、高齢者の交通安全意識高揚を図り、死亡事故を減らすことが課題とした。

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■南郡交対協総会



 副会長の西田健・紀宝町長、紀宝、御浜両町の議会議長ら20人が出席し、本年度の事業計画、予算を決めた。

 同協議会は紀宝警察署管内の議会、老人クラブ連合会、小中学校、高校、県などで組織。昨年度は年4回の交通安全運動期間中、広報啓発活動、交通安全教室などに取り組んできた。

 冒頭、大畑会長が「先月28日に御浜町で2人の陽性患者が出たが、その後の検査で濃厚接触者が陰性との結果が出た」と報告。「お盆を控えて交通事故の多発が懸念されるが、コロナ対策を講じながら新しい生活様式を踏まえて啓発活動を工夫したい。それぞれの立場でご協力を」と述べた。

 本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、7月の「夏の交通安全県民運動」を中止したが、秋の全国交通安全運動(9月21~30日)、年末の交通安全県民運動(12月1~10日)は実施する計画だという。年間を通して、毎月11日に早朝街頭指導、子どもを対象にした交通安全教育などを行う。

(2020年8月7日付紙面より)

紀宝警察署などがこれまで実施した交通事故防止の取り組み
2020年08月07日
77 仮移転に向け準備始まる
 10月再開目標にし図書館  (串本町 )

 串本町図書館が1日から、仮移転作業のため休館期間へ入った。仮移転先は地域保健福祉センター(町立体育館の隣)。公には10月ごろ移転先で開館としているが、内部的には10月1日(木)付の再開を目標にして作業を進めている。

 この仮移転は、図書館がある施設(旧園舎)の敷地を年末までに地権者に返還するために実施。同館は津波が届かず町民の利便性を損なわない場所への移転を模索し続けているが、現時点で筋道はついておらず将来に本移転ありとして今回は仮と位置付けている。

 同町教育委員会教育課社会教育グループによると、同センター1階の空き部屋(旧食堂)とロビーを仮移転先とし今月5日現在で整備工事はほぼ完了に達しているという。

 他方、仮移転では下旬の搬出に向け計画的に蔵書の箱詰め作業を始めている。同館職員によると、元と先ではフロアの形状が異なるため改めて利便性の高い書棚の配置を決め、それに合わせて蔵書を並べる必要があるそう。相応にシステム面での準備も要するなどで、5万冊規模の蔵書や再活用する書棚の搬出よりもそれらの搬入の方が大仕事になるが目標にかなうよう進めたいと話していた。

 移転元の施設は8月末までに空にし、9月以降に解体撤去して敷地を返還するという。

(2020年8月7日付紙面より)

仮移転に向け書棚の蔵書を計画的に箱詰めする図書館職員=5日、串本町図書館
2020年08月07日
78 安全快適な道路利用のために  県職員が清掃活動  (新宮市・那智勝浦町 )
2020年08月07日
79 基本的な感染症対策の徹底を  和歌山県が呼び掛け  
2020年08月07日
80 3種の絶滅危惧種が着生  モミジの木にムカデランの花  
2020年08月07日
81 自分の意見持ち社会参画を  新宮高校で租税教室  (新宮市 )
2020年08月07日
82 不要不急の往来自粛を  河上市長がメッセージ  (熊野市 )
2020年08月07日
83 夏休み前に自転車点検  紀宝町交通安全対策協議会  
2020年08月07日
84 町内でイワタバコが開花  日差し避け湿潤な岩肌で  (古座川町 )
2020年08月07日
85 盆を前に芝・草刈り進む  本州最南端の望楼の芝で  (串本町 )
2020年08月07日
86 安全に使って節電を  8月は電気使用安全月間  (電気工事工業組合 )
2020年08月06日
87 高校生対象に業務説明会
 6人が仕事への理解深める  (新宮警察署 )

 新宮警察署(小畑博昭署長)は4日、同署で業務説明会を開いた。県立新宮高校、県立新翔高校の生徒6人が参加。警察の仕事や試験対策などについて説明を受けたほか、鑑識を体験するなどして警察業務への理解を深めた。

 同署では進路選択の一助にと、高校生を対象に毎年業務説明会を行っている。

 2019年に同署に配属された永谷美波巡査が、試験対策や勉強方法について説明。「過去問題を反復すれば身に付くのでは」などと助言した。昨年警察学校を卒業し今年2月に同署に配属となった渕上晟冴巡査が警察学校時代の思い出を振り返り「夢に向かって一生懸命頑張って」と高校生にエールを送った。

 同署生活安全刑事課鑑識係の窪田博文警部補による鑑識体験では、瓶に付いた指紋を採取。「犯人がここを触ったであろうという所を鑑識するのがポイント」などとアドバイスした。

 質疑の時間では「何を勉強すればいいですか」「なぜ警察官になろうと思ったのですか」「警察学校での訓練はどんなものですか」などの質問があった。「警察官になって良かったことは何ですか」という質問に対して窪田警部補は「犯人を捕まえた時、そして被害を受けた人から『ありがとう』と感謝された時は何物にも代えがたい瞬間」と答えた。

 閉会に当たり、佐々木達也警務課長が、今春、かつらぎ署で県警初となる女性署長が誕生したことについて触れ「女性の活躍の場も広がっており、女性にしか対応できないこともある」と紹介。

 学歴は関係なく、努力次第で上がっていける仕事であると述べ「警察は魅力的な仕事だと思っている。私たちの仲間になってもらえることを期待しています」とあいさつした。

(2020年8月6日付紙面より)

