2017年02月16日
方言は貴重な文化遺産
城和生さんの新宮弁講座
健人大学
111人が出席した健人大学2月講座=14日、新宮商工会議所

 新宮市の健人大学2月講座が14日、新宮市井の沢の新宮商工会議所であり、本紙や市広報誌で『新宮弁講座』を連載した城和生さんが「我がらの新宮弁講座」をテーマに講演した。「方言は地元の貴重な文化遺産」と述べ、新宮弁を守ってほしいと訴えた。

 「大阪弁に近づいたらあかん」と城さん。東京弁や名古屋弁は基本構造が違うので大丈夫だが、大阪弁は似ているため無意識に新宮弁と交ざってしまうと指摘。新宮弁の「二大基本表現」として「しやる」「言やる」「見やる」などの『~やる』と「知ったぁる」「生きたぁる」などの『~たぁる』を紹介。「新宮人なら『知っとるやんか』ではなく『知ったぁるゲー』と言ってほしい」と話し笑いを誘った。

 「南紀・熊野・新宮弁の二大特徴」として「~やだ」「~わだ」などの語尾、「ディープな熊野言葉」として「まいしょうら」=やめておこう、「ふうわりぃ」=みっともない=も紹介。「語尾に付けるゲーとヨーは絶滅危惧種。今の若者の間では使われなくなっていてさみしい」と話していた。

(2017年2月16日付紙面より)

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111人が出席した健人大学2月講座=14日、新宮商工会議所
城和生さん