鑑識体験などを通して警察業務への理解を深めた=4日、新宮警察署
警察官が試験対策などについてアドバイスした
2020年08月06日
88 ちょうちんで心に明かりを
 「湯ごりの郷」駐車場に設置  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町湯川の社会福祉法人高瀬会の地域密着型バーデンライフ・ケアセンター「湯ごりの郷」(切士知憲施設長)は、新型コロナウイルス感染症による暗い雰囲気を吹き飛ばし、利用者や地域住民の心に明かりをともそうと駐車場に盆行事用のちょうちんを設置した。

 「地域に密着した施設」を目指す湯ごりの郷は、2008年の設立当初から毎年「夏祭り納涼盆踊り大会」を開催。子どもから高齢者まで大勢が参加し、「浜ノ宮櫂(かい)踊り保存会」による県の無形民俗文化財の櫂踊りやフラダンスなど多彩な踊りを楽しんでいた。今年は新型コロナ対策のため中止したが、その代替として職員が企画した。

 4日には入居者が盆行事の雰囲気を味わおうと駐車場に出向いた。岩﨑明美さん(88)は「踊ったりするのは苦手だけど、きれいだね」、松本恵美さん(94)は「やっぱり太陽に当たるのはいい」と目を細めた。

 切士施設長は「2月から面会を断り、花見など外に出掛けるイベントも自粛してきた。季節の行事は利用者さんたちの楽しみの一つ。ちょっとした取り組みだが、車で通り掛かる人にも見てもらえたら」と話していた。ちょうちんは1、2週間設置しているという。

(2020年8月6日付紙面より)

盆行事の雰囲気を味わう=4日、那智勝浦町の湯ごりの郷
2020年08月06日
89 気持ち引き締め夏休みへ
 町立小中学校で終業式  (串本町・古座川町 )

 串本町や古座川町の町立小中学校が5日、一斉に第1学期の終業式を営んだ。両町とも夏休み期間は6日から19日(水)まで。児童生徒は宿題や通知表などを受け取って学期を締めくくり、2週間の夏休みを迎えた。

 新型コロナウイルス感染予防対応に伴い、始業間もなく臨時休校となり5月中旬以降の登校日を経て6月から再開となった第1学期。3月の臨時休校も含め学業の遅れを取り戻すため、普通教室に整備された空調設備を活用して夏休み期間を短縮する形となっている。

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長、児童64人)は3密と真夏の暑さを避けるため、窓や扉を全開放した町民体育館で間隔を取りながら整列して同式を実施。大畑校長は例年にない第1学期となったがみんなで感染予防対策をして頑張ったことをたたえ、各学年の代表児童1人に登壇を求めて1学期で頑張ったことを発表してもらい努力を振り返るきっかけとした。

 夏休みに頑張ってほしいこととして「3密を避ける 密閉・密集・密接」と「うがい 手洗い マスク 早寝 早起き 朝ごはん」も呼び掛け、新型コロナウイルスにやられないよう夏休みを過ごしてほしいとした。

 児童会は「一日2時間勉強」「早寝早起き朝ごはん」を夏休み中の目当てとして発表。夏休みを楽しく安全に過ごすため▽交通ルールの順守▽水の事故への注意▽お金を大切に使う―の3点も約束して夏休みに向けた気持ちを引き締めた。

 県立串本古座高校は7日(金)に同式を営む。夏休み期間は8日(土)から16日(日)までの9日間という。

(2020年8月6日付紙面より)

夏休み中に頑張ってほしいことを児童に呼び掛ける高池小の大畑眞校長=5日、古座川町民体育館
2020年08月06日
90 県内で巡回パネル展
 8月は北方領土返還運動全国強調月間  

 北方領土返還要求運動和歌山県民会議(会長=岸本健・県議会議長)は、北方領土返還運動全国強調月間の8月を中心に、県内各地で巡回パネル展を実施している。

 本紙エリアでは新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で11日(火)まで展示している。択捉・国後・色丹・歯舞の北方四島は1945年に当時のソ連に不法占拠され、ロシアとなった現在も占領・実効支配が続いている。

 同会議は北方領土の返還を平和的な話し合いで実現し、日露間に真の友好関係を築くための「北方領土返還運動」を推進することを目的とし81(昭和56)年に発足。現在は青少年、婦人、教育、労働、経済、農林水産、行政などの118団体が加盟し、北方領土問題の解決に向けて活動している。

(2020年8月6日付紙面より)

11日まで開かれているパネル展=5日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店
2020年08月06日
91 県内在住者の陰性確認  御浜町2人の濃厚接触者  
2020年08月06日
92 愛する人を短歌、俳句で表現  平和の尊さを守る詩歌展  (御浜町 )
2020年08月06日
93 カラフルなペン立てを作る  新型コロナ対策で8月は休止  (かわりない会 )
2020年08月06日
94 「人権の花」22施設に届ける  井田小園芸委員が育て  (紀宝町 )
2020年08月06日
95 参加者が修了証受け取る  能城地区で介護予防教室  (新宮市熊野川町 )
2020年08月06日
96 集落支援員を委嘱  高田村つくり推進事業  (新宮市 )
2020年08月06日
97 「これだけ咲いたのは初めて」  野澤さん宅のセンニンソウ満開  (那智勝浦町 )
2020年08月06日
98 5歳児が肝試しや花火  たづはら保でお楽しみ保育  (新宮市 )
2020年08月06日
99 つぼが伝える「昔の新宮」  約100年の時代を熟成  (新宮京三本店 )
2020年08月06日
100 県道の歩道沿いで花開く  帰化植物「ワルナスビ」  (串本町 )
2020年08月06日
101 4人立候補する形で確定  2カ所で期日前投票開始  (串本町議補選 )
2020年08月06日
102 久しぶりの開場にぎわう  ひだまり市in互盟社  (古座川町 )
2020年08月06日
103 命を大切に夏休み過ごして  町立小中学校で終業式  (那智勝浦町 )
2020年08月06日
104 お悔やみ情報
  
2020年08月05日
105 「事故なく熊野の海楽しんで」
 各団体が遊泳客に啓発  (那智勝浦町 )

 新宮警察署(小畑博昭署長)や那智勝浦町などさまざまな機関で構成される新宮警察署管内マリンレジャー事業安全対策協議会(会長=佐古成生・那智勝浦町観光企画課長)は3日、同町浜ノ宮の那智海水浴場(ブルービーチ那智)で水難事故防止啓発活動を実施した。参加した同署員や那智勝浦観光機構の職員らは遊泳客や観光客らに啓発物資を手渡し、水の事故への注意や協力を呼び掛けた。

 啓発は例年、新宮市や太地町でも行われるが、今年は両市町とも新型コロナウイルスの影響で海開きしていないためブルービーチ那智のみとなった。

 同署によると、管内の前年度水難事故件数は死者1人、負傷者1人の計4件だった。

 佐古会長は「コロナ禍の中だが、海や川のレジャーを楽しむ方や、密を避けてのキャンプの需要は場所によって増えていると聞く。しかし、例年痛ましい水の事故が発生している。今日のような地道な啓発活動が事故の未然防止につながると思うので、よろしくお願いします」とあいさつした。

 参加者は猛暑の中、遊泳客らに丁寧に声掛けを行い、「なくそう水の事故」と書かれたウエットティッシュや人工呼吸用のマウスシートを配布した。

 啓発後、同署の森田哲平地域課長は「本格的なマリンシーズンを迎えた。全国的にも水の事故が発生し、亡くなられている方もいる。事故防止対策を徹底していただき、救命措置の重要性を理解していただき、この素晴らしい熊野の海を事故なく楽しんでいただけたら」と話した。

(2020年8月5日付紙面より)

遊泳客らに事故防止を呼び掛けた=3日、那智勝浦町のブルービーチ那智
啓発前に諸注意などを行う
2020年08月05日
106 独自の「緊急警戒宣言」
 4日連続過去最多を更新  (三重県 )

 三重県内で3日、新たに20人の新型コロナウイルス感染が確認された。4日連続で過去最多を更新し、このうち9人が三重大学の学生で、県はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。県内での感染確認は144例目となった。

 都市部を中心に感染が急速に再拡大し、県内でも7月31日以降、連日2桁を超える新規感染者の発生が続くなど、予断を許さない状況にあることから、鈴木英敬知事は県独自の「緊急警戒宣言」を出した。

 期間はお盆が終わる今月16日(日)までで、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、感染対策が不十分な店舗がある県外地域への不要不急の往来を自粛することや、感染者が急増している地域に勤務している人に対し、勤務後の繁華街への訪問を自粛することを要請した。

 検査体制として、県保健環境研究所にリアルタイムPCR機器1台を増設した。これまで通常1日2回80件実施してきた検査能力を120件に増強した。緊急時などは3回実施することで1日当たり最大180件の検査が可能となった。また、抗原検査(定量)機器を新たに導入する予定だという。

 感染拡大期対応として、すでに209床の受け入れ体制を整備。今後のさらなる患者増加に備え、まん延期対応として358床での受け入れに向け、関係医療機関などに協力依頼を開始した。軽症者向け宿泊療養施設についても約100室の運用開始に向けて準備を進めている。

 鈴木知事は「皆さまご自身、大切な家族や友人、同僚の『命と健康』を守るためにはウイルスを『持ち込まない』『広げない』ことが大切です。県民、事業者の皆さま、県外にお住まいの皆さまにおかれましては、本宣言の趣旨をご理解のうえ、感染防止対策徹底のご協力をお願いいたします」とコメントを出した。

(2020年8月5日付紙面より)

2020年08月05日
107 写真で被ばくなど伝える
 文化セで「平和の歴史展」  (串本町 )

 串本町文化センター2階ホワイエで3日、パネル展「太平洋戦争終戦75年 串本町平和の歴史展」が始まった。期間は16日(日)まで。開場時間は午前9時~午後5時で、今回はソーシャルディスタンスを意識しながら随時鑑賞してほしいとしている。

 この展示は、第五福竜丸建造の地平和の歴史展実行委員会(西野政和委員長)が終戦75年目の節目に戦争の愚かさと平和の尊さを語り継ぐきっかけとして実施する。当初はスタッフ常駐による解説や講演会なども含めた特別展「終戦75年平和展」を開く計画だったが、新型コロナウイルスの影響でパネル展示のみ行うことにした。

 パネル数は30枚で、他に趣旨解説などの資料も展示。期間中に被爆75周年の節目も迎えることから特に核兵器による被ばくを組写真で伝え、併せて核兵器禁止条約批准の今を伝える内容となっている。

 西野委員長は「現在の串本町ができて以降、第五福竜丸(第七事代丸)の建造(1947年)とその被ばく(54年)、そして終戦(45年)を振り返るため、それぞれ5年ごとの節目に合わせて実行委員会を立ち上げて紹介に努めてきた。今年は終戦から75周年。時間の経過とともに皆さんが戦争の悲惨さと平和の大切さを忘れないよう、これからも周年行事を続けていきたい」と話した。

 今回見合わせた講演会などは、同ウイルスの状況を見つつ秋ごろに再度特別展を計画して行う方向で検討しているという。

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14日には地下施設跡公開も



 同実行委員会は14日(金)、串本町串本の植松区内にある施設跡「海軍地下無線送信所跡」の特別公開も実施する。

 実施時間は午前10時と11時、午後1時、2時、3時の5回で、いずれも植松防災センター集合、当日受け付け、参加無料。密な状況を避けるため、各回10人程度とする点で協力してほしいとしている。

 問い合わせは同実行委員会事務局(電話0735・62・0006、同町文化センター・同町教育委員会教育課社会教育グループ内)まで。

(2020年8月5日付紙面より)

終戦75年目の節目に向けて始まったパネル展の会場=3日、串本町文化センター
2020年08月05日
108 力作218点を審査
 新宮市観光フォトコンテスト  

 新宮市観光フォトコンテストの審査会が4日、市役所別館であった。8人の審査員が105人から寄せられた力作218点を厳正に審査した。最優秀賞などの入賞者は今月下旬に発表。入選作品は市観光カレンダーやパンフレットなど、市のPRに使用する。

 市観光カレンダー製作実行委員会が主催する事業で9回目。今回はテーマを「伝えたい、知ってほしい、新宮の魅力」とし、一般の部のほかに初めて中学生・高校生の部を設けた。一般の部には54人から165作品が、中・高校生の部には51人から53作品の応募があった。

 田岡実千年市長、実行委員長の山本大輔・市観光協会事務局長、児嶋毅さん(審査委員長)、杉本光朗さん、垣本正道さん、堀幸義さん、西和美さん、市秘書課の廣井芳美・広報広聴係長が審査員を務め、植物や風景、祭り、熊野速玉大社や神倉神社など、市内の四季折々の情景を収めた力作の数々を審査。気に入った作品にシールを付けていった。

 山本実行委員長は「コロナ禍で今年は作品が少ないのではと危惧していたが前回以上の応募があった。応募してくださった皆さまに心より感謝したい」。

 田岡市長は「作品を使用した観光カレンダーは毎年好評。ふるさとを離れて暮らす方々にも気に入ってもらえていると聞いている。今年も皆さんの協力のもと、素晴らしい作品を選ぶことができたら」とあいさつした。

(2020年8月5日付紙面より)

フォトコンテストの入賞作品を選ぶ審査員=4日、新宮市役所別館
2020年08月05日
109 練習の成果を発揮
 第3回和歌山陸協記録会  
2020年08月05日
110 30人がプレーを楽しむ
 植地さん、永野さんが優勝  (グラウンドゴルフ大会 )
2020年08月05日
111 橋本真弥さんがバレー指導
 元Vリーグユニチカ選手  (近大新宮高 )
2020年08月05日
112 東牟婁大会が開幕
 第40回学童軟式野球大会  (マクドナルド・トーナメント )
2020年08月05日
113 「日本語教師への道」語る  近大新宮で夢サロン  
2020年08月05日
114 人権尊重の地域社会築く  新宮市人権尊重委員会が総会  
2020年08月05日
115 不当介入などに対処  関係機関で連携図る  (新宮警察署管内不当要求対策協議会 )
2020年08月05日
116 梅の土用干し始まる  熊野地方  
2020年08月05日
117 楽しく季節感味わう 木の川認定こども園で夏まつり (新宮市)
2020年08月05日
118 5歳児が夏の一夜満喫  わかば保でお楽しみ会  (那智勝浦町 )
2020年08月05日
119 新型コロナ予防の貸館基準  まなびの郷など4施設  (紀宝町 )
2020年08月05日
120 たった1回でも薬物乱用  生徒が薬物の怖さ学ぶ  (相野谷中 )
2020年08月05日
121 コロナに対応した運営を  災害ボラ関係団体研修会  
2020年08月05日
122 学徒が直面した戦争知る  文化セで串本中平和学習  (串本町 )
2020年08月05日
123 4人が届け出て選挙戦へ  串本町議会議員補欠選挙告示  
2020年08月05日
124 お悔やみ情報
  
2020年08月04日
125 課題解決し魅力ある将来へ
 棚田地域振興法勉強会  (那智勝浦町 )

 棚田地域振興協議会(浦勝良会長)は2日、那智勝浦町口色川の口色川会館で棚田地域振興法勉強会「魅力ある色川地域の将来に向けて」を開催した。農林水産省近畿農政局和歌山支局長で棚田地域振興コンシェルジュの大川武士さんが講師を務め、和歌山県東牟婁振興局や同町農林水産課、協議会や住民らが参加し、棚田地域における課題解決策や補助金の活用制度などを学んだ。

 棚田地域振興法は貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図り、棚田地域の持続的発展および国民生活の安定向上に寄与することを目的に、昨年8月に施行された。農林水産省以外にも各省庁も連携し支援を行うもの。

 同町によると、農水省が行う事業補助率のかさ上げなどの支援を受けられる「指定棚田地域」に同町らが色川地域を申請し、昨年12月に指定されたという。それを受け、色川地域の振興を目的に各区長や就農者の代表、東牟婁振興局、町などで構成される棚田地域振興協議会が発足された。

 協議会では振興法に基づき、地域振興や地域内の棚田などの保全に関する活動を定めた「指定棚田地域振興活動計画」を作り今年7月、国に提出した。認定を受けることができた場合、達成を要件にその計画に沿って活動すると中山間地域等直接支払交付金の棚田地域振興活動加算の活用が可能となるという。

 浦会長は「皆さまに棚田地域振興法や協議会の活動をご理解いただきたく今日の開催となった。有意義な時間にしていただけたら」とあいさつ。

 大川さんは棚田の役割や振興法、指定棚田地域について解説。棚田地域における課題として、農村地域の高齢化と人口減少、担い手不足による耕作放棄地の増加、鳥獣被害などを挙げた。

 解決方法として、さまざまな支援に触れ▽地域おこし協力隊▽特定地域づくり事業協同組合制度▽ボランティアなどを活用▽移住者の活用による担い手確保▽各支援による育成▽棚田地域の振興活動の強化▽田オーナー制度の取り組み拡大や農村交流体験イベントなど関係人口の創出拡大▽地域の特色を生かした作物や産品の販売による地域のPR情報の発信▽6次産業化の取り組み―などを提案した。

 大川さんは「地域活性化の主役は住民の皆さん。将来どのような地域にしたいのかを一人一人が考え、行動に移していくことが重要」。

 各省庁の事業活用を勧め、「人と人や集落間のつながりを強め、課題を解決しながら、活力ある地域を目指していただければ」と締めくくった。

 その後、質疑応答があり、午後6時からは夜の部の勉強会が行われた。

(2020年8月4日付紙面より)

棚田地域振興法について学ぶ住民ら=2日、那智勝浦町の口色川会館
大川武士さん
2020年08月04日
126 かわいいミニ財布作る
 ふれあいいきいきサロン牡丹  (紀宝町 )

 紀宝町鵜殿の「ふれあいいきいきサロン牡丹(ぼたん)」は1日、老人憩の家讃寿(さんじゅ)荘で8月のサロンを開催。女性19人がミニ財布作りを楽しんだ。

 サロンは毎月1回開いており、今回も新型コロナウイルス対策として検温、手指消毒、マスク着用などの対策を取った。

 ミニ財布はポケットが広く、コインケースにもなる。前日に試作したスタッフが各テーブルで作り方を教えた。

 参加者は持ち寄った布を型紙に接着剤で貼り、型に沿って折り込むなどした後、ボタンを取り付けてオリジナル財布を作った。また、有志が提供した布も使い、2時間ほどで二つを完成させた。

 代表の高見清子さんは「皆さん、月に1回のサロンを楽しみにしている。新型コロナ対策を取りながら今後も継続したい」と話していた。

(2020年8月4日付紙面より)

財布作りを楽しむ参加者=1日、紀宝町鵜殿
かわいい和柄の布財布
2020年08月04日
127 思い一つに「平和のベル」
 サ市から新宮市へ呼び掛け  (戦後75年 )

 今年は太平洋戦争終結から75年。75年前の8月6日と9日、人類史上初の原子爆弾が広島と長崎に投下された。全米国際姉妹都市協会(SCI)はこの節目を迎えるに際し、平和への願いを込めて姉妹都市間で同じ時間にベルを鳴らす取り組み「日米姉妹都市間ベルリングプロジェクト」を実施する。新宮市によると、市の姉妹都市である米国カリフォルニア州サンタクルーズ市から新宮市民に対し、同プロジェクトへの参加の呼び掛けがあったという。

 同プロジェクトは、カリフォルニア州で草の根国際交流に携わる人々の中から生まれたもの。その一人である日系アメリカ人3世の写真家、リチャード・フクハラ氏は原爆で亡くなった人々やアメリカ在住の「ヒバクシャ」のストーリーを語り継ぐことに力を注ぎ、原爆記念日に世界中でベルを75回鳴らすという夢を抱き亡くなった。

 日本とアメリカの間には現在455の姉妹都市が存在する。SCIでは、戦後に広まった姉妹都市の友好関係を重要視する中、新型コロナウイルスの世界的な流行の影響で日米間交流活動が制限されている現状を鑑み同プロジェクトを発案。悲惨な戦争を繰り返さないよう、平和を願って心を合わせ、相互尊重や理解、協力を通じて平和を推進していくという象徴的な意義が込められている。

 プロジェクトの実施日時は、原爆投下に合わせた6日(木)午前8時15分からと、9日(日)午前11時2分からの2回。原爆投下時間を知らせるサイレンに合わせて黙とう後に75回、もしくは44秒(6日)、47秒(9日)の間ベルを鳴らす(それぞれの原爆投下から上空で爆弾がさく裂するまでの秒数に準ずる)。

 6日は各自での取り組み。9日はサ市との中継をオンラインで行う。ベルは各自準備(大小や素材など問わず)する。参加は1人でもグループでも可能。ハッシュタグ「#USJapanBells」を用いて写真や動画を会員制交流サイト(SNS)で投稿することもできる。

 サ市との中継を見たい人は、参加希望の旨を市役所内の新宮市姉妹都市親善協会事務局(sistercity@city.shingu.lg.jp)にメールで送る。

 SCI日本委員会では「ベルを聞きながら、ともに平和への祈りをささげましょう。思いを一つにすることが大切です」と参加を呼び掛けている。

(2020年8月4日付紙面より)

2020年08月04日
128 Newパンダくろしおが熊野入り
 サステナブルSmileを次の世代へ  (JR新宮駅 )

 和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」とJR西日本が共同で開発した新たなラッピング列車「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」が7月31日の最終便で初めて新宮駅に到着。8月1日午前10時28分に新大阪に向けて出発した。同列車は7月23日に運行を開始した。

 新たなラッピングデザインは「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに、人々が出会い、笑顔が生まれ、多様性と持続性あふれる安全・安心で豊かな未来に貢献したいという両社の思いを表現した。

 正面には「サステナブル Smile」を次の世代へ贈り継ぐ象徴としてジャイアントパンダの親子をデザイン。側面は車両ごとに「親子」「ジェンダー平等」「クリーンなエネルギー」「人種差別」「海の豊かさ」「環境保全」などを表現し、人と動物と自然が豊かに暮らす世界観を表している。

 同列車の他に、「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」はすでに2編成運行しており、それぞれの運行予定は運行前日にTwitter(ツイッター)「パンダくろしお運行スケジュール」で知ることができる。

 また、JR西日本では運行開始を記念し、4日より、新大阪駅や大阪駅、京都駅などで「パンダくろしお弁当」を販売開始する(税込み600円)。パンダを模したおにぎりにオムレツやスパゲティ、笹餅など、子どもが楽しめる内容となっている。

(2020年8月4日付紙面より)

Newパンダくろしおが新宮駅入り=1日、新宮市徐福のJR新宮駅
2020年08月04日
129 新翔サヨナラで敗れる
 高校野球和歌山大会  
2020年08月04日
130 差別をなくす取り組みを  全職員対象の人権学習会  (紀宝町 )
2020年08月04日
131 熱戦繰り広げ、全力出し切る  中学校総合体育大会  (熊野市・南牟婁郡 )
2020年08月04日
132 離れていても5児童館交流  チャレラン大会スタート  (新宮市 )
2020年08月04日
133 涼しい室内で学習に励む  中学3年生が登校日  (新宮市 )
2020年08月04日
134 「好きなもの」写真に残そう  市長の子どもカメラ教室  (新宮市 )
2020年08月04日
135 コロナを警戒し臨時閉鎖  潮岬望楼の芝キャンプ場  (串本町 )
2020年08月04日
136 交付金活用し14事業展開  新型コロナ対応予算承認  (古座川町 )
2020年08月04日
137 平和の大切さなど再確認  新宮ユネスコが「ピースウオーク」  (那智勝浦町 )
2020年08月02日
138 避難者の安心安全を確保
 職員らが避難所設営訓練  (新宮市 )

 新宮市防災対策課と避難所担当職員ら8人は7月31日、同市野田の市福祉センターで新型コロナウイルス感染症対策下における避難所設営訓練を実施した。本格的な台風シーズンを前に、「3密」を避けるためのレイアウトや避難者受け入れ態勢・手順などを確認した。

 市では、避難所における新型コロナ対策として「3密」「熱中症」への対策を中心にレイアウトや必要資機材などを決め、避難所の開設と運営の訓練を重ねている。

 市内の風水害指定避難所22カ所でも随時訓練を実施しており、同センターでの訓練は7月中では3回目。市の昨年度の避難実績は、8月14日の台風10号で164人(うち、福祉センター27人)、10月11日の台風19号では141人(同37人)だった。

 この日の訓練では、局地豪雨や地震発生など、緊急度・切迫度の高い状況を念頭に、より短時間で避難所を開設し避難者の受け入れを開始することを目標とした。和歌山県からサンプル提供された段ボールパーティションの設置訓練もあった。段ボールパーティションは、8月中に900枚が県から支給されるという。

 職員らはA・Bの2班に分かれて受付や避難スペース、体調不良者用スペースなどを設置し、班ごとの動きを確認しあった。また、体調不良者に対する健康状態チェックシートを使った聞き取り訓練も行った。

 訓練後、山下泰司・防災および危機管理担当部長が講評。「本日のような訓練を生かして、避難者が安心・安全に過ごしていただける運営をしていきたい」と決意を述べ、市民に対し「いざというときには市からの避難情報に留意し、取るべき避難行動を心掛けて」と呼び掛けていた。

 防災対策課の廣井和樹課長補佐は「訓練を重ね、避難者を適切に受け入れられるように対策を講じていきたい。市民の方々には、コロナを恐れて躊躇(ちゅうちょ)することのないよう避難行動をお願いします」と話していた。

(2020年8月2日付紙面より)

検温や手指消毒の協力要請など、避難者受け入れ対応を確認した=7月31日、新宮市福祉センター
段ボールパーティションの設置方法を確認
2020年08月02日
139 役場庁舎で2回目の分散勤務
 新型コロナ対策を強化  (紀宝町 )

 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を強化するため、紀宝町は7月31日から、職員が別の建物で業務に当たる分散勤務を開始した。役場庁舎に隣接する防災拠点施設5階の防災研修室とフロアにワークスペースを設け、各課の職員20人が業務に取り組んでいる。

 4~6月に続く2回目の処置で、庁舎内の正規職員84人のうち、理事と課長を除く各課2人程度を別庁舎に移した。期間は9月25日(金)までの約2カ月で、2週間のローテーションで職員を入れ替える。

 町では新型コロナに対応した事前行動計画(タイムライン)を策定しており、現在は近隣市町で感染者が確認されたステージ4。職員は検温や体調チェックをするなど、万が一の町内発生に備えている。

 役場庁舎入り口には手指消毒用アルコールを設置し、来庁者にはマスク着用を呼び掛けている。

(2020年8月2日付紙面より)

紀宝町が分散勤務を開始=7月31日、紀宝町防災拠点施設
2020年08月02日
140 「夏休み元気に過ごして」
 小中学校などで終業式  

 新宮市、太地町、北山村の小中学校、保育所で7月31日、終業式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大による長期の臨時休校に始まり、生活様式の変化やクラブ活動の制限など多くを経験した1学期が終了し、1~2週間程度の短い夏休みに入った。

 新宮市立王子ヶ浜小学校(山本眞也校長、児童342人)では、校内放送で終業式を実施した。

 山本校長は「学校が始まったばかりの頃は皆さんの表情が硬く、心配していたが、体育やプールでは笑顔で歓声を上げる様子が見られた。今日配られる通知表には1学期に皆さんが頑張ったことが書かれている。夏休み中も読書感想文や自由研究など、自分の得意を生かして挑戦してほしい」とあいさつ。

 児童代表の千葉颯斗君は「外出を控え、計画的に宿題をしながら、楽しい夏休みを過ごしてください」と呼び掛けた。続いて生徒指導部から▽ルールや決まりを守る▽自分の命は自分で守る▽宿題も含め計画的に過ごす―の3点の諸注意があった。

 1年2組の教室では担任の松村圭教諭が一人一人に「毎日休まず学校に来てくれたね」「漢字をきれいに書いていたね」と声を掛けながら通知表を渡し、「新型コロナや熱中症に気を付けながら、夏休みを元気に過ごして」と呼び掛けた。

  □     □

■市町村ごとの夏期休業期間

 新宮市の夏期休業期間は1日~16日(日)だが、中学3年生のみ3日(月)~7日(金)の午前中を登校日とする。太地町は1日~19日(水)、北山村は1日~20日(木)。なお、那智勝浦町は6日(木)~19日(水)、県立高校は8日(土)~16日(日)に夏期休業期間を設ける。

(2020年8月2日付紙面より)

初めての通知表を受け取る1年2組の児童=7月31日、新宮市立王子ヶ浜小学校
2020年08月02日
141 串本古座3回戦で敗れる
 高校野球和歌山大会  
2020年08月02日
142 神倉少年野球クラブが優勝
 第38回学童軟式野球大会決勝  (マクドナルドカップ )
2020年08月02日
143 みんなで園舎をピカピカに  丹鶴幼稚園で大掃除  (新宮市 )
2020年08月02日
144 東海が梅雨明け  平年より11日遅く  
2020年08月02日
145 オリジナルマスク頒布中 熊野本宮大社 
2020年08月02日
146 大切な人や自分の命を守るために  堀順一郎町長が呼び掛け  (那智勝浦町 )
2020年08月02日
147 補正予算と工事請負契約可決  那智勝浦町臨時議会  
2020年08月02日
148 自由な発想のアクリル画  前田稔夫さんが絵画展  (那智勝浦町 )
2020年08月02日
149 入院患者の面会禁止に協力を  新型コロナ感染防止対策  (紀南病院 )
2020年08月02日
150 お悔やみ情報
  
2020年08月01日
151 連携し観光づくりを模索 第1回よみがえり委員会 (田辺市本宮町)

 田辺市本宮町で、熊野本宮大社の九鬼家隆宮司を発起人とした「熊野本宮よみがえり委員会」が設立した。7月30日には同町の「世界遺産熊野本宮館」で第1回会議が開かれた。今後は同大社、町商工会、町観光協会が一体となり、初詣などを見据え新型コロナ禍中における分散型の参拝や観光の在り方などについて協議を行っていく。

 同大社の今年の初詣客は三が日で約47万3000人。今後も初詣や例大祭などの年間行事に県内外から多くの参拝者が訪れることから、感染リスクの高い3密の状態になることが予想される。

 委員会は、参拝者に対し「新しい生活様式の実践例」に基づいた分散型の参拝や神事の斎行を提案するために関係団体が内外から協力を得ながら協議し、より現実的な取り組みを模索した上で、感染症防止対策による「おもてなし」を発信し新型コロナの影響で低迷する地域の活性化を図ることを目的とするもの。

 この日の会議では、町商工会や町観光協会、同大社役員など、オブザーバーを含め約20人が出席。会の目的や規約、予算などを議案とし全てを承認した。役員選任では名渕敬・熊野本宮観光協会長を会長に選出した。

 名渕会長は「観光商工と神社は、元来強いつながりを持っている。これは新しい観光づくりの会。連携し安心安全な熊野を発信できるように協議を進めていきたい」と協力を求めた。

 九鬼宮司は「この連携はコロナ禍において大きな力になる。町の活性化だけでなく他のエリアが観光づくりを考える起爆剤となれば」と期待を込めた。

 来年の初詣を第一の目的に定め、初詣期間を延長した上での分散型の参拝やその周知と情報発信、密を避けるための観光動線、地域住民の安心安全の確保などを目標に今後、月に1、2回の会議を開催していく予定。

(2020年8月1日付紙面より)

第1回熊野本宮よみがえり委員会が開催された=7月30日、田辺市本宮町
2020年08月01日
152 感染拡大防止に役立てて
 ジブラルタ生命ら雑巾寄贈  (県内公立学校に )

 校内での新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててもらおうと、日本教育公務員弘済会和歌山支部(藤井孝宣支部長)と和歌山教弘(田中順也代表取締役)、ジブラルタ生命保険和歌山支社は、和歌山県内の全公立小中学校と支援学校に雑巾の寄贈を決めた。初の取り組みで463校に1万5000枚分を用意し、順次、寄贈する。

 7月30日には、新宮市立神倉小学校(藪中秀樹校長)に藤井支部長と和歌山支社の水守琢也さん、同支社新宮営業所に勤務し同校育友会長の大田講平さんが訪れ、藪中校長に雑巾を手渡した。

 藤井支部長は児童の安全確保に尽力する教職員に感謝し「現場の先生をできるだけ応援しようと寄贈した。ぜひ、役立ててほしい」と話した。

 同校では新型コロナ感染予防のため放課後に校内の消毒を行っており、藪中校長は「消毒や日常の清掃活動に使わせていただきたい。寄贈していただき感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた。

(2020年8月1日付紙面より)

藤井孝宣支部長(中)から雑巾の寄贈を受けた藪中秀樹校長(左)=7月30日、新宮市立神倉小学校
2020年08月01日
153 早場米の産地で稲刈り
 お盆の贈答用に毎年人気  (紀宝町 )

 東海地方有数の早場米の産地、紀宝町で7月31日、早くも稲刈りがあり、大里地区で中西和益さん、井内地区で南廣臣さんが作業した。今年は梅雨による長雨と日照不足が影響したが昨年より4日早く行った。

 2人は4軒の農家で組織した早場米部会に所属していたが、部会員の減少により7年前に解散。以降、125㌃の田んぼで栽培を続け、毎年、盆前に新米が食べられるよう3月下旬に田植え、7月下旬に稲刈りを行っている。

 今年もJA伊勢三重南紀地区を通じてお中元用に販売するため、3月23日に早場米のアキタコマチを植えた。収穫した新米は盆前の8月6日(木)から熊野市有馬町のファーマーズマーケット「ほほえみかん」などで販売する。価格は5㌔2300円。

 この日、中西さんは30㌃の田んぼで稲刈りを開始。大型コンバインで刈り取り、1時間ほどで終えた。今年は300㌔近くを収穫し「新米を楽しみにしてほしい」と話していた。

(2020年8月1日付紙面より)

稲刈り作業する中西和益さん=7月31日、紀宝町大里
2020年08月01日
154 活動の際に役立てて
 県防犯協議会連合会が夏用マスク寄贈  (新宮警察署 )

 新宮警察署(小畑博昭署長)で7月30日、和歌山県防犯協議会連合会から寄贈された夏用マスクの贈呈式があった。防犯ボランティアを務める3団体の代表者が来署し、小畑署長からマスクを受け取った。

 夏季を迎え日頃、児童や生徒の見守り活動や防犯パトロールを実施している同団体に対し、活動の際に役立ててもらいたいとの思いから連合会が16日に同署を訪問。軽く、通気性の良い夏用マスク340枚を寄贈した。

 この日は約10団体を代表して熊野パトロール隊の天野川宏子会長、同署少年補導員連絡会の田代知美会長、勝浦ニュータウン見守り隊の峰武久会長が訪れ、小畑署長が3人にマスクを手渡した。

 贈呈を受け、天野川会長は「寄贈という心遣いにありがたく思います。感染症はもちろん、猛暑の季節となり熱中症にも気を付けながら大切に使っていきたい」。田代会長は「暑さで体力が消耗しやすい時期に夏用マスクを頂きうれしい。少しでも貢献できるよう、今後も活動を強化したい」。峰会長は「一つの大きな励みになります。メンバー一同、気持ちを新たにして交通安全に努めていきます」。

 小畑署長は日頃の活動に感謝し「現在、新宮・東牟婁地域は犯罪、交通事故ともに減少しており、ボランティアの方々が昼夜を問わず熱心に活動してくれているおかげ。警察だけでは決してできません。寄贈していただいたマスクを有効活用してもらって今後も協力してもらい、より連携を強くしていければ」と話していた。

(2020年8月1日付紙面より)

贈呈式に出席した(左から)小畑博昭署長、天野川宏子会長、田代知美会長、峰武久会長、中村光利・生活安全刑事課長=7月30日、新宮警察署
2020年08月01日
155 近畿が梅雨明け  高温、熱中症に注意  
2020年08月01日
156 東牟婁地方大会が中止  新型コロナの影響で  (中体連 )
2020年08月01日
157 永年企業、優良店舗を表彰  新宮商工会議所  
2020年08月01日
158 杉森さん、和田さんを表彰 令和2年度観光功労者 (新宮市観光協会)
2020年08月01日
159 古道客は例年を下回る  大門坂茶屋もコロナ感染予防を徹底  (那智勝浦町 )
2020年08月01日
160 コロナや熱中症対策学ぶ  いきいきサロン浦神  (那智勝浦町 )
2020年08月01日
161 夕方~夜間のシカに要注意  道路交通情報表示板で広報  (串本警察署 )
2020年08月01日
162 町民に現金1万円を給付  臨時会で関係予算案承認  (古座川町議会 )
2020年08月01日
163 長雨おさまり炊き出し活発  姫ひじき生産組合加工場で  (串本町 )
2020年08月01日
164 国内外の同世代と意見交換  2年生2人がウェブ会議で  (串本古座高校 )
2020年08月01日
165 かわいいキーホルダー作る  「いきいきサロンひまわり」再開  (紀宝町 )
2020年08月01日
166 紀の宝プレミアム商品券  5000円分お得に  (紀宝町 )
2020年08月01日
167 お悔やみ情